鎌倉朝日新聞 (2月1日号 2019年 第479号)

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4者間で防犯に関する協定書を締結

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防犯パトロールのステッカーを貼った収集車

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朝の交通安全指導

資源回収車が防犯パトロール

鎌倉市・警察署と協定締結

市の委託で家庭から出る紙類、ビン・缶などの回収を行っている鎌倉市資源回収協同組合(木村邦雄代表理事、組合員17社)は、1月15日、市と鎌倉警察署、大船警察署の4者で防犯に関する協定を結んだ。巡回中に犯罪や不審者の通報、子どもや高齢者の見守りなどに協力する。 収集車は平日の午前8時半ごろから午後4時ごろまで、一日60台から多いときは80台が市内を巡回して作業を行っている。トラックに「防犯パトロール」のステッカーを貼り、今回新たに回収車にドライブレコーダーを搭載し、警察の要請があれば画像を提出する。 調印式で松尾崇鎌倉市長は「市内で不審者情報が年40~50件あるので、今回の締結を心強く感じる」と話した。 両警察署によると、管内で大きな事故はなかったが、昨年の刑法犯認知件数は、鎌倉署で前年より94件増の443件、大船署で昨年より1件減の382件あったという。鎌倉署・宮村栄署長は「官民一体の地域活動を今後署員一丸となって全力で取り組んでいきたい」と力を込めた。 同組合が防犯パトロールを行うきっかけとなったのは、手広の交差点での児童の通学の安全指導という。近隣の笛田町内会に協力して、3年ほど前から平日の午前7時半~8時ごろまで横断歩道で旗振りを行っている。 凍えるような寒さの1月18日、町内会の中村美重子さん(50代)、小澤實枝子さん(84)と共に指導にあたっていた組合の長島譲さん(38)は「急な飛び出しなども多いので安全の一助になればと思う」と話した。 朝だけでなく巡回中見守りをしようということになり今回の締結につながったという。 組合の田中保行副理事長は、「今後市民の生活を支え、ともに歩んでいきたい」と締結を喜んだ。


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車イスの人が着物で鎌倉散策

市民団体の支援で

車イスの人にも着物を着て街を歩いてもらおうと「車椅子でも大丈夫!着物で鎌倉散策」が1月25日行われた=写真。障害者への情報提供や、バリアフリービーチなどの催しを実施している「湘南バリアフリーツアーセンター」(榊原正博理事長)の主催で、今回で4回目。鎌倉・小町通りのレンタル着物店で着付けやヘアメイクをしたあと、昼食をとり、鶴岡八幡宮周辺を散策してお茶を飲んで解散するコース。車イス利用者3人と健常者4人が参加した。 「一般の人より着物経験豊富かも」と宍戸かつ子さん(63)。長野県から日帰りで参加した横澤由紀さんは「うれしい」と明るい笑顔でスタッフたちと散策を楽しんだ。


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鎌倉みほとけ紀行(89)

建長寺・ 済田地蔵尊(木造地蔵菩薩立像)

鎌倉五山第一位建長寺は1253年(建長5)五代執権北条時頼によってわが国最初の禅宗専門道場が開かれました。開山の渡来僧・蘭渓道隆によって中国宋朝からの純粋禅が直輸入されたのです。旧来の保守的な仏教、そして知識や教養を単に問うことでなく純一に道を究める修行と高い精神性を問う新しい宗派こそ「禅」でありました。その禅はいまなお世界に「ZEN」としてひろまり現代人の精神修養としてひろがりをみせています。 さて、そんな禅の道場「建長寺」のはじまりは鎌倉の中心地の外れ、巨福呂坂を登った「地獄谷」といわれた刑場地でした。その刑場にあった心平寺という地蔵堂が建長寺のはじまりなのです。 心平寺にはある霊験話が残っています。刑場での出来事、済田左衛門金吾という者が無実の罪で斬首されようとしたが、討手の武者が刀を何度ふりおろしても左衛門の首は切れなかった。実は彼は日頃より信仰していた一寸八分の地蔵像を髺(ともどり:まげ)の中に念持仏として納めていたためで、そのかわり地蔵の背にくっきり刀傷が残った。まさに地蔵が身代わりとなって左衛門を救ったのです。 地蔵菩薩のご加護によって救われたこととしてこの地蔵菩薩を心平寺地蔵の頭中に納め、時が経ち建長寺が開創されると仏殿本尊の胎内に移されました。現在は別に安置され、年に一回秋の宝物風入れに方丈正面内陣におまつりされます。大伽藍を誇る建長寺の御本尊はわずか一寸八分の通称、済田地蔵(身代わり地蔵尊)であったという面白いお話です。
一木造、彫眼、金泥塗、厨子入り。像高5・3㎝、年代不詳。


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秋葉神社のサクラ

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住吉神社

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住吉神社のスポット

かまくらの不思議を歩こう(21)

火の神、海の神のパワー  大貫昭彦


*鎌倉の大文字焼? 前回に続いて材木座のパワースポットを紹介します。光明寺の裏山にある秋葉神社と住吉神社です。秋葉神社は江戸の初めに浜松の本宮神社から分霊し社で、山上に社殿があります。明治30年頃までは盛大な「おかがり焚き」神事が行われ、赤々と燃える火は長谷、扇ガ谷の町からも見えたそうです。京都の大文字焼を思わせる風景だったかも知れません。現在も5月の第3日曜日に稚児行列などが行われます。
*秋葉山の石仏群 境内を通って秋葉山に向かうと山裾に鳥居があります。大根師は「ここで空気が変わった。でも悪い匂いではない」とつぶやきました。鳥居の先には点々と石仏が立っています。どれも子どもの戒名をつけ、2体ずつ並んでいます。山上に向かう人と目が合うように立っているので皆、手を合わせます。社殿が建立される10年前、元禄の大地震があり鎌倉は津波に襲われました。この犠牲になった子も石仏の中に混じっているかもしれません。
*火の神の力 秋葉山は悲しい歴史を刻んだ山ですが、パワースポットはどれもエネルギッシュで、お参りした人たちには感動的でした。強いパワーを発する場所は、社殿正面の左手前5mと2mの位置です。5mのスポットでは体の揺れる人がいました。2mの所では下から力が上って手まで温まるといいます。スポットは無数あって桜の幹に触れて感じる人、社殿の裏で手をかざす人、実に様々でした。社殿の軒下を一回りしたら膝が楽になったという人もいます。「靴の中まで温かくなりましたよ。あなたは感じません?」鈍感な者は恥ずかしくなるほどです。
*住吉城の戦い 住吉神社は材木座海岸から逗子市に入った正覚寺の裏山にあります。ここは住吉城址の一角です。城の北に鎌倉と逗子をつなぐ古東海道が通り、古代から人と物の出入りを監視していました。頼朝が旗揚げした時は、目の下の海岸で平家方の畠山氏と源氏方の三浦、和田の軍が戦っています。戦国時代には、三浦道寸と新興勢力の北条早雲が城の取り合いをしています。
*城の構造 住吉神社は本丸の裏手に当たり、海から来る敵に備えた所だったと思われます。地形も正覚寺の本堂、墓地、神社のある平地が3段になっています。守備兵や武器を置く「平場」、「武者溜まり」と呼ばれる所です。昭和時代には敵に向かって投げる「つぶて石」がいくつも転がっていました。社殿の後ろにも城の遺構が見られます。小さなトンネルで本丸に通じていましたが、今は本丸部分が宅地になって抜けられません。中でくの字に曲がっているので、「くらがりやぐら」と呼ばれていました。攻め手には、前方が暗いので厄介なトンネルです。
*軽やかなパワースポット ここは戦場でしたからおどろな場所と思っていたのですが、向拝の下は意外とさわやかスポットのようです。「波の上にふんわり立っている気分!」そんな感想を言う人がいました。現在、鶴岡八幡宮の宝物館に保管されている住吉神は亀の靴を履いています。ふんわり感はその姿に由来するのでしょう。最も強いスポット社殿の中にあるようで、建物に倒れかかる人もいます。社殿の裏で撮る写真には光の筋がよく入る、下の平場にはいつも線香の香が流れている。霊能力の高い人には実に不思議な空間のようです。


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新春を寿ぐ催し多彩に

鎌倉市消防出初式

新春恒例の鎌倉市消防出初式が寒風の吹く1月6日、鎌倉市山崎の山崎浄化センターで行われた。 式典で、消防団永年勤続功労者の県知事表彰と、自主防災活動優良団体、優良消防分団、消防団勤続20年・15年の市長表彰があった。 そのあと大船と鎌倉のとび職組合の木遣りとまといの振込み、はしご乗りがあり、高さ約6㍍のはしごの上で体を横にしたり、逆立ちしたりの妙技に会場から大きな拍手が起こった=写真上。 消防部隊による災害救出活動ではドローンやロープを使用した訓練があり、団員たちのきびきびした動きに観衆は大きな拍手を送った。最後は消防団による迫力ある一斉放水で締め括られた=写真下。


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腰越漁港で船祝い

晴天無風の1月4日、一年の大漁と海の安全を祈る「船祝い」が早朝から鎌倉・腰越漁港で開かれ、親子連れら2千人を超える人出があった=写真。 相州神童太鼓の勇壮な和太鼓の演奏のあと、大漁旗で飾られた船の上から船主たちのみかん撒きが始められた。 初めに恵方の海に向かってミカンが投げれらた後、ミカンや駄菓子が大量に撒かれ、集まった人たちは両手を広げて競い合ってキャッチし、持ってきた袋をいっぱいにしていた。


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右から高橋会長、一龍斎貞鏡さん

市商連新年会

鎌倉市商店街連合会(高橋令和会長)の新春講演会と新年会が1月10日市内のホテルで開かれた。 講演会では、プロとなって12年目の講談師・一龍斎貞鏡さんが張り扇で釈台を叩き、リズミカルな話芸で落語と講談の違い、講談師になったいきさつや体験談を話し、「愛宕山出世の石段」などの講談を披露。毎回適度な緊張感をもって臨んでいることなどを語り、会場の拍手に包まれていた。 新年会では高橋会長が「4月ごろから鎌倉、藤沢の両商工会議所が連携して『キャッシュレス決済』に取り組むので、これを機会に事業の発展を祈りたい」と挨拶した。


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鎌倉の新成人1485人

1月14日の成人の日、鎌倉では鎌倉芸術館で成人の門出を祝う式典が開かれた=写真。 総務省の人口推計では今年1月1日付で20歳の新成人は125万人。鎌倉市内では昨年より23人多い1485人で、うち74%の約1100人が式典に参加した。 同芸術館前には式典開始前から華やかな振り袖や、羽織袴、真新しいスーツなどに身を包んだ新成人が集まり、記念撮影したり、友との再会を喜んだりしていた。我が子の晴れ姿を見守る保護者の姿も見られた。 式典は鎌倉市主催、29人の来賓が出席し、新成人で構成した実行委員会の企画・運営で進行した。松尾崇鎌倉市長は「今回のテーマを『なす』としているが、これまでの人たちのなし得なかったことに挑戦して新しい価値を築いてほしい」と挨拶。 教育委員で浄智寺住職の朝比奈恵温さんは「どんな風が吹こうとも天空の月のようにできごとを冷静に受け止める精神を養うこと、お世話になった人への感謝の気持ちを忘れてはならないこと」を切々と説いた。


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木版画 藤本宿

谷戸の風(65)

日本の皇室  山 内 静 夫

大正、昭和、平成、三世代を生きてきた。と言うと、随分長生きのようにきこえるけど大正は一年六ヶ月しかないのだ。大正十四年、の生れだから、生れて一年半で年号が変ったので大正生れとは名ばかりだ。私の人生の殆どは昭和である。平成は三十年だから昭和が六十年ちょっととなる。こんなことを書くのも今年新しい年号を迎えるからだ。 昭和から平成に変った時のことは、平成の二字を小脇に抱えた小渕さんばかり印象に残っていて、年号そのものについては特別の記憶はない。然し今回は全く事情が異なるように思う。それは日本の皇室に初めて上皇が生れることだろう。皇室内のことで公務のあり方など知る由もないが、恐れ多きことながら父と子であるということは、お仕事をなさる上で御遠慮のようなこともおありではないかと言葉は悪いが下衆の勘繰りで、新天皇のお気持を思ってみたりするばかり。然し日本の新皇室に国民のひとりとして頼もしさを感じるばかりであった。 現天皇の御在任中の国民に対するおやさしいお心づかい、同時に思う、皇后へのおいたわりのお気持ちなど、両陛下のお心はこの間の国民の皇室への信頼をどれ程深めて頂けたか、この事ほど日本国の国の力を国の内外に示されたことはない。そのことを国民のすべてにお示し頂けた。有難いと申し上げるか、こんなにうれしいことはなかった。 どんな政治より日本は、この国体があってこそと、何度でも心にきざみつけずにいられないと、今私の気持はすっきりと晴れわたっているのである。


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白式尉(猿楽の翁)=井伊家秘蔵能面能装束展(1984年)図録より

文学つれづれ(169)

翁と乙女(十一) 赤羽根龍夫

美しく着飾った早乙女が五、六十人ほど田植えする傍らに、破れ傘をさしたへんてこりんな格好をした田主と呼ばれる翁と、むらな化粧をした「あやしの女」が並んで立っているという『栄花物語』の描写は、祖先神としての翁の傍らにほうふつと現れるのは、うら若い乙女であるという私の仮説のよく当てはまる情景である。 しかしそれではなぜ神としての翁や、巫女としての乙女がいかにも品のない怪しい風体としているのであろうか。そのことの意味を問う前に、日本美の頂点に位置している能楽で最も神聖視されている「翁」の源流を尋ねなければならない。  能の中でも「翁」は特別なものとされ、この曲を演ずる能役者は家族とは別のかまどで煮炊きした食べ物をとり(別火)、長い間、禁忌生活(潔斎)を送らなければならない。いよいよ「翁」が演ぜられる時は、はじめに翁飾りということがあり、鏡の間に翁の面を神として安置し、餅や神酒を供えて舞台に出る全員がこの神酒を頂くのである。翁飾りがすむと揚幕の下で切火が行われ舞台が清められる。そして面持を先頭に翁役のシテ、千歳(せんざい)役のツレ、三番叟(さんばそう)、囃子(はやし)方、地謡の順で舞台に登場する「翁渡り」が行われるのである。 一体なぜ「翁」をこうまで神聖視するのであろうか。能の翁とは一体誰なのであろうか。 『申楽談義』で翁の作法について簡単にふれた後、世阿弥は、「三番申楽、おかしきことはすまじき(してはいけない)ことなり、近年人を笑わする、あるまじきことなり」という。「翁」には白色の面をつける主役(シテ)の翁と翁もどきの、黒色をつけ狂言方が演ずる三番叟が含まれている。世阿弥はこの三番叟を滑稽に演じてはならない。近年、滑稽に演じて人を笑わせる傾向があるが、もってのほかであると言うのである。それ以来現代にいたるまで翁はずっと厳粛に演じられてきた。 『「翁」と喜劇精神』で野上豊一郎は、この翁の神聖・謹厳に対して疑問を投げかけた。もしそのように厳粛なものであるならば、翁の面はなぜあんなに屈託のない平和な微笑をたたえているのであろう。また、あのように愉快な、のんきな、わだかまりのない、むしろでたらめな民謡を口ずさんでいるのだろう。そして結局、「翁」はもともとは神聖なものではなく、翁は長寿を祝福する地主であり、三番叟は五穀豊穣を祝福する耕作者であり翁の後継者であり、ともに庶民の代表者であると結論づけるのである。 世阿弥も演能の目的を「諸人快楽」のためであるといっている。それが貴族のために演じられるるようになって庶民の娯楽ではなく、天下泰平、国土安穏を祝福するようになり、翁も庶民の代表者ではなくなり、遂には翁は神の変形だとされたのである。こうして翁は宗教化され儀式化されたというわけである。 確かに翁の厳粛さを取り除き、翁の中から生を肯定し生を楽しむ喜劇精神を取り出した野上豊一郎の指摘は鋭かったと言わなければならない。しかし彼は翁を単なる農夫とすることで翁の厳粛さと同時に神聖さも取り除いてしまったのである。 しかし今まで見てきたように、「翁」はやはり神事として演じられたのであり、神聖であると同時に滑稽でもある。世阿弥が「をかしにはすまじきなり」と言った時、彼は滑稽・物真似を表芸とした猿楽のコンプレックスを否定しようとした。彼の築き上げた幽玄の世界は冷え寂びた氷のような厳粛さのなかに花を見ようという世界であり、滑稽なものなど一切否定しているのである。
(神奈川歯科大名誉教授)


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寺と地元店が初コラボ

湘南七福神にちなんだ「福の市」

葉山町長柄の長運寺の新年の「福の市」が1月5と6の両日開かれ多くの人出があった=写真。 初めての試みで、逗子と葉山の初春の風物詩「湘南七福神」の御開帳期間に合わせ、地元の19店舗が境内に出店。参(サム)鶏(ゲ)湯(タン)やグリーンカレー、甘酒、焼芋などの温かい食べ物や手作り小物の販売、砂絵や花のワークショップなどを設け、参拝客を賑やかに迎えた。 一昨年、同寺の第17世に就任した遠藤陽(よう)仁(にん)住職(38)は、檀家以外の人にも寺に足を運んでもらえるきっかけを作りたいと、近隣で鹿児島の特産品を販売する「島の八百屋さん」に協力を依頼。同店の堤崎良子(りょうこ)さん(35)が、町内で出店実績を持つ仲間たちに呼びかけ開催につなげた。 同寺では毎年の参拝者に加え、福の市目当てに初めて訪れたという人も多く見られた。予想を上回る来場者に堤崎さんは「皆さんの温かい気持ちが集まる催しになった。湘南七福神めぐりの参拝者の増加にも寄与できたのでは」と手応えを実感。 地域との新しい関わり方を模索していた遠藤住職も「これまでで一番人が集まったのではないかと思う。今後も人や物をつなぐ場として続けていきたい」と人々との触れあいを喜んでいた。 湘南七福神は1973年から始まった。すべてが真言宗の寺であることも特徴で、葉山町では同寺の布袋尊、玉蔵院(恵比寿)と仙光院(毘沙門天)、逗子市では延命寺(弁財天)、東昌寺(福禄寿)、宗泰寺(大黒天)、光照寺(寿老人)の7寺が結ばれている。 (K)



NHK学園生涯学習フェスティバル

鎌倉市短歌大会
鎌倉市俳句大会 投稿募集

NHK学園が主催する「鎌倉市短歌大会」が5月16日、「鎌倉市俳句大会」が5月17日にいずれも鎌倉芸術館小ホールで開かれる。「山」。未発表の自作に限ります。 歌人の大下一真さん、尾崎左永子さん、永田和宏さん、東直子さんにあたる。 俳句の選者は、星野椿さん、宇多喜代子さん、星野高士さん、髙柳克弘、堀本裕樹さん。 入場無料、要入場券。 3月1日消印有効で作品募集。投稿用紙と投稿料(現金書留、郵便払込など)をNHK学園大会事務局へ。投稿料は自由題1首(俳句は2句)2千円、自由題1首(俳句は2句)と題詠1首(1句)2800円。入選作品集代込。
応募用紙のご請求や問い合わせは同大会事務局 042・572・3151(平日9時半~12時、13時~17時半)


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「ひと」
戊辰戦争の知られざる一面に光を当てた仏語教師

目黒安子(めぐろやすこ)さん

戊辰戦争で「朝敵」だった仙台藩の若者たちは明治の動乱期をどう生きたのか。3年前に急死した夫・目黒士門と、旧仙台藩士の夫の祖父が残した文章を読み解き『戊辰戦争後の青年武士とキリスト教』(4面に記事)という本にまとめ、世に出した。 「あまり知られていない史実なんです」。大阪の実家で祖父の遺文を発見し、自らのルーツ解明に取り組んでいた夫の遺志を引き継いだ。 仙台に生まれ、東北大学文学部でフランス文学を学んだ。夫とは大学の先輩後輩で、ともにフランス語学者。岩手大などで非常勤講師をしていたが、フランス語の先生にと請われて、1982年、岩手県久慈市にあるアレン短期大学(後にアレン国際短期大)へ赴任した。北岩手リアス海岸に面する土地。当時、盛岡から北上山地を越えて車で時に4時間。「簡単に引き受けたけど大変なところに来てしまった」と最初はため息。 男女共学の全寮制。全国から集まった学生の中には先生とまともに話したこともない子どもたちもいた。相談にのっているうちに「何となく離れられなくなった」と笑う。経営難から閉校に追い込まれた時は学長として、学校法人の理事長として文部省などとの交渉に奔走。2005年、最後の卒業生を送り出し退職した。 アレン国際短大は、困窮する岩手の農村を救済しようと戦前に久慈に移住したアメリカ人宣教師タマシン・アレンが、1970年に設立した。 「どんなに人物だったのだろう」と、学校に残っていた関係資料を集め「みちのくの道の先」(教文館)というミス・アレンの生涯を描いた本を2012年出版した。 20代で洗礼を受けたカトリック信者。今、西郷隆盛が残した「敬天愛人」という言葉が気に掛かる。天を敬い、人を愛する。キリストの言葉と相通じるものがあるのか。「今の日本の教育には、全年齢をつらぬく理念があってもいいのではないか。天を敬い畏れる心を失ってはならない」と思う。 1男2女を育てた。若さと元気の秘密は?と聞くと「鏡を見ない限り天下泰平」との答えが返ってきた。月2回の「みんなでフランス語を読もう」会で、フランス語をどうしたら日本語らしく訳すことができるか知恵を絞っている。鎌倉・大町在住。83歳。
(文・写真 三浦準司)


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健康百科通信(115)

地域包括ケアシステムと一つのリング
  医学博士、地域医療連携室室長 浅川 雅透

厚生労働省は現在、過去に例をみないスピードで進行する人口の高齢化に対応するため、要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、『地域包括ケアシステム』の構築を推進しています。そのためには、地域の多職種の方々が緊密に連携をとり、医療、看護、介護、生活支援の一体化したサービスの提供が必要であると言われています。 当院においても、鎌倉市の『地域包括ケアシステム』構想に基づき、2015年4月から地域包括ケア病棟の導入、運営を進めるとともに、『鎌倉西地区地域包括ケア研究会』という連携の会を立ち上げ、医師だけでなく、訪問看護師、包括支援センター、社会福祉士、ケアマネージャー、民生委員の皆様がそれぞれ苦労されているケースについて話し合い、顔の見える関係づくりを強化し、多職種連携による『地域で支える医療の実現』を目指しています。 この研究会で、深沢中央診療所の宮下明先生に意見を伺い、鎌倉市の多職種連携を象徴するシンボルが誕生しました。それが「かまくらリング」です。 このリングには込められた思いがあります。『患者さんの問題に職種の壁を越え平等な立場で話し合い、連携を深め、解決に導く。そして医療の弱者たる高齢者のためのセーフティーネットを構築する』ということです。この連携と連携の担い手がなければ、行き場のない高齢者が街にあふれ、生活も立ち行かなくなってしまいます。さらに連携を深め、市の地域包括システム構築のために貢献していきたいと考えています。

湘南記念病院副院長
鎌倉市笛田2―2―60
0467・32-3456


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大佛亭にて読書会

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あおぞら図書館

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貴重資料見学会

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おはなしひこうせん勉強会

図書館をより身近なものに

図書館とともだち・鎌倉

鎌倉には中央図書館をはじめ大船、玉縄、深沢、腰越の4地域図書館がある。図書館の賢い利用法、付き合い方を求めて活動する「図書館とともだち・鎌倉」の和田安弘代表にうかがった。

図書館と賢く付き合おう

“鎌倉文士”という呼称があるように鎌倉には多くの文学関係者が住んでいましたし今も住んでいますが、その鎌倉に図書館ができたのはいつ頃のことでしょうか。

1911年(明治44)です。現在の第一小学校(当時は鎌倉小学校)の敷地内に独立した建物として鎌倉町立図書館が誕生しました。この図書館の設立には多くの人たちが寄付を寄せたようですが、中でも東郷慎十郎という方が当時のお金で1千円と1千冊の図書を寄付し建てられました。この方は教育者ではないが教育熱心な方で、鎌倉の街には図書館が必要だと思い多額の寄付と自分の蔵書を寄付されたのだと思います。町が造ろうとしても日露戦争後で財政が厳しかったのです。

108年前に個人の寄付を基に図書館が建てられたということが鎌倉らしいと思われますが、他の自治体と比べては。

現存する神奈川県内の図書館の中では、鎌倉の図書館が一番歴史が古いです。

図書館のその後は。

最初の建物は関東大震災で倒壊してしまいました。ですから現在私たちが目にする建物は二代目で、1936年(昭和11年)に再建されたものです。この時の建設費も間島弟彦という方の遺志を継いだ愛子夫人の寄付が元となっています。鎌倉の図書館は地元の方の寄付で作られ、市民に支えられて営まれてきました。

図書館大好き:が集いに発展

そもそも私たちにとって図書館とは。

現代社会で人が一人前になるには教育にたくさんの時間をかけなければいけません。社会の仕組みや約束事、生きていく上での知識や技術を得るためには年数がかかります。学校を卒業してもそれで終わりではない。仕事についてからでも学ばなければいけませんし、一人の人間として生きていくためにいろいろなことを知ったり学んだりしないといけない。図書館は、どこに住んでいても身近にあり、全ての人に開かれていて全ての人が利用できる施設としてあり、そこで色々な資料や情報を無料で入手できる。そのような意味で学びのセーフティネットといえます。

図書館の長い歴史の中で貴会が生まれたきっかけは。

発足時からの会員によれば、図書館をよく利用していたお母さん方が何かのきっかけで知り合って「図書館のことをもっと知りたいね」「図書館ともっと親しくなりたいね」という思いで最初は7人のお母さんで会を創ろうということになったと聞いています。

それはいつですか。

1998年1月です。昨年発足20周年を迎えました。

図書館とともだち」という会名の意図したところは。

子どもでも親しめるやさしい感じの会名がいいね、ということでこの名称になったようです。活動をするなかで、図書館と友だちなのだから単に図書館を応援する、協力するというだけではなく友だちとして「ここはこうあってほしい」とか 図書館をより良くするために図書館にとって耳の痛いことも言わないといけないね、ということです。対等の関係としての友人関係ということです。

メニューいろいろ「ととも」の活動

具体的活動は。

◎勉強会
最近では「図書館のビジョン」をテーマに勉強会をしています。図書館の将来像が必要と考えて、図書館のビジョンを作れという陳情をしました。それを受けて図書館は図書館でビジョン作りをしていますが、自分たちも自らが考えるビジョンを作ろうという学習会です。
◎イベント
昨年は、5月に旧図書館の保存運動をやったときにお世話になった吉田鋼市先生をお招きして「鎌倉近代建築の歴史散歩」というテーマで講演していただきました。11月には「映画と本と図書館とⅰn鎌倉」という映画会を川喜多映画記念館と共催で開きました。 2月3日には中央図書館3階多目的室で「旧鎌倉図書館のこれからを考えるつどい」を開きます。講師は松本高広さん(松本社寺建設棟梁)です。午後2時開講。
◎読書会
隔月に読む本を2冊ぐらい決めて、その本について読後に語り合おうという会です。直近では昨年12月に『銀河鉄道の父』『日々是好日』などの本で開催しました。次回は2月15日午前10時からNPOセンター鎌倉で『ナガサキの郵便配達』『科学者はなぜ神を信じるのか』をテーマに開催します。非会員の方も参加できます。問い合わせは三浦(0467・25・2659)へ。
◎おはなしひこうせん
子どもの本に興味があってお話会の活動をしているお母さん方がととも(鎌倉とともだちの略称)の会の中で集まって始まった活動です。名称の由来は小学校とか色々な場所へ出向いていってお話をするので飛行船に乗ってお話を届けるというイメージで名付けられました。毎月第三木曜日に福祉センターで勉強会を開いています。1月は「おもち」がテーマの絵本や昔話を持ち寄って開きました。問い合わせは黒瀬(文末参照)まで。

連ととも朗読会は。

2013年に発足した会です。発表会は鎌倉芸術館や保育園で定期的にやっています。

20周年記念誌の内容は。

図書館を利用している人たちが図書館に望んでいることを知ったうえで「ととも」のビジョンを纏めようということで、いろいろな人たちの図書館体験や図書館に望むことを募ったところ50人ぐらいの人が原稿を寄せてくれました。それと「ととも」の20年の活動を振り返り、それを踏まえてビジョンを掲載する予定です。

これからの活動は。

中央図書館の3階に近代資料室がありますが、いまだ市民に公開されていません。貴重な資料をたくさん持っていますが、市民が閲覧できるような形になっていません。 また、色々な機関と連携し市民に情報を提供できるようなシステムを作れないかと思います。具体的には文学館や国宝館、市文化財課など色々なところと連携して何かできるのではと考えています。 昨年「身近な図書館作りプロジェクト」を行いましたが、図書館は身近にあるのが大切です。生活行動範囲の中に図書館がある、そのためにいまは5つ図書館がありますが、それでも図書館に行くのが不便だという地域がまだある。そういうところに図書館のサービスポイントを何らかの形で作るべきではないでしょうか。長期的にはこういう課題にも取り組んでいきたいと考えています。

現在の会員数は。

約130名です。

入会したい人は。

黒瀬さんに連絡を。

どうもありがとうございました。

図書館とともだち・鎌倉
鎌倉市御成町18ー10NPOセンター鎌倉
黒瀬方 0467・22・8545


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てらハウスへどうぞ=平日の放課後と土曜オープン

いざっ!!鎌倉てらこや(54)

「また、会いたい」を追い求める
鎌倉てらこや事務局長 小木曽 駿

年始の慌ただしさも落ち着きを見せ始めたころ、とある兄弟が初めて「てらこやハウス」にやってきた。参加のきっかけを保護者に伺ったところ、引っ越してきたばかりで、まだ新生活に馴染みきっていないとのことだった。 兄弟はやはり緊張していた。特に弟は話しかけてもぽつりぽつりと返事をするのがやっと。しかし、話をしているうちに「壁は落書きし放題なんだね!何か描いてみたい!」と次第に楽しみ方を見つけていった。 私も小学2年生の時に鎌倉に引っ越してきたが、自分の環境が根こそぎ変化してしまう転校は大きな不安を伴った。私たち大人が様々な背景を抱えながらきている以上に、子どもたちは彼らなりの悩みやストレスを抱きながら日々を生き抜いている。だからこそ、塾や習い事で忙しい現代の子どもたちにとって家庭や学校とはまた異なる形で自分自身を受け止めてもらえる「第三の居場所」の重要性は近年、一段と増しているのではないだろうか。 友だちと喧嘩をしてしまった。成績が思ったように上がらない…。悩みを抱えたときに思いっきり遊んで発散したり、誰かに相談したり、何をせずともそこにいるだけでほっと一息つける場所で「てらこや」はありたい。「いつ帰ってきても受け止めてくれる人がいる」という確信は、万が一、子どもたちが困難と直面したときに、自ら現実と立ち向かおうとする勇気をわずかばかりかもしれないが後押しできると考えている。 初参加の兄弟は、活動時間が終わると、「ばいばい!またね!」と言って、名残惜しそうに家路についた。また遊びに来てくれるという。これから同じ時間を共にしていく中で、自分の悩みを打ち明けてしまえるような、特別な存在を見つけてもらえたらと願っている。 どれだけ遊び尽くしても別れの時間に浮かべる、まだまだ遊び足りないという子どもたちの表情は、他のどの活動でも同じだ。より多くの子どもたちに、「また会いたい」と思ってもらえる関わりを求めて、2019年も様々な活動を展開していきたい。

鎌倉てらこや事務局
0467-84-9746(平日13~17時)
http://kamakura-terakoya.net/


鎌倉朝日新聞社

梅原猛氏=『日本思想の古層』川勝平太著(藤原書店)より

心のふる里を行く⑱

人類の存続を支える智恵 池田雅之

哲学者の梅原猛先生が、1月12日に93歳で亡くなられた。私自身が古稀を過ぎたこともあろう、恩師と慕う先生方が、次々と鬼籍に入られてゆく。   比較文化の研究方法で思い悩んでいた私に、決定的な方向性を示してくれたのは、梅原先生の著作であつた。特に「日本人のあの世觀」(中公文庫)と「日本の深層」(集英社文庫)は、日本文化の根っこ、源流でもあるアイヌ文化や縄文文化に眼を開かせてくれた。     多くの学恩を受けながらも、私は梅原先生に直接お会いしたことがない。しかし、この40年の間、手紙と電話のやり取りは何度かさせて頂いた。「ラフガデイオ・ハーン著作集」(恒文社)のための推薦文や父雅雄の遺著「野見宿禰と大和出雲―日本相撲史の源流を探る」(彩流社)の序文を書いて頂いたことがある。相撲好きの先生が、古代史の一コマとして関心を寄せて下さったのだ。   電話から聴こえてくる梅原先生の声は、天上から響いてくるようで、おおらかで優しくありながらも、予言者風の不思議な声音であつた。先生の文章を改めて読んでみると、あの独特な先生の声が、私の耳に届いてくるようである。     梅原先生の最期のお仕事は、西洋哲学を批判した「人類哲学序説」(岩波新書)と川勝平太氏と存分に語り合った「日本思想の古層」(岩波新書)であろう。後者の対談集から響き聴こえてくる声は、先生の最期のメツセージと思われる。人間中心主義が行き過ぎた西洋思想を批判しながら、自然と共生し、平和に生きていくための智恵を提示している。 その人類が生き延びるための智恵は、天台宗本覚思想の「草木(そうもく)国土(こくど)悉皆(しつかい)成仏(じょうぶつ)」にあるという。川勝氏は「このテーゼは梅原哲学の核心であり、日本列島に根をもつ思想であり、世界に通用する理念でもある」と述べている。梅原先生はそうした思想に帰らないと、人類の存続と文明の発展は危ういと警告を発しているのである。 梅原猛先生は、人類平和のための究極の思想を語り尽して、旅立たれたのである。ご冥福をお祈りしたい。
(早稲田大学名誉教授・鎌倉てらこや顧問)


鎌倉朝日新聞社

 『戊辰戦争後の青年武士とキリスト教
 仙台藩士・目黒順蔵遺文』

目黒順蔵 目黒士門著 目黒安子編

鎌倉市在住の元アレン国際短期大学教授・学長の目黒安子さんが亡き夫・士門が未完結のまま遺した原稿と資料をもとに「順蔵遺文集」を出版した。 長年空き家にしていた亡父の書斎から士門が見つけた祖父の遺稿。それは戊辰戦争に敗北した仙台藩の藩士だった祖父目黒順蔵が、明治維新という未曽有の転換期に江戸へ出て出逢ったキリスト教と西洋医学を両輪に破壊と改革の時代を力強く駆け抜けた青春の記録であった。 築地の外国人居留地に開かれた食住無料のフランス語塾に活路を求めた順蔵は、フランス革命を潜り抜けた宣教師たちの熱意と温情に満ちたカトリックの教えの中に藩の瓦解で失った尽くすべき「主」の姿を見い出す。 その後葉山に初めて置かれた小学校の校長として赴任するも、実家で医業を継ぐ長兄の死を機に西洋医学を習得。医師として地域医療に力を注いでいく。 幕藩体制から明治へと移りゆく混迷の時代の中、学究の精神と博愛の心で新時代の胎動の種を蒔いた青年士族の実録。
2800円(税別)風濤社   03・3813・3421


鎌倉朝日新聞社

 早春の鎌倉で特別参拝

僧侶と巡る十三仏巡礼

梅の香り漂う早春の鎌倉の寺社で2月4日〜3月19日の期間中、人数限定の「寺社特別参拝」と、「僧侶と巡る鎌倉十三仏巡拝」が実施される=写真。 主催は鎌倉十三仏詣実行委員会。 「寺社特別参拝」は各社寺によって異なるが、本堂特別参拝、或いは収蔵庫・庭園などの特別公開、講話などが行われる。1カ寺千円。予め応募が必要なものと当日受付のものがある。 「僧侶と巡る鎌倉十三仏」は、僧侶と共に各寺で般若心経を唱え、御朱印を受けながら十三仏(寺)を2日間に分けて巡る。1日11,000円(昼食付)。
問い合わせ同実行委   0467・40・3044


鎌倉朝日新聞社

新年のモーニングセミナー

鎌倉市倫理法人会 通信

「いざ、鎌倉!」54 歴史と伝統のある鎌倉を梁山泊に!
 ゴーン氏に学ぶ経営倫理

日産ゴーン氏の会社私物化が大きな問題となっています。法的に問題なければ、何をしても許されるという感覚が彼を支えているような気がします。 日産の立て直しの際、従業員21万人の首切り、営々と築いてきた虎の子の工場5カ所の閉鎖・売却、日産社員の天下り先である部品会社の大部分の株を売却という荒業で、帳簿上の大きな利益を産みだし、日産をV字回復させたと、世間からは高い評価を受けました。 多くの社員の思いを踏みにじり、彼らの人生のはしごを外したこの手法は、日本人には決してできなかった手法でしょう。挙句の果て、日本の自動車会社では考えられない見かけの高利益を得ました。また、彼は自分の収入向上にも非常に熱心で、会社の利益が自分の収入に直接結びつくとして、社員の心を踏みにじっても利益第一主義に走ったのでしょう。 欧米では、会社の将来性や社員のモチベーションの向上より、自分の業績に拘る経営者が多いように見受けます。そのような経営者の元では、優秀な技術者が会社を去り、将来の開発競争に負けてしまうことになります。GMの破綻も売れる車の開発競争に負けたからと言えるでしょう。 一方、55年ほど前に、石川島や東芝の経営危機を立ち直らせた土光氏は、社長車を使わず、公共交通機関で通勤し、朝食のおかずは目刺しとみそ汁という質素な生活でした。また、JALの再建にあたり、稲森氏は無給で社長職を引き受け、立派に立ち直らせました。 会社の経営者は、土光氏や稲森氏のような崇高な倫理感を持って欲しいものです。そして、社員、国民の幸せを第一として経営すれば、利益に固執しなくても、社員やお客様からも信頼され、その結果、経営は自ずと順調となり、適正な利益を産むというものです。 倫理法人会には、実際に組織を活性化させ、事業を繁栄に導いてきた多くの経営者が会員として名を連ねています。入会して彼らの実話を聴いてみませんか?会費は月1万円。
(文責・平松健男)
鎌倉市倫理法人会事務局
045・315・2433
045・315・2434



終の棲み家を考える57

「内装について

家を建てるとき間取りが決まり内装をどの様にしたらいいか考えます。建売やハウスメーカーの建てる家は殆んどビニールクロスと合板で仕上げられます。現在はホルムアルデヒトを発散するような危険な材料は出廻っておりませんが、素材は塩化ビニールです。和室でもじゅらくに似せた物を張ったりしています。天井にも板に似せた柄の物を張っていて家の人も気がつかない事もあります。全体予算の事もありますので一概に言えませんが、本物の板や左官仕上げされた漆喰や和紙等なんとも言えない味わいがあります。本物から発せられるエネルギーは人の心に伝わり、体を癒してくれます。家は雨風を防ぐ為の道具から、今は人の体や心を休め安心して幸せな気持ちにしてくれるものが求められています。塩化ビニール・プラスチック・化学ノリで固めた家からではそれを望むことはできません。家の内装を考えたとき豪華な照明や高級な家具で飾ることなどしなくても昭和初期に当たり前のように建てられた民家、トトロの住むような家作りをすれば幸せな気持ちになれるのです。欅・檜・杉・ヒバ等の木材に漆喰・じゅらく・珪藻土等の左官仕上、障子・襖・畳等を近代的に取り入れて幸せになれる家作りをしています。
日向建設
鎌倉市大船1―15―3
0467・47・5454
http://www.hyuuga.co.jp/


鎌倉朝日新聞社

だんかづら

茶々丸、8歳のオスのスコティッシュフォールドです。チャームポイントはぐんにゃり柔らかボディーです。日課はお庭でバードウォッチングと他の猫のチェックです。
深沢 Gさん方



始めましょう

●歌と発音のトレーニング
ストレッチ、リンパケアで整体、正しい呼吸で歌う。水曜、村田ビル・8面参照・指導 村田望
090・2207・0031
●安心確かな結婚しませんか ブライダルようこそ
0466・23・3588
●やさしいジャズピアノ1回4千円。葉山町・大野
090・4619・0415
●英・仏会話初歩から芸術館徒歩3分。Pあり。元CA
0467・43・4788



お知らせ

●光明寺 大写経会
2月13日13時。3千円。 22・0603
●鎌倉風致保存会の催し
▽みどりのボランティア2月9日9時半、建長寺回春院。▽お話サロン―庭園空間の変遷について23日14時、玉縄学習センター。百円。各要申込。
23・6621
●「鎌倉かるた」であそぶかるた大会参加者募集3月2日10時、建長寺。子どもや家族4人1組3千円。20日までに申込。
鎌倉ペンクラブ事務局 24・4002


鎌倉朝日新聞社

享保雛

鎌倉朝日新聞社

み る

▼「ひな人形―春をいろどるみやびの世界」展・「鎖大師」特別公開
2月9日~3月3日鎌倉国宝館。収蔵・寄託の享保雛、内裏雛、調度品など。手広・青蓮寺の弘法大師坐像(国指定重要文化財)の特別公開も。4百円。▽オリジナル紙雛を作ろう!24日14時。小3以下の子どもと保護者。無料。申込は10日までにkokuhoukan@city.kamakura.kanagawa.jp
22・0753
▼Beautiful(ビューティフル) Life(ライフ)2
―でこぼこ☆ピース
2月3日13・17時、鎌倉芸術館。人生100年時代を生きるヒントがつまったミュージカル。2千5百円。
伸こう福祉会 045・260・0568
▼花田清輝展
3月10日まで神奈川近代文学館。昭和期に文芸評論家・劇作家・小説家として活躍した花田清輝の創作活動を原稿、書簡などで紹介。4百円。
045・622・6666
▼川喜多映画記念館
▽企画展「歴史を旅する映画」3月10日まで。2百円。
▽関連上映5・6・8・10日「追想」、5・7・9・10日「灰とダイヤモンド」、19・20・22・24日「大いなる幻影」、19・21・23・24日「マリーアントワネットに別れをつげて」、千円。▽あるがままに生きた女優・樹木希林26・27日3月1・2日「人生フルーツ」+「樹木希林の居酒屋ばぁば」、26・28日3月1・3日「あん」、27・28日、3月2・3日「モリのいる場所」。千円(「人生フルーツ」+「樹木希林の居酒屋ばぁば」のみ千5百円)。
▽「はじめてのシナリオ」教室2月22日・3月19・29日10時半(全3回)。
がシナリオの書き方、創作の秘訣など学ぶ。2千円。要申込。
23・2500
▼愛は言葉だ!文豪のハートにふれるバレンタイン
2月17日まで鎌倉文学館。太宰治ら文豪の愛にまつわる作品を紹介。
A朗読ワークショップ3月2日9時半。発声方法、表現を学ぶ。無料。B自作を語る「庵原高子」3月19日14時。作家・庵原高子さんの話。申込はAは20日、Bは3月7日までに
23・5952
▽文学散歩「北鎌倉周辺」3月6・7・12・13日。北鎌倉周辺の寺などを訪ねゆかりの作家を解説。22日までに往復ハガキで申込。
23・3911
▼いのちつないだ?ワンニャン写真コンテスト入賞作品展
2月22~25日逗子文化プラザ。動物ボランティア主催の写真展。無料。One☆Paw
▼逗子こども能発表会
2月24日10時半、逗子文化プラザ。公募の逗子の小中学生が仕舞「嵐山」「国栖」素謡「土蜘蛛」「竹生島」など稽古の成果を発表。無料。
046・870・6622
▼映画上映会
▽「地球交響曲ガイアシンフォニー第2番」2月10日14時、逗子文化プラザ。佐藤初女さんら常識にとらわれず地球の未来を築きつつある人々のドキュメンタリー。龍村仁監督来場、榎木孝明さんトーク、ライブ、写真展など。3千5百円、前売3千円。
T&T小山内方 080・5654・1331
▽「ラジオ・コバニ」2月11日10・13・16時、本郷台のあーすぷらざ。ISとの戦闘で瓦礫と化したシリア北部の街でラジオ局を始めた大学生のドキュメンタリー。4百円。
045・896・2121
▽字幕付き邦画「歩いても歩いても」2月20日12時半、腰越学習センター。是枝裕和監督の家族の情景を描いたドラマ。鎌倉市在住・在学・在勤者。無料。
市社会福祉協議会 23・1075
▽「めぐみ―引き裂かれた家族の30年」3月5日14時、鎌倉商工会議所。北朝鮮の拉致問題を横田めぐみさんの事件と残された家族の視点から描いたドキュメンタリーの上映と神奈川県ゆかりの特定失踪者のパネル展示。無料。
横須賀三浦地域県政総合センター 046・823・0290
▼ミュージカル「ゴーへ(Go Ahead)」 3月9日17時、鎌倉芸術館。宮城県七ケ浜村のグループ・NaNa5931が東日本大震災を乗り越え生きる人々の姿を演じる。15時半~、防災紙芝居、座談会など。千円。
3・11ALL鎌倉実行委員会 090・3407・8699



美術館・文学館めぐり

県立近代美術館 葉山
046・875・2800
堀内正和展―おもしろ楽しい心と形 具象や抽象の彫刻約40点で作家の思考を紐解く ~3/24
1200円
県立近代美術館 葉山
046・875・2800
コレクション展 モダンなフォルム 萬鐵五郎らの油彩、板倉準三が手掛けた家具など ~3/24
250円
鎌倉国宝館
22・0753
源実朝とその時代 肖像、芸術の資料など(2/9~3/3 ひな人形展) ~2/3
600円
鎌倉文学館
23・3911
作家と歩く鎌倉その3―北鎌倉・大船方面 北鎌倉・大船の魅力を26人の文学者の目を通し紹介 ~4/14
300円
鏑木清方記念美術館
23・6405
佳人をゑがく―清方の美人画を中心に 文学作品に登場する女性などを描いた美人画 ~2/24
200円
観音ミュージアム
22・6100
弁天さまと福の神 弁財天彫刻や大黒天立像など縁起の良い神仏像を公開 ~2/11
300円
鎌倉市川喜多映画記念館
23・2500
歴史を旅する映画 50~60年代スペクタクル史劇のポスター、パンフレットなど ~3/10
200円
鎌倉歴史文化交流館
73・8501
鎌倉
災害と復興
写真・資料などで中世から近代鎌倉の災害痕跡を辿る ~5/18
300円
北鎌倉葉祥明美術館
24・4860
絵本原画展「リトルブッダ」 葉祥明が描いた絵本「リトルブッダ」の原画を一堂に ~3/15
600円
県立金沢文庫
045・701・9069
伊藤博文と金沢 明治の元勲らと金沢の関わりを博文寄贈資料から紹介 ~3/10
400円
山口蓬春記念館
046・875・6094
山口蓬春 装丁・図案・アートディレクター 蓬春のデザインの仕事を紹介 2/11~4/7
600円
藤澤浮世絵館
0466・33・0111
広重の竪絵東海道勢ぞろい 「五十三次名所図会」(2/23~小栗判官物語と遊行の縁) ~2/17
無料
藤沢市アートスペース
0466・30・1816
点と線の宇宙 自然や宇宙を表現する湘南ゆかりのアーティストの作品 2/9~3/21
無料
横須賀美術館
046・845・1211
野口久光シネマ・グラフィックス ポスター、本の装丁など約400点の作品と資料 2/9~3/31
900円
茅ヶ崎市美術館
0467・88・1177
版の美Ⅳ「創作版画の系譜」 明治末期から大正、昭和前期の20人の作品約180点 2/10~3/24
500円
神奈川近代文学館
045・622・6666
花田清輝展 同館所蔵資料から文芸評論家の活動を振り返る ~3/10
400円
大佛次郎記念館
045・622・5002
『天皇の世紀』1555回の軌跡 同書執筆時の取材旅行メモや随筆、病床日記など ~3/24
200円
横浜美術館
045・221・0300
イサム・ノグチと長谷川三郎 1950年代を中心に両作家の作品計約120点 ~3/24
1500円
そごう美術館
045・465・5515
再興第103回院展 日本美術院同人作家や神奈川ゆかりの作家作品86点 2/2~2/17
800円


鎌倉朝日新聞社

フレデリック・モローさん

鎌倉朝日新聞社

ナターシャ・グジーさん(撮影:広川隆一)

き く

▼フレデリック・モロー
ヴァイオリンコンサート
2月16日14時、藤沢リラホール。バッハ「シャコンヌ」、ベートーヴェンソナタ「春」、パガニーニ「カンパネラ」「カンタビーレ」他、ピアノ中山博之編曲による歌(伊藤咲子)を加えた曲も。4千円。
24・6476
▼第21回ジャズイン鎌倉
2月16日15時・17日13時、鎌倉芸術館。鎌倉や近郊のアマチュアビッグバンド14団体のジャズの祭典。無料。
実行委 森田方 090・4457・4972
▼第16回未来・連福チャリティーコンサート「悠久の響き」
2月11日13時、建長寺。東日本大震災チャリティー。ウルグンさんの馬頭琴、ウクライナの歌姫ナターシャ・グジーさんのバンドゥーラと歌。3千5百円、前売3千円。
未来・連福プロジェクト 齊藤方 23・2085
▼鎌倉芸術館の催し
▽小曽根真ソロコンサート2月16日14時。ジャンルを越えたピアニストが「小曽根ワールド」を紡ぐ。4千円~。
▽名曲鑑賞能 能「高砂」、狂言「末広がり」
2月23日15時。野村万作(和泉流・人間国宝)ら。4千5百円。
0120・1192・40
▼ハトマークチャリティ「朗読三昧」
2月23日14時、結・YUIコミュニティホール(逗子市山の根)。俳優・金田賢一さんの朗読、鍵盤楽器演奏家・丸尾めぐみさんの演奏で「おくのほそ道」など。2千円、前売千5百円。
神奈川県宅地建物取引業協会鎌倉支部 23・2085
▼ピアノレクチャーコンサート―子供の情景
2月24日14時、深沢学習センター。シューマン「子供の情景」の作曲経過などを学び、ピアニスト・稲生亜沙紀さんの演奏を聴く。無料。2月14日までに往復ハガキで同センター
48・0023
▼大学生による落語を聞く会
2月28日14時、鎌倉市中央図書館。明治大学落語研究会の噺。無料。要申込。
25・2611
▼植木リトゥル・エコーアンサンブル第33回定期演奏会
3月2日16時、逗子文化プラザ。市内外の小学生のビッグバンドジャズ。「テイク・ファイブ」など。無料。
33・4863
▼湘南鎌倉フィルハーモニック管弦楽団定期演奏会―第22回癒しのクラシックコンサート
3月10日13時半、逗子文化プラザ。ドヴォルザーク「チェロ協奏曲ロ短調」など。湘南鎌倉総合病院・小林修三院長代行の講演「メンデルスゾーンの病と音楽」も。
癒しの医療を考える会 0466・26・3028
◆10組20人ご招待 申込は2月12日までに往復ハガキに氏名・住所・年齢・を記入して1面題字下住所の鎌倉朝日へ。



まなぶ

▼鎌倉市倫理法人会主催特別講演会「大震災に学ぶ―倫理のおかげ?」
2月2日14時、鎌倉商工会議所。東日本大震災を現地で体験した川崎葉子さんの話。無料。
神奈川県倫理法人会 045・315・2434
▼「未病」を知って元気いきいき健康講座
2月4日10時、逗子市福祉会館。健康寿命を縮めるリスクや対策の講義、予防体操などの実技体験。無料。
逗子市社会福祉協議会 046・873・8011
▼「逗子らしい支えあい社会」―居場所としてのサロンからその先へ
2月7日13時、逗子文化プラザ。日本社会事業大学・倉持香苗講師の講演「高齢者サロンの魅力と課題」とフォーラム、ワークショップなど。無料。要申込。
逗子市社会福祉協議会 046・873・8011
▼地域包括支援センターの催し
各市内在住65歳以上。無料。要申込。
▽未病予防だ!体と脳の健康増進2月13日10時。認知症予防体操などを学ぶ。▽わくわく算数―さいころを作って考えよう3月11日10時。以上鎌倉市福祉センター。
鎌倉市社会福祉協議会 61・2600
▽足の血管ケアの秘訣!ロコモ予防で介護予防2月13日13時半、大町会館。ロコモ予防と足の関係や足の血管ケアの重要性を学ぶ。
鎌倉きしろ 40・4434
▽認知症を知って予防しよう!3月15日13時半、玉縄学習センター。認知症予防に効果的なコグニサイズ。
ささりんどう鎌倉 42・3702
▼タニタのビューティーセミナー
2月10日10時、鎌倉市役所。タニタ管理栄養士が食事術など美しい体のつくり方を伝授。20歳以上の「かまくらヘルシーポイント」登録済または登録希望の人。無料。要申込。
市市民健康課 61・3943
▼「いくつになっても動けるからだづくり」
2月20日10時、深沢学習センター。フレイル予防など運動の重要性と自宅でできる運動を学ぶ。市内在住65歳以上。無料。要申込。
市市民健康課 61・3977
▼「協議体」でつながろう!地域支え合いフォーラム・葉山
2月13日14時、葉山町福祉文化会館。講演「これからの地域づくり」、団体活動報告、ワークショップなど。地域福祉に関心のある人、葉山町福祉サービス事業所職員。無料。6日までに要申込。
葉山町社会福祉協議会 046・875・9889
▼これだけは知っておきたい!インターネット安全教室
2月15日13時半、葉山町福祉文化会館。インターネットの安全な活用法、被害時の際の対処法などを学ぶ。無料。要申込。
情報セキュリティーフォーラム 045・311・8777
▼「私とバレーボール」
2月17日13時15分、鎌倉市福祉センター。オリンピック銀メダリスト・小泉勲さんがバレーボールとの出合い、全日本選手時の思い出などを話す。5百円。
湘現会 090・9329・0937
▼深沢学習センターの催し
▽ハザードマップの利活用について2月20日14時。無料。申込は往復ハガキで10日必着。▽明治150年―元号の歴史と改元の考え方2月23日・3月2日14時全2回。無料。申込は往復ハガキで17日必着。
▽深沢中学校吹奏楽部演奏会3月3日14時。無料。
48・0023
▼ずし楽習塾の会の催し
A「人とつながって健康寿命を伸ばす」2月22日13時、逗子市民交流センター。医療関係者の「食事」などの話や住民協議会会員の話。無料。
B「食材探訪」3月9日13時半、逗子市民交流センター。逗子・葉山ゆかりの「味の素」の話。5百円。申込はAは16日、Bは15日までに
046・871・7007
▼鎌倉女子大学公開講座「大学でマナブ!子育て家族まるごと応援講座」
▽子育てに関する家族向け講演2月21日10時半。▽親子参加ワークショップ24日13時。未就学児と保護者。鎌倉女子大学大船キャンパス。無料。申込は4~18日F33・8000同大生涯学習センター
44・2287
▼鎌倉歴史文化交流館の催し
A夜間講座「鎌倉大仏―造立と再興の歴史」2月22日18時。B「市制80周年記念 1939年とその時代」3月2日17時。鎌倉・雪ノ下、扇ガ谷の文化施設学芸員の話。
各無料。申込はA12日、B14日までに
73・8545 73・8501
▼鎌倉の図書館の催し
▽暮らしのお役立ち講座@としょかんのお知らせ2月23日14時、鎌倉市中央図書館。空き家問題の本質と対応策。無料。要申込。
25・2611
▽フランスを知ろう!フランス語のお話会2月24日13時半、深沢学習センター。フランスの本やわらべうた。無料。申込はkama-lib@kanagawa.email.ne.jp
深沢図書館 48・0022
▼講演「汚染のない地球へ」と「身の周りのプラスチックと健康」上映
2月24日13時半、鎌倉NPOセンター。講演、映画上映、ディスカッションで健やかな未来を実現するためにできることを考える。千円。申込はinfo@plasticfreejapan.org
プラスチックフリージャパン 53・7494
▼文章道場
2月23日10時、銀の鈴社(鎌倉市佐助1―10―22)。木村文章店・木村吉貴さんが自分史などの書き方を指導。3千円。要申込。
61・1930
▼広町緑地自然観察調査報告集配布と報告会2月24日14時、腰越行政センター。無料。要申込。
鎌倉広町緑地管理事務所 32・5112



外反母趾と体の痛み

●坐骨神経痛
坐骨神経痛は人体の中でもっとも大きい末梢神経で、その走行は長く、浅在性で分岐も多いため、機械的圧迫を受けやすい。大部分は腰部からのもので、腰部椎間板ヘルニアや変形性腰椎症などがあり、その他、外傷・寒冷・湿潤・流感・リウマチ・便秘・出産・妊娠圧迫・代謝障害・腫瘍などがあります。特に椎間板ヘルニアは20~50歳代に多く、針で刺すような激痛でくしゃみや咳で増強し、また坐骨神経を伸展させるような運動は激痛を誘発します。普通、片側の下肢外側や後側へ放散し、時には下腿や足にまで激痛が及びます。激痛時には安静が第一で、緩和を待って全身療法をお勧めします。
鎌倉 おすすめ オステオパシー で検索 マザーハンド整体矯正院
要予約 月曜定休 10~19時
鎌倉市扇ガ谷1―13―51 0467・23・8166


鎌倉朝日新聞社

南瓜

季節の心(30)

春一番  佐伯 仁

●恐ろしき哉、春の風
2月の別名は「如月」(きさらぎ)その由来は2月は寒さが一段と厳しくなる。そのため、着物を更にもう一枚着るという説もある。 たしかに春は一進一退の繰り返しだが、季節を運んでくるのは風…。風の冷たさに一層、春が待たれるが、冬から春への替り目に吹くのは〝強い南風〟…これぞ〝春一番〟。 平安の昔、清少納言は「枕草子」(一四六段)で春の疾風を〝おそろしきもの〟と記している。「源氏物語」には「野分」の巻がある。さらに「万葉集」には天候に因む歌が八四六首ある。 これをみても私たち日本人が自然の鼓動に敏感なことがわかる。 例えば穏やかな春風、侘しい秋風など、情緒を認めてきたが、「春一番」は別。この風は生活に密着している。そのネーミングは玄海灘の島-壱岐の漁師たちの生活から生まれた。 荒波を恐れぬ男達でも海の大風は生死に関わる。江戸後期、安政六年、壱岐の漁船十数隻が沈没…。海を騒がせた風は山へも風音を響かせ荒れる。 「春一番」というと何か長閑さを感じさせるが、風が語りかけてくるのは、春こそ心に鍵を、花粉症にもご用心、ご用心…。
 春一番 山を過ぎゆく
 山の音   藤原濨章


鎌倉朝日新聞社

アフガニスタンの子どもたち

ユネスコ世界寺子屋運動「書きそんじハガキ」募集く

アジアの子どもたちに教育の場を提供するため、換金して資金にする書きそんじハガキや未使用の切手などを募集。〒247―0053今泉台1―5―17鎌倉ユネスコ協会・梅ヶ辻方へ送付。
090・3308・7032


鎌倉朝日新聞社

遠田和雄さんの作品

風景写真講座20周年記念作品展

「ざ鎌倉…そして古都へ」

2月23~27日鎌倉芸術館。 鎌倉在住、本紙1面「みほとけ紀行」の写真家・原田寛さんと、原田さん主宰の講座会員が鎌倉・京都・奈良など古都の魅力を撮影した作品155点。無料。 23日18時・26日11時、ギャラリーツアー。
星月写真企画 23・3694



さんか

▼北鎌倉つるし飾りのある街
2月2日~3月31日北鎌倉駅南北2・5㌔の県道沿い中心に店の軒下など約百カ所に「つるし飾り」を飾る。▽つるし飾り手作りワークショップ期間中毎水曜13時、香り仕事(山ノ内1434)・帽子小屋(山ノ内1386)。千8百円。2日から要申込。
北鎌倉つるし飾り委員会 22・4693
▼葉山町商工会青年部50周年記念事業
▽おっぺすHayama2月17日10時半~16時、葉山町役場駐車場。フリーマーケット、ダンス、合唱、映画上映など。
▽水谷修講演会2月17日11時、葉山町福祉文化会館。若者の非行防止と更生に取り組む花園大学・水谷修客員教授の講演「夜回り先生 命の授業―優しさと勇気の育て方」。無料。要申込。
葉山町商工会青年部 046・875・2810
▼ふらっとカフェ鎌倉
食を通じて多世代交流。2月6日レネ、19日ロッシ―ズ、20日鎌倉静養館、27日ソンベカフェ。各16時。大人4百円、子ども2百円。申込不要。
渡邉方 090・5199・1654
▼まちのこカフェ(逗子)
未就学児親子で遊びや食事の交流。2月4・25日10時、小坪大谷戸会館。大人5百円、子ども2百円。要申込。
まちのこそだち小坪 070・4405・3926
▼第3回平和の輪をひろげる集い
2月9日13時半、藤沢市民会館。小・中・高校生の平和学習広島・長崎派遣学習報告と映画「この世界の片隅に上映。要申込。
藤沢市人権男女共同平和課 0466・25・1111
▼湘南の宝石フィナーレ
2月9~17日17時半~20時、江の島サムエルコッキング苑。ミラーボールの光が織りなすアート展示。
実行委 0466・24・2715
▼藤沢・江の島宝探し―エノシマトレジャー
2月9日~3月31日各日10~17時、江の島・善行。市役所・観光案内所などで配布の「宝の地図」の謎を解読しキーワードを見つける。
藤沢市観光センター 0466・22・4141
▼藤沢まちゼミ―北部版
2月10日~3月10日善行・六会・湘南台・長後・用田周辺の商店街。市内商店街の店が教える「美容・健康」「つくる」「まなぶ」「食べる」の4ジャンル41講座で知識や情報を学ぶ。無料。
藤沢市商店会連合会事務局 0466・23・3536
▼第4回逗子復幸男女決定戦
2月11日10時、法性寺(逗子市九木)。児童部門(小学1~6年)と男・女部門に分かれ山門から本堂正門までの坂をあがるコースで福男女を決める。無料。申込はメールbusbanred@gmail.com
逗子災害ボラバスターズ 服部方 080・5095・5763
▼北鎌倉・台峯の緑をともに
▽山の手入れ2月16日10時、山ノ内配水池横。
▽山歩き17日9時、山ノ内公会堂。
北鎌倉の景観を後世に伝える基金・望月方 45・7420
▼鎌倉歩け歩け協会
▽「干支守り本尊」参り2月3日8時50分、鎌倉駅西口横浜銀行駐車場。5百円。
▽5㌔はつらつウオーク12日霊山から冬の海を眺める。9時50分、鎌倉駅西口時計台広場。
▽10㌔ふれあいウオーク9日古道を辿る「鎌倉街道上の道」。9時50分、鎌倉駅西口時計台広場。26日逗子発池子の森からハイランド。9時50分、亀岡八幡宮境内。
各2百円。 090・2633・3715
▼鎌倉史跡めぐり
▽西行法師の鴫立庵、延台寺で虎御石を特別拝観2月15・23日9時、大磯駅改札口外。地福寺、旧吉田邸など。
▽早春の片瀬旧道「江の島道」を行く16・20・22・26日9時、JR藤沢駅北口サンパール広場。新林公園、諏訪神社など。
▽梅と早春の花を訪ね足利氏の鎌倉を歩く18・21・27日と3月1日9時、鎌倉生涯学習センター前。鎌倉宮、浄妙寺など。
各5百円(交通費・拝観料別)。申込は1週間前までにハガキかFで。
鎌倉ガイド協会 24・6548F24・6523
▼鎌倉てらこや
▽てらハウス2月2・9・16日10時、大船の千里ビル。午前学び、午後遊び。千円。要申込。▽遊ビバ!3日13時、鎌倉海浜公園由比ガ浜地区。大学生と遊ぶ。無料。▽土と遊ぼう10日14時、鎌倉市山崎の陶芸家・河村喜史さんと陶芸。2千円。要申込。
小中学生と保護者。 84・9746
▼玉縄城址まちづくり会議の催し
Aシャンソンとギターのジョイントコンサート2月23日14時、玉縄学習センター。宇賀神昭さんのクラシックギターと佐野和子さんの歌。2千円。B玉縄城址遺構特別見学会▽「玉縄城を偲ぶ」3月2日9時半、龍寳寺門前。5百円。▽「玉縄城総構え」2日13時、龍寳寺本堂裏。千円。申込はAは1日、Bは15日からメールartbank21@nifty.com
45・7411 ▼フラワーセンター大船の催し
▽第1回こども&おとなラン大賞作品申込は2月11日まで。百円。展示24日まで。
▽早春のこけ玉づくり23日10・13時。2千円。10日までに往復ハガキで申込。入園料4百円。
46・2188
▼第245回歌のサロン
2月20日14時、栄区民文化センターリリス。参加型合唱と演奏会。千円。
古川方 22・2131
▼逗子の市(雨天中止)
亀岡八幡宮境内。▽フリーマーケット2月22日9~15時。雑貨・衣類・手造り品など約20店。
▽骨董市23日8~15時。出店者募集。
片岡方 090・5442・3778
▼わかめ収穫
▽体験2月26日9時、小坪漁港・逗子市漁業振興センター。漁師と収穫の体験。千円。要申込。
▽小坪わかめ収穫祭3月3日10時、逗子駅前広場。養殖わかめの詰め放題、浜値販売。
逗子市観光協会 046・873・1111
▼第71回実朝忌俳句大会
3月3日13時、鶴岡八幡宮直会殿。俳人・マブソン青眼さんの講演、星野椿さんらの講評。当日投句(11~13時受付)千円。
鎌倉同人会 松本方 046・852・3961



購入新図書のリスト抄

鎌倉市中央図書館(12月分)

鎌倉市中央図書館(25・2611)は12月に一般283冊、児童書76冊を収蔵した。一般的なものは下記の通り。 ▼「鎌倉資本主義―ジブンゴトとしてまちをつくるということ」柳澤大輔著(プレジデント社)▼「最後の読書」津野海太郎著(新潮社)▼「〈日本哲学〉入門講義―西田幾多郎と和辻哲郎」仲正昌樹著(作品社)▼「終生知的生活の方法―生涯、現役のままでいるために」渡部昇一著〈扶桑社新書〉▼「北条氏康の家臣団―戦国「関東王国」を支えた一門・家老たち」黒田基樹著(洋泉社)〈歴史新書y〉 ▼「イスラエルがすごい―マネーを呼ぶイノベーション大国」熊谷徹著〈新潮新書〉▼「だいたい3分でわかる仮想通貨の税金の話」大見光男著(ぱる出版)▼「取られっぱなしでいいの?節税のツボとドツボ」森田聡子著(日経BP社)▼「2040年のエネルギー覇権―ガラパゴス化する日本」平沼光著(日本経済新聞出版社) ▼「秘蔵カラー写真で味わう60年前の東京・日本」J・ウォーリー・ヒギンズ著〈光文社新書〉▼「平成の藝談―歌舞伎の真髄にふれる」犬丸治著〈岩波新書〉▼「大人の日本語術―知らないと恥ずかしい正しい言葉遣いと文章づくり」(枻出版社)〈エイムック〉▼「折口信夫秘恋の道」持田叙子著(慶應義塾大学出版会)▼「ズレてる、私!?―平成最終通信」中野翠著(毎日新聞出版)▼「新田義重―北関東の治承・寿永内乱」久保田順一著(戎光祥出版)〈中世武士選書〉 ▼「一生分の好感と幸せを手に入れるNY流「見た目」のルール」コモンるみ著(KADOKAWA) ▼「世界史を変えた13の病」ジェニファー・ライト著(原書房) ▼「料理が苦痛だ」本多理恵子著(自由国民社)


鎌倉朝日新聞社

新春ギャラリー展 歴史文化交流館で

公民館が昨年末、突然休館

鎌倉文化協会による2019年新春ギャラリー展が1月15日から21日まで鎌倉歴史文化交流館(扇ガ谷1丁目)で開かれた=写真。 例年、同文化協会(村田佳代子代表・20団体)が鎌倉市と共催で行う展示会で、当初会場を鎌倉生涯学習センターに予定し、同会でダイレクトメールなども準備していたが、同センターが耐震不足で突然休館が決まり、その12月5日の発表を受けて代わりとなる会場探しに奔走した。 同歴史文化交流館は、一昨年開館した展示施設で常設展示や企画展などを開いており、今回はそれと同時開催で同文化協会の作品を展示した。 エントランスホールに鎌倉華道連盟の大作の盛花、鎌倉彫協議会の大作、鎌倉美術連盟の絵画はイーゼルを立てて展示され、鎌倉彫協議会・鎌倉書道協会・鎌倉写真連盟の作品が1室に並べられた。通常の半分以下の作品数だったが、会場に溶け込んだ展示となった。 今回の学習センターの休館で影響を受けた市民団体は多く、すでに催しのチラシやチケットの印刷などを行いながら、中止を余儀なくされた団体も多々ある。


鎌倉朝日新聞社

江ノ電とのコラボで赤い羽根募金

5周年記念缶バッジも配布

鎌倉・藤沢両市の共同募金会支会(事務局は各市社会福祉協議会)は、江ノ島電鉄と連携して1月12日と19日の2回、藤沢市片瀬海岸の「えのでんはうす」前で赤い羽根共同募金を呼びかけた=写真は社協提供。 江ノ電と共同募金会の協働事業は、鉄道会社とのコラボとしては全国初の事例で2014年から始まり、今年で5周年を迎えた。 12日は鎌倉から虹の子作業所、藤沢からは湘南白百合女学園中学・高等学校の皆さんが活動に参加。 19日の5周年記念の募金活動には鎌倉からキッズダンスサークルのteam.HINATA、藤沢の聖園女学院高等学校・中学校の皆さんがボランティアで募金活動を行い、募金協力者に数量限定(百個の「5周年記念コラボ缶バッジ」を手渡した。 江ノ電の「えのん」をはじめ、湘南モノレールの「しょもたん」、藤沢市の「ふじキュン♡」といったキャラクターも登場し、募金活動を盛り上げた。


鎌倉朝日新聞社

小中学生が力走

市民ロードレース

鎌倉市陸上競技協会主催の「第49回鎌倉市民ロードレース大会」が1月6日、城廻周回コース(中学生以上の部)、玉縄中学校外周コース(小学生の部)で行われ、中学生140人を含む185人が参加した=写真。 協会によると、29歳以下の部の中麟太郎君の25分46が好記録で、小学生男子では、1位・2位の成田湊君・河瀬奏琉君の記録が大会新、小学生女子では、1位~4位までの川口亜砂さん、田村遙香さん、石川そのかさん、国枝心さんの記録が大会新だったという。 各部門の優勝者は次のとおり(敬称略)
【一般男子・高校生以上29歳以下】(7・5㌔)中麟太郎(横浜国立大学)
【同・30歳以上39歳以下】(7・5㌔)鈴木優
【同・40歳以上49歳以下】(5・0㌔)藤原一成
【同・50歳以上】(2・5㌔)影山泰人
【中学男子】(2・5㌔)伊藤穂高(第一)
【中学女子】(2・5㌔)小山寿々奈(手広)
【小学生男子】(1・5㌔)成田湊(鎌倉リトル)
【小学生女子】(1・5㌔)川口亜砂(鎌倉リトル)


鎌倉朝日新聞社

スケッチ日和⑱

「夕景富士」  黒川 明

2月号には逗子か材木座あたりからの富士を描こうと決めていた。夕暮れはたちまちに色彩が変わってゆく。とてもスケッチが追い付かない。何枚も写真を撮り、構図取りだけをしてどのように描こうか迷っていた。 ところが、晴天が続いた三が日は風邪をひいて寝正月となってしまった。寝ていると、いくつも絵が浮かんでくる。そのどれもが製作途中のものばかりだ。けれど、構図、色彩構成、マチエールを深く考えることができた気がする。この作品の特に色彩は風邪が与えてくれたのかもしれない。
水彩 31×41cm


鎌倉朝日新聞社

由比ガ浜通りのフリースペース

2室 使い方いろいろ

鎌倉の由比ガ浜通り六地蔵そばの「鎌倉カルチャールーム」は明るく広い教室で、2、3階とも広さ約100㎡です。 3階は壁面一部鏡、ピアノ、イーゼル、机椅子完備で、教室、会議室、発表会場など用途に応じご活用いただけます。 現在、「歌と発音のトレーニング」(6面にご紹介)、絵画、合唱団、スポーツ吹き矢などの教室、放送局等の定期使用があり、単発の申し込みも常時お受けしています。利用時間▽9時〜13時▽13時〜17時▽17時〜21時、各4時間5千円。 2階は全面鏡で、バレエや各種ダンス、ピラティス、ヨガ、太極拳など年間契約と単発使用もあります=写真。年間がⒶ9時〜15時⒝15時〜21時の6時間単位で、Ⓐ6千円⒝7千円。尚、単発は9時~12時と12時~15時で各3時間5千円。鎌倉駅から徒歩約7分、駐車場有り。(村田ビル)
お問合せ 090・2207・0031 (K)



取材・編集・広告営業 スタッフ募集

鎌倉朝日は、取材・記事執筆、広告営業、原稿の校正、編集など、メディアの価値を形づくる実務を担当するスタッフを募集します。

■市民活動、新聞に関心をお持ちの方
■Word、Excelの基本操作のできる方
■責任感、探求心を持って仕事ができる方
■鎌倉か、その周辺にお住いの方
 社保完備、パート可。
 写真付の経歴書と志望動機を1面題字下住所の鎌倉朝日へ。

書類選考の上、面接日をご連絡します。
お問合せ先 0467-24-8553 小林まで


鎌倉朝日新聞社

石場建て伝統構法

連続セミナー第9回
 鎌倉で「木」と暮らす
   快適な暮らしを手に入れる
    4つのステップ~

第2部「古民家を新築する」
 ~世界が絶賛する
  日本の伝統技術~

鎌倉の町並にあった家づくりをめざす戸井田工務店主催の連続セミナーの9回目。受講者250人突破! 好評です。 1月~4月までの4回シリーズで月1回、それぞれの専門家が家づくりのアドバイスをしている。ほんの少し知識を増やすだけで暮らしが大きく変わります。 2回目の2月16日は、石場建て伝統構法の家を手がける梓工務店の伊東裕一会長が、「古民家を新築する」の題でお話しします。古民家で暮らしたい、地震に強い家がほしい、伝統構法の技術的なことを知りたい人などにおすすめです。 2月16日(土)午前10時、戸井田工務店(大町)。参加無料、要事前申込(先着10人)。
申込・問合せ戸井田工務店
鎌倉市大町5―5―9
0467・24・7777 info@kamakura-standard.com



鎌倉年中行事

2月

▼節分祭1日14時頃、大船観音寺。3日10時、森戸神社(葉山)。正午、建長寺・長谷寺。13時、鶴岡八幡宮。13時半・15時、遊行寺(藤沢)。14時、龍口寺。15時、鎌倉宮・亀岡八幡宮(逗子)。
▼初午祭2日正午、佐助稲荷。14時、鶴岡八幡宮境内の丸山稲荷。農業神の大明神に豊作祈願。
▼針供養8日10時半、荏柄天神社。
▼紀元祭11日10時、鶴岡八幡宮。建国を祝う。
▼大国祷会成満祭11日、長勝寺。10時、水行。
▼涅槃会15日10時、建長寺。13時、龍口寺。14時、光明寺。他各寺院。釈迦入滅の法会。
▼祈年祭17日10時、鶴岡八幡宮。豊作祈願。


プロムナード

日本の一家族の平均は2、3人、今は3人以下となっているそうです▼「サザエさん」「ちびまる子ちゃん」のような大家族の設定が数十年の間で移り変わり、少し寂しくも感じます▼毎年変わらず冬に流行するものとして、インフルエンザがあります▼私も久しぶりに発症し、新薬を投与してもらいましたが、家族へも感染し、長期の冬休みをいただきました▼私は4人家族なのですが、もし大家族であったと想像するとインフルエンザの猛威に怯える日々であったとだろうと思い、一家族の平均が3人以下も良い場合があるのかもしれないと、隔離生活中に一人布団で考えていました▼みなさんもどうぞご自愛くださいませ。(N)


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