鎌倉朝日新聞 (7月1日号 2025年 第556号)

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1周年のつどい=6月22日正受庵

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仏殿模型に触れる大下さん母子

目の見えない人も見える人も新しい発見を

建長寺「さわる模型」完成一周年感謝のつどい

「目の見えない人には『建物の形が分かる喜び』を、目が見える人には『鳥瞰図のような新しい視点』を」と、2歳の時に失明した娘(28)を持つ葉山町在住の大下利栄子さん(65)が中心となり鎌倉市の建長寺境内に設置したブロンズ製の仏殿「さわる模型」が完成1周年を迎えた。支援者を招いた催し「感謝のつどいとこれから」が6月22日同寺の正受庵で行われ、約40人が祝賀に駆けつけた。 大下さんは17年前から「見える子も見えない子も一緒に楽しめること」を重視した透明の点字シートが付いたユニバーサル絵本の製作や貸出を行う「ユニリーフ」の代表を務めながら、2014年に訪れたポルトガルの世界遺産「ベレンの塔」の前に置かれたブロンズ製の模型に出会い、「これなら娘と一緒に触れて旅の思い出を共有できる」と地元での夢の実現に向けて約10年 かけて活動。鎌倉市や同観光協会、同社会福祉協議会、建長寺などの賛同、製作費はクラウドファンディングや個人からの寄付を集め、約500人以上の支援の輪で昨年4月に50分の1のサイズの模型を仏殿の前に設置した。屋根の下の複雑な桝組、壁や柱、扉や窓などを精巧に再現した模型は、観光のあり方、共に生きる社会に向け真のユニバーサルの灯りをともす存在となった。 同寺の長尾宏道宗務総長は「この取り組みは仏教の原点である『共生』に通じるものである」と話し、参加者は「鎌倉が好きで40年建長寺に通ったのはこの取り組みに出会うためだった」「各々が伝える熱や思いがこれからの広がりにつながる」など思いを伝えた。 今後は毎月第2土曜11時半ごろから約1時間「お話会」を同寺三門下で定期開催する。(予約不要・無料)建長寺伝説や見どころ、さわる模型、けんちん汁の豆知識など。問い合わせユニリーフ大下さん。


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昨年の鎌倉市長賞
「すいこまれる」中井美緒さん

第52回 鎌倉写真連盟展

7月2~6日
  鎌倉生涯学習センター

鎌倉写真連盟(所属団体8、会員118人)の作品約110点を展示。
鎌倉市長賞、鎌倉市観光協会会長賞、鎌倉朝日賞など36点を選出。
問い合わせ 湯浅方☎090・2534・1459



第1回エコール・ド・カマクラ創造力あふれるアートの展覧会

7月10日~8月11日佐助カフェ&ギャラリー(佐助2︱18︱15)、道ギャラリー(雪ノ下1︱9︱24)。「佐助カフェ」と障がい福祉サービス事業所「道工房」に集まった、障害の有無、国籍、年齢、アート歴を問わない作品のコンテスト。出展約120点。市長賞、鎌倉朝日賞など。
実行委☎23・8772


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左・寄付金を手渡す団員代表・西尾保二郎さん(82)

能登半島被災地支援に91万円寄付

鎌倉混声合唱団ムジカおさらぎ

鎌倉混声合唱団ムジカおさらぎ(佐藤ゆり代表・170人)が6月20日能登半島災害義援金として91万6516円を松尾崇鎌倉市長に手渡した。4月の第36回定期演奏会で集めた募金で、同団が1994年から定期演奏会で行っている募金は総額1900万円を超えた。※団員募集中。詳細はホームページで。


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六国見山の「千本アジサイ」

「北鎌倉千本アジサイ」

六国見山を新名所に

六国見山森林公園(鎌倉市高野)の全国から200種以上集められたヤマアジサイが6月上旬、見ごろを迎え、里山に彩りを添えた=写真。 同公園は、市民のボランティア団体「北鎌倉湧水ネットワーク」が2011年から里山再生を目指し、定期的に下草刈りや間伐、植樹などの保全活動をしていて、助成金などを活用してヤマザクラ160本、イロハモミジ100本を植えている。 19年に「鎌倉ヤマアジサイ同好会」から、会員が育てたヤマアジサイの提供の申し出があり、北鎌倉湧水ネットワークが協力してこれまでに800本を植えた。今年6月1日、展望台近くの散策路に樹高30㎝ほどの苗を200本植え、合計千株に。 ヤマアジサイは森や沢沿いに自生。小ぶりで、多様な品種がある。6年前に植えた苗は大きく育ち、うす水色や青色の花を咲かせている。 北鎌倉湧水ネットワークの野口稔代表(77)は「植樹はとりあえず今回で打ち切り、今後は手入れをしながら『北鎌倉千本アジサイ』と呼ばれる新名所にして次世代に繋いでいきたい」と話している。


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鎌倉木樹めぐり⑮

妙本寺のノウゼンカズラ

妙本寺の総門から杉木立の参道を上っていくと二天門に着く。正面に見えるのが入母屋造瓦葺の屋根がそびえる堂々とした佇まいの祖師堂。日蓮宗の開祖である木造日蓮聖人像が安置されている。 門のすぐ先、左右にあるノウゼンカズラは古木ながら、高さ4~5m、たくさんの枝をくねらせ、葉を茂らせている。7月ごろから開花し、真夏の太陽を受けて朱橙色の花を輝かせる。 ノウゼンカズラ科の蔓性落葉樹で中国原産。花期は6~8月で、枝先から伸びた20~40㎝の花序が房状に垂れ下がる。花は漏斗(ラッパ)形で径6㎝ほど、先端は5裂して平開する。 海蔵寺や別願寺にもあり、あちこちの民家の庭先に見られる。開花時期はまちまち。

文  小林千穂
写真 松原省吾


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「ひと」
鎌倉ガイド協会の会長に就任した

坂本 哲夫(さかもと てつお) さん

NPO法人鎌倉ガイド協会の会長に5月10日、就任した。お寺に生まれ、大学で造園を学び、ボーイスカウトの指導者も務めた。ガイド協会を率いるのに、これほど適任の人はいない。任期は2年。 埼玉県久喜市にある真言宗の寺「寿徳寺」住職の次男だ。生まれたのは1947年9月。カスリーン台風で利根川が決壊し、お寺にも水が来た。母親は高台にある薬師堂で出産した。産婆が来られず、父親が取り上げた。セーターの毛糸でへその緒をしばったが、血は止まらない。産湯もない。 「だけどなぜか薬師如来さまのおかげで助かった。命をそこで拾ったようなもの、と母に聞かされた」 埼玉県立浦和高校に進み、山歩きが好きなのでワンダーフォーゲル部に入った。そのころ藤沢市にある神奈川県立湘南高校との間で、各部活対抗の定期戦があった。そこで湘南地域の洗練された雰囲気を知ったことが後の人生を決める。 日本庭園に興味を持ち、国立大学で唯一造園学科があった千葉大学に進学した。さらに湘南地域を走る小田急電鉄に入社し、緑化事業部や広報部で働いた。その後、関連会社の小田急フローリストの常務に転じ、社長を11年務めた。 その一方で、当時住んでいた藤沢市のボーイスカウトに二人の息子を入れ、隊長や指導者にもなった。学生時代に知り合い、高校教諭だった夫人に「日曜ぐらい子どもの面倒見なさいよ」と言われたことからだった。 2008年にあこがれていた鎌倉市長谷に転居。4年後に退職し、鎌倉ガイド協会に入会した。19年には副会長兼事務長に。 「義理の父が浅草で英語のボランティアガイドをしていて、世話をした人からクリスマスカードをもらって喜んでいた。人生の第2ステージとして、こういうのがいいなと思った」 協会は今年、創立30周年。会員は現在137人だ。年に10人ほど辞めるので、3年に一度のわりで30人ほど補充がいる。今年10月に募集し、来年4月から12月まで養成講座がある。まず小論文で審査。その後、週2回の座学、実技、試験となかなかの厳しさ。「神奈川県で一番大きい規模のガイド協会であり、一番ハードルの高い協会」という。 インバウンドの影響も大きく、英語ガイドのチーム11人もつくった。「鎌倉市、観光協会とより連携し、日本遺産の観光振興や27年に神奈川県で開かれる国際園芸博覧会にも協力していきたい」。 その経歴から、協会の中で「庭園といえば坂本」と言われる。「建築は止まっているが、造園には、いつどんな花を咲かせるかなど、時間軸がある。その点からみても鎌倉は観光地として理想的」と話す。77歳。
(文・写真 真田正明)



購入新図書のリスト抄

鎌倉市中央図書館(5月分)

鎌倉市中央図書館(☎25・2611)は5月に一般154冊、児童書38冊を収蔵した。一般的なものは下記の通り。 ▼「この一冊で全部わかるセキュリティの基本イラスト図解式:わかりやすさにこだわった」みやもとくにお著SBクリエイティブ▼「生きるためのブックガイド」岩波ジュニア新書 1000  岩波ジュニア新書編集部編 岩波書店▼「中世公家の生活と仕事」家永遵嗣編 同成社▼「昭和100年地図帳」平凡社編 平凡社 ▼「鎌倉 日本の美をたずねて大人絶景旅」朝日新聞出版 ▼「ポピュリズムの仕掛人」ジュリアーノ・ダ・エンポリ著 白水社▼「コーポレートガバナンス入門」太田洋著 岩波書店▼「貧困とは何か」ちくま新書 志賀信夫著 筑摩書房 ▼「半導体ビジネス最前線」日経MOOK 日本経済新聞出版編 日経BP日本経済新聞出版▼「世界の卵料理」塩川純佳著 講談社▼「アンパンマンと日本人」新潮新書 柳瀬博一著 新潮社▼「古都写真家原田寛が教える古都の撮り方、歩き方。」原田寛著 日本写真企画 ▼「美しい生き方」假屋崎省吾著 さくら舎▼「雪のうた」左右社編集部編 左右社▼「なぞとき赤毛のアン」文春文庫  松本侑子著 文藝春秋▼「偽医者がいる村」角川文庫  藤ノ木優著 KADOKAWA▼「巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある」古賀及子著幻冬舎▼「女人京都」小学館文庫  酒井順子著 小学館 ▼「極北の海獣」イーダ・トゥルペイネン著 河出書房新社


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田村 慶

新鎌倉料理⑭

「夏の定番メニューにプロのひと手間」
 翡翠ナスの揚げ浸し

7月に入り晴天が続くようになり、気温も上がり、熱中症にも気を付けたい季節。小まめな水分補給、頑張りすぎて、体調に違和感を感じたらすぐに休憩を取るように心がけましょう。
今回は夏に美味しいナスをメインに据えた涼しげな料理を紹介します。
●材料(2人前)
▽ナス2本▽ズッキーニ2切れ▽パプリカ赤、黄各1/8個▽生姜1/4
【浸し地】▽出汁400㏄▽薄口醤油大さじ1・5杯▽味醂大さじ1・5杯
▽塩小さじ1/2杯
▽砂糖小さじ1杯
▽(写真には花穂紫蘇使用)
●作り方
①【浸し地】を鍋に合わせてひと煮立ちさせて冷ましておく。②ナスは縦に4等分「切り込み」を皮に入れておく。③170度の油でナスを回しながら満遍なく火を入れる(2、3分程)。④氷水にナスを落として皮剥いて水気を切り、浸し地に浸けておく。⑤パプリカ、ズッキーニも一口サイズに切り、サッと揚げて同じく浸し地につける。
⑥2時間程漬けたら器に盛り付ける。⑦生姜を千切りにして水でさらして、鰹節と共に茄子の上に乗せ完成。
(創作和料理近藤 副料理長)


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旧華頂宮邸のイラスト

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栗田政裕さんの作品

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み る

▼《朝夕安居》大解剖!︱
清方えがく、夏の暮らし 7月5日~8月24日鏑木清方記念美術館。「朝夕安居」に描かれた街並みや風俗を紹介し、清方の記憶に宿る明治の東京をひも解く。3百円。小中学生と同伴者は無料。
☎23・6405
▼こもんじょ沼︱中世鎌倉の古文書入門
7月12日~8月31日鎌倉国宝館。「古文書ってなに?」の疑問に答える特別展。中世の記録や文書など約70点。7百円。
☎22・0753
▼映画雑誌SCREENの流儀︱ 近代映画社の仕事
7月27日まで川喜多映画記念館。映画雑誌「SCREEN」を取り上げ、戦後の日本の映画界で革新的な試みをしてきた近代映画社の仕事をみる。3百円、鎌倉市民無料。
【関連上映】「許されざる者」7月8・10・12・13日/「パピヨン」9・11~13日/「小さな恋のメロディ」21・24・26・27日/「スタンド・バイ・ミー」21・23・25・27日。千3百円。【許されざる者トークイベント】SCREENは映画をこう語る!12日13時半。千9百円。
☎23・2500
▼徒然草︱近世読書のたのしみかた
7月13日まで県立金沢文庫。絵本、絵巻、屏風、刊本など所蔵の「徒然草コレクション」から魅力を探る。250円。
☎045・701・9069
▼伊東雅江絵画展 あたたかな記憶2
7月2日~8月2日小町通りのギャラリー一翆堂。「かまくらのすてきなたてもののえほん」のシリーズ4作目「金沢街道エリア・扇ガ谷」の原画を展示。
☎22・3769
▼凄技!木口木版画
Evolutions 2025
7月6日まで北鎌倉ギャラリー月。
☎22・2913
▼横浜バレエフェスティバル2025in鎌倉
8月2日16時・3日14時、鎌倉芸術館。国内最大級のバレエ・ガラ公演。クラシックバレエからコンテンポラリーダンスまで。4000円~。
鎌倉芸術館チケットセンター☎0120・1192・40



き く

▼鎌倉吹奏楽団 Music Farm第25回 映画音楽演奏会 7月5日14時、鎌倉芸術館。発足30年の一般吹奏楽団で「ヒックとドラゴン」「サウンド・オブ・ミュージック」など。無料。
☎050・3552・4010
▼フェアリーベルリンガーズ ハンドベルコンサート
7月26日14時、鎌倉生涯学習センター。鎌倉の女性イングリッシュハンドベルで「おもちゃの兵隊の行進」「少年時代」など。無料。
☎48・0553



まなぶ

▼第10回 夏休み 親子で楽しむ書道体験
7月23日9時15分~10時45分、鎌倉生涯学習センター。小1~3年生の子と親。無料。要申込。
日本総合書芸院☎23・2100



さんか

▼漁協の朝市
▽腰越 7月3・17日10時~売切れ次第終了。腰越漁協事務所前。
▽湘南 鎌倉支所 7月6日10時、鎌倉パークホテル駐車場☎22・3403
▼ふらっとカフェ鎌倉
 誰でも参加できる地域食堂。▽おてら食堂(安国論寺)7月6日12時半。
▽ソンベカフェ23日16時半。各大人5百円、中学生以下無料。要予約。
渡邉方☎090・5199・1654 flatcafekamakura@gmail.com
▼鎌倉風致保存会
▽みどりのボランティア7月5日建長寺回春院。12日十二所果樹園。19日御谷山林。26日十二所果樹園。29日内藤家墓地。各9時20分現地集合。
▽お話サロン5日14時半鎌倉生涯学習センター。▽みどりウォーク16日9時半鎌倉広町緑地。
▽藍染体験教室30日10時鎌倉生涯学習センター。
☎23・6621
▼鎌倉ユネスコ協会
▽バザー7月13日10~13時、同会深沢倉庫(深沢中学へ上る手前の信号右折の長屋)。※献品受付 衣類・雑貨・支援用食糧品。
☎080・6602・9498
▽書きそんじハガキでアジア寺子屋支援未使用切手・プリペイドカードなども。鎌倉市関谷387―13鎌倉ユネスコ協会・小倉宛。
▼大船フラワーセンター
▽ハスの早朝開園7月5・6・8~13日・19~21日・26・27日7時。
▽コンサート6・20日11・14時。▽園長さんぽ13日10時。無料。▽紙で作る蓮の花づくり10日10時・13時半。無料。▽ミツバチ内検・採蜜体験会26日9時半・13時半。3百円。申込~7日。
▽ピンホール写真体験教
室8月1日13時半、2日9時半・13時半。千円。申込~14日。▽食虫植物教室8月5~11日10時・13時半。5百円。申込~17日。入園料4百円。
☎46・2188
▼鎌倉ガイド協会
▽金沢文庫と称名寺7月4・8日9時金沢文庫駅西口広場集合。約4㎞。8百円。▽歴史文化交流館~鎌倉の遺跡と武家文化探訪15・18日9時半、鎌倉駅西口広場前集合。約3・5㎞。8百円。
▽禅居院本堂昇堂・聖観世音特別拝観と法話・坐禅・読経体験 9日9・13時、10日13時、北鎌倉駅東口集合。約2㎞。8百円。
☎24・6548
▼おはよう花市
7月12・13日7時半~8時半、鎌倉中央公園。▽朝顔市 朝顔、ひまわり 花苗販売。▽かき氷 中学生以下1杯無料。▽夏祭り(大平山丸山町内会主催)13日14~16時。
鎌倉市公園協会☎45・2750
▼第75回 “社会を明るくする運動”逗葉地区の集い
7月18日13時半、逗子文化プラザ。▽式典作文コンテスト優秀作品の朗読など。▽ワークショップ 「アンガーマネージメント」など。無料。
逗子市市民協働部☎046・873・1111
▼第23回 納涼 盆踊り大会
7月20日12~15時、逗子アリーナ。「炭坑節」「逗子音頭」「東京音頭」など。無料。
逗子市レクリエーション協会☎046・871・0636
▼北鎌倉・台峯の緑をともに
▽山の手入れ7月19日10時、山ノ内配水池脇
▽山歩き20日9時、山ノ内公会堂。北鎌倉台峯緑の会。
☎090・6502・2470
▼逗子の市(雨天中止)
亀岡八幡宮境内。
▽フリーマーケット7月25日8時~14時半。雑貨・衣類・手造り品など約20店。▽骨董市26日7時半~14時半。
※フリマ・骨董市出店者募集中。
片岡方☎090・5442 ・3778


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©K.Miura

新日本フィル ファミリーコンサート

“未来への贈りもの”

クラシックの名曲と映画音楽で心に響くひとときを。7 月12 日1 4時、鎌倉芸術館。モデル・声優としても幅広く活躍中のフルート奏者Cocomi さんが新日本フィルハーモニー交響楽団と奏でる「カルメン幻想曲」ほか「ジュラシックパーク」のテーマ、「となりのトトロ」など。指揮=澤村杏太朗。S 席5000円、A 席4500円、4歳から中学生1500円。
新日本フィル☎03・5610・3815
チケットオンライン www.njp.or.jp


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支給物資の配布風景

NPO法人ミャンマー
 ファミリークリニックと菜園の会 MFCG(59)

ミャンマー大地震の被災地支援
  代表理事 名知仁子

こんにちは。いつも応援いただき、感謝しています。 3月28日にミャンマー中部を震源とする大地震が発生してから2カ月が経過しました。この間、多くの方が路上での生活を余儀なくされ、430万人に及ぶ人々が支援を必要としていると伝えられています。6月に雨季に入り、ますます衛生面のサポートが必要で本格的な支援はこれからです。 当会の最終目的は、ミャンマーの皆さんが自立(自律)できることです。そのための第一歩となる支援を、ミャンマーで活動する人たちと共働で開始しました。前回お知らせしたようにシャン州の3つの村に物資を届けました。在ミャンマー日本国大使館の吉武将吾大使を始め、関係者の皆様に多大なるご協力をいただき、大変感謝しています。 【支援した物資】毛布・蚊帳・石けん各500世帯分ほか、歯ブラシ、脱水予防用ORS(経口補水塩)粉末、マットなど、購入費合計約200万円。 本当に必要としている物はなにか、各村でアセスメントシートを配布しました。その結果、全451世帯が住める家を建てることを希望していました。大部分の家屋が、外見は一部分だけ破損したように見えますが、内部はとても人が住める状態でない現状でした。家の再建には1軒あたり360万チャット(約25万円)以上かかり、当会では全世帯の支援はできないと判断しました。今後は、この3つの村のうち1つにしぼって、村の住民が病院などに行けるようになり、魚を採り、少しでも自活できるようにこの地域の移動手段である船の修理などを行う予定です。 船の修理に際して内部のファイバーなどの必要な物品などの調達ができる方や会社、団体をご存じの方は、ご連絡ください。 支援を行う一方で、ミャウンミャ地域では、従来からの巡回診療などの活動を継続しています。 当会への地震災害への義援金の受付はこちらから。
事務局 東京荒川区東尾久8―41―23
FAX 03・6807・7499
myanmarfcg.info@gmail.com
http://mfcg.or.jp/
https://www.facebook.com/mfcg.or.jp

【この記事は清興建設提供】


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防災キャンプのロープワーク

防災キャンプで広がる共助の輪

葉山町・一色第3町内会

葉山町の一色第3町内会(加入数715世帯)が御用邸近くの主馬寮公園で5月24日、「防災キャンプ」を行なった。 災害時に指定避難所だけでは人を収容しきれないことを想定し、楽しみながら万一に備える訓練を兼ねた催しで、71人が参加した。 2018年から始まった企画で、テントの組み立ても学べる宿泊体験が目玉となる1泊2日が通例だが、今年は天候の都合で1日のみの開催となった。カセットガス方式の発電機の運用、大型の鍋や七輪、鉄板を使った炊き出し訓練では、豚汁とごはん、焼鳥や焼肉も振る舞われ大人気。葉山町消防本部の隊員4人が初期消火訓練を指導し、ポンプ車の仕組みや現場での隊員の装備なども解説した。 町内在住の災害救援活動士馬場賢親さん(64)は、災害時に洗濯物を干したり、ハシゴに応用したりできるロープワーク、チラシで作るコップやスリッパの折り方、ペットボトルにロープを結び、溺れた人を助ける方法などを指導した。 10人の子どもたちと参加した一色中央子ども会の保護者らは「日常でも使える知識に目から鱗」と驚いていた。 同町内会の盆踊りが7月19・20の両日18時半~20時半に行われる。横田謙一会長(74)は「他の町内会にも防災キャンプや盆踊りをやってみたいと思ってもらえたら」と話していた。(K)


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フラメンコジャズのアーティストたち=5月27日スペイン大使館

フラメンコジャズフェスティバル

建長寺で音楽と美食の祭典

スペイン文化への理解を深め、音楽を楽しんでもらおうと、音楽と美食の祭典「フラメンコ・ジャズ・フェスティバル・ジャパン」が5月30日、建長寺で行われ、約80人の観客が美食とアーティストのパフォーマンスに酔いしれた。 オンラインで世界中に音楽を発信する「OH!JAZZ」の企画で、フェスティバルは5月22日から31日まで東京・横浜・鎌倉で開催された。 建長寺では、ミシュラン星付きレストランのシェフ、イスラエル・ラモス氏が手がけるアンダルシア料理を堪能したあと、午後7時すぎ、法堂で演奏が始まった。ピアノ、ギターやハーモニカの旋律、情熱的なフラメンコのリズム、歌や手拍子がジャズの自由な即興性と融合し、凛とした空間に響き渡った。フェスティバルの模様は世界35万世帯以上の視聴者に配信しているという。 「愛するスペインと日本を繋ぎたかった」と企画した「OH!JAZZ」代表のヘスース・ベレザグアさん(61)は催しの成功を喜び、次回の鎌倉を中心に据えた取り組みに向けて準備を進めている。


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平井住職(右)、矢島社長(左)と常駐スタッフ

樹木葬で一家の幸せ祈念

安国論寺に永代供養墓

「墓じまい」「改葬」などの言葉をよく耳にする昨今、核家族化や少子高齢化の影響で、お墓の「継承者がいない」「子供に迷惑をかけたくない」などの理由で、従来のお墓のあり方を見直す動きが加速している。 鎌倉市大町の安国論寺境内に昨年2月、「かまくら樹陵」が開苑した。また、樹木葬の庭苑の脇には、永代供養墓が建立されている。 6年半前に着任した平井智親住職(61)はあちこちの業者を回って調べたところ、 「アンカレッジ」(東京都港区・矢島靖擴代表取締役社長)に出会い、その造園の美しさに魅かれて導入を決定。敷地面積120㎡の墓苑にはさまざまな花木が植えられ、四季折々に彩りを添え、小鳥のさえずりも聞こえる。永代供養墓は、先代住職の遺志を継いで建てられた。住職は墓苑と永代供養墓で毎日供養しているという。「宗教や宗派を問わず、いろいろな方と縁をつなぎたい」と平井住職が相談事には親身になって応えてくれる。 墓苑の中の1人用~4人用の墓石から選び、氏名や好みのデザインの彫刻を施してもらう。その下に埋葬され13年(最長33年)後に永代供養墓に。 鎌倉駅から徒歩15分ほどの閑静な場所で、墓参りにも便利。「人混みを避けようと観光地周辺の墓地から改葬して、毎日お参りにいらしている方もいます」と矢島社長。 140区画のうち、すでに半分は埋まっている。
7~9月夕涼み見学会も。問い合わせ アンカレッジ☎0120・37・7676(左にご案内)


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スケッチ日和(89)

「百日紅」 黒川 明

サルスベリは中国原産だそうだ。暖地を好むようで、この辺りではよく見かける。庭にも一本あって夏の間中咲いている。秋には実を小鳥がついばんでいた。シジュウカラやヤマガラがこの木の枝でよく囀っている。夏が濃くなってくると囀りが聞こえなくなるが、枝で休んでは水盤で水浴びをしてゆく。巣だったばかりのシジュウカラがこの枝に団子のように並んでいることもあった。一本の木がいくつもの命を支えているようだ。
水彩 36×51㎝。



終の棲み家を考える(134)

リフォーム難民

最近の相談者の中に、設備の異常・雨漏れ等、比較的細かなトラブルを抱え困っている方が多く来ます。 よく話を聞くと、その家を建築した業者ではなく、訪問営業やチラシ広告等で工事を依頼し、その後のメンテナンスで解決できずに困っているようです。 本来、家は建築した業者が後々まで面倒を見る仕組みです。在来建築の業者の怠慢もありますが、依頼者が金額だけを比べて安い金額の業者に工事を依頼して、メンテナンスに対応してもらえず問題が起きているのが原因のようです。 家を造る時は15業種位の専門業者が携わります。その業者を総括的に把握し、手配するのが工務店・建設業です。業者も各々免許や資格が必要なことは勿論ですが、工務店・建設業もそれ以上に総括するための免許や資格が必要です。 小さな工事と思って発注したのに、あれもこれもと工事が広がり、外壁の塗り替えを頼んだはずが水廻りや内装工事まで行われ、後日雨漏れを見つけ修理を依頼すると「できない」と言われたそうです。 金額だけでその都度いろんな業者に発注していると、家のためを考えてくれる業者が離れてしまいます。 「リフォーム難民」にならないために、安心できる地元の工務店・建設業者を一社決めることが肝心です。
日向建設
鎌倉市大船1―15―3
0467・47・5454
http://www.hyuuga.co.jp/



鎌倉年中行事

7月

▼鶴岡八幡宮の七夕祭7日17時、鶴岡八幡宮。
▼大町まつり12~14日。12日例大祭、神幸祭、神輿、13日富くじ、14日縁日、還幸祭。
▼天王祭12日宵宮、13日本祭。小動神社・江の島八坂神社の合同祭礼。
▼亀岡八幡宮例祭 15日宵宮、16日11時式典、14時神幸祭。
▼鎌倉花火大会 18日19時20分、鎌倉海岸。
▼荏柄天神社例祭20日12時半神幸祭、24日16時半宵宮。25日10時半例祭。
▼石上様の例大祭21日御霊神社(坂ノ下)。
▼観蓮会 26・27日光明寺。24日献灯会17時半海岸回向、18時法要。
【海水浴場の開設】
 ●鎌倉市海水浴場
 7月1日〜8月31日
 ●逗子海水浴場
 6月27日〜8月31日
 ●葉山海水浴場(森戸、一色、長者ケ崎・大浜)
 7月1日〜8月31日
 ●藤沢市海水浴場
▽片瀬東浜7月1日〜8月31日▽片瀬西浜・鵠沼7月1日〜9月7日▽辻堂7月12日〜8月31日


プロムナード

僕は社会人として働き始めた当初、鎌倉市内でも毎日のようにスーツで仕事をしていました▼周りから「鎌倉でスーツは珍しいから目立つ」と笑われてから、徐々にラフな服装へと移行してきています▼そして約20年が経過した今では、半袖に短パンという姿で仕事をするまでになりました▼先日その姿のままで都内へ行ったのですが、鎌倉の風土があるからこそ許容されるのだと改めて感じました▼しかし、この連日の酷暑を考えるとスーツで活動することの方が、汗などで逆に不快感を与えかねないと思いつつ、スーツ姿で日傘を活用しながら歩いている男性を見かける度に「申し訳なさ」と「妙な優越感」の間で揺らいでいます。(N)


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