鎌倉朝日新聞 (10月1日号 2024年 第547号)

鎌倉朝日新聞社

8月のワークショップの様子

新しい時代の学びを考える

親子・教員・町民ら地域一体で

人口減少、地球温暖化、コロナ禍、大規模災害など予測できない困難を抱えながらIT技術が進展する未来を生きていく子どもたち。 新しい時代に向け、葉山の子どもたちの前向きに学び続ける力を育てたいと8月18日、葉山町教育総合センターで教育委員会主催の「楽校をつくろう!」ワークショップが行われ、学校運営協議会委員、PTA役員や小学生、教員、公募の町民など約50人が参加した。 この取り組みは文科省の「新しい時代の学びを実現する学校施設の在り方について」の最終報告を受け、町内の小中一貫教育も視野に入れた再整備を目指し、子ども、保護者、教員、町民らの想いを構想の土台として集めていくことを目的としている。 今年2回目で、千葉工業大学創造工学部倉斗綾子教授の協力で50年後の未来を想像。「授業はあるか」「校舎はあるのか」「子どもたちだけの学校ではなくなるのか」などのテーマで活発な意見交換を行った。 「授業はオンラインとAIで」「AIに創造や感情は教えられない」「幅広い年齢で学びあう」「子どもだけの場所も必要」など対立する立場をとった討論形式により、未来の「楽校」の姿が浮かび上がった。 長柄小学校から参加した母子は「このように希望や意見を将来に向けて取り入れてもらえる場はなかなかない」と高評価。 教育委は「今回の成果を踏まえて次は既存の学校でもできることを具体的に考えていきたい」と、今月12日に同じメンバーで3回目を実施する。(K)



邸宅・庭園から文化の発信

第19回 湘南邸園文化祭

「湘南邸園文化祭」は、湘南に残る邸園(邸宅・庭園、歴史的建造物等)を舞台に行う、各地域のNPOなど29団体による催しで、今年で19年目を迎える。12月11日まで。その一部を紹介。
A「数寄屋造りと日本庭園のみかた」10月6日、11月9日、旧山本条太郎別荘。3500円。
B「吉田五十八住宅の楽しいみかた」10月5・26日山口蓬春記念館。3500円。
ABとも10時・13時半。主催は庭屋一如・申込080・7115・2644
C「日本バレエの母エリアナ・パヴロバ顕彰碑︱腰越戦没者慰霊碑ツアー」10月6日13時、江ノ電七里ヶ浜駅改札前集合。1500円。鎌倉パヴロバ会が共催。
問合せ32・1650
D「祝国登録有形文化財登録 旧鎌倉図書館見学会&講演会」10月27日鎌倉市中央図書館。無料。主催は図書館とともだち鎌倉。
申込090・4728・5242
E「つくられた原風景~披露山住宅地造成の歴史」10月26日13時半、小坪漁港天王浜。500円。主催は原風景を生かすまちづくりの会。
問合せ050・3740・0415
F「鵠沼の『まちの記憶』を求めてvol.6」11月2日13時、江ノ電鵠沼駅前 賀来神社集合。1500円。主催は原風景を生かすまちづくりの会。
問合せgenfuukei2018@gmail.com
G「国登録有形文化財で観る小津安二郎監督作品『麦秋』」11月3日15時、茅ヶ崎館。無料。主催は茅ヶ崎の文化景観を育む会。
問合せ090・3219・7963



鎌倉朝日新聞社


鎌倉朝日新聞社

鎌倉木樹めぐり⑦

大長寺のキンモクセイ

蝉時雨がいつしか虫の音にかわる頃、風にのってどこからともなく漂うキンモクセイの甘い香り。深まりゆく秋を感じさせる。 鎌倉市岩瀬の亀鏡山大長寺の庫裡の前に、高さ7m、横幅5mほどのお椀をふせたような形の木がある。四方八方に枝を伸ばした木はあちこちの寺でみられるが、こんなふうに剪定された木は鎌倉ではめずらしい気がする。 モクセイ科の常緑小高木で、原産地は中国。葉は6~12㎝で広披針形。9月下旬から10月中旬に、橙黄色の4、5㎜の小さな花を枝に密に咲かせる。花冠は4つに分かれ、厚みがあり、おしべは2本で、中心部に柱頭がのぞく。 同寺周辺の山々は鎌倉市指定の保護樹林で、正面に緑の山を背景にした本堂が整然と構えている。

文  小林千穂
写真 松原省吾


鎌倉朝日新聞社

「ひと」
6日に合奏祭を開く鎌倉合奏連盟理事長

渡辺 光(わたなべ ひかる) さん

鎌倉生涯学習センターホールで6日、鎌倉合奏連盟が主催する「鎌倉合奏祭」が開かれる。参加する14団体のうちの「鎌倉新フルート合奏団」の指導者でもある。 鎌倉の合奏団のほか「逗子フルートアンサンブルソサィエティ」や、横浜市、横須賀市、さいたま市などで、7つのアマチュア・フルートオーケストラを率いる。指導のために各地を飛び回る日々だ。 一方で、横浜市を中心に演奏活動を行っているプロのフルートアンサンブル「コンセールルミエール」のリーダーでもある。グループは1995年に発足し、2004年以来、英国フルート協会に招待されて何度も渡英するなど、活躍の場を広げている。 東京生まれで、10歳のころに鎌倉市に引っ越した。鎌倉市台にあった自宅には、レコードがたくさんあり、クラッシックやビートルズがかかっていた。父親と一緒に北鎌倉の音楽愛好家が集まる喫茶店に行くようなこともあった。 フルートに出会ったのは玉縄中学3年生のころ。それまでギターを習っていたが、参加していたサークルがなくなった。そこで母親にフルートを勧められ、父親がいきなりフルートを買ってきた。大船高校に入り、音楽大学を目指して個人レッスンに励んだ。しかし、音大進学はかなわず、父親の写真集配業を手伝いながら、益山弘熙氏の指導を受けた。20代半ばからは、アマチュアの指導も始めた。 転機になったのは、英国のフルート奏者、故ウィリアム・ベネット氏との出会い。ロンドン交響楽団など主要なオーケストラの首席奏者を務め、楽器としてのフルートの機能改善にも力を発揮した人物だ。 1996、7年に長野県安曇野市で、ベネット氏が主催したマスタークラスに参加した。その縁で、2001年にベネット氏が金沢に招待された時に、フルートアンサンブルで一緒に演奏する。そこで認められ、来日のたびに共演するようになった。2008年にコンセールルミエールがベネット氏らとともに発表したCDは、英国のフルート専門誌で絶賛された。 日本は「フルート大国」と呼ばれる。「これほどアマチュアグループがあるのは、日本と米国ぐらい」と話す。指導するグループには、リタイアした人や、子どもに手がかからなくなってから始めた人が多い。 「ほとんどが年上の方で、人生の先輩。指導はしているが、勉強にもなる」。57歳。
12月14日、横浜の日本キリスト教団紅葉坂教会でコンセールルミエールのコンサートを開く。
(文・写真 真田正明)


鎌倉朝日新聞社

元宝塚劇団月組トップスター
2014年宝塚歌劇団100周年に殿堂入り

古城 都 バラのサロンコンサートvol.3

10月27日14時、逗子市沼間のかわせみホール。 「宝塚歌劇団殿堂入り100名」の一人、元月組トップスター古城都さんが、千坪の庭に咲き誇る秋のバラをバックに、スタインウェイのピアノ演奏で歌う。すみれの花咲く頃、オー・シャンゼリゼ、ろくでなし、愛の讃歌、マイ・ウェイ他。
5千円。桐ケ谷方046・871・3262



鎌倉朝日新聞社


鎌倉朝日新聞社

写真展「四重奏・鎌倉 第3楽章」

原田寛風景写真講座の50~80代の受講生4人で構成する「鎌倉カルテット」の写真展。
10月30日~11月4日鎌倉生涯学習センター。鎌倉の風景約50点。
古川方090・1114・9139



第19回 鎌倉歌壇さきがけ源実朝公顕彰歌会

12月2日12時、鎌倉生涯学習センター。
第1部三枝浩樹さんの講演「さまざまな実朝」。
第2部歌会・表彰式。無料。【選者】大下一真さん、木村雅子さん、三枝浩樹さん、津金規雄さん。
【投稿要領】B5判200字詰め原稿用紙。題は自由。楷書で新作1首。住所、氏名、電話番号、使用かな(新・旧)明記。1人3首まで。出詠料1首につき千円。口座番号00260 4 59248、締切10月10日。
鎌倉歌壇・鎌倉同人会 FAX 66・3297


鎌倉朝日新聞社

心のふる里を行く(60)

八雲文学に漂う日本の面影
  ―松岡正剛氏を偲んで 池田雅之

皆さんが日本文化の美しさを感じるのはどんな時だろうか。寺や神社を参拝した時などに日本文化の伝統美を感じたりすることがあるかもしれない。日常生活の中では、どうであろうか。 実は本当のところ、日本文化の粋や美を味わうところまでいっている日本人は、意外と少ないようである。 日本文化の真髄は、西欧文化のようにはっきりと定義して、言葉で示すことがむずかしいようである。つまり、日本の美の奥深さは、「そこはかとないもの」の中に見え隠れしている「あわい」のようなものかもしれない。それを私に教えてくれたのは松岡正剛という著作家であった。彼は日本的な美意識を「面影」ということばを使って説明していた。 私敬愛してやまない松岡さんが、8月12日に80歳でお亡くなりになった。松岡さんを偲んで、彼の多産な著作活動の中から私は今、数冊を手にしている。その一冊が、『神仏たちの秘密―日本の面影の源流を解く』(春秋社)である=写真。 この本の中で、私が昔監訳した小泉八雲論の『神々の猿―ラフカディオ・ハーンの芸術と思想』(ベンチョン・ユー作 恒文社)を紹介してくださっている。八雲の文学作品にも、「そこはかとない日本の美」としか言いようのない「日本の面影」が描かれている、と松岡さんは指摘している。 松岡さんのいう「面影」とは、日本文化の総体を理解するためのキーワードである。例えば、『怪談』とい作品は、陰影に富む、彼の日本文化へのアプローチなのであるという。八雲の作品は、異国趣味(エキゾティシズム)であるとか、日本を理想化した著作であるとか言われてきたことがあったが、松岡さんは韓国人学者ベンチョン・ユーの『神々の猿』の一節を引きながら、この通説を否定している。 八雲の日本理想化に関わる批判は、B・H・チェンバレンやドナルド・キーンから今日までも引き継がれいる。しかしそれは日本人を含めて、八雲作品を通して、日本文化の持つ「面影」、つまり陰影に富む美意識の本質を読み取る感覚と才能のかなりの部分を失っているからだ、と松岡さんは鋭く批判している。言いかえれば、私たち現代人は、日本文化の本質を理解できなくなっているといえるのでないだろうか。 そして、松岡さんは「神仏たちの秘密」で、「八雲の日本への向き合い方は、たんに失われゆくものへの感傷や懐古ではなかった。「面影」を追うことは(日本の)実体を追うことより、本質的なものにアプローチできる方法ではなかったか」と結んでいる。 今年は、八雲没後120年目の節目の年となる。9月26日は、命日にあたり、松江、熊本、焼津、鎌倉の各地での講演会が行われた。また、来年10月からNHKの朝ドラで「ばけばけ」という妻セツを主人公にしたドラマが始まる。セツがどのように描かれるのか、今から興味しんしんである。
(早稲田大学名誉教授・鎌倉てらこや顧問)


鎌倉朝日新聞社

田村 慶

新鎌倉料理⑥

「レンジで簡単茶碗蒸し」

秋も本番、過ごしやすい気候になり10月も後半になれば鎌倉では紅葉が楽しめるシーズンです。葉が赤くなる「紅葉」、実は葉に含まれる成分が「気温の変化」により緑→赤黒→赤に変化します。気温が8度を下回ると紅葉は進み始めます。今年は暑い印象があるので、長い間紅葉が楽しめるかもしれませんね。今回は秋らしい茸を沢山使った温かい料理を紹介します。
●材料(2人前)
【卵液】▽卵1個▽水150㏄▽白だし大さじ1
【餡掛け】▽水150㏄
▽白だし小さじ2▽醤油大さじ1▽味醂大さじ1▽水溶き片栗粉適量
【餡野菜】▽シメジ・エノキ・マイタケ各1/2パック
▽人参1/2本、ゴマ油適量【天盛り】三つ葉1パック、おろし生姜適量
●作り方
①【餡野菜】の茸を1㎝に全て切り揃え、人参、三つ葉(軸のみ)は3㎝の千切りにする。②①をごま油で炒め、茸に火が入ったら【餡掛け】の出汁、調味料を入れて沸騰させる。③沸騰したら弱火にし、水溶き片栗粉でとろみをつける。
④【卵液】を合わせてよく混ぜて、細かいザル等で濾す。⑤器2つ分に④を流し入れて電子レンジ200Wで6〜7分温める⑥③を優しくかけて三つ葉、おろし生姜を添えて完成。
(創作和料理近藤 副料理長)



鎌倉朝日新聞社


鎌倉朝日新聞社

き く

▼愛のオペラと喜びのトランペット
10月6日13時、横浜みなとみらいホール。池田理代子監修・ナレーションのオペラ「椿姫」と田尻大喜さんのトランペット。6千円、前売5千円。
ハーモニーアイ045・811・7293
▼ウィーン・フーゴ・ヴォルフ三重奏団演奏会
10月16日19時、逗子文化プラザ。ダニエル・ゲーデ(バイオリン)、オリヴァー・トレンドゥル(ピアノ)、グスタフ・リヴィニウス(チェロ)の三重奏。
ベートーヴェン「ピアノ三重奏曲第1番」、シュトラウス「美しき青きドナウ」ほか。4千円、高校生以下2千円。
フレンドシップコンサート鎌倉090・3105・4463
▼鎌倉市民混声合唱団
第28回演奏会
10月26日14時、鎌倉生涯学習センター。J・ラター、アラカルト、三宅悠太の3部構成。
同団090・1102・3354
▼第4回円覚寺で聴く室内楽演奏会
10月26日11・14時、円覚寺。地域貢献チャリティーコンサート。ベートーベン「七重奏曲変ホ長調」など。拝観料5百円。
musikspillen@gmail.com
▼湘南ふじさわジャズミーティングvol.5
11月2日10~20時、藤沢駅北口サンパール広場ほか。プロアマ25バンドのジャズの生演奏。無料。


鎌倉朝日新聞社
鎌倉朝日新聞社
鎌倉朝日新聞社

「白い野バラを持つ少女」

み る

▼国宝 鶴岡八幡宮 古神宝
10月14日まで鎌倉国宝館。800年の伝統の例大祭の時期に合わせて工芸品・文書などゆかりの宝物を展示。5百円。
22・0753
▼北条氏150年 栄華の果て︱鎌倉幕府滅亡
11月30日まで鎌倉歴史文化交流館。北条貞時の時代から鎌倉幕府滅亡、北条時行の反乱を取り上げ、幕府の最後、滅亡後の北条一族の女性たちを紹介。4百円。
鎌倉市生涯学習課73・8501
▼日本画ができるまで︱鏑木清方の制作風景
10月22日まで鏑木清方記念美術館。本画と下絵を合わせて紹介し創作過程をたどる。3百円。
23・6405
▼海を渡った鎌倉のユリ
10月1~14日鎌倉市中央図書館。明治・大正期の鎌倉のユリ球根の栽培と輸出の展示。▽講演会6日10時。要申込。
鎌倉玉縄ユリ・プロジェクト25・2611
▼第66回鎌倉薪能
10月11日18時、鎌倉宮。素謡「翁」金春憲和。狂言
「墨塗」野村裕基。能「通小町」金春安明。S席9千円、A席7千円。
鎌倉市観光協会23・3050
▼ギャラリー一翆堂
▽第14回阿知波グループ刺繍作品展 10月4~8日。▽GLOBAL CREATORS OF THE JAPANESE ART 2024
11~15日。10人のグループ展で鎌倉のアイコンをデザインに取り入れた作品も展示販売。
▽伊賀
小島陽介 陶展18~30日。
22・3769
▼北鎌倉ギャラリー月
▽勝部タマキ回顧展─花の遺言 10月3~16日。最後の日々を過ごした北鎌倉で回顧展。
▽西松凌波展 10月18~27日。
22・2913
▼村田佳代子第62回個展村田良策記念アトリエМ合同展
10月8~13日鎌倉生涯学習センター。油彩画、パステル画など。
同アトリエ22・1759
▼第31回 コンポジション展
10月15~20日鎌倉生涯学習センター。黒川明絵画教室の40人、約100点の水彩画、油絵、アクリル画、版画など。
黒川方090・4964・4866
▼県民のための能を知る会 鎌倉公演
10月20日10・14時、鎌倉能舞台。源氏物語を題材にした作品の上演。講演、狂言、能。字幕解説付。
6500円。22・5557
▼いのちと平和を考える映画祭
10月24・28日逗子文化プラザ。「戦雲」「映画〇月〇日、区長になる女。」各千2百円、前売千円。
逗子・葉山九条の会046・878・6044
▼第43回 鎌倉切手展
10月26・27日鎌倉生涯学習センター。国内外の切手、はがき、テーマ別コレクションなど。
鎌倉郵趣会31・2467
▼グリーンシネマかまくら
10月11・12・27・28日。「第4の革命 エネルギー・デモクラシー」。1200円。
40・3389



さんか

▼オクトーバーフェスト鎌倉
10月5日11~20時、6日10~19時、鎌倉市役所駐車場。全国のクラフトビールやつまみ、食事、子どもブースやワークショップなど。
鎌倉商工会議所23・2563
▼きららフェスティバル
団体の発表や作品展示。▽10月4~6日深沢学習センター。▽11~13日腰越学習センター。大船フラワーセンターのワークショップ(5百円)など。
鎌倉生涯学習センター25・2030
▼老人福祉センターフェスティバル
サークル発表、健康測定、福祉バザー物販など。▽今泉さわやかセンター10月6日10~15時半。歌声サロン発表会など。
▽名越やすらぎセンター12日10~15時。▽教養センター19・20日10~15時。19日13時、市民講座・紫式部の生きた時代。先着30名。20日10時親子陶芸教室。予約不要。13時半ヒロセカイ・ハーモニカコンサート。先着30名。▽腰越なごやかセンター26日10~15時。▽玉縄すこやかセンター26日10~15時。バルーンアート実演など。
鎌倉市社会福祉協議会32・1221
▼鎌倉市姉妹都市 物産展
10月11・12日鎌倉生涯学習センター。萩・足利・上田のご当地グルメや名産品の販売。
鎌倉市商工課23・3000
▼鎌倉風致保存会
▽みどりのボランティア10月12日建長寺回春院。19日御谷山林。26日光則寺。各9時20分現地集合。▽大佛茶亭公開2日。▽歴史ウォーク5日。▽みどりウォーク30日。
23・6621
▼鎌倉ガイド協会
▽長柄桜山古墳と長柄の里10月8・11・18・30日9時逗子駅東口集合。約3・5㎞。8百円。▽来迎寺から白旗神社、大蔵幕府盛衰の地9・17・22日9時鎌倉駅西口時計台広場集合。約4㎞。8百円。▽帰源院で講話、円覚寺、東慶寺25・28日9時北鎌倉駅東口集合。約2㎞。8百円。▽映画のロケ地、衣張山19日9時半鎌倉駅西口時計台広場集合。約3㎞。8百円。保護者同伴小・中学生無料。
24・6548
▼スポーツの日無料開放
10月14日鎌倉体育館・鎌倉武道館・大船体育館・見田記念体育館。太極拳ほか武道の体験、ストレッチ&筋トレなど。無料。主催かまくらスポーツファミリー共同事業体。
▼大船フラワーセンター
▽ハロウィンを楽しもう! 10月31日まで。こわ~い植物展、クイズラリーなど。▽ハロウィンライトアップ26・27日。▽バラのガイドツアー 23日13時半。▽コンサート 10月6日11・14時箏で聴く秋の訪れ、20日11・14時木管5重奏コンサート。無料。▽園長さんぽ13日10時頃。入園料4百円。
46・2188
▼NIGHT WAVE
光の波プロジェクトin ZUSHI
11月2・3日17~20時、逗子海岸。波の発光を演出するアート作品。
逗子市観光協会046・873・1111
▼ふらっとカフェ鎌倉
誰でも参加できる地域食堂。▽おてら食堂(安国論寺)10月6日12時半。
▽二階堂デイサービスセンター18日17時半。
▽ソンベカフェ23日16時半。各大人5百円、中学生以下無料。要予約。
渡邉方090・5199・
1654 flatcafekamakura@gmail.com
▼朝市
▽腰越漁協10月3・17日10時~売切れ次第終了。腰越漁協事務所前。
32・4743
▽鎌倉漁協・魚まつり 10月6日10時、
鎌倉パークホテル駐車場22・3403
▼みらいふる鎌倉 三世代交流in坂ノ下
10月19日坂ノ下海岸。開会式9時、ウクレレ演奏・体操、子ども向けゲーム、魚の勉強会、地曳網5百円、小学生以下無料。海岸清掃。
鎌倉三世代交流実行委23・1359
▼北鎌倉・台峯の緑をともに
▽山の手入れ10月19日10時、山ノ内配水池脇
▽山歩き20日9時、山ノ内公会堂。北鎌倉台峯緑の会。
090・6502・2470
▼鎌倉ユネスコ協会
▽バザー10月13日10~14時、同会深沢倉庫(深沢中学へ上る手前の信号右折の長屋)。※献品受付
衣類・着物・雑貨・支援用食糧品。
44・9830
▽書きそんじハガキでアジア寺子屋支援未使用切手・プリペイドカードなども。鎌倉市関谷387―13鎌倉ユネスコ協会・小倉宛。
080・6602・9498
▼インクルーシブビーチクリーンwith鎌倉海藻ポーク
10月18日10時半、由比ガ浜海岸。海藻拾いとゴミ拾い。主催は鎌倉漁師とインクルージョン協議会
045・210・4961
▼動物愛護のつどい
10月20日鎌倉生涯学習センター。講演「ペットの防災とちゅーるの使い方」、長寿動物表彰式典など。
湘南獣医師会046・872・1522
▼岩手郷土芸能祭in鎌倉
10月26日15時半・27日10時、建長寺。早池峰岳流、胡四王神楽。4千円、前売3千5百円。小学生無料。
実行委090・5495・6918
▼第25回 鎌人いち場
 10月27日9~16時、鎌倉海浜公園由比ガ浜地区。アート、歌やダンス、ワークショップ、物販、フリーマーケット、飲食店など。問合せはHPから。
▼逗子の市(雨天中止)
亀岡八幡宮境内。
▽フリーマーケット10月25日8時~14時半。雑貨・衣類・手造り品など約20店。▽骨董市26日7時半~14時半。
※フリマ・骨董市出店者募集中。
片岡方090 ・5442 ・3778
▼逗子アートフェスティバル 10月5~27日逗子市内各所。「アートのよはく」をテーマに。A池子の森の音楽祭5・6日池子の森自然公園。3千5百円・前売3千円。B Who,s ART
18~21日赤い橋ぎゃらりー。Cファミリーペイントフェスタ12日10時。無料。Dみんなでアート19日13時。無料。Eラップで、ココロカルクfrom逗子27日14時。有料。CDE逗子文化プラザ。
同実行委046・873・1111
▼第46回 逗子市民まつり
10月20日10~15時、池子の森自然公園。実行委
046・873・2774
▼逗子市スポーツの祭典 10月20日逗子アリーナ、第一運動公園。幅広い年代で楽しめるスポーツイベント。▽長なわとび大会小学生対象。要申込。
市民協働部文化スポーツ課046・872・8157
▼葉山駅伝2024
12月8日一色小学校~周辺道路の周回。
5人1組。小・中学生・ファミリー4千円、一般6千円。
10月12~18日申込。
葉山駅伝・葉山マラソン事務局
http:/www.hayamarikujo.info/



購入新図書のリスト抄

鎌倉市中央図書館(8月分)

鎌倉市中央図書館(25・2611)は8月に一般112冊、児童書30冊を収蔵した。一般的なものは下記の通り。 ▼「図説宝石と鉱物の文化誌」ジョージ・フレデリック・クンツ著 原書房▼「本居宣長」新潮選書  先崎彰容著 新潮社▼「ティラノサウルスを発見した男バーナム・ブラウン」ローウェル・ディンガス著 国書刊行会▼「だから京都は面白い!」ロング新書 京都の不思議探偵団編著 ロングセラーズ ▼「命のビザ、杉原リストは語る」交通新聞社新書 北出明著 交通新聞社▼「ガザからの報告」岩波ブックレット 土井敏邦著 岩波書店 ▼「『おふたりさまの老後』は準備が10割」松尾拓也著 東洋経済新報社▼「何が教師を壊すのか」朝日新書朝日新聞取材班著 朝日新聞出版▼「本物を超えるニセモノの科学」SUPERサイエンス 齋藤勝裕著 シーアンドアール研究所▼「野口聡一さん、宇宙のことを教えてください!」TJ MOOK 野口聡一監修 宝島社 ▼「外来動物対策のゆくえ」羽澄俊裕著 東京大学出版会▼「55歳から『お金の不安』がなくなる生活術」アルソス新書 臼井由妃著 アルソス▼「ニチレイフーズの広報さんに教わる食材の冷凍、これが正解です!」ニチレイフーズ監修 KADOKAWA▼「記憶に残る人になる」福島靖著 ダイヤモンド社▼「パリ五輪完全保存版熱狂の記憶。」週刊文春8月31日臨時増刊号 文藝春秋▼「ガンが消えたら億り人になった」渡辺雅典著 幻冬舎



ミャンマーに募金を!

7月のダム決壊による大洪水に続き、8月の台風11号の影響で甚大な被害を受け「壊滅的な状態」にあるミャンマーへの支援を、ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会(名知仁子代表)が呼びかけている。
FAX03・6807・7499


鎌倉朝日新聞社

カイドウ咲く春の光則寺

開山750年の法要やイベント

10月12日から「光則寺ウィーク」

鎌倉市長谷の日蓮宗・光則寺が開山750年を迎え、10月12~21日「光則寺ウィーク」として様々な催しを行う。
12日10時、本堂で「お経の会」からスタートし、12~18日(14日除く)本堂鎌倉彫公開(拝観料500円)、17日10時山門でコーラス。21日10時長谷幼稚園児の万灯奉納。以上、申込不要。
13日10時、講演会「750年前の鎌倉を知ろう」(500円)、14日10時・13時本堂天井に施された鎌倉彫の話 (千円)、15日10時光則寺建物ツアーで古建築の修理技師の話(500円)、
17日14時宮沢賢治読書 会(無料)、20日10時弦楽四重奏演奏(千円)。14時寄席(2千円)。11月6日身延山へ日帰りバスツアー(1万~1万5千円)。以上、要申込。
申込はFAX24 ・8185、メールkousokuji750@gmail.com、郵送で。
企画の集大成は21日13時の「お会式法要」(法話と法要)。750年を御宝前に奉告する。
企画・運営にあたる檀信徒の世話人は「多くの方に来ていただき、いっしょに750年を祝いたい」と話している。


鎌倉朝日新聞社

西松凌波さんの干支の絵

西松凌波さんの教室展と父子展

10月18日から北鎌倉で

鎌倉市在住の現代の文人画家・西松凌波さんが、10月に北鎌倉で2つの展覧会を開く。 「凌波の会 寿(いのちながし)展」は10月18~22日ギャラリー鎌倉結(鎌倉市山ノ内136124・4168)。凌波さんに学ぶ鎌倉・東京・関西などの「凌波会」の作品展。同会発足40余年、88歳になる会員の祝賀をかねて16人が出展する。 「琅玕居・西松凌波&(父)静枝亭・秋畝展」は10月18~27日、北鎌倉ギャラリー月(山ノ内20722・2913)で。日本画家の父・西松秋畝と凌波さんの作品とコレクションを展示。 凌波さんは、鎌倉で生まれ育ち、横浜国大・同大学院教育学研修科絵画専攻修了。油彩画、ドライフレスコ、墨彩画から、詩・書・印・画を融合する現代文人画の新境地を拓き、色墨を用いた彩墨画を描く。個展70余回、受賞多数。 凌波さんは「ご縁のある二つのギャラリーでの開催です。絵画ほか収集品など、いろいろ楽しめる展示会になると思う」と話している。


鎌倉朝日新聞社

新刊『古都のことのは』

原田 寛・写真
 上野佳子・文

鎌倉在住の古都写真家・原田寛さんが撮影した古都の四季折々の風景に、パートナーの上野佳子さんが季節の言葉を添えたフォトエッセイ。
白髭神社(滋賀)の朝「年新た」に始まり、建長寺の蘭渓道隆像「久遠」まで、鎌倉をはじめ、奈良・京都などの撮影旅で出会った古都風景79景を収録。「写真家が漠然と感じている古都の魅力を感覚的に捉えながら撮った写真の風景の魅力を妻が言語化している。それは古都の魅力を紐解くキーワードになっている」と原田さんは著書でその思いを語る。
1650円(税込)、扶桑社刊。問い合わせ星月写真企画FAX0467・23・3694
▼『鎌倉のことのは』出版記念写真展 10月23~27日10~16時、北鎌倉の長寿寺。著書の中から鎌倉の写真に絞って紹介。拝観料300円。


鎌倉朝日新聞社

『ちいさなちょうせん』

河田由紀子 著

鎌倉市在住の音楽教員で、「かまくらジュニアストリングス」バイオリン指導者・河田由紀子さんが、自分の体験をもとに絵本を出版した。 主人公のあずは小学2年の女の子。1年生のときからバイオリン教室に通い始め、進級テストを受けたり、演奏会に出場したりして奮闘する様子が描かれている。 河田さんは、東京都や鎌倉市の小中学校で音楽教員を40年程勤め、かたわら「鎌倉ジュニアオーケストラ」のバイオリン指導を20年間行った。2001年、鎌倉市教育委員会に働きかけ、鎌倉芸術館で「かまくらこどもコンサートを開催。2009年、かまくらジュニアストリングスを当時東京音楽大学講師の河合訓子さんと立ち上げ現在に至る。河田さんは、「舞台が鎌倉で、ストリングスでの1こまを紹介しているので音楽を身近に感じてもらえれば」と話す。
900円(税別)、文芸社刊03・5369・2299


鎌倉朝日新聞社

スケッチ日和(81)

「 石 蕗 」 黒川 明

大功寺は「おんめさま」として安産祈願で知られる寺。そのお礼参りに、生まれたばかりの赤子を抱いて参拝する姿がよく見られる。若宮大路と小町大路をつなぐ位置にあり、通勤通学に通る人も。私も時々、お参りがてら通行させていただく。 四季の花が途切れることなく、次々と咲き継ぐ。10月には暗い木立を背景に光を放つようにつわぶきの花が咲いていた。 鎌倉駅のすぐ近くにありながら、不思議な静けさに浸った。
水彩 31×41㎝



終の棲み家を考える(125)

耐震補強の本当の話

地震の発生を予知できても発生を止める事はできません。大きな地震が発生したとき、まずは身体の安全を最優先に考え、安全な場所に避難します。地震は津波や火災とは違い、数秒若しくは数十秒で起きます。家の中にいたとき、どこが安全なのでしょうか。耐震補強がされていない家の場合、絶対安全といえる場所はありません。家が倒れてしまったら何処に居ても同じです。家全体を倒れにくくすることが肝心です。 先ず、屋根を軽くする事、瓦は重いので金属の屋根にする事を薦めます。建物の2階にピアノや重い家具・本や書類の束等は置かないようにします。家具や冷蔵庫などの重い物はしっかり耐力壁に固定します。 肝心な家そのものは、①基礎を丈夫なものにします。②柱は土台から抜けないように金物及びボルトで緊結します。③壁は耐力壁になるように筋交いや・構造用合板で補強します。④家全体のバランスを見て、大きな窓を諦め小さくします。 今ある家を壊す必要など全くありません、必要なところを適切に補強すれば今の基準に近づける事ができます。補助金などに頼らず自分の家は自分で守る。難しい事のように思われますが、貴方の近くに対応してくれる業者は必ずいます。
日向建設
鎌倉市大船1―15―3
0467・47・5454
http://www.hyuuga.co.jp/



鎌倉年中行事

10月

▼古式初亥祭 2日10時、江島神社。
▼開山忌 3日円覚寺。屋外から参列のみ。
▼達磨忌 4日14時、宿忌、5日10時、半斎、建長寺。
▼絵筆塚祭 5・6日まんが絵行灯掲揚。6日13時、祭事。似顔絵、河童絵コンクール。荏柄天神社。
▼人形供養 6日13時法要、本覚寺。
▼鎌倉薪能 11日18時。
▼十夜大法要 12~14日光明寺。法要、練行列、稚児礼讃舞など。
▼舎利講式 15日円覚寺。(見学不可)
▼ふじさわ江の島花火大会 19日18時、片瀬海岸西浜。
▼筆供養 27日11時、東慶寺の前田青邨筆塚。
▼白旗神社文墨祭 28日10時、鶴岡八幡宮境内。


プロムナード

「鎌倉●●」などの商品や看板を見かける機会が多いこのごろです▼「全然知らないなぁ〜」というなかで『信州の鎌倉』というキャッチフレーズが飛び込んできました▼「銀座通り」のように、さまざまな地域で地名が使われることもあるので、「そのような流れの一環かな?」と聞いた当初は思っていました▼しかし、なんとなく気になって調べてみると「最近の思いつき」ではなく、実に縁が深いことを知ることになりました▼『信州の鎌倉』、みなさんはどこを想像されるでしょうか▼上田市にある塩田平です▼私はまだ訪れたことがないのでこれを機会にぜひ遊びに行きたいと考えています▼上田市は鎌倉の姉妹都市にもなっているので、これからも交流を継続してもらえると嬉しいです(N)


FOLLOW US

short