鎌倉朝日新聞 8月1日号 2018年 第473号)

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本誌の元となった第1集・2集を手に編集委員会の齋藤さん(右)と渡辺さん

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新刊の「材木座郷土誌」

公会堂築100年記念事業

「材木座郷土誌」を刊行し全戸配布

材木座公会堂が今年築100年を迎えるのを記念して材木座自治連合会(渡辺英昭会長)が「材木座郷土誌」を7月下旬、発行した。 老朽化した公会堂の「建て替えプロジェクト」が2015年11月に発足し、大規模改修を含む建て替えについての検討を進める中で、住民の理解と協力を得るためには、公会堂が建設された由来や地域の変遷を広く知ってもらい、住んでいることに誇りを持ってもらうことが大切であると考え、郷土誌の刊行に至った。 今回の郷土誌は、材木座の歴史を後世に伝えたいと、時の材木座地区連合会長・蔵並豊年氏の発案で、2006年(平成18)から8年にわたり地元在住で鎌倉市立第一中学校長だった故小松原利一さんが同公会堂で行った講座内容をまとめた「材木座郷土誌第1集」(2010年発行)と補遺講座の第2集を1冊の本にまとめたもの。昨年6月、同自連・渡辺会長の呼びかけで7人の編集委員会を構成し、第1集から編集に携わっていた齋藤彰さんを編集長に作業を進めた。 原稿はなるべく元のものを活かし、材木座の歴史・自然・産業・社寺、生活・文化の5章に分類した。写真については鎌倉市中央図書館などの協力でより鮮明で新しいものに差し替え、航空写真も入れた。 日本最古の築港・和賀江島の由来、地形や災害、シラス漁や鱗供養、材木座発祥の桜(桐ケ谷・普賢象)、行事や子どもの遊び、天王唄や小中学校校歌、地域振興に尽力した人々などが紹介されている。 戦前(昭和10年代)の材木座の街並み図や、1918年(大正7)に落成した公会堂が当時の町民の寄付金で建てられたことを証す墨書した表板の写真も載っている。 発行部数は3000部で、材木座自治連合会加盟の11自治会・2200世帯に配布される。市内の書店でも販売。
1500円(税別)冬花社刊 0467・23・9973


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鎌倉みほとけ紀行(84)

長谷寺・阿修羅身像

紫陽花もおわって混雑もひと息の鎌倉は輝く夏の海へと季節は展開します。三方が緑に囲まれ南に輝く海が開ける鎌倉は自然との調和がよく古来より人々が絶え間なく往来する都市であることが頷けます。 長谷観音は地名の由来にもなるもので、大和(やまと)(奈良)長谷寺とともに日本の観音信仰のメッカとなっている古刹であります。寺伝によれば736年(天平8)の開創で、大和長谷寺の本尊と同じクスノキの霊木から十一面観音像は造立され、海を渡り相模国へ流着した霊験仏と伝えられています。 さて今回の「御仏(みほとけ)」はそんな霊験(れいげん)あらたかな長谷観音が三十三に身を変現して衆生済度する姿をあらわした「三十三応現身立像」であります。観音経に説かれる功徳は、観音さまが三十三種に身を変えて衆生を救わんがために娑婆世界に来られた姿であります。その威容は実にバラエテイー豊かでありますが、それもそうです。 「人を見て法を説け」、と仏陀が説かれるように、衆生(しゅじょう)済度(さいど)(救う)するためには、いつの時代もそうですが、素直な人もいれば、一癖二癖ある人もおりますので、観音さまは相手の身になっての姿をとっておられるのです。 その三十三現身のひとつ阿修羅身は人間が常に腹を立てている存在で、修羅場とよくいわれるように争いや戦(いくさ)の絶えない恐ろしい世界の鬼神であります。その容姿は三面六臂の険しい表情ではありますが、お顔は人々の危機や苦悩を救うべくうちづけられた慈悲の表情にも受けとめられます。
寄木造。玉眼。漆および彩色。像高94・5㎝~108・6㎝。室町時代。拝観は観音ミュージアム(別途拝観料)。


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常立寺の元使塚

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龍の口刑場跡

かまくらの不思議を歩こう⑯

誰姿森の変事  大貫昭彦


*刑場「誰(だが)姿(すの)森(もり)」 江の島を目前にする藤沢市片瀬海岸一帯は、古くは行き交う人の顔も定かならぬ森だったそうです。誰姿森と呼ばれていました。また、この暗さを利用したのでしょう。一帯は刑場でもあったようです。北条氏に敗れた和田氏の残党230余人がさらし首にされたり、日蓮上人が命を取られそうになったりしたのも、片瀬川のほとりです。
*日本・モンゴル友好の塚 湘南モノレールの江の島駅に近い常立寺もこうした歴史につながる寺です。元使塚のある寺として知られています。蒙古の皇帝クビライの使いとして来日した人たちの墓です。彼らは、日本にモンゴル帝国に従うよう勧告するために来たのですが、反発した鎌倉幕府によって処刑されたのでした。それから700年余、墓は守られてきました。これにモンゴルの人たちが感激し、大使や大相撲の力士が訪れ、塚に立つ五輪塔にモンゴルブルーの布(ハダク)を奉納していきます。
*肩寄せる童子像 6月、アースパワーを探索する皆さんと日蒙友好の寺を訪問しました。グループの足は、早くも門前で止まってしまいました。境内からいい匂いが流れてくるというのです。常立寺は梅の多い寺ですが、今は季節ではありません。グループを主宰する大根弘行師は、参道に並ぶ石仏に注目しました。江戸時代の墓で、3体ずつ寄り添って並んでいます。童子、童女の名を刻んだものがほとんどです。 大根師が納得いくような事を言われました。「子供が寂しくないようにと寄せて祀ったのかな。温かい配慮だ。これが匂いの原因かもしれない」 *元使塚のパワー 元使塚は、境内左手にあります。塚の上の香炉には「元使塚、誰姿森」の文字が見えます。アースパワーは、塚の右手前にあるようです。「ずんずんという感じだ!」「身体が軽くなった」「私は足が痛く感じる」メンバーの感想は様々です。
*安らかな寺 本堂の前にも不思議な力が潜んでいるようです。大きな香炉の辺には、線香とは違う匂いが流れているといいます。軒下に吊った鰐(わに)口(ぐち)の動きも妙です。鰐口に付いた綱が微妙に揺れるのです。風もないのに揺れ、突然静止、また揺れるのです。風でもない、モノレールの振動とも、連動しない動きです。原因は大根師にも分からず終いでしたが、心が落ち着く水平動です。 「安らかなお寺ですね。香りと温かさがある。」 常立寺の古い名は回向山利生寺。利生とは生きとし生けるものを救うという意。名前の通り、回向が行き届き、ここに眠る霊は、安らいでいるのでしょう。
*龍口寺の変事 次に訪ねたのは龍口寺です。処刑寸前に光物が現れ、日蓮上人を救ったというドラマチックな伝えのある所です。霊感鋭い人たちの反応もさぞやと思ったのですが、意外にもみな冷静でした。刑場の碑の立つ辺りでの反応もいま一つ。境内に入っても、さしたる動きは見られません。「刑場に散った霊も、手厚く供養され、落ち着いているらしい」。大根師も、そう言いながら本堂に上がりました。ところが昇殿すると、頭が痛いと言い始めました。原因は思い当たりません。堂内にいるお坊さんに伺うと意外な事を教えてくれました。「どの辺が痛いのですか?」「右目の上の方です」「日蓮上人は43歳の時、千葉の鴨川で暴漢に襲われ、右の眉間を斬られました。それでどの寺でも、冬になると、傷が痛まぬようにと、祖師のお像に綿帽子をかぶせるのです」 大根師の頭痛とあまりにも符合する話です。今も狐につままれたような気分です。


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若宮大路の松並木再生

市民団体や地元町内会

「鎌倉市政を考える市民の会(市川和夫代表)」が若宮町内会や周辺住民の協力で、7月7日、若宮大路の松並木周辺の除草や低灌木の剪定の作業を行った=写真。 同会は、住みよいまちづくり推進へ向けて2006年(平成18)発足し、鎌倉市政の調査研究、提言、市との協働などを行っている。 若宮大路はかつて松に覆われていたが、1945年(昭和20)ごろ害虫の被害を受けて大半が枯死してしまった。そこで同会では、往時の松並木を取り戻し、若宮大路を風情のある空間にしようと、荒廃が著しい一の鳥居から海岸にかけての約5百㍍にマツを再生する「若宮大路松並木再生計画」を提案し、2008年から県藤沢土木事務所、鎌倉市と協働で再生に取り組む。 これまで植樹された松は35本。65本しかなかった松が百本になり、植樹前は3割強が歯抜けになっていた松並木が復活。昨年から今年にかけてされに海岸の植え込みに5本が植樹された。日ごろの手入れも大切と、同会では、春秋のクリーンアップかまくら市内一斉清掃を含め、年5回手入れをする。この日は10余人が参加。若宮町内会の町美化担当の鈴木昭正さんらが草刈り機で低灌木を剪定し、会員たちは草刈りを行い、リヤカーに積んで一カ所に集めた。 同会の松山淑郎さんは「地元住民とのコラボが重要だ。県も積極的に関与してくれるようになり、松並木も再生しつつある」と話していた。


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野崎方子「城ヶ崎海岸」

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長「谷川俊子鎮魂」

鎌倉朝日賞に野崎さん長谷川さん(絵画)平田さん(写真)

第53回鎌倉美術家協会展

鎌倉美術家協会(峯尾直明理事長・会員約2百人)主催の第53回記念鎌倉美術展が6月29日から7月5日まで鎌倉芸術館で開かれた。日本画・洋画・工芸(染織・陶芸)の部門で、127点の応募があり、入選作112点と会員・会友の作品149点の合計260点が展示された。 鎌倉朝日賞には野崎方子さんの日本画「城ヶ崎海岸」と、長谷川俊子さんの洋画「鎮魂」が選ばれた。 主な受賞者次のとおり。▽笹りんどう賞=黒川明(洋画)金子早智子(工芸) ▽鎌倉美術家協会賞=小川和男(洋画)▽会員賞=杉浦節子(日本画)金子千鶴(洋画)髙橋和子(工芸)▽会友賞=鈴木通子(日本画)元田寛子(洋画)花見昌道(工芸)▽県知事賞=石神みつ子(日本画)▽市長賞=田中實(洋画)中山愛子(工芸)▽奨励賞=松本偉生利(洋画)▽鎌倉朝日新聞社賞=野崎方子 (日本画)長谷川俊子(洋画) ▽ホルベイン賞=矢ケ部昭彦・住吉順一(洋画)▽クサカベ賞=大方悦子・芳賀徹(洋画)▽マツダ賞=小手川征三郎・芥川良子(洋画)▽トップアート賞=萩原和子(日本画)▽アートフレーム賞=古室博道(洋画)田中ちか(工芸)▽シンリュウ賞=伊藤進矢・谷川功(工芸)▽コビトのくつ賞=長宮寺啓介(洋画)(敬称略)


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平田幸雄「いずれを切るか」

第45回鎌倉写真連盟展

第45回鎌倉写真連盟展が7月中旬、鎌倉生涯学習センターで行われ、鎌倉を中心に活動する13団体の作品約170点が展示された。 大賞の鎌倉市長賞は奥村洋司さんの「古民家光彩」で、36人が入選。鎌倉朝日賞は鎌倉在住の平田幸雄さんの「いずれを切るか」。手斧始式の儀式を合成したという=写真。 主な受賞者次のとおり▽鎌倉市長賞=奥村洋司▽市議会議長賞=鈴木孝雄▽市商工会議所会頭賞=佐田哲男▽市観光協会長賞=友田悦子▽市教委賞=岡安正寅▽鎌倉朝日賞=平田幸雄▽同写真連・盟賞=坂井弘一・野田光治・奥村泰子▽審査委員賞=西山英幸・大沢和恵・本多広幸▽特別連盟賞=畑山富夫・根岸春雄・岡田徳治・湯浅一彦▽入選=代田良春ほか19人(敬称略)


鎌倉朝日新聞社

木版画 藤本宿

谷戸の風(60)

敵か味方か  山 内 静 夫

平成五年一月、鎌倉ケーブルテレビの広報誌に「谷戸の風」の最初の原稿が掲載された。二十五年前のことだ。毎日の放送番組だけではと何か読物になる記事を原稿料無しで社長に書かせろという編集スタッフの命令で始まったもの。全部で一五六本は拙著「谷戸の風」と「八十年の散歩」で発表されている。 そして年を経て平成二十五年改めて本紙に毎月一回同じタイトルで書かせて頂いている。今回が六十回になった。私も馬齢を重ねてだんだんスタミナ切れの感否めず、されど自らに終止符を打つ勇気もなしで、今も又この原稿紙に向って苦悶している次第。と言うのも何か急に書けなくなるような事態が起りはせぬか、そんな無意味な不安がふっと襲って来たりする。「お年よりお若い」というような無責任なお世辞に惑うことなく、自然体にしていればいいのだ。 しかし、その自然そのものが最近安泰でいられないのは目下最大の関心事であろう。豪雨のもたらす被害の恐ろしさは初めて知った人も多いのではないか。人命が大切なのは言うまでもないが、日常の平穏な生活の場へ突如泥水が流れこんでくるような理不尽に出合った人達の悲しみ、恐怖―他人事とは思えない。 国家は、国民の安寧を守ることが最高最大の責務の筈、飛行機一機でどれだけの治水事業が出来るか、すぐに考えて頂きたい。


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下赤塚田遊びの「やすめ太郎次」=本田安次「翁そのほか」より

文学つれづれ(164)

翁と乙女(七) 赤羽根龍夫

春山入りの行事のうち、翁が中心的役割をするのは、国見をする翁という形のみが近代にいたるまでも残されていたが、 歌垣の場での主人公ももともとは翁なのであり、 翁と乙女が性の交わりをするということが歌垣の原型であったのではないだろうか。私は、田の神は祖霊であるという柳田国男の説を思い起こしているのである。九人の乙女たちが嬉々として翁になびいたのは、万葉の時代にすでに久しく忘れられていた祖霊を竹取の翁にみたからののである。 人が年老いて死ぬと魂は山に入り、それが何十年か後に祖霊となり、春の初めに田の神として帰ってきて子孫に豊饒をもたらすというのは柳田国男の卓越した説である。祖霊は多くは翁の姿をとると考えられ、祖霊の種をうけるのが巫女としての村の乙女たちの務めであった。その時、祖霊の憑依(よりまし)としての村の長老と、選ばれた村の乙女との性の交わりが営まれたであろう。そしてそれを囃(はや)しつつ共感しつつ村の若い男女が交わったのが農耕民族としての日本人の祭りの起源であったのではないだろうか。 さて、春山入りの帰り道、乙女たちは山カズラの花を髪にかざして山から下りてくる。彼女らが田の神に奉仕する早乙女になったしるしである。 「神の表象と考えられた山の花を摘むことによって、乙女は神に感染し媒介者である巫女となる。 (渡辺昭五) 地方によっては乙女たちはその日から神の巫女として田植えの日まで男を避けて厳重な物忌みの生活が始まるのである。 翁と乙女が並び立つ姿は、正月にその年の豊作を祈願する田遊び(春田打ち)にもみられる。 田遊びはもともと田の精霊を誘い出し、その年の豊作を期待して秋の稲の豊かに稔る過程をあらかじめ物まねとし演じると、田の神がそれに感染してその通りのことが実現するという感染呪術(カケマワザ)の行事である。東京下赤塚の諏訪神社で二月(旧正月)十三日に行われる田遊びはその典型であろう。 ここの田遊び祭りには境内の一面にシメをめぐらした祭場を設け、その中に田んぼに見立てた大太鼓を据え、田ならしから稲刈りまでの一連の作業を身振りおかしく模倣していくものであるが、まさに田植えの模倣が始まろうとする時に、呼出し役の「やァすめ、たァろじ、はかやっか出ろ出ろ」の声と共に太郎次と 呼ばれる翁の面をつけた男が紺のハッピを着て股引をはき、腰にスリササラ(男根)をさして踊り出ると、その後を媼(おうな)面をかけ腹をふくらましたヤスメがよろめき出て、二人は抱き合っておもしろおかしく腰を動かし合って男女の交わりのさまを演じる。これも稲の種孕みがよくなるようにという感染呪術である。土地では太郎次は作男、ヤスメは作女といっているが、もともとは太郎次は田の神であり、ヤスメは田の神に仕える巫女であったに違いない。ヤスメがかぶる面は媼面と云われているが、どうみても若い女の顔である。 翁面を被った者と媼面をつけた者が抱き合う仕草をするのは外に長野県新野(にいの)の正月十四日に行われる雪祭りにもある。そこで演じられる「神(かん)婆(ば)」では媼面をつけ、赤い木綿の布で頬冠りをし、振袖を着た神婆が軽快に跳びまわって舞っている所へ、翁面をつけた爺が足腰の立たぬ様子で杖をついて大儀そうにいざりながら出てくる。やがて神婆が爺を見とめ手招きをして両手をひろげると、とたんに爺は杖を捨ててとっとと駆けよって婆に抱きつく。本田安次によると、もとはそこにムシロを敷き、二人はその上に寝転んだという。
(神奈川歯科大名誉教授)


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疫病や災いを祓う

勇壮な天王祭の海上渡御

江島神社境内末社の八坂神社の例祭・天王祭が7月上旬行われ、祭神がゆかりある腰越までお出かけになる神幸祭が7月8日あった。 祭典後、ふんどし姿の担ぎ衆に担がれた神輿は石段を下り、「ヨイヨヨイヨ」の掛け声も勇ましく江の島弁天橋から海に入った。海上では神輿が浮きつ沈みつ揉み合う勇壮な禊が行われ、神職船は海上からお祓いし息災を祈願。炎暑のなか、島内は渡御を見守る大勢の観光客でごった返していた。 この祭りは、夏の疫病や災いを祓いのけるといわれる。



終の棲み家を考える52

上棟祭について

上棟式・棟上げ・建前・建舞ともいわれ、土台・柱・梁と組み上げられ、最後に一番上の棟を組み終え基本構造が完成した段階で行う儀式で、これまでの工事の無事とこれからの工事の安全を願って行われるものです。昔は屋根の上に祭壇を設けて男子だけで儀式を行っていたようですが、最近は1階で行われる事が多くなりました。 儀式を神職にお願いする場合は、一連の儀式の中に曳網の儀・つち打ちの儀・散餅銭の儀や鳶職による木遣りの奉納等上棟式特有の儀礼も行います。 祭壇の飾り付けは中央に魔よけの為の幣串を飾り、表に祭神4命と氏神様を書き、裏に建築主・設計者・施行者が書かれたお守りの為の棟札を置きます。米・塩・水・神酒・海の幸・山の幸もお供えしお祝のお酒等も並べます。神職による修ばつの儀から始まり、手締めまでの流れで上棟祭が行われ、終了後幣串と棟札は棟木の下に取り付けます。 略式で行った場合の費用は神職に3~5万、祭壇に2~3万、参列者に弁当を持たせる場合は3~5千円、職方に御祝儀を出す場合は5千~2万円位。考え方は建て主が施行者に対して労いと感謝の気持ちで行う事が多いようです。骨組みだけしかない状態ですが、木つちの音や鳶職の木遣り掛け声、良いもんですよ。
日向建設
鎌倉市大船1―15―3
0467・47・5454
http://www.hyuuga.co.jp/


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「ひと」
NPOセンター20周年記念事業の実行委員長

水谷紀明(みずたにのりあき)さん

鎌倉の数あるNPO組織をサポートする「鎌倉市市民活動センター(通称NPOセンター)」が設立20周年を迎えた。「和をつなぐ。和を広げる。」をコンセプトに、恒例のフェスティバルのほか記念誌発行、特別ファンドの実施などの記念事業を行う。これを機に「若い人を取りこんで、明日につながる市民活動を」と張り切る。活動団体の高齢化に危機感を抱いている。だから20周年事業には若者への期待が随所に込められている。 8月25・26の両日、鎌倉生涯学習センターで開催される「かまくら市民活動フェスティバル」には市内の高校生もボランティアで多数参加する。 12月に刊行予定の記念誌「WOW(ワオ)!」は、若い人を意識している。表紙のデザインも若い人に任せる方針だ。高校生記者が団体を取材して記事を書くなど「お堅い記念誌とは違った斬新なものにしたい」と話す。 記念事業のもう一つの柱は特別ファンドの実施。助成金を増額し、異なる団体がつながって展開するコラボ事業を特に歓迎するという。 静岡県浜松市出身。英語の先生になろうと上智大の英語学科に進んだが「迷いが生じて」大手広告代理店に入社。主に営業、人事畑を歩み、65歳で完全リタイア。4年前に同センターがボランティアを募集しているのを知り参加した。総会の議長やらセンター運営会議の副理事長などの役目が次々回ってきた。今回は記念事業実行委員長。「『広告屋』だったからなんでもできる、と思われたのでしょうね」と笑う。 市内2カ所で書道教室を開く。教室には小学生から超高齢者までが集う。「ご年配の皆さんが2週間に1度の小学生との出会いを楽しみにされている。張り合いになるって」とうれしそうに話す。 今年1月から大手のデジタル関連会社で「若い社員一人ひとりと向き合い、仕事と暮らしのよろず相談相手を務める」ために、週3回東京・汐留まで通っている。 夫婦共に住みたいと切望していた鎌倉に7年半ほど前葉山から転居。「生来のポジティブ思考で、人と話をするのが大好き」。趣味も「俳句から散歩、アカペラの歌唱まで」と多彩。「生涯現役」の気概を忘れない71歳。
(文・写真 三浦準司)


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健康百科通信(110)

疲れがたまっているという信号が肩こり
  東洋医学主任研究員 國友靖久

肩こりは首から肩にかけての筋肉が張り筋が硬くなった状態をいう。この筋肉が緊張するような姿勢を続けていると起こる。 筋肉は疲れると、乳酸という疲労物質を発生させるため、休ませて疲れを取り除かなければならないが、ここで無理を強いると慢性的な疲れとなって、緊張を緩めることができなくなり、肩がこるわけである。そもそも、人間の頭の重さはおよそ3㎏ある。それを細い首だけで支えているのだから、首や肩の筋肉は緊張しやすいのである。 加齢を重ねると筋肉が緩くなり、頭の重さによりその荷重が首や肩にかかってくる。それが肩こりの主たる原因である。その凝ったところを適度に刺激すると、すなわち、指圧・マッサージや鍼を打つと凝りが軽くなるのである。
身体を軽くする、楽にするというのが鍼灸マッサージ指圧なのである―「鎌倉ゆう通信」より

ゆう東洋医学研究所 理事長
鎌倉市手広4―7―5
0467-33-5668


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屈輪文三足卓(室町時代)

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鎌倉彫会館正面入口

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カフェで出されるコーヒーセット、碗には倶利文様が

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資料館展示場

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親子体験教室

鎌倉彫を学び、作り、楽しむ館(やかた)

鎌倉彫会館

鎌倉駅の東側、南北に伸びる若宮大路の二の鳥居前から鶴岡八幡宮に向かって50メートルほど進んだ右手に建つ四階建ての白いビル。開館50周年を迎えた「鎌倉彫会館」の後藤尚子館長(鎌倉彫協同組合代表理事)にうかがった。

八百年の時を超え進化する工芸品

鎌倉彫の始まりは。

中国の宋の時代、日本では鎌倉時代に禅宗が移入されました。その受け入れ先として建てられたのが北鎌倉の建長寺や円覚寺です。その時、禅宗の教えとともに彫漆品が日本に渡来しました。それは漆を塗り重ねたものに彫刻を施したものでしたが、元々日本は木彫りの技術が優れていたので、それを参考に当時の仏師たちが木彫り、漆塗りで禅宗寺院用の仏具を作りました。それが鎌倉彫の始まりで、木彫り漆塗りであることが鎌倉彫の定義になっています。円覚寺に保存されている前机や建長寺の須弥壇などは今に残る優品で、鎌倉彫の祖形と言われています。

長い歴史、時代の変遷との関わりは。

禅宗の仏具としてスタートした鎌倉彫ですが、江戸時代になると茶道が普及し、その要請に応じて茶入れや香合、香盆などが作られるようになりました。明治時代には神仏分離令が交付され、廃仏毀釈運動により仕事を失った仏師たちが生活工芸品としての鎌倉彫を作るようになり、今も作られ続ける〝鎌倉特産の工芸品〟として市民の間に広まってきたのです。

どのような木が素材として使われているのでしょうか。

北海道産のカツラの木が使われています。しかしカツラが手に入りづらくなってきてホウやトチを使うときもあります。

鎌倉彫の題材選びは。

自由です。作る方それぞれの希望にまかされています。

漆塗りの工程は。

大きくは下地塗りと中塗り、上塗りの3段階ですが、それぞれの塗りの中で何工程もあります。

木工品と鎌倉彫の違いは。

彫りの凹凸を明暗によって活かす、陰影を出すというのが鎌倉彫の塗りの特徴で、彫りを活かす塗りがその特質です。

開館50周年、次のステップへ

貴館は、どのような経緯で建てられましたか。

1968年(昭和43)6月1日に開館しました。その前に1951年鎌倉彫協同組合という鎌倉彫を業とする人たちの組合が結成されました。それから10年後、1961年にほぼ同じメンバーにより鎌倉彫教授会という会がつくられました。鎌倉彫を趣味で作るお稽古の会の集まりです。その時期に鎌倉彫の拠点となる建物を持とうという強い思いが関係者の中で盛り上がり、当時の後藤俊太郎組合長(博古堂前当主)はじめ7人の組合員が中心となり鎌倉彫会館の建設を推し進めました。

どのような意図から。

昭和時代になると鎌倉彫を作る方が増えてきましたが、質が落ちてきました。それを当時の鎌倉彫業界で趣きをなしていた三橋家や後藤家の当首たちが懸念しました。改めて、業界をきちっと整備してしっかりした土台の元にきちっと勉強してゆく組織をつくらなければ。そのような目的で鎌倉彫教授会が結成され、その活動のための施設を、というのが目的でした。正統派の団結を図ろう、中心となる施設を建てよう、ということです。

12年前、2005年(平成17)の改修は。

建物を耐震補強しなければいけなくなりました。この時、1977年(昭和52)に辻説法通りで開館していた資料館を当館1階に移設しました。

鎌倉彫を学び、楽しむ施設に

2016年にリニューアルしましたが。

「知る、作る、使う」をコンセプトに歴史と文化、体験と交流の場鎌倉彫会館にということです。 資料館で鎌倉彫を知る、文化教室で鎌倉彫を作り、 カフェ・レストランで交流しながら鎌倉彫の食器を使い、楽しむ。新しい会館のスタートでした。

3階の「鎌倉彫資料館」とは。

震災によって発生する津波や太陽の紫外線から作品を護るため1階から3階に移設しました。歴史的に重要な遺物保管の観点からLEDライトを使用し、室温、湿度管理をきちんとして、作品にとって最良の環境づくりをしました。 展示は、一番奥に古い時代の作品を。室町期が一番古いもので、「屈輪文三足卓」は三つ足の小さな机ですが、ぜひみていただきたい仏具です。 次の部屋は室町から江戸時代にかけての展示で、修行僧が経典などを入れて持ち運ぶ笈や、小ぶりの香合類やお茶道具類を。 江戸時代になりますと「雲龍文兜割鞘」や「菊桐文角火鉢」などが見所ですが変わったところでは子どもたちに人気の「虎型枕」も。仏具から江戸期らしく庶民的な作品も展示されています。次の部屋は明治期から昭和の作品です。 明治期のコーナーでは、後藤家と三橋家2つの家の作品が展示してあります。両家の傾向の違いもぜひごらんください。当館ならではの展示です。 明治期まで両家は仏師として仏像を作っていました。「龍神立像」「出山釈迦立像」(共に後藤家)なども見所です。非常に迫力があります。

2、4階の文化教室の活動は。

全部で8教室あります。中心は鎌倉彫の教室で講座の9割を占めていますが、日本画教室やデッサン教室も開かれています。鎌倉彫の教室は、毎日開かれています。

1階はカフェ、ショップ、ギャラリーですが。

ギャラリーは鎌倉彫に限らず色々な美術工芸の展示スペースとなっています。

ショップは。

鎌倉彫の製品や鎌倉彫のための道具類や材料が充実しています。鎌倉彫に関わる書籍もあります。

カフェ「倶利」は。

鎌倉彫の盆、皿、カップ等の器を実際に使っていただくことが大きなコンセプトです。こちらでは「倶利カップ」と呼んでいるコーヒーやビールの器は、両手で包んで持ちたくなるゆったりした形で、鎌倉時代に中国から到来した彫漆器に刻まれていた倶(ぐ)利(り)の文様が彫られています。この倶利が店名になっています。

より親しまれる鎌倉彫目指して

会館50周年記念の催しは。

鎌倉彫会館創立50周年記念の鎌倉彫展を開きます。 「昭和を駆け抜けた工人たち」10月29日~12月16日、3階資料館。 「現代鎌倉彫の表現」10月29日~11月4日、1階ギャラリー。 「鎌倉彫教室50年の歩み」10月29日~31日、会館4階。

夏休みの催しは。

会館4階教室で「親子で楽しむ鎌倉彫体験教室」(7月29・30日、8月29・30日、9月17・30日。各午後1時)を開きます。お子さんの考えた図案を親子で彫っていただく教室です。 教授会の所轄で「鎌倉彫基礎科入門コース」が10月12日に開講します。初心者の入門教室です。 「鎌倉彫2時間彫刻体験」は毎金曜と第1・3日曜、第2・第4土曜に行います。

どうもありがとうございました。

鎌倉彫会館
鎌倉市小町2―15―13
問い合わせ 25・1501


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海LoVEかまくら

いざっ!!鎌倉てらこや(49)

海から学ぶ~海LoVEかまくら第2回~」
鎌倉てらこや事務局  豊田 晋

鎌倉の由比ガ浜海岸で、今年2回目の「海LoVEかまくら」が開催された。本事業はSOS(Save Our Shore)・神奈川県海水浴場組合連合会・鎌倉アウトリガークラブ・鎌倉ライフガードなどの皆様の大いなるご協力のもと、開かれている。 今回は、午前中の時間を使ってボディボードに挑戦した。子どもたちは波に乗るべく悪戦苦闘。 午後の自由時間では、引き続きボディボードを楽しむ子や、砂浜で砂のオブジェの制作にいそしむ姿が見られた。 海での楽しみ方は様々だったが、中でも印象的だったのは、波打ち際で、砂浜を真剣な面持ちで掘り続ける少年の姿だった。聞けば、砂浜に潜り込んでいる蛤を探しているとのこと。私も一緒に蛤を探すことにしたが、なかなか見つからない。その様子を見かねたのか、蛤の探し方をレクチャーしてくださったプロサーファーの堀野さんが、「その辺りにはいないんじゃないかな」と教えてくれた。 聞くと、浅瀬ではなく、もう少し沖の方ならいるかもしれないとのこと。 少年は、とても残念そうな、悲しそうな顔をしていた。私も諦めを感じはじめてもう引き上げよと声をかけようとした、そのときだった。彼は黙って沖の方まで歩みを進めた。ふいに立ち止まったかと思うと、足で懸命に砂を掻いた。沖で蛤を探し出したのだ。私も足で砂を掻いて蛤を探した。 結局、蛤は見つからなかった。これだけ頑張ったのだから、1つぐらいは見つかってもいいだろうと期待したが、思い通りにはいかなかった。がっかりしていないだろうか、と心配して彼の顔を覗き込むと、意外にも満足した表情をしていた。「もうやり切った!」そんな顔だった。 現実は非情だ。思い通りにうまく物事が進むとは限らない。けれども、彼のように何事もやってみなければ成し遂げることはできないのだ。諦めない彼の姿と湘南の大海原からそんなことを教えてもらった一日だった。

鎌倉てらこや事務局
0467-84-9746(平日13~17時)
http://kamakura-terakoya.net/


鎌倉朝日新聞社

柳田国男=「柳田国男展」(神奈川近代文館)の冊子の表紙

心のふる里を行く ⑬

人間を幸福に導く学問 池田雅之

学問は、人間の幸福に資するものでなければならない。学問で身をたてることは、人々を貧しさや苦悩から救い、彼らの生活を立て直すことである。そう信じて、22歳の青年は明治30年(1897)に東京帝国大学に入学し、農政学を修めた。33年に卒業すると、農商省農務局に入り、優秀な官僚として農民の生活向上のために東北地方の村々を歩き力を尽くした。のちに日本の民俗学の創始者といわれた柳田国男の青年期の姿である。 柳田国男は、明治8年(1875)に生まれたが、幼少期には神隠しや不思議体験に幾度か遭遇し、神秘的なものへの感受性は研ぎ澄まされていたようだ。さらには13歳の時には、飢饉のために間引き(嬰児殺し)が行われていたことを知り、愕然とする。 柳田はのちに、農村の飢饉を絶滅しなければならないという気持ちが自分を民俗学に駆り立てたと、回想している。彼は役人として日本の各地をわらじばきで回りながら、農村の貧しさの実態に衝撃を受け、それと向き合うことになる。そして、農民の生活向上のために「経世済民」(生活を豊かにし、人々を救う)という理想を掲げ、幸福を築くための学問としての民俗学を提唱していくのである。歴史の表舞台に登場しない農民や庶民の暮らしから、柳田は学問を立てていったのである。このことが、私が彼を尊敬する理由である。その実践的体験は、やがて35歳の時に発表した民間伝承の『遠野物語』へとつながっていく。 当時の学者や作家たちが扱う世界は、ごく一部の知識階級や都会の上層階級を対象に書かれたものが実に多い。一方、柳田は農政学や農民史の研究から徐々に農民や庶民の生活の中に入って行く「歩く学問」、実践的な「幸福の民俗学」へと歩みを進めていった。ちょうどその頃(明治35年)、友人田山花袋の自然主義文学の代表作といわれている『蒲団』を不潔な小説と痛烈に批判し、個人主義的な近代文学と袂を分かっている。 柳田は少年時代から短歌を詠み、第一高等学校時代には田山花袋や国木田独歩とも交友があり、新体詩を発表していたいっぱしの文学青年であった。しかし、人間を救うのは内面の傷をなめ合うようなインテリたちの近代文学ではなく、名も無き人々を深く知り彼らを幸福に導く民俗学である、と柳田は考えていた。 私は日本文化の根底的な力を秘めているのは、田山花袋の『蒲団』などに象徴されるやわな近代文学にあるのではなく、柳田国男の編んだ庶民の言い伝え『遠野物語』の語りの世界にこそあると思うのである。
(早稲田大学名誉教授・鎌倉てらこや顧問)


鎌倉朝日新聞社

茶師に学ぶ日本茶の魅力

佐々木健さんがセミナー

世界緑茶コンテストの最高金賞を受賞している茶師・佐々木健さんのセミナー(湘南産業振興財団主催)が7月14日、自社工場の「茶来未」(藤沢市遠藤)で開かれた。 佐々木さんは、元は中華料理の調理人で、製茶工場の社長に「素材の捉え方、火の扱い、商品に対する感覚が日本茶の世界にはなかったものを持っている」と諭され、日本茶の製茶技術を習得し、茶業界に入った。部位による味わいの違いを最大限に生かすための「十二微細分類製茶法」という独自の焙煎技術を考案し、日本茶の栽培・製茶から販売までを一手に担う。 参加者たちは、佐々木さんから急須の使い方や旨味を引き出す茶の淹れ方の指導を受けて、実際に茶を淹れて味わった。製茶工場では、機械や、細かく分類された茶の部位などを見学した。 産地や品種の異なる茶葉の特徴を見極めてブレンドする「合組(ごうくみ)」体験もあり=写真、自分で選んだオリジナル茶を楽しみに持ち帰った。 佐々木さんは「より多くの人に日本茶の楽しみ方を発信していきたい」と話していた。
茶來未 0466・54・9205


鎌倉朝日新聞社

新刊「女ともだち」

桐ヶ谷まり著

『生粋──マリリン・モンロー、あるいは虐待された少女の夢』に続く渾身のエッセイ。 少女期、両親から虐待された著者の支えになったのは、親の愛情を知らずに育った大女優マリリン・モンローが、素直な美しい心をそのままに生きて、死んだという事実だった。そして、学生時代に偶然に出会った年上の女性、波平初は、現実の生活の中で、凛とした女の生き方を示してくれた「お姉さん」であり最高の「女ともだち」だった。家庭を持ち次第に心の安定を得ていった著者だが、初は決して忘れることのできない存在としてあった。 30年を経て、初の故郷、 沖縄・久米島を訪ねるも、初はすでに他界。しかし、親族などから聞いた初の後半生は、やはり最高の「女ともだち」と呼ぶに相応しいものだった。 初の一生をたどることで、著者は今また、新たな力を初からもらっていると実感する。 初につながる人々との交流もしみじみとこころに沁みてくる。
1500円(税別)冬花社刊 0467・23・9973
◆読者プレゼント(20人)ハガキに住所・氏名・年齢・を記入し、鎌倉朝日へ。8月15日締切り。


鎌倉朝日新聞社

海の家モーニングセミナー

鎌倉市倫理法人会 通信

「いざ、鎌倉!」51 歴史と伝統のある鎌倉を梁山泊に!
 自然災害への備え

鎌倉市倫理法人会は、経営者同士が自己研鑚の場として心を学ぶ場であり、また職場や家庭、地域の人たちとよりよい人間関係をつくり、社会に貢献するための非営利の法人会です。 西日本の豪雨災害は甚大な被害を及ぼしました。そしてそれに続く連日の猛暑。被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。 日本は地震や水害など自然災害大国ともいわれ、古来から稲作の普及に伴って朝廷による大規模な治水事業が行われてきました。 戦後の復興により山は人造林に置き換わり、大規模な公共事業により至る所に砂防ダムが設けられ、扇状地の山の麓にまで市街地が拡がり、街はコンクリートに覆われていきました。 工学の進歩につれ、いつしか治水事業は水害を「起こさないこと」が前提となり、それでも毎年起こる水害には「想定外」とか「気候変動、異常気象のせい」という言葉が頻繁に用いられるようになりました。 私たちの身の回りは便利な道具で溢れていますが、電力が無ければほとんどの作業は停止するという脆さと常に隣り合わせであることを忘れがちです。都市化された現代生活は、想定外の出来事には逆に被害を甚大にしてしまう危険性をはらんでいます。自然災害はいつおこるかわかりません。常に防災意識を持ち、日頃の心掛けと備えを万全にしておきたいものです。 当会では、7月17日に由比ガ浜の海の家でモーニングセミナーを開きました。早朝の清々しい海辺で波の音を聴きながらの講話に多数のご参加をただき、大盛況のうちに終わりました。 このような朝活の実践で職場や家庭、地域社会をよりよいものにしていくことを目指しています。どなたでも参加できますので、ぜひモーニングセミナーにいらしてください。毎週火曜日午前6時半、由比ガ浜公会堂で開催しています。
鎌倉市倫理法人会事務局
045・315・2433
045・315・2434


鎌倉朝日新聞社

だんかづら

ペルシャの「よし乃」11歳です。抱っこは苦手だけど、大好きなパパには自慢の尻尾を立ててすり寄るツンデレさん。壁で爪研ぎもしないおっとりお嬢様猫です。
雪ノ下 鷲見さん方



始めましょう

●やさしいジャズピアノ
1回4千円。葉山・大野
090・4619・0415
●英・仏会話初歩から実践
月3回1万9千円。元CA
0467・43・4788



お知らせ

●鎌倉風致保存会の催し
▽みどりのボランティア8月1日内藤家墓地、4日泣塔、18日十二所果樹園、25日御谷山林、29日浄光明寺、9月1日十二所果樹園。各9時半、要申込。▽家族で栗拾い9月8日10時、十二所果樹園。31日までに申込。
鎌倉風致保存会 23・6621
●漁協の朝市8月5日10時、鎌倉パークホテル駐車場。
鎌倉漁協 22・3403
●初めて学ぶ中国語講座
8月22日から月3回毎水曜、鎌倉生涯学習センター。3千円。
鎌倉市日本中国友好協会 23・2100
●鎌倉全国俳句大賞投句募集9月10日まで。投句料千円。11月25日鶴岡八幡で行われる鎌倉全国俳句大会(千円)で表彰。
鎌倉虚子立子記念館 61・2688


鎌倉朝日新聞社

み る

▼仏像入門―のぞいてみよう!ウラとワザ
9月2日まで鎌倉国宝館。仏像の特徴を造像背景や仏像の内部など様々な角度から紹介。4百円、小中学生2百円。
22・0753
▼清方の旅―涼を求めて金沢八景へ
8月1~26日鏑木清方記念美術館。清方が金沢八景の別荘滞在時に綴った絵日記や夏の風物を描いた作品など。2百円。
23・6405
▼安達一族と鎌倉幕府
9月17日まで県立金沢文庫。安達泰盛とその時代を中心に、鎌倉幕府の動向や真言密教の関わりをゆかりの文化財から考える。6百円。
A開館記念特別講演会「武家文書の料紙」8月19日13時半。県立金沢文庫長・湯山賢一さんの話。B講座「筆跡の政治史―文字から見た鎌倉時代の政事と文事」9月1日13時半。Aは5日、Bは19日までに往復ハガキで申込。
045・701・9069
▼観音さまと地獄のぞき
9月24日まで観音ミュージアム。長谷寺に伝わる仏画などから人々の願いを読み解く。
3百円。 22・6100
▼川喜多映画記念館
▽企画展「魅惑の映画ポスターデザイン―甦る街角の芸術」9月17日まで。2百円。
▽映画7・8・10・12日「フレンチカンカン」、7・9・11・12日「恋多き女」、14・16~18日「また逢う日まで」、14・15・18・19日「ひめゆりの塔」、15・16・17・19日「浮雲」、21・22・24・26日「5時から7時までのクレオ」、21・23・25・26日「勝手にしやがれ」。千円。▽ギャラリートーク12日15時半、広告図案士・檜垣紀六さんら。26日15時10分、ポスターコレクター・小野里徹さんら。無料。
23・2500
▼昭和の鎌倉カーニバル
8月13~20日カトレヤギャラリー(鎌倉駅東口)。戦後鎌倉で文化人を中心に行われていたカーニバルの写真や資料を展示。
23・2530
▼映画
▽「奇人たちの晩餐会」8月4日19時、逗子文化プラザ。全世界約千5百万人動員記録の仏のコメディ。千2百円、前売千円。
ピクチャーズデプト 046・876・7531
▽第31回親子映画会「よっちゃんのビー玉」8月25日14時、逗子文化プラザ。「はだしのゲン」製作者・山田火砂子企画・脚本の原爆投下時の広島を描くアニメ。無料。
市浦方 046・87・3304
▽夏休み映画会「怪盗グル―のミニオン大脱走」8月26日14時、鎌倉生涯学習センター。5歳以上(小学低学年以下保護者同伴)。無料。9日までに往復ハガキに催し名、住所、氏名、電話番号、年齢を記入し申込。
同センター 25・2030
▽「さぁのはらへいこう」9月15日14時、鎌倉市福祉センター。鎌倉の自然の中で保育活動するなかよし会の3年を追った映画。千円。申込はeiga2018nakayoshi@gmail.com。
青空自主保育なかよし会 23・6335



第2回クラシック音楽のひととき

鎌倉在住の演奏家が公演

9月9日14時、鎌倉生涯学習センター。
鎌倉音楽クラブの演奏会。「海を越えた友情」と題し、徳永洋明さん(ピアノ)の解説とともに、内田由美さん(ピアノ)、梅津美葉さん(ヴァイオリン)、藤村俊介さん(チェロ)らがラヴェル、ガーシュウィンの名曲を。千5百円。
村田方 090・2207・0031



美術館・文学館めぐり

県立近代美術館 葉山
046・875・2800
国立民族学博物館コレクション 貝の道 世界の仮面、衣装、装飾品など貝細工約160点 ~9/2
1200円
鎌倉国宝館
22・0753
仏像入門―のぞいてみよう!ウラとワザ 阿弥陀如来及び両脇侍像、薬師如来坐像など ~9/2
400円
鎌倉文学館
23・3911
富安陽子の世界―夢か うつつか、妖怪か!? 『まゆとおに』の作者の児童文学世界を紹介 ~9/17
300円
鏑木清方記念美術館23・6405 清方の旅―涼を求めて金沢八景へ 金沢八景の自然や夏の風物を描いた作品と絵日記 ~9/17
200円
観音ミュージアム
22・6100
観音さまと地獄のぞき 寺に伝わる仏画や仏像から人々の願いを読み解く ~9/24
300円
鎌倉歴史文化交流館
73・8501
発掘かまくら探偵団―日本のやきもの編 鎌倉の出土品で鑑賞方法や考古学を紐解く ~9/8
300円
県立金沢文庫
045・701・9069
安達一族と鎌倉幕府 国宝 北条顕時像、国宝足利直義書状など ~9/17
600円
山口蓬春記念館
046・875・6094
山口蓬春といきもの―自然を愛でるこころ 花鳥小動物などの日本画と古美術品など ~9/24
600円
藤澤浮世絵館
0466・33・0111
空から見る相模と日本鳥瞰図の系譜 吉田初三郎の鳥瞰図や三代歌川広重の優品 ~9/2
無料
藤沢市アートスペース
0466・30・1816
Scholar 藤沢の姉妹都市と湘南のアーティストの映像、写真など ~8/26
無料
横須賀美術館
046・845・1211
三沢厚彦 ANIMAIS IN YOKOSUKA 動物の木彫り彫刻、絵画、ドローイングなど ~9/2
900円
茅ヶ崎市美術館
0467・88・1177
夏の展覧会
―あそび展
色や素材などにあそび心を感じる作品 8/11~9/2
200円
神奈川近代文学館
045・622・6666
没後10年石井桃子展―本を読むよろこび 翻訳原書、原稿、私物などで一生を振り返る ~9/24
500円
大佛次郎記念館
045・622・5002
I Love スポーツ。スポーツマン作家10のストーリ 大佛のスポーツにまつわるトピックスを紹介 ~11/11
200円
横浜美術館
045・221・0300
モネ それからの100年 モネの絵画25点と後世代のアート ~9/24
1600円
神奈川県立歴史博物館
045・201・0926
真明解明治美術
―増殖する新メディア
幕末から明治前半の絵画などの多様性に迫る 8/4~9/30
900円
そごう美術館
045・465・5515
フェルメール光の王国展2018 全37点の複製画で350年前の謎を解く ~9/2
1000円


鎌倉朝日新聞社

き く

▼わくわくキッズコンサートVol.8
8月2日11・14時、逗子文化プラザ。ヴァイオリン、ヴィオラ、フルート、ピアノ、歌でモーツァルト「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」など。大人千円、4歳~小学生8百円、3歳以下無料。
事務局 090・4927・6099
▼夏休み朗読公演「この空の下で」
8月3日15時、逗子文化プラザ。原爆投下の広島に生きた姉と弟の話。無料。
朗読の会もえぎ 046・876・0884
▼吹奏楽の夕(ゆうべ)
8月8日17時、鶴岡八幡宮(雨天中止)。海上自衛隊横須賀音楽隊の演奏。無料。
鎌倉商工会議所 23・2561
▼日本の話芸納涼寄席
8月15日18時半、大船学習センター。笑福亭希光さんの上方落語。無料。
申込は往復ハガキで3日までに同センター 45・7712
▼村田良策記念アトリエM創立50周年記念「キャサリン・ヘップバーン 8月19日14時、鎌倉生涯学習センター。村田望さん、中澤美紀さんらの演奏で映画音楽、キャサリンにまつわる楽曲を紹介。アトリエM会員作品展も。3千円。
スタジオ・エスポワール 090・2207・0031
▼第35回鎌倉ジュニアオーケストラ定期演奏会
8月23日17時、相模女子大グリーンホール。「くるみ割り人形」など。無料。
事務局 080・5512・6137
▼鎌倉ベルフラワー イングリッシュハンドベル20周年記念コンサート 9月1日14時、鎌倉芸術館。「少年時代」、レ・ミゼラブルメドレーなど。無料。
小林方 43・4009
▼ローマ・イタリア管弦楽団 映画音楽名曲選
9月4日18時半、藤沢市民会館。「ローマの休日」など映画音楽をオーケストラで。「ライフ・イズ・ビューティフル」など。5千円~。
藤沢市民会館 0466・23・2415
▼稲川淳二の怪談ナイト
9月9日17時、藤沢市民会館。稲川淳二の怪談トークライブ。6千円、前売5千5百円。
藤沢市民会館 0466・23・2415



第67回実朝祭短歌大会

大島史洋さんの講演と歌会

8月9日12時半、鶴岡八幡宮直会殿。
県歌人会の主催で、県知事賞、鎌倉市長賞、鎌倉朝日賞などが選出される。
歌人・大島史洋さんの講演「短歌を読む楽しさ」、歌会(作品の講評)、表彰など。参加費は一般千5百円。
北島方 25・9992



まなぶ

▼第15回福祉教育セミナー
8月8日10時、逗子市市民交流センター。日本福祉大学・原田正樹学長補佐の講演「地域共生の文化づくりと福祉教育」、パネルトークなど。無料。要申込。
逗子市社協 046・873・8037
▼第28回鎌倉市遺跡調査・研究発表会
8月12日9時半、鎌倉生涯学習センター。昨年度発掘調査の報告。鶴見大学・河野眞知郎名誉教授講演も。無料。8~12日遺物などの速報展。
市文化財課 61・3859
▼知ってほしい 傾聴のこと
8月12日13時15分、鎌倉福祉センター。傾聴ボランティア話・和・輪の会・杉浦忠代表が、聴くことで広がる人との関わりを話す。5百円。
湘現会 046・872・2213
▼川崎哲さん講演会
8月25日10時、逗子文化プラザ。「核兵器禁止条約と憲法九条を生かした日本の平和外交」と題しノーベル平和賞受賞ICAN国際運営委員・川崎哲さんが話す。千2百円、前売千円、高校生以下無料。
逗子・葉山九条の会 富塚方 046・878・6044
▼鎌倉生涯学習指導者の会 教養セミナー
8月20日人形ファッションドレス(矢部基子さん)21日木彫り、22日食生活改善、23日音楽、24日浴衣着付け、25日源氏物語、28日音楽史、29日篠笛。各講座10時~11時半、鎌倉生涯学習センター。無料。要申込。
実行委 31・8009
▼高齢者生活支援サポーター養成講座
8月22・29日9時半全2回、鎌倉生涯学習センター。定期的に高齢者宅を訪問し、日常生活の支援をするサポーターの養成講座。無料。17日までに申込。
鎌倉市高齢者生活支援サポートセンター 48・1130
▼ずし平和デー参加講演会「消された村 柏原」
8月26日14時、逗子さざなみホール。児童文学者・元逗子教育長の野村昇司さんの話。5百円。要申込。
ちょっと昔の逗子のお話の会 046・871・9674



外反母趾と体の痛み

「海と人の暮らしを考える」

●●椎間板ヘルニア
立っていても、寝ていても、座ってもいられない椎間板ヘルニア。日常生活の姿勢や冷えなどによるストレス、外部より刺激等が加わり、線維輪が強く圧迫され髄核が椎間孔を通る神経根に触れ、痛みを引き起こします。髄核の押し出された状態をヘルニアといいます。 温浴療法で身体を温めてから、疲れた筋肉の緊張をほぐし、手を使い体の骨格や筋肉の歪みを矯正し本来の姿勢を取り戻して椎間板ヘルニアを改善し、自然治癒力を高めます。その後、体操療法も行っていきます。 お早目のお手当お待ちしております。
マザーハンド整体矯正院
要予約 月曜定休 10~19時
鎌倉市扇ガ谷1―13―51 0467・23・8166



さんか

▼江の島灯籠
9月2日まで各日18時~20時半、江の島内、龍口寺。千基の様々な灯籠でライトアップ。25・26日18時、影絵パフォーマンス。
藤沢市観光シティプロモーション課 0466・25・1111
▼ふじさわ宿交流館の催し
▽若手芸人爆笑ライブ8月5日12・15時。無料。▽ふれあい寄席11日14時~16時半。入場券当日正午から配布。無料。
藤沢市歴史郷土課 0466・25・9094
▼かまくら平和寿まつり
▽かまくら平和寿おねり8月4日15時、鎌倉市役所前集合。平和をテーマにパレード。▽長崎広島被爆地報告会10日19時、ソンべカフェ。▽茂さんに聞く、戦中戦後の鎌倉11日17時半、一花屋(坂ノ下18―5)。
実行委 61・2055
▼龍の口竹灯籠
8月4・5日18~21時、龍口寺。境内に約5千基の竹灯籠が灯る。
藤沢市観光シティプロモーション課 0466・25・1111 ▼新江の島水族館の催し

▽ナイトダイビングショー8月各日16時50分・17時45分(11~16日17時45分・18時45分)▽バックヤードツアー8月25・26日12時。7百円。1週間前までにHPで申込。
0466・29・9947
▼鎌倉ぼんぼりウォーク
8月6日14時50分、大船モノレール広場。鶴岡八幡宮まで。5百円。
鎌倉歩け歩け協会 090・2633・3715
▼第77回実朝祭奉納俳句会
8月6日16時、鶴岡八幡宮。俳人の星野椿さんらが選句、講評。千円。
鶴岡八幡宮 22・0315
▼第239回歌のサロン
8月8日14時、鎌倉生涯学習センター。参加型合唱とミニ演奏会。千円。
古川方 22・2131
▼てらハウス
8月24~30日10時、大船の千里ビル。午前学び、午後遊び。千円。
鎌倉てらこや 84・9746
▼北鎌倉・台峯の緑をともに
▽山の手入れ8月18日10時、山ノ内配水池横。
▽山歩き19日9時、山ノ内公会堂。
北鎌倉の景観を後世に伝える基金・望月方 45・7420
▼大船フラワーセンターの催し
▽食虫植物展~9月9日。 A大人の自由研究図説「モーツァルト3大オペラを聴く25日13時半。5百円。B夏の自由研究「ケーナを作ろう」26日13時半~15時半。千5百円。C秋のこけ玉盆栽作り9月22日10時・13時半。2千円。ABは16日、Cは31日までに往復ハガキで申込。入園料4百円。
46・2188
▼鎌倉史跡めぐり
▽夏木立の妙本寺祖師堂で法話を聴く8月20・22日9時、鎌倉生涯学習センター前。宝戒寺など。▽東慶寺で聖観音・水月観音特別拝観24・28日9時、北鎌倉駅西口交番横。▽高峰顕日の塔頭正統院を特別拝観27・29日9時、北鎌倉駅東口。建長寺、回春院など。
各5百円(交通費・拝観料別)。申込は1週間前までにハガキかFで。
鎌倉ガイド協会 24・6548 24・6523
▼納涼花火(藤沢江の島)
8月21日19時~19時20分、片瀬海岸西浜。千2百発。荒天中止。
藤沢市観光シティプロモーション課 0466・25・1111
▼ふらっとカフェ鎌倉
食を通じて多世代交流。8月1日10時、LIFULL HOME,S海の家(7日前までに申込)。9日17時、まちの保育園。21日16時、浄智寺。26日16時、アトリエそらのいろ。29日18時、ソンベカフェ。大人4百円、子ども2百円。申込不要。
渡邉方 090・5199・1654
▼第6回 津波が来る前に高いところへ逃げる
9月1日8時半~16時、コペンローカルベース鎌倉(鎌倉市御成町4―10)、材木座海岸など。シンポジウム、起震車体験など。無料。
実行委 090・2452・5665


鎌倉朝日新聞社

季節の心(25)

盆の夜に踊る  佐伯 仁

●先祖と家族が揃う夜‥
先祖を迎え供養する八月は旧盆…迎える祖霊への目印は門口の「迎え火」、そして胡瓜(きゅうり)で作った「馬」でお出迎え…。 一方、盆の夜に訪れる祖霊や無縁仏のため静かに踊ったのが盆踊り…。 その踊り方は二種類、つまり「輪になって踊るもの」と「練り歩くもの」。 前者は音頭をとる櫓(やぐら)を巡る町内会などの踊り、後者は徳島県の阿波踊りが典型でしょう。始まりは一遍(いっぺん)上人(しょうにん)や空也(くうや)上人(しょうにん)が唱導した念仏踊りに由来するとか…。それが時代と共に地方芸能の独特な所作も加わり地域のイベントとして親しまれ、受け継がれ今日みられる賑わいを生んでいます。 ところで盆踊りはなぜ「夜」なのでしょう。わが国の祭りの古式では宵に神々を迎え、宵祭(よいまつ)りの神事の後、神楽を奉納して直会(神との共食(きょうしょく))を行い燈明を絶やすことなく人々は夜(よ)籠(ごも)りしました。神楽の舞台装置を「闇夜」が演出するように盆踊りにも「闇夜」は不可欠。薄暮の明るさが消え、足元に闇が迫ると、見えないものへの畏(おそ)れも高まっていきます。 提灯(ちょうちん)や篝(かがり)火(び)が「闇」に映える時、盆踊り本来の供養の心も整います。
 盆三日 あまり短し  帰る刻(とき)  角川春樹



地元ではじめる仲間づくり、まちづくり

第20回かまくら市民活動フェスティバル

8月25・26日10~17時(26日は16時まで)、鎌倉生涯学習センター。  団体活動紹介パネル展示、高校生ボランティア紹介、ワークショップ、リサイクルバザーなど。無料。 25日10時、高校生演奏会。無料。13時半、ドキュメンタリー映画「おだやかな革命」上映と監督・環境ジャーナリストの対談「かまくらの社会関係資本を考える」。大人千2百円(前売千円)、中学生以下8百円。
鎌倉市市民活動センター 60・4555



能「乱」・狂言「蝸牛」など

第60回鎌倉薪能

10月5~7日18時、鎌倉宮。 5日は狂言「蝸牛(かぎゅう)」野村万作、能「乱(みだれ)」宝生和英、6日は狂言「蝸牛」野村萬斎、能「石橋(しゃっきょう)」金春安明。7日は狂言「蝸牛」石田幸雄、能「石橋」金春安明。7千円~。8月15日から申込。
15日 0570・08・9955、16日以降 0570・08・9999 問合せ・市観光協会 23・3050



まつり バザー

▼藤沢市民盆踊り大会
8月2日18~20時、秩父宮記念体育館。レクリエーション団体の活動紹介も。
藤沢市レクリエーション協会 0466・25・1111
▼ふかさわ夏まつり
8月4・5日12~21時(5日は20時半まで)、鎌倉市立深沢小学校校庭と周辺。模擬店、フリーマーケット、万灯神輿巡行、献灯祭など。
実行委 090・8114・9743
▼逗子の市(雨天中止)
亀岡八幡宮境内。
▽骨董市8月11日8~15時。▽フリーマーケット24日9~15時。雑貨・衣類・手造り品など約20店。出店者募集。
片岡方 090・5442・3778
▼第18回幸寿苑夏祭り
8月18日14~16時、鎌倉市関谷の鎌倉幸寿苑。「楽しい夏」テーマに模擬店、ゲーム、アトラクションなど。
42・5388
▼第46回清和納涼祭
8月18日17~18時半、鎌倉市植木の障害者生活支援センター鎌倉清和園。模擬店、作品販売、和太鼓、かき氷・ポップコーン無料。
46・8700
▼ヨットフェス2018
8月25日10~16時、葉山マリーナ、葉山港。東京オリンピックに向けたイベント。ヨットレース観戦、パラスポーツ・ボッチャ体験など。
葉山町政策課 046・875・1111
▼海祭り
8月25・26日逗子海岸。海岸中央に縁日が出現。模擬店、バルーンアートなど。
逗子市観光協会 046・873・1111
▼笛田公園フェスティバル
8月27日9~17時、笛田公園。三菱電機ライフサービス主催。テニス、サッカー、野球、フラダンス教室や苔玉作り体験、自然観察会など。要申込。
32・0559
▼第38回鎌倉福祉まつり
9月2日10~14時、鎌倉市福祉センター。模擬店、福祉バザー、パネル展示、舞台発表など。
鎌倉市社会福祉協議会 23・1075



キッズ

▼ジュラシックヒーローズ こども館恐竜展
9月2日まで湘南台文化センターこども館。恐竜の起源や絶滅理由、人との比較などを骨格標本とともに紹介。大人3百円、子ども百円。▽ジオラマ作りワークショップ各日10時・13時半、3百円。
0466・45・1500
▼むし・虫・カブトムシ!展
8月26日まで金沢動物園。世界最大のカブトムシ・ヘラクレスオオカブトや身近な生き物の展示や触れ合い。期間中毎土日曜、ナイトZOOも。
045・783・9100
▼お仕事体験スペシャル
9月2日まで市内各所。湘南モノレールと沿線企業、施設で仕事を体験。駅員・乗務員、会席料理配膳、水彩画、ボウリング、パティシエ体験など。教員経験者、大学生などが勉強や工作を教える。幼児~小学生(保護者同伴可)。各実費。6日までに湘南モノレールHPから申込。
45・3181
▼手作りパン教室
8月2・3日9・13時、鎌倉はまなみ班作業室。福祉施設を開放しパン作りで交流を図る。市内在住の小学生。8百円。要申込。
24・5873
▼ホールオープンデー
8月5日逗子文化プラザ。▽0才からのコンサートこどもブリッツ11時。大人千円、子ども5百円。▽人形劇「ピヨピヨさんぽ」ほか14時。8百円。▽「革でつくるキーホルダー12時15分ほか2回。8百円。
絵本ミニ展覧会、おはなし会、マルシェなど。
046・870・6622
▼こども写真教室&フォトフレームづくり
8月9日10時、鎌倉中央公園。カメラの仕組みや上手な撮り方を学ぶほか、自然素材でフレームを作る。小学3年以下。無料。info@kamakura-park.comで申込。
市公園協会 45・2750
▼鎌倉市中学生防災サミット
8月11日10時、鎌倉大仏高徳院客殿。鎌倉在住・在学の中学生が被災地の中学生と災害を考える。無料。
申込は 40・6203
さかい内科・胃腸科クリニック 40・6203
▼ビオトープ観察
8月14日9時、鎌倉市役所第三分庁舎構堂。市役所のビオトー周辺で鎌倉メダカなど観察。市内在住・在学の小学生。
市環境政策課 61・3421
▼わかったらうれしい!できたらたのしい!
8月19日10~15時(半日参加可)、鎌倉児童ホーム。教員経験者、大学生らが小中学生に勉強や工作を教える。3百円。要申込。
ふぁみりぃ 090・6033・5635
▼キッズフェスタ
8月21日11時、萬屋本店(鎌倉市長谷2―11―46)。子どもたちが結婚式をつくる体験型イベント。小学生。千5百円。要申込。
Daiyu 24・7389
▼未来を灯そう!オリジナル灯籠づくり 8月21日17時、由比ガ浜海岸海の家組合事務所前。キットを用い灯籠をデザイン、作成し浜辺に並べる。市内在住小学5年以下。無料。
申込は 24・6464
鎌倉青年会議所 25・5538



夏だ!科学だ!体験しよう!(8月)

夏休みに県内の科学館・研究機関・企業が体験教室などで子どもたちが科学に親しむ場を提供。抜粋を紹介。詳細は「第18回かながわサイエンスサマー」HPで。

工作体験 スーパーボール作り ~5日、22日~9月2日9時半~16時半。 小学生以上。300円。 はまぎんこども宇宙科学館
045・832・1166
ペーパークラフト教室 ポンポン船をつくろう!4日10時半~12時、14時~15時半。小学生以上500円 日本郵船歴史博物館
045・211・1923
植物観察 葉脈標本作り 藍の生葉のたたき染め 9日10~15時。小学生以上。100円 横浜市こども植物園
045・741・1015
マリンスポーツ シーカヤック親子体験教室 12日10・11・13・14時。小中学生1500円、大人2000円。2日前までに申込 帆船日本丸 横浜みなと博物館
045・221・0280
生物観察会 アカテガニ集団産卵観察会 12・25日17時。4歳~中学生1900円、大人2100円。4日前までに申込 観音崎自然博物館
046・841・1533
生きものとのふれあい サメの餌付け見学 毎土曜13時。小学生以上。500円
かわうその森餌やり 21・28日13時。小学生以上。500円
イルカ・アシカのふれあい 8月土日祝11時。3歳以上。千円
京急油壺マリンパーク
046・880・0152
科学の祭典 科学の実験や科学工作 12日10~15時半。無料 県立青少年センター科学部
045・263・4470
食育体験 かまぼこ・ちくわ手づくり体験教室~26日。1620円(ちくわのみ540円)。要申込 鈴廣のかまぼこ博物館
0465・24・6262
収穫体験 夏野菜の収穫~28日各日11時。150円。当日受付 花と緑のふれあいセンター花菜ガーデン
0463・73・6170



購入新図書のリスト抄

鎌倉市中央図書館(6月分)

鎌倉市中央図書館(25・2611)は6月に一般223冊、児童書14冊を収蔵した。一般的なものは下記の通り。 ▼「知の越境法―「質問力」を磨く」池上彰著(光文社新書)▼「一流の男が絶対にしないこと」里中李生著(総合法令出版)▼「「しない女」ほど恋も仕事もお金も時間もうまく回りだす―ニューヨーク・ミリオネアのルール」一色由美子著(KADOKAWA) ▼「東大寺のなりたち」森本公誠著(岩波新書)▼「財務省を解体せよ!」高橋陽一著(宝島新書)▼「明治の技術官僚―近代日本をつくった長州五傑」柏原宏紀著(中公新書)▼「世界経済大いなる収斂―ITがもたらす新次元のグローバリゼーション」リチャード・ボールドウィン著 「親の介護で自滅しない選択」太田差惠子著(以上日本経済新聞出版社)▼「勉強法―教養講座「情報分析とは何か」」佐藤優著(角川新書)▼「最強の健康法 ベスト・パフォーマンス編―世界レベルの名医の「本音」を全部まとめてみた」ムーギー・キム著(SBクリエイティブ) ▼「スーパー老人のヒミツは肉だけじゃない!」柴田博著(社会保険出版社)▼「花の楽しみ育て方飾り方」吉谷桂子著(主婦の友社)▼「最高品質の会議術」前田鎌利著(ダイヤモンド社)▼「万引き家族」是枝裕和著(宝島社)▼「志麻さんの何度でも食べたい極上レシピ」志麻著(マガジンハウス)▼「鎌倉やおよろず骨董堂つくも神探偵はじめました」三萩せんや著(双葉文庫)▼「IQ」ジョー・イデ著(ハヤカワ・ミステリ文庫)


鎌倉朝日新聞社

健康長寿のまちづくり

東大・飯島勝矢教授が講演

東京大学高齢社会総合研究機構の飯島勝矢教授(52)が「なぜ老いる?ならば上手に老いるにはーまちぐるみで取り組むフレイル予防」の題で、7月10日鎌倉生涯学習センターで講演会を行った。みらいふる鎌倉(鎌倉市老人クラブ連合会)の主催で、会員ら約250人が参加した=写真。 フレイルとは「Frailty(フレイルティ)」の日本語訳で「虚弱」の意味。健常な状態と要介護状態の中間の状態として、日本老年医学会が2014年に提唱した。 多くの高齢者は健常な状態から、筋力が衰える状態を経て、さらに生活機能が全般に衰える「フレイル」となり、要介護状態に至る。 飯島氏はフレイル予防のための3つの柱として、栄養・運動・社会参加をあげ、タンパク質をよくとること、継続的に運動し、運動を人とのつながりを持ちながらワイワイすることが長寿につながることを話した。 講師の指導でフレイルチェックの「指輪っかテスト」や11項目をチェックし、自分の元気度を認識。行政との協働事業でフレイル予防サポーター養成講座が開かれていることの紹介もあった。現在約20の自治体が取り組み、今年中に40になる見込みという。 北鎌倉檜会の保科弘子さんは「とても参考になった。鎌倉市でもぜひ、フレイルチェックの講座を開いてほしい」と話していた。


鎌倉朝日新聞社

親子で波乗りに挑戦

HAYAMA海の学校

マリンスポーツを通して親子で葉山の海の素晴らしさを感じてほしいと町が毎夏開催している「HAYAMA海の学校―波乗り体験」が下山口の大浜海岸で7月14日に行われた=写真。 約150人の応募があり、抽選で選ばれた22家族50人が参加。町内で海洋教育やマリンスポーツに携わる団体が協力し、サーフィン、ボディーボード、シーカヤック、スタンドアップハドルボード、沖縄に古くから伝わる木製の帆船「サバニ」などのプログラムが用意された。 参加者親子らはライフセーバーによる溺者救助のデモンストレーションを見学後、4班に分かれてプログラムを巡回。 浅瀬で波を待ちサーフボードの上に立つ練習に夢中になる子どもたちや、ミズクラゲを手に、講師から海の生き物について学ぶ親子もいた。 四角い帆に風を受けながらエークと呼ばれる櫂を使って進む「サバニ」は、沖縄で古くから漁船として使われていたもので、不安定でバランスは取りにくい船だが、漕ぎ手の息が合うと大きな推進力を生み出すという。 小学4年生の娘と乗船した親子は「木製なのにしっかりした船で驚いた」「グラグラするのが楽しかった」と海風と人力が一体となるサバニの魅力を体感していた。(K)


鎌倉朝日新聞社

スケッチ日和⑬

「衣張山にて」  黒川 明

梅雨が明けたと思われる日、衣張山に行った。ハイランドから山道を12分ほどで山頂に至る。風が強すぎてイーゼルも立てられない。湿った風は靄となり、海も街並みも霞んでいる。 それではと、浄明寺側へ下りてみる。下ること10分ほど。オオルリの声が降ってきた。この辺りでは珍しい鳥だ。 もう一度山頂に戻り、スケッチを続ける。先ほどは警戒のさえずりをしていたウグイスがもう慣れたのだろうか、「ホ~ホキョケ」と、すぐ近くで鳴いていた。
働く奴は美しい。
水彩 31×41cm


鎌倉朝日新聞社

【連続セミナー第8回】

鎌倉で「木」と暮らす 快適な暮らしを手に入れる4つのステップ

鎌倉の町並にあった家づくりをめざす戸井田工務店主催の連続セミナーの8回目。これまで約250人が受講、好評です。 4部構成で、8月から11月までの第3土曜日、各々の専門家が、家づくりの基本、伝統構法、マイホーム実現計画、税対策をアドバイス。ほんの少し知識を増やすだけで暮らしが大きく変わる。 8月18日の第1部では、戸井田工務店代表取締役・戸井田晃英さんが、「世界の人を惹き付ける鎌倉」の住まい~鎌倉で快適に住む暮らしのヒント~の題でお話します。鎌倉に住みたい、風土や気候に合った暮らしをしたい、家づくりを何から始めればよいかわからない人などにお勧めです。
8月18日(土)午前10時、鎌倉商工会議所(御成町)。参加無料、要事前申込(先着15人)。
申込・問合せ戸井田工務店
鎌倉市大町5―5―9
0467・24・7777
info@kamakura-standard.com



鎌倉年中行事

8月

▼鶴岡八幡宮のぼんぼり祭 6~9日。6日15時、夏越祭。17時、俳句会。7日17時、立秋祭。人形山車 9日10時、実朝祭。正午、短歌会。
▼黒地蔵縁日 10日0時~正午、覚園寺。
▼四万六千日詣り 10日杉本寺、長谷寺、安養院。
▼閻魔縁日 16日山ノ内の円応寺。非公開。
▼鎖大師の施餓鬼法要 16日10~16時本尊ご開帳。14時、法要。手広の青蓮寺。
▼鵠沼皇大神宮(烏森神社)例大祭 17日人形山車。
▼鎌倉宮例祭 19日16時、前夜祭。20日10時、例祭。21日10時、後鎮祭。
▼玉縄首塚慰霊祭 19日18時、提灯点灯。夕方、玉縄首塚で墓前法要。
▼片瀬諏訪神社例大祭 神輿や山車 27日。


プロムナード

ロシアで開催されたワールドカップでは現地観戦をした日本人だけでなく外国人も一緒にゴミ拾いをする様子が伝えられました▼敗退した日本の試合直後のロッカールームにはゴミが一つも残されておらず、ロシア語で「ありがとう」というメモだけが残されていたことが大きな話題になりました▼現在、直径5㍉以下のプラスチックのゴミ「マイクロプラスチック」が問題となっているそうです▼企業ではペットボトルやストローを禁止にする動きもあるようです▼7月中旬、人生初の海水浴を楽しむ未就学児の娘と一緒に海に入っていると、ビニール袋などのゴミが足に絡みついてきました▼改めて綺麗な地球を後世に伝え残すことを改めて考えさせられた海水浴でした。(N)


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