下馬周辺遺跡の発掘調査 現地説明会
鎌倉市材木座1丁目の下馬周辺遺跡群の発掘調査現地説明会が3月20日に行われ、周辺住民ら約340人が参加した。 下馬周辺遺跡群は、県道鎌倉葉山線と若宮大路が交わる下馬の交差点から南側の、東西500m、南北350mの範囲の遺跡群を指す。 今回、マンション開発に伴い、昨年8月から1315㎡の面積で、斉藤建設が発掘調査を実施したところ、鎌倉時代から室町時代にかけての滑川の様子や、現代に至る土地利用の変遷を見ることができたという。 同社の埋蔵文化財調査部・継実さんの説明では、鎌倉時代から室町時代にかけて、滑川に沿って運ばれた調査地一帯に大量の土砂が蓄積していた。ところどころに深い落ち込みが連なり、今の地面より5m近く落ち込んでいるところもある。土砂は泥岩、砂岩、砂を主体とし、中に遺物が大量に含まれていた。かわらけ、常滑や中国の陶磁器、硯などのほか、人や馬の顎の骨も出土している。 「1400年代には明応地震など5回の風水害が起きていて、土砂はそうした大災害のとき堆積したと思われる」と継さんは推測する。 大量の土砂の上に何層かに分かれて砂質粘土の推積があり、その上層にある畦のような盛り上がりを確認できる部分から水田ではないかと推定される。その層に1707(宝永4)年の富士山の噴火によって飛来した火山灰がわずかに堆積しており、水田が江戸時代のものであることがわかる。砂質粘土層の上には1・5mもの厚い泥岩ブロック層が堆積していて、その上が、現在の地表となっている。この泥岩層は1889(明治22)年に開通した横須賀線の敷設工事で発生した土砂といわれていて、この時期に湿地を埋めて居住に適した土地に変えていったと思われる。 当初はこの遺跡に河川跡が確認できたと発表されたが、継さんは「これだけ見ても滑川との関係は説明がつかない」といい、市の文化財課でも、「河川の本体とはいえず、氾濫原と推定される」と話している。発掘調査は、このあと縄文時代の地層まで掘り下げ、3月いっぱいで終了する予定。
避難場所の小学校などに配備 鎌倉市
鎌倉市は災害時に向けて可搬型の組立式仮設受水槽(1㌧)を導入し、3月11日、市役所職員向け組立・給水方法の見学会を実施した=写真。市立小学校16校、市役所本庁舎、腰越・深沢・大船・玉縄の各行政センターの計21か所に配備される。 受水槽は総重量約107㎏(本体59 kg、架台48㎏)で、組み立て式なので軽バンで運搬可能。パレットの上に、給水タンクの四方を囲むパネルを設置し、水を入れる内袋を置き配管を取り付け、加圧式給水車の給水を待つ。組み立て時間約10分。内袋の使用期間は1カ月。横須賀や三浦でも導入している。 見学した女性職員らは実際に組み立てを試みて、部材の重量や組み立ての要領を実体験した。 今後、仮設トイレと同様、災害の起こった地域への貸し出しもするようになる。 給水を受ける側は、水を入れる容器が必要で、各自用意しなければならないが、市では、次年度、非常用給水袋(6ℓ用)なども用意していくという。
建長寺のビャクシン
枝をくねらせて、左右に葉を広げるビャクシン。 ビャクシンといえば、建長寺を思い浮かべるほど、 国重要文化財の仏殿に向かう参道の左右にある樹木は歴史も貫禄もある。 開山蘭渓道隆が中国から種子を持ち帰り、1253年の創建時にまいたといわれ、樹高約13m、胸高周囲約6・5m、樹齢は約770年と推定される。「かながわの名木百選」「鎌倉市指定保存樹木」になっている。 ビャクシン(柏槇)の標準和名は「イブキ」。ヒノキ科ビャクシン属の常緑針葉高木。樹皮は茶褐色、樹冠は円錐形をなし、先端は鋭尖形を呈する。雌雄異株で、鱗片をつけた小枝の先端に黄色い楕円形の花をつけた雄花と、黄緑色の花をつけ、秋に直径5~9㎜ほどの実を黒紫色に熟させる雌花がある。3月中旬ごろからちょうど今が開花時期で花粉を飛散させている。
文 小林千穂
写真 松原省吾
野口 公子(のぐち きみこ) さん
戦後間もないころ、祖母がドイツ製の中古のピアノを買ってくれた。父親はいつもベートーヴェンの第九を口ずさむようなクラシック好き。家にはレコードがたくさんあった。小学校に上がる前からピアノを習った。その先生が鎌倉音楽クラブ創立メンバーの一人、山岡寿美子だった。
鎌倉市在住の音楽評論家野村光一と声楽家ベルトラメリ能子らが、1946年に創設した同クラブの7代目会長。この間に会員は80人を超える規模に増えた。80周年を機に、会の正式名称を全国的に理解してもらいやすいように、「鎌倉音楽クラブ」から「鎌倉音楽家協会」に変えることにした。
フェリス女学院の中学・高校で学び、東京藝術大学の器楽科へ。大学院の途中で、建築を学ぶ夫とともに渡米した。ミシガン大学からシカゴのノースウェスタン大学へ移り、修士号をとる。3年で帰国後、武蔵野音楽大学で77歳までピアノを教えた。
帰国してすぐ同クラブの会員になった。
英国王立音楽院のフランク・ウィボーや、ウィーン音楽演劇大学のノーマン・シェトラーらのピアニストが毎年鎌倉を訪れ、その薫陶を受けた。アンドラーシュ・シフは第二の故郷として鎌倉を愛し、我が家とも交流がある。東京近郊の小さな街で、次第に音楽が盛んになっていった。
協会の最大の催しが、今年で72回目になる鎌倉市学生音楽コンクール。会員が手作りで運営している。最近は市内や周辺だけでなく、全国から応募者が集まり、日本音楽コンクールのピアノ部門で1位になった山縣美季さん(24)他、若手音楽家の登竜門になっている。
「80周年を機に、さらに鎌倉の文化の向上に尽くしたい。市民のために、安くて質のいいコンサートを開きたい」と話す。
近現代音楽を同会のコンサートなどで演奏するほか、日本シューマン協会会員として、シューマンとブラームスを度々演奏している。50年務めた武蔵野音大の教え子たちと、20年以上コンサートを開いている。同会副会長の小牧洋子さんとは、ピアノデュオリサイタルを30年近く続けている。
由比ヶ浜のそばの家で「潮風を吸って」育った。いくら大きな音を出しても、文句の出ない場所。その家に今も住む。
大船に住む一人娘はクラリネット奏者。
(文・写真 真田正明)
鎌倉音楽クラブ(野口公子会長・会員約80人)の創立80周年記念コンサート「心を繋ぐ、未来へ繋ぐ、音楽の饗演」が5月31日13時半、鎌倉芸術館大ホールで開かれる。
ピアノ、弦楽器、声楽のソロやアンサンブルによる華やかなプログラムで、前会長・吉田よしさん(100)はじめ20代の会員まで40余人が出演。
2千円(全席自由)。
問合せ kamaon.concert@gmail.com
(「ひと」欄に関連記事)
八雲とセツのアンサンブルに耳を傾ける 池田雅之
皆さんのお手元に本紙が届く頃、NHK朝ドラ「ばけばけ」は終演を迎えていることでしょう。皆さんの評価はいかがでしたでしょうか。ドラマは3月で終わりますが、このドラマが私たちに何を訴えかけているのか、その課題の究明が残されている気がいたします。
私はその謎に迫るひとつのアプローチは、八雲の「怪談」などの再話文学をじっくり、あらためて読み直してみることではないか、と思っています。
最近、小泉八雲の「怪談」を含む再話文学の主要作品を65篇1冊に収めた決定版のアンソロジー(角川ソフィア文庫)を出版しました。朝ドラ「ばけばけ」の原典になっている翻訳作品集です。「ばけばけ」のより深い理解のために読んでいただけると、何かしらヒントが得られるのではないでしょうか。
「怪談」の物語世界は、セツの声と八雲の半生が響きあう場所です。八雲は日本語が読めなかったからこそ、セツの語りを音楽のように受け取り、その響きを英語に書き換えることが出来ました。耳で受け取り、耳で再創造された物語―それが「怪談」の本質といえるでしょう。原文の英語でお読み下さると、より理解が深まると思います。
この「怪談」文学を支えたのは、八雲とセツの夫婦関係のあり方でした。二人は言葉が互いに十分伝わらないからこそ、想像力と思いやりで補い合い、かえってその微妙な関係性が八雲特有のsimple and deep(簡潔にして深い)
文体を育てました。セツの呼吸や間合いが、八雲の英文のリズムとなり、作品を生かしています。
「怪談」を読み、朗読してみることは、八雲とセツが重ねた「声」を聞くことではないでしょうか。物語の奥から聞こえてくる静かな息づかいはセツのもの。その語りを全身で受け止め、文学へと昇華させた八雲の気配も共に生きています。だからこそ、「怪談」は100年以上たった今も新鮮で、読むたびに新しい表情を私たちに見せてくれているのです。
朝ドラ「ばけばけ」の背後には、このような「怪談」の語りの力がはたらいているように思われます。
(早稲田大学名誉教授 鎌倉てらこや顧問)
アートフェスティバル
4月17~26日極楽寺・稲村ガ崎・鎌倉山の3地域で「海と山と歴史とアート」をテーマに28回目のアートフェスティバルを開催。30数カ所の画廊、工房、商店などでアート展示、料理教室や工作などの体験・講座。
展示・ワークショップは、アトリエ自游人(4面にご案内)、趣味の部屋比呂、どんぐり工房、アトリエバハ、月桃香、極楽寺がらす工房など。
▼スペシャルイベント
▽福島ミサトSpring Jazz Live 19日13時半、極楽寺。3千5百円。
▽古民家でチェロのひととき~藤村俊介を聴く 18日15時、極楽寺。4千円。▽稲村ガ崎の著名人の別荘跡と歴史散策 25日9時45分稲村ガ崎駅集合。旧新渡戸稲造邸跡、旧津田梅子邸跡、旧有島生馬邸跡など。千5百円。▽鎌倉の食べられる野草探索会 17・25日12時45分極楽寺駅集合。千5百円。各要予約。
問合せ どんぐり工房32・9832(10~17時、火・水定休)
4月12・18・19日、行列巡行、静の舞、流鏑馬、野点席など鎌倉の春の風物詩、鎌倉まつりを開催。
▽行列巡行 12日10時、下馬~鶴岡八幡宮。囃子や神輿など市民団体らが参加。▽静の舞 12日15時、鶴岡八幡宮舞殿、演者は西川流・西川新さん。
▽野点席 18日10~15時、鶴岡八幡宮(表千家流神谷会)、18日10~15時建長寺(武者小路千家)19日10~15時高徳院(裏千家淡交会鎌倉支部)。無料。
▽崇敬者流鏑馬 19日13時、鶴岡八幡宮流鏑馬馬場。
鎌倉市観光協会23・3050
鎌倉市中央図書館(2月分)
鎌倉市中央図書館(25・2611)は2月に一般225冊、児童書30冊を収蔵した。一般的なものは下記の通り。 ▼「名門校の本棚」平林理恵著 日経BP▼「本づくりで世の中を転がす」集英社新書 木瀬貴吉著 集英社▼「これからの心身を整える『共鳴力』の鍛え方 崎谷博征著 ホリスティックライブラリー出版 ▼「中近世鎌倉の都市史」山川歴史モノグラフ 岩田会津著 山川出版社▼「世界の見方が変わる地理学」明日の自信になる教養 水野一晴著 KADOKAWA▼「あなたはなぜ雑談が苦手なのか」新潮新書 桜林直子著 新潮社▼「地球を救う植物のすごい知恵」中西友子著 日経サイエンス ▼「ぼくのおやつ地図」岡本仁著 平凡社▼「拭く活」ヤスキチ著 主婦と生活社▼「大人の東京おひとりさま外食」サカキシンイチロウ著 主婦と生活社▼「図解眠れなくなるほど面白いマンションの話」沖有人著 日本文芸社 ▼「なぜ、これが名画なの?」秋田麻早子著 朝日出版社▼「一度読んだら絶対に忘れない漢字の教科書」小原広行著 SBクリエイティブ▼「読むためのレッスン」岩波ジュニア新書 菅原克也著 岩波書店▼「小学61年生」朱川湊人著 イースト・プレス▼「わたしは今すぐおばさんになりたい」双葉文庫 南綾子著 双葉社
「春の景色をお椀の中に」
蛤真丈のお吸い物
4月は、季節の匂いが街に広がる頃。市場にも春の食材が並び、筍や菜の花、春キャベツが食卓を彩る。新生活が始まり忙しい日々の中でも、旬の食材と向き合い料理して味わうひとときは、どんな時代も等しく平和で幸せな時間だと思います。
今回は春の食材をふんだんに取り入れた懐石料理の核である「お椀」をご家庭でも再現可能なレシピで紹介します。
新しい始まりの季節、食卓から春を楽しみたい。
●材料(2人前)
【真丈】▽蛤2枚
▽魚のすり身100㌘▽蛤茹で汁30㏄(酒適量)▽卵白1個分【他具材(お好みで)】▽筍水煮▽菜の花▽人参▽木の芽▽お麩【吸地】▽和風出汁300㏄
▽塩1つまみ▽醤油少々
●作り方
①蛤の殻を洗い小さい鍋に並べて酒を殻の半分位まで入れ、蓋をして殻が開くまで加熱する。
②殻から身を外し、粗熱を取り、【真丈】の材料でフードプロセッサー等で混ぜ丸く成形し、上に蛤を乗せる。
③【他具材】を下茹で、飾り切り等で用意しておく。
④少し塩を加えたお湯で真丈を茹でる。※生にならないよう注意。
⑤【吸い地】を合わせて全ての具材を温めてお椀に盛り付け、木の芽を乗せて、完成。
(創作和料理近藤 副料理長)
▼北斎と江戸絵画の華やぎ
5月17日まで鎌倉国宝館。葛飾北斎を中心に浮世絵の草創期から幕末までの各時代の肉筆作品を展示。鎌倉地域に伝わる江戸絵画や東アジアの書画・陶磁器等「安元コレクション」も。7百円。
▽饒舌館長ベストテン
5月5日10時半、鎌倉生涯学習センター。河野元昭さんが江戸絵画の魅力を話す。無料。申込~5月1日。
22・0753
▼シネマティック・ジャパン︱世界を魅了した日本映画たち
4月4日~6月14日川喜多映画記念館。各国で制作された日本映画ポスターを中心に、外国から見た日本映画とそこに描かれる〝日本〟を見つめ直す。3百円、鎌倉市民無料。
【関連上映】「砂の女」4月14・16・18日/「雨月物語」14・16・17・19日/「怪談」15・17・18・19日。千3百円。【シネマセレクション ヒッチコック〈珠玉の名作選〉】「裏窓」25・28・29日/「めまい」26・28・30日/「サイコ」26・29・30日。千3百円。
23・2500
▼蓬春からの招待状―芸術の春、葉山を彩る画家たち
4月4日~5月31日山口蓬春記念館。新興大和絵会の名所図会から「潮音」までの風景表現に着目し、藤田嗣治ら蓬春と交流のあった作家の作品を展示。6百円。
046・875・6094
▼生誕130年 吉屋信子展 シスターフッドの源流
4月4日~5月31日県立神奈川近代文学館。同館が遺族から受贈した資料約3千点からなる「吉屋文庫」に新たに資料が追加された。それら資料を中心に展観し、吉屋信子の作品と生涯をたどる。8百円。
045・622・6666
▼生誕100年 昭和を生きた画家 牧野邦夫―その魂の召喚
6月7日まで茅ヶ崎市美術館。古典的な写実表現を突き詰めた画家牧野邦夫の回顧展。千2百円。
0467・88・1177
▼北鎌倉ギャラリー月
▽人形展―春の宴 4月3~12日。▽大竹正芳日本画展《鎌倉花紀行花鳥画の世界》17~22日。
▽明月空観マルシェ 19日11~16時。「心と体によいもの」をテーマにファーム、物販、グルメ、ワークショップ。
22・2913
▼第31回 鎌倉カメラクラブ写真展
4月8~12日鎌倉生涯学習センター。課題作「鎌倉ある日ある時」、自由・創作、コンテスト入選作品など約百点。
石井方080・5517・2239
▼グラスリッツェン作品展―美しい手彫りガラスの世界
4月17~20日鎌倉芸術館。伊藤啓子さんと教室生の作品約200点。
伊藤方47・0147
▼紅月劇団公演「BOKUSUI 若山牧水」
5月23日15時・18時、24日12時・15時、鎌倉の長谷別邸。
紅月劇団30周年記念、演劇×生演奏で歌人・若山牧水を描く。信州・松本市での歌会に招かれているにも関わらず、呑気にも上州の山々や温泉地を巡っている牧水。彼を師と仰ぐ人々が集い酒と歌の狂宴が始まる。牧水は歌会に間に合うのか…。
中之条ビエンナーレでの人気作品の鎌倉凱旋公演。脚本・演出は同団主宰の石倉正英さん。4千円、中学生以下2千円(1ドリンク付)。
090・8511・6865
▼ギャラリー一翆堂
▽荒尾一義作陶展 4月9~12日。▽古布の詩 17~21日。▽春うらら、人と花展 ザ・トリーコレクション 23~30日。
22・3769
▼第21回 未来・連福チャリティーコンサートin建長寺「未来圏からの風が吹く」
4月5日13時、建長寺。毎年夏の「東北の子供たちを鎌倉にご招待!」のためのコンサート。女優 小山明子さんとフルート奏者 吉川久子さんのトーク、土谷精作さんの小泉八雲と日本の心の話、坂麗水さんの薩摩琵琶の演奏。3千5百円、前売3千円、中学生以下無料。
同プロジェクト090・3689・8011
▼第14回 かまくらの風「デュオ・コンサート 忘れたくない音楽」
4月19日14時、鎌倉婦人子供会館。ピアノとチェロのコンサート。モーツァルト「幻想曲ニ短調」など。2800円。
同館22・0507
▼音楽が流れる講演会vol.5「アニバーサリーコンサート」
4月25日13時半、鎌倉生涯学習センター。講演 村田佳代子さん、歌 村田望さん、ピアノ 小山香織さん。2500円。
スタジオエスポワール090・2207・0031
▼鎌倉混声合唱団ムジカおさらぎ 第37回定期演奏会
4月29日13時半、鎌倉芸術館。八丈島・青ヶ島台風被害復興支援チャリティーコンサート。ヴィヴァルディ「四季」より春・夏など。無料。
要申込。同団25・4624
▼松坡文庫研究会 第12回 講演会「田辺三兄弟 元・至・定」
4月12日14時、鎌倉市中央図書館。3兄弟の生涯を父新之助との関係に焦点をあてる。無料。要申込。松坡文庫研究会主催。
同図書館25・2611
▼点訳者養成講座
5月7日~9月17日(木曜15回、7月30日と8月除く)18時半、玉縄青少年会館。初心者向け。2千円(教本代含)。要申込。
鎌倉市点訳赤十字奉仕団 夜間部45・3555
▼漁協の朝市
▽腰越 4月2・16日10時~売切れ次第終了。腰越漁協事務所前。
32・4743
▽湘南 鎌倉支所 12日10時、鎌倉パークホテル駐車場。
22・3403
▼鎌倉風致保存会
▽みどりのボランティア4月4日大仏切通、11日建長寺回春院。18日御谷山林、25日十二所果樹園、30日内藤家墓地。各9時20分現地集合。
▽歴史ウォーク座学「三浦一族ゆかりの衣笠城址周辺を巡る」4日14時半、鎌倉生涯学習センター。
▽旧大佛次郎茶亭公開 8日10~15時。▽みどりウォーク 15日9時半、坂井家住宅庭園。▽緑と歴史探訪 22日9時半、鎌倉駅東口集合で八幡宮周辺。要申込。
23・6621
▼鎌倉ガイド協会
▽扇ガ谷の名刹 寿福寺、英勝寺4月6・7・10日9時、鎌倉駅西口時計台広場集合。約3㎞。8百円。▽三浦一族の合戦の跡 妙本寺~宝戒寺、荏柄天神社 15・17・21・24日9時、鎌倉駅西口時計台広場集合。約・4・5㎞。8百円。▽円覚寺 国宝「舎利殿」解説 9日9時、北鎌倉駅集合。約2㎞。8百円。
【休日散歩】大町・浜の大鳥居跡から妙本寺、本覚寺4日9時半、鎌倉駅西口時計台広場集合。約4㎞。8百円、保護者同伴小中学生無料。
24・6548
▼ふらっとカフェ鎌倉
誰でも参加できる地域食堂。▽おてら食堂(安国論寺)4月5日12時半。
▽二階堂デイサービスセンター17日17時半。▽ソンベカフェ22日16時半。各大人5百円、中学生以下無料。要予約。
渡邉方090・5199・1654
flatcafekamakura@gmail.com
▼鎌倉ユネスコ協会
▽バザー4月12日10~13時、同会深沢倉庫(深沢中学へ上る手前の信号右折の長屋)。※献品受付 衣類・雑貨・支援用食糧品。
080・6602・9498
▽書きそんじハガキでアジア寺子屋支援未使用切手・プリペイドカードなども。鎌倉市関谷387―13鎌倉ユネスコ協会・小倉宛。
▼北鎌倉・台峯の緑をともに
▽山の手入れ4月18日10時、山ノ内配水池脇
▽山歩き19日9時、山ノ内公会堂。北鎌倉台峯緑の会。
090・6502・2470
▼第43回 清和祭バザー
4月18日10~14時、障害者生活支援センター鎌倉清和、植木小学校体育館。
46・4891
▼太鼓春まつりin神台公園
4月12日10~15時半、藤沢の神台公園。市内外の14団体の和太鼓演奏。和太鼓体験も。
同実行委090・2219・6199
▼ロボテラスでTSUJIFES(辻堂フェス)
4月18日正午~17時・19日10~17時、藤沢のロボテラス。大阪・関西万博から生まれた未来の健康体験、変形型月面ロボットの操縦体験など。
ロボテラス0466・25・1111
▼大船フラワーセンター
▽フラワーコンサート 4月5・19日11・14時。無料。▽園長さんぽ 12日10時頃。▽色鉛筆植物画教室 11日10時・13時半。2千円。申込~3日。▽エビネの栽培講座 11日11時。無料。▽サクラソウ
講座 15・17日11時。無料。
▽四季の菊作り 16日13時半。無料。申込~6日。▽春の寄せ植え 25日13時半。2千円。申込~7日。▽多肉寄せ植え 5月9日13時半。2千円。申込~28日。入園料4百円。
46・2188
▼青空太極拳教室
5月2日10時、鎌倉中央公園。無料。
鎌倉市公園協会45・2750
▼逗子の市(雨天中止)
亀岡八幡宮境内。
▽フリーマーケット4月22日8時~14時半。雑貨・衣類・手造り品など約20店。▽骨董市29日7時半~14時半。※フリマ・骨董市出店者募集中。
片岡方090 ・5442 ・3778
▼わくわく花フェスタ
4月25日10~15時、鎌倉中央公園。花苗、切り花販売、園芸教室、ヤギ・ヒツジ・ポニーのミニ牧場、お囃子や吹奏楽演奏、キッチンカーなど。
鎌倉市公園協会45・2750
▼パンフェスタずし
4月18日11~16時、逗子文化プラザ市民交流センター。逗子・葉山のパン屋が出店。
同センター046・872・3001
極楽寺の大石さん、アートフェス会期中
鎌倉の極楽寺駅から徒歩5分の相模湾を臨む小高い場所に、自宅兼アトリエ「自游人」を構える大石陸平さん(84)が4月17日~26日、アートの作品展を開く。
毎年サクラの季節に開催される「極楽寺・稲村ガ崎・鎌倉山アートフェスティバル」に合わせての開催で、
28回目となる同フェスには開催の5回目から20数年越しで参加している。
大石さんは、伯父で染色工芸家(人間国宝)の芹沢銈介の影響で若い時からアートに興味を持ち、59歳で早期退職してから手始めに植物画を描き、犬の散歩がてら、路傍の草花のスケッチを始めた。
アトリエには、植物画のほか、彫りから塗りまで一人で施している鎌倉彫の大作や、動物の置物、妻の暢子さんのちぎり絵、陶芸作品などが所狭しと並ぶ。
15年ほど前から腕試しを兼ねて、神奈川県展、現代アート展などさまざまな公募展に出展し、入選・受賞している。鎌倉彫は鎌倉彫創作展で入賞。鎌倉芸術館で個展(2016年)、鎌倉三田会美術展への出展も。
大石さんは「30余年間の集大成を見ていただきたい」と話している。
金継ぎ修理(品物は持込)と漆塗りの箸の販売も。(3面にフェスティバル紹介)10時~17時。
極楽寺1―5―15 大石方0467・23・9881
鎌倉市スポーツ協会所属の鎌倉市で活動する10の武道団体が一堂に会して演武する「鎌倉市演武会」が3月8日、鎌倉市山崎の鎌倉武道館で開かれ、約150人の会員が日頃の練習の成果を披露した=写真。 剣道、なぎなた両連盟の異種試合では、剣道の約1mの竹刀とその倍ほどの長さの薙刀がぶつかり合って対決した。 空手の基本演武を行った空手道連盟の橋本茜さん(小学1年)・凜さん(同4年)姉妹は「稽古は大変だけど楽しい」と話し、きびきびと形演武「クーシャンクー」を行った大形悠真さん(大学3年)は試合で何度かメダルをとっているといい、「仲間と和気あいあい練習に励んでいる」とにこやかに話していた。会場では大勢の観客が演武を見守り、技がきまると大きな拍手が起こった。 演武の後、一般を対象にした体験教室もあった。弓道が人気で、参加者たちは列に並び順番待ちした後、指導を受けながら矢を射っていた。
鎌倉RC
鎌倉ロータリークラブ(井手太一会長・会員約70人)の職業講話が3月11日、北鎌倉女子学園高等学校で開かれ、1・2年の生徒約230人が話を聞いた=写真。 同クラブは地域交流と職業奉仕の一環で、昨年から同学園で講話を行っている。元鎌倉市長の石渡德一さんほか、医療福祉事業者、コンサルタント業、ホテル業、銀行支店長、アナウンサー、僧侶などの職業をもつ8人がそれぞれ1コマ45分で2回ずつ講話を行い、生徒たちは自分が選んだ2種の業種の話を聞いた。 学生起業大学理事長の田中勇一さんは、AI時代におけるキャリアをテーマに、AIを使いこなすためのスキルや、AI時代になってもなくならない仕事とは何かを問いかけ、生徒たちは活発に意見を述べた。田中さんは「これからも残っていく仕事を想定しながら、自分のキャリアをつくっていく。そのための力をつけることが必要」と促した。2年生の生徒は「ふだんからAIの話はよく聞いていたが、自分がどうしていけばいいかのヒントを得られた気がする」と話していた。 安国論寺の平井智親住職から国際布教師の職業について学び、「そういう仕事があることを知らなかった。すごいと思った」と話す生徒もいた。 講話者たちは各々、感謝の気持ちを持つこと、失敗を恐れず、勇気をもって挑むこと、本を読んだり、芸術鑑賞をしたりして人生を豊かに生きることなどを奨励した。
Jリーグのマスコットも
サッカー元日本代表の柿谷曜一朗さんと、神奈川県内のJリーグ、湘南ベルマーレら5チームと山梨県のヴァンフォーレ甲府のマスコットが3月20日、藤沢の片瀬東浜海岸に集い、一般の参加者と交流しながら砂浜のゴミを、サッカーボールをあしらった袋とトングで拾った。参加者は約千人(主催者発表)。 「目指せ!日本一楽しいゴミ拾い!」をモットーに、2005年から江の島を中心にきれいな海をつくる活動を展開しているNPO法人「海さくら」(東京)が日本財団との連携で企画。普段はスタジアムなどのゴミ拾いをしている参加者たちに海のゴミへの関心も高めてもらおうと実施した。 海さくらの古澤純一郎理事長は「街から出たゴミが川から海に流れてくる。街がきれいにならないと、海がきれいにならない」と挨拶した。 柿谷さんは会見で「子どもたちが、またその子たちのために海をきれいにすることが継続していくといい。そのスタートに立てているという気持ちでゴミ拾いをさせてもらっている」と話した。 藤沢市辻堂から、地元湘南ベルマーレのユニホームを着て家族4人で参加した会社員安達基彦さん(48)は、「チームのマスコットが来ると聞いて参加した。子どもも一生懸命拾っていたのでよかったと思う」と話していた。
中島淳一著
江ノ電沿線新聞に連載中の「続・湘南のお地蔵さま」をまとめた第3弾。神奈川県内の様々なお地蔵さまを紹介している。 地蔵信仰研究家の中島淳一さん(69)が今年古希を迎えるのを記念して出版した。中島さんは高校生の頃から仏像に興味を持ち、藤沢市に就職後は、藤沢市文書館で各地の仏像調査に参加した。2000年4月から 「湘南のお地蔵さま」の連載を始め、「続・湘南のお地蔵さま」を継続し、通算で150回を超える。 「俗称を持つお地蔵さまを紹介し、そのお地蔵さまが地域で愛され、護られてきた理由を、地域に残る物語や伝承とともに文字で残して次世代に伝えたかった」と話す。 豆腐が好物で豆腐のお礼に村の疫病を追い払ったというとうふ地蔵(厚木市七沢)、元箱根石仏・石塔群のなかのお地蔵さまなど65扁が掲載されている。読むと普段通り過ぎている道端にありがたいお地蔵さまがあるのを知り、同書をガイド本に散策したくなる。 江ノ電沿線新聞社刊、1500円(税込)。
「山里桜雲」 黒川 明
先月に続いて山崎に取材した。
山崎中央公園には田畑もあって、四季それぞれに絵にしたい場所がある。特に春は桜が淡い色合いで谷戸を明るく輝かせる。
桜はあちこちにあるが、田の上に張り出している木に特に惚れている。
細い道をたどって狙いの場所に着くと、花見のコサギが田の中でじっとしている。
花がちらほらと散り始めた。柔らかい日差しと風が揺らいで、ゆっくりとした時間が流れて行った。
水彩 46×61㎝
家の工法
家を建てる設計事務所が決まったら、どのような家を作るのかを専門家と相談することから始めます。コンクリートの家にするか・鉄骨の家にするか・木造の家にするかで、外観も内装も大きく変わります。家は建築基準法によりどのような工法をとっても基準を満たさなければ、建てられません。コンクリートが安全で、木造が危険ということはありません。
阪神淡路の大震災以降建築基準が大きく変わりました。在来木造住宅の耐震化が強化され大きく4つのポイントがまとめられました。①基礎を丈夫にすること。②柱が土台から抜けないようにすること。③壁を強くすること。④全体のバランスをよくすること―この4つを満たさなければ安心した家は建てられません。
木造住宅で、「軸組み工法」と「壁工法」の違いは、軸組工法の家は、土台・柱・梁が別々の材料を接合部で組み合わせて建てられています。壁工法の家は貼り合わせた材料で壁を作り、その壁全体で家を建てます。どちらも構造的に問題はありませんが、ライフスタイルの変化で、間取りを変えたいときなど出入り口や壁が抜けないこともあります。私は改装がしやすく、日本の気候風土に対応してきた在来木造住宅をお勧めします。
日向建設
鎌倉市大船1―15―3
0467・47・5454
http://www.hyuuga.co.jp/
4月
▼旗上弁財天社例祭 1日14時、鶴岡八幡宮。
▼銭洗弁財天宇賀福神社中祭 1日10時式典、11時神楽、宮の舞、狂言。
▼初巳例大祭 1日10時、江島神社。
▼若宮例祭 3日10時、鶴岡八幡宮。
▼釈迦如来立像開扉・忍性塔公開 7日11~16時、8日10~16時、極楽寺。
▼灌仏会(花祭り)8日各寺院。
▼丸山稲荷社例祭 9日10時、鶴岡八幡宮。
▼鎌倉まつり 12・18・19日。(2面にご案内)
▼千部会 13日10時半稚児行列、11時法要。妙本寺。
▼源頼朝公墓前祭 13日10時半、頼朝の墓。
▼義経まつり 18日13時法要、演奏など。満福寺。
▼鎖大師正御影供大祭 18日11時御開帳。青蓮寺。
▼武内社例祭 21日10時、鶴岡八幡宮。
▼昭和祭 29日10時、鶴岡八幡宮。
春の訪れとともに観光客で賑わう鎌倉▼最近は閑静な住宅街でもキャリーバッグを引く旅行者の姿をよく見かけるようになりました▼実は今、鎌倉市の民泊は107軒から167軒へと急増しているそうです▼神奈川県全体の施設数が463軒であるため、県内の30%以上もの民泊が鎌倉市に集中していることになります▼多様な滞在スタイルが広がるのは喜ばしい反面、騒音やゴミ問題、事業者への連絡不通といった生活に直結するトラブルも耳にします▼暮らす人と訪れる人が、互いの日常や文化に敬意を持って心地よく過ごせる環境づくり▼そのようなことを改めて見直さなければならない時期に差し掛かっているのではないかと感じています。(N)