湘南アイパークフェスタ2025
地域の人々に最先端のサイエンスに触れてもらい、未来を担う子どもたちがライフサイエンスに携わる仕事に興味を持つきっかけとなることを願い、アイパークインスティチュート(本社・藤沢市、代表取締役社長・藤本利夫氏)が5月24日、湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)で「湘南アイパークフェスタ2025」を開催した。今年で3回目で、親子連れなど約3700人が来場した。 「薬のトリビア」などのサイエンスステージほか、同所に拠点を置く計18の企業・大学・団体が子どもから大人まで楽しめるサイエンスの体験プログラムや展示を企画。 サイエンス体験では、口腔内崩壊錠を溶かす実験や、電子顕微鏡を用いた観察、「ぬりぐすり」クリーム作り体験など、計18の企業や大学などがコーナーを設けた。例年整理券を配るほどの盛況ぶりで、子どもたちは白衣を着て「一日科学者」となって真剣に取り組んだ。 新企画の「湘南アイパーク学生研究発表会~集まれ未来の研究者!」では、全国から公募した高校生・大学生が研究発表を行い、湘南アイパークの研究者がアドバイスをした。多くの来場者が熱心に耳を傾けていた。 屋外ではシャボン玉ショーやラグビー体験教室などが開かれ、キッチンカーの出店もあり、来場者たちは思い思いに一日を楽しんだ。
鎌倉市が3月に国内7番目のフェアトレードタウンに認定された。5月6日鎌倉市役所本庁舎の市議会議場で認定式が開催され、関係者や市民ら約90人が参加した=写真。 式典は鎌倉エシカルラボ共同代表・末吉里花さんの力強い「いざ!フェアトレード!」の開会宣言で幕を開け、松尾崇鎌倉市長らが「目標に向け皆んなが一丸となったすばらしい機会を与えてもらった」と感謝を述べた。 日本フェアトレード・フォーラム・内山大志代表理事は『一人の100歩より、100人の一歩が世界を変える』をスローガンにしている鎌倉を評価。「ここからがスタート、皆様と一緒にフェアトレードを広めていきたい」と、内山代表から認定証が市長、市議会議長、共同代表に授与された。
「鎌倉の納涼うちわ」が6月3日から販売される=写真。節目の50作品目となる今年の納涼うちわは日本画家の巨匠・中島千波さんの「月下美人」。月明かりに浮かぶように咲く月下美人が、夏の宵を美しく演出している。鎌倉市観光協会が1977年から制作を始めた。竹製の手作りで約6千本を一般販売。1本400円(税込)、同会事務所や通販サイトで。
同会0467・23・3050
100本のサクラを植樹
日本でウクライナの子どもたちの支援をしている「ハート1愛継ぎプロジェクト」(井上アンナ代表)が、今春、“100Sakura for Peace(サクラ・フォー・ピース)”と銘打って今春、ウクライナの小学校などにサクラの植樹を行った。
日本(ハート1)からの送金でウクライナの協力者が現地で八重桜や枝垂櫻などの苗を調達し、植樹の準備を行った。
3月24日、最初の植樹がウクライナ北東部のハリコフの小学校で行われ、児童、保護者、教員ら大勢の市民が参加した。その後、7カ所で植樹が行われ、すでに106本に達した。5月初旬には開花して人々の目を楽しませている。秋と来年春に40本の植樹を予定。
ハート1は昨年「100人の愛継ぎモタンカ人形展」を鎌倉などで開催し募金を集め、子どもたちのアートのワークショップを定期的に行っている。前回は千代紙といっしょに和紙人形の見本も届けたという。井上さんのもとには毎回、工作を楽しむ子どもたちの姿や作品の写真が送られてくる。井上さんは「皆様からの寄付で、戦争で傷ついた子どもたちの心が癒されている。ありがたい」と引き続き募金を呼びかけている。
問い合わせはメールheart1jp@gmail.com で。
散在ガ池森林公園のホオノキ
山歩きをしていて足元の一際大きな落葉を拾うとそれはたいていホオノキ。葉先に向けてふくらみがある楕円の独特の形をしている。 モクレン科の落葉高木で山野に生える。高さ20m、径1mに達し、まっすぐ伸びた灰白色の幹から枝を広げ、枝先に長さ20~40㎝、倒卵状長楕円形の葉を輪生状につける。葉は古代、食物を盛る器に用いられ、飛騨高山には朴葉味噌、朴葉焼きなどの料理がある。 5、6月にかけて芳香のある大きな白い花を咲かせ、秋になると多数の袋果からなる果実が成熟する。 成就院裏山にホオノキがあり、5月中旬、お寺を訪れると本堂に葉と花が供えられていた。 散在ガ池森林公園を南口から入り、少し下ったところに数本あるが、やはり高くそびえている上、木に囲まれていて近づきにくい。でもなぜか親しみがある。
文 小林千穂
写真 松原省吾
内山 智弘(うちやま ともひろ) さん
鎌倉市で2番目に高い山、六国見山(147㍍)のふもと。登り口までほんの1分のところに自宅がある。一昨年秋、21年務めた東京消防庁を退職し、ここで一時預かりの託児所「いいねきっずかまくら」を始めた。山の頂上まで子どもの足でも10分ほど。天気がよければ富士山や相模湾が望める。ここで子どもたちを、自由に遊ばせてあげることを理想にしている。
きっかけは小学校3年の長男玄太君(8)だった。幼稚園のころ、送り迎えの際に園庭で遊んでいると、ほかの園児も集まってきて、もみくちゃにされる。
「そこにすごく幸せを感じた。こんなに子どもたちと遊ぶことを、心から楽しむ大人がいるのか、と思うぐらい」
自分を再発見した。消防士になったのは、丈夫な体を社会のために使いたいと思ったから。今度はそれを子どもたちのために使おうと考えた。
埼玉県富士見市の生まれ。国士舘大学を出て、26歳で東京消防庁に入った。数年後、選ばれて消防救助機動部隊(ハイパーレスキュー)に配属された。卓越した技能を持つ隊員で構成され、重機や特別な資機材を使い、震災や特殊災害で人命救助をする部隊だ。
2013年10月、伊豆大島の台風による土砂災害に派遣され、家屋が崩壊した現場で救助にあたった。重機が入れず、チェーンソーなどでの手作業だった。残念ながら派遣期間内には見つけられず、家族が祈る姿が心に残った。翌年9月には御嶽山の噴火災害にも派遣され、指揮本部で部隊長の補佐をした。
子どものころからバレーボールをしていた。ビーチバレーがしたいと、30歳のころ、海に近い大船で一人暮らしを始めた。妻侑子さん(43)と出会い、11年前に結婚。その後、いまの家を見つけた。米国の大学出身の侑子さんは、海外からの一時帰国の子どもを預かるときなどに活躍している。
週3日は障碍者のグループホームでも働いている。重度訪問介護の資格をとるときに一人の障碍者、平田真利恵さんと出会った。車いす生活の平田さんは山が好きと聞いたが、なかなか機会がないという。
そこで4月、託児所を利用する親子や仲間に声をかけ、15人ほどで一緒に六国見山に登った。みんなで平田さんの車いすを押したり引っ張り上げたりして、1時間ほどかかったが、頂上は風が気持ちよかった。
翌日、体調を尋ねると「上半身が筋肉痛です」との答え。「体を安定させるために、平田さんもがんばったんだ」と嬉しくなった。
「年齢、性別、障碍のあるなしに関係なく、一緒に山に登りたい人を見つけ、輪を広げていきたい」。49歳。
(文・写真 真田正明)
「武士の都の記憶~鎌倉はなぜ世界遺産ではないのか」
6月22日13時、鎌倉商工会議所ホール。
▽記念式典 13時。
▽記念講演 13時45分。
東京大学史料編纂所 高橋慎一朗教授。無料。申込不要。
鎌倉同人会61・1930
小泉八雲はなぜに日本にやって来たのか 池田雅之
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は1868年の大半をロンドンの貧民街で過ごした。産業革命の完成期の繁栄が咲き誇るロンドンで、時代に取り残された、生活にあえぐ人々の群れをつぶさに目撃している。彼もその貧しい群衆の一人といってよかった。大叔母から見放され、仕事にもつけず、ロンドンを放浪者のようにさまよい歩く生活ぶりであった。産業革命完成期のロンドンの裏世界をいやというほど見せつけられた。彼は人間社会の弱肉強食ぶり、富めるものと貧しい者の格差社会をつぶさに体験したのだった。
19歳の時、機会を得て、アメリカのシンシナティに渡るが、ロンドンで見聞きした白人主導の搾取社会への批判の目は、さらにアメリカにおいても鋭くなり、八雲の一生を貫くものとなったと考えられる。
ニューヨーク、シンシナティ、ニューオリンズと点々とするが、新聞記者として認められる二十三、四歳ごろまでは、食うや食わずの生活を余儀なくされた。英米中心の近代文明がはらむ資本主義の功罪を、イギリスとアメリカでの辛い体験を通じて学んでいったように思われる。
今日起こっている欧米中心の資本主義と民主主義の矛盾と限界を、八雲は19世紀末においてすべて体験して、日本へやってきたといってよかろう。そして、白人中心主義、資本主義、格差社会の先にある世界とは何か、を夢想するようになっていったにちがいない。それが、日本行きの決定的な要因をなったと思われる。
当時(明治23年代)の日本には、英米の資本主義社会とは違う、人間らしい、平和な生活があるという確信ではなかったろうか。
(早稲田大学名誉教授 鎌倉てらこや顧問)
鎌倉市中央図書館(4月分)
鎌倉市中央図書館(25・2611)は4月に一般196冊、児童書31冊を収蔵した。一般的なものは下記の通り。 ▼「スーパーAIが人間を超える日」竹内薫著 プレジデント社▼「改正博物館法で博物館はどうなる」金山喜昭編 同成社▼「江戸時代を知る、楽しむ。」永井義男監修Gakken▼「江ノ電沿線歴史散歩」内海恒雄著 江ノ電沿線新聞社▼「平和の条件」岩波文庫 E.H.カー著 岩波書店▼「楽天証券社長と行動ファイナンスの教授が『間違いない資産づくり』を真剣に考えた」楠雄治著 日経BP▼「からだにいい家のつくり方」エクスナレッジムック『FPの家』グループ工務店著 エクスナレッジ ▼「図書館を建てる、図書館で暮らす」橋本麻里著 新潮社 ▼「今さら聞けない料理のこつ」だいわ文庫 有元葉子著大和書房▼「とびきり簡単、とびきりおいしい志麻さんちのおやつ」生活実用シリーズ タサン志麻著 NHK出版▼「大阪・関西万博ぴあ」ぴあMOOK ぴあ▼「半日陰を生かした美しい庭づくり」増田由希子著家の光協会▼「スマホで困ったときの大事典」ONE COMPUTER MOOK ワン・パブリッシング▼「これで眠くならない!能の名曲60選 中村雅之著 誠文堂新光社 ▼「俳諧大要」岩波文庫 正岡子規著 岩波書店▼「ゲーテはすべてを言った」鈴木結生著 朝日新聞出版▼「湘南機動鑑識隊朝比奈小雪」徳間文庫 鳴神響一著 徳間書店 ▼「ご利益ごはん」角川文庫 椰月美智子著 KADOKAWA
「ヘルシーなのに満足感たっぷり」
豆腐ハンバーグのトマトソース煮込み
鎌倉は梅雨入り間近になり紫陽花が咲き始め、観光客で賑わうシーズンになります。鎌倉の様々なお寺で観覧できます。紫陽花の花の色は土壌のPHによって変わり酸性が強いほど青くなり、アルカリ性に近いほど赤く染まりやすくなります。今回はジメジメした気候に負けじと、爽やかな一品に仕立てました。
●材料(2人前)
【ハンバーグ】▽木綿豆腐150㌘▽豚ひき肉150㌘▽玉ねぎ1個(半分は中身、半分はソース)
▽片栗粉大さじ1杯
▽醤油小さじ1杯
【ソース】▽トマト缶(ピュレ)1缶▽ズッキーニ1/2本▽玉ねぎ(1/2個)▽エリンギ1本▽水100㏄▽砂糖小さじ1杯▽1/2コンソメ小さじ1杯▽胡椒適量
▽オリーブオイル適量。
●作り方
①玉ねぎを粗みじん切りにして半分を②で使う。
②豆腐の水分を良く切り、ひき肉、玉ねぎ、片栗粉、醤油と合わせて良くこねて、成形する。
③②をフライパンで焼きめを付けておく。
④【ソース】の野菜を1㌢角に切りにし、オリーブオイルで炒め、トマト缶、調味料を加えて沸騰させる。⑤③を入れて弱火で10分程煮て器に盛り付けて完成。
(創作和料理近藤 副料理長)
▼ショパンさん!我らとポロネーズをin鎌倉芸術館
7月5日13時半、鎌倉芸術館。川村祥子さんのピアノでバッハと、がっつりと シ ョパ ン「 ポ ロ ネ ー ズ 」 作品オンパレード!2千8百円、高校生
以下千5百円、前売2千
5百円。スパシーバ090・6568・3853
▼梅雨入りだよ!全員集合
6月15日13時半、鎌倉生涯学習センター。村田望さん、山瀬香緒さんらの歌で「雨に歌えば」「シェルブールの雨傘」など。みんなで歌う歌も。2千円。
スタジオエスポワール090・2207・0031
▼鎌倉交響楽団 第125回定期演奏会
6月21日14時、鎌倉芸術館。ベートーヴェン「エグモント序曲」、シューマン「ピアノ協奏曲」など。千円。
同楽団31・4380
▼鎌倉リコーダー・コンソート アンサンブルBee 第39回演奏会「かわる」
6月25日13時半、鎌倉生涯学習センター。エルガー「愛の挨拶」など。無料。
網野方32・6901
▼美はすぐそこに︱主情派・鏑木清方
6月29日まで鏑木清方記念美術館。情景を切り取り描いた“主情派・清方”の作品を中心に。450円。
23・6405
▼♯鎌倉国宝館︱♯みんなでシェア♯国宝館宣伝部隊♯博物館大好き
7月6日まで鎌倉国宝館。円覚寺仏殿地割図など約30件。スマホ撮影可。SNSで発信を。4百円。
22・0753
▼映画雑誌SCREENの流儀︱ 近代映画社の仕事
7月27日まで川喜多映画記念館。映画雑誌「SCREEN」を取り上げ、戦後の日本の映画界で革新的な試みをしてきた近代映画社の仕事をみる。3百円、鎌倉市民無料。
【関連上映】「ロシュフォールの恋人たち」6月10・11・13・15日/「クレイマー、クレイマー」10・12・14・15日/「レナードの朝」
24・26・27・29日/「リバー・ランズ・スルー・イット」24・25・27・28/「フォレスト・ガンプ 一期一会」25・26・28・29日。千3百円。
23・2500
▼清岡卓行展︱大連、パリ「円き広場」
7月27日まで県立神奈川近代文学館。大連とパリとのかかわりを通して清岡卓行の生涯と作品をたどる。5百円。
045・622・6666
▼東海道中膝栗毛 江戸のコメディアン 弥次さん喜多さん
7月6日まで藤澤浮世絵館。十返舎一九の「東海道中膝栗毛」にちなんだ作品の展示。
0466・33・0111
▼LOST IN THE TIME
8月3日まで藤沢市アートスペース。藤沢ゆかりのアーティスト集団が「過去・現在・未来」をテーマにアートプロジェクトを紹介。
0466・30・1816
▼第58回 鎌倉美術展
6月27日~7月1日鎌倉芸術館。鎌倉美術家協会会員と公募の作品展。
0463・72・2703
▼米満泰彦展︱反映
6月21~28日12~18時、Gallery ジアース(鎌倉市雪ノ下1︱6︱2225・5235)。自宅の庭の薔薇をモチーフに描いた油彩画と鉛筆画80点。
▼北鎌倉ギャラリー月
▽2025紫陽花月の猫たち展6月12日まで。
▽漆と陶 時蔵工房三人展 14~24日。
22・2913
▼田中隆史展︱間のかたち
6月2~21日小町通りのギャラリー一翆堂22・3769
▼村田良策記念アトリエM合同展
6月3~8日鎌倉生涯学習センター。油彩、パステル画、デッサンなど。▽中国・韓国・日本の聖堂建築を訪ねて 絵画作品を歴史解説とともに展示。
アトリエМ22・1759
▼5月22日「映画アンパンの日」記念 鎌倉上映会「彼岸花」
6月20日17時半、鎌倉生涯学習センター。千円。
鎌倉で映画と共に歩む会080・5055・3935
▼若い環境活動家とともに 「気候変動から人権・平和を考える」
7月5日12時50分、逗子市市民交流センター。ずし平和デー事前企画。「気候変動を止めないと若者の未来はない」と活動する山本大貴さんと学び考える。7百円、高校生以下無料。要予約。
逗子・葉山九条の会046・878・6044
▼フラワーアレンジメント教室
6月5日・8月7日・9月4日10~12時、鎌倉市佐助の銀の鈴社。アレンジメントの基礎知識を学ぶ。7千円。
61・1930(4面にご案内)
▼ふらっとカフェ鎌倉
誰でも参加できる地域食堂。
▽おてら食堂(安国論寺)6月1日12時半。
▽二階堂デイサービスセンター20日17時半。
▽ソンベカフェ25日16時半。各大人5百円、中学生以下無料。要予約。
渡邉方090・5199・1654
flatcafekamakura@gmail.com
▼大町商店会「献血運動」
6月5日10~12時・13時15分~15時半、鎌倉・安養院駐車場。健康チェックと「お野菜いっぱい袋」贈呈。
日本赤十字社045・834・4619
▼漁協の朝市
▽腰越 6月5・19日10時~売切れ次第終了。腰越漁協事務所前。
▽湘南 鎌倉支所 6月1日10時、鎌倉パークホテル駐車場22・3403
▼第9回ふじさわせっけんまつり
6月7日10~15時、藤沢市民会館。せっけんの販売、バスボム作り、ハンドマッサージ、クイズなど。無料。主催は藤沢市せっけん推進協議会。
▼鎌倉風致保存会
▽みどりのボランティア6月7日十二所果樹園。14日建長寺回春院。21日光則寺。28日東勝寺跡。各9時20分現地集合。
▽梅販売会8日10時~市役所前庭。
▽歴史ウォーク座学11日9時半、鎌倉生涯学習センター。
23・6621
▼鎌倉ユネスコ協会
▽バザー6月8日10~13時、同会深沢倉庫(深沢中学へ上る手前の信号右折の長屋)。※献品受付 衣類・雑貨・支援用食糧品。
080・6602・9498
▽書きそんじハガキでアジア寺子屋支援未使用切手・プリペイドカードなども。鎌倉市関谷387―13鎌倉ユネスコ協会・小倉宛。
▼なんみんウィークin鎌倉
6月15~29日。▽鎌倉なんみん映画祭18~22日川喜多映画記念館。
▽なんみんパフォーマンス&ミャンマー応援ライブ28日13時半、カトリック雪ノ下教会。▽ウクライナ写真展24~28日カトリック雪ノ下教会。
アルペなんみんセンター55・5422
▼大船フラワーセンター
▽ハスの早朝開園6月28・29日、7月5・6・8~13日・19~21日・26・27日7時。▽フラワーコンサート1・15日11・14時。▽園長さんぽ8日10時。無料。▽初夏のデジカメ教室14日9時半・13時半。千円。申込~4日。▽ブルーベリー栽培22日11・14時。千円。申込~9日。▽色鉛筆植物画教室「夏」7月12日10時・13時半。2千円。申込~25日。入園料4百円。
46・2188
▼鎌倉ガイド協会
▽玉縄首塚から玉縄城址「諏訪壇」「蹴鞠場」特別見学6月2・9・24・26日9時、大船駅南改札・大船観音側歩行者デッキ2階集合。約4・5㎞。8百円。▽浄明寺のアジサイ、一条恵観荘へ 5・11・13・18日9時、鎌倉駅西口広場集合。約3㎞。8百円。▽路地歩き 旧川喜多別邸から聖ミカエル教会、カトリック雪ノ下教会17・20日9時、鎌倉駅西口広場集合。約3・5㎞。8百円。▽極楽寺から稲村ガ崎へ21日9時半、極楽寺駅前広場集合。約3・5㎞。8百円、保護者同伴小中学生無料。▽金沢文庫と称名寺7月2・4・8日9時金沢文庫駅西口広場集合。約4㎞。8百円。
24・6548
▼北鎌倉・台峯の緑をともに
▽山の手入れ6月14日10時、山ノ内配水池脇
▽山歩き15日9時、山ノ内公会堂。北鎌倉台峯緑の会。
090・6502・2470
▼みんなで! きらら鎌倉フェスティバル
6月20~22日10~16時、鎌倉生涯学習センター。同センターで活動する団体の発表や作品展示、販売、体験など。無料。
25・2030
▼逗子の市(雨天中止)
亀岡八幡宮境内。
▽フリーマーケット6月27日8時~14時半。雑貨・衣類・手造り品など約20店。▽骨董市28日7時半~14時半。
※フリマ・骨董市出店者募集中。
片岡方090 ・5442 ・3778
▼第13回こえくらべ うたくらべ たのしい子ども音楽会 童謡・唱歌コンクール
7月21日12時、藤沢市民会館。小6までの歌える子。独唱2分。6月15日までにメールで申込。2千5百円。
藤沢音楽家協会koekurabefujisawa@gmail.com
▼夏休み 子ども福祉体験
7月24・25日10~12時半、鎌倉市福祉センター。
24日サウンドテーブルテニス、点字の話、手話での話。25日車いすユーザーの話とボッチャ体験、要約筆記、防災と福祉の話。無料。要申込。
鎌倉市社会福祉協議会23・1075
関谷の落合農園で販売開始
鎌倉市関谷の落合農園で先月下旬から、約105年受け継がれてきた熟成ぬか床で作った「ぬか漬け」の販売が始まった。 キュウリやトマト、ニンジンなど20種類ほどの季節の野菜を栽培する農園を両親と夫妻で家族経営している落合智一さん(42)は、農家の生き残り対策として2020年から構想を練り、今年4月下旬、敷地内に漬物加工場が完成した。 食品衛生法の改正により2022年6月から漬物の製造・販売には保健所の営業許可が必要となった。加工場内にはシンク(洗い場)やテーブル冷蔵庫、真空パック器など衛生面に留意した設備を整えた。 ぬか床は、先祖・澤田トリさんが農家に代々受け継がれてきたものを大正9年11月、落合家に嫁入りして伝えたもので、今年で105年目になる。 今の時期はキュウリ、ニンジン、ナス、パプリカなど農園のとりたての野菜を3時間ほど漬け込み、パック包装し、冷蔵保存。1パック400円ほどで対面販売している。消費期限は3日。発売間もないが「おいしい」と評判がいい。 落合さんは「軌道にのせて販路を拡大していきたい」と意気込む。落合農園直売所(鎌倉市関谷676)
100万円寄付 一橋大同窓会
「石田組~いざ、鎌倉~良質な音楽を次世代へ」のコンサートが4月29日鎌倉芸術館で開かれた。 一橋大学創立150周年を記念して同大同窓会・如水会鎌倉逗葉・支部(仙頭靖夫会長)が開催し、市内の小中学生親子30組を招待、同大学への寄付も行った。 石田組はヴァイオリニスト石田泰尚さん率いる超人気の弦楽合奏団で、発売1時間半でチケットが完売。当日はラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」で静かに始まり、ピアソラやレッド・ツェッペリンの曲など、鳴りやまぬ拍手に応えて何度もTシャツを着 替えてのアンコールでは聴衆が総立ちで拍手喝采。 講演後、仙頭会長から一橋大学の中野聡学長に寄付金100万円が授与された=写真。中野学長はお礼を述べ、「ストリングスが駆け抜けた。目でも楽しめるコンサートだった。母校の150周年記念にこの企画はすばらしいビジネスモデルだ」と評価した。 「鎌倉芸術祭に役立てて」と同館の指定管理者・鎌倉市芸術文化振興財団にも10万円が贈られた。
円覚寺で
ゴールデンウィークの5月5日五月晴れの空の下、円覚寺の塔頭・松嶺院と龍隠庵でお茶会が開かれ、和服姿の男女や子ども連れなどが、じっくりと茶を味わった。主催は裏千家・松謡庵とまや会と回心庵すみれ会。 龍隠庵では、本堂の前に赤い毛氈の上に「スーツケース茶室『ZEN︱An禅庵』という名称の茶室が組み立てられ、野点が行われた=写真。これは四方の柱や敷居、杉板、畳などが81㎝×48㎝×26㎝のスーツケースに収められていてどこへでも持ち運べる「旅する茶室」。 お点前は茶箱の和敬点で、結界には子どもの日に因んで円覚寺境内の弓道場で使っている矢を設え、茶箱は組み立て式の洋菓子の通い箱。炉にはキャンプ用のコンロを代用し、外国で買い求めたマンゴスチンの形の入れ物を茶入れにするなど工夫がこらされていた。 回心庵すみれ会代表の西畑里奈さんは、6歳のときから母親に茶道を習ったという茶道の先生。「松嶺院の茶席は母親のお弟子さんたちのお席で生け花の展示もあり、やや改まったお席。こちらはお子さんも気楽に参加していただけるお席です」と笑顔で接客していた。
早大同窓会
鎌倉市在住の早稲田大学同窓生らで構成される鎌倉稲門会(兵藤芳朗会長)恒例の地引網が5月3日、坂ノ下海岸で開かれた。 前夜の風雨が嘘のように晴れ渡った空のもと、小学生・幼児も含めた会員家族や地域の友人ら約140人が参加、由比ガ浜海岸を拠点に活動する早大ウィンドサーフィン部24人も応援に駆けつけ、午前10時から網を引き始めた=写真。 小学生のじゃんけん大会の景品に供された大きな紋甲イカ2杯以外は今一つの漁果だったがイワシ、アジなどの小魚が分配され、参加者は爽やかな海風を一身に浴び初夏の海浜を存分に楽しんだ。
歯磨き製造業者
歯磨き「シュミテクト」などのメーカー「ヘイリオンジャパン(東京都港区)の社員が5月23日由比ガ浜海岸でビーチクリーニングを行った=写真。 2021年から毎年1回、鎌倉の海岸で行っているボランティア活動で5回目。製造事業者としての責任だけではなく、いち生活者としての学びを深め、改めて事業活動に役立てることを目的とし、相互のコミュニケーションの場にも。 今年はこれまで最多の50人の社員がそろいのTシャツで参加。1時間半ほどかけて可燃ごみ49袋、不燃ごみ35袋を集めた。参加者から「プラごみが多く、プラスチックを含む製品を製造している企業としてプラスチック削減の必要性を改めて感じた」などの感想があった。同社では、製品およびパッケージでのプラスチック使用量削減の取組を国内でも強化している。
鎌倉てらこや初代理事長 池田雅之
認定NPO法人「鎌倉てらこや」の創設者で精神科医の森下一先生が1月23日、ご逝去されました。享年83歳。 鎌倉てらこやは、子どもと若者の育成教育プロジェクトとして2003年、鎌倉の地に設立されました。以来、先生は遠路姫路から足繁く通われ、私たち関係者の指導にあたり、子どもや若者たちと向き合いました。ここ7、8年は体調を崩されていましたが、昨年11月、「だいぶ回復したのであと5年は頑張る」と、鎌倉てらこやへのエールも書かれた手紙をいただき安堵していました。今年に入り体調が急変されたとのことです。 4月13日にご子息の森下一洋さんと生野学園の宇都宮誠理事長を鎌倉に招き、大船で偲ぶ会を開きました。てらこや顧問の方々、松尾崇鎌倉市長、元JCのメンバー、私のゼミのOBら大勢の関係者が集い、先生の温かな人柄を偲びました。 てらこやは、先生の教育理念を引き継ぎ、さらに深めながら前進していきます。皆様のご支援をよろしくお願いいたします。合掌
鎌倉市スポーツ協会
鎌倉市スポーツ協会(加藤清和会長・30団体)は各団体が推薦する功労者3人、令和7年度に活躍した優秀選手27人、優秀団体2を5月23日鎌倉芸術館で表彰した。カッコ内は推薦団体。
【体育功労賞】石川哲也(柔道)川端隆(サッカー)西野正修(フェンシング)
【優秀選手賞】伊藤槙紀(卓球)海辺信年・金山裕子・中島久美子・寺﨑庸・瀧澤楓香・曽宮桜良・土志田旬(以上水泳)田村遙香(陸上)織田和雄・加賀美健一(以上テニス)向谷茉耶(なぎなた)寺崎陽子(バドミントン)黒川正人・林田優希(以上スキー)村越博志・芋生信一・根本香織・安齋海(以上居合道)田路幸子(太極拳・ほか1人)高橋侑里・杉山くるみ(以上ボウリング)浅野美紀・村松燈和・藤田渚乃春・村松昊空(以上空手道)(敬称略)
【優秀団体賞】鎌倉ローンテニス倶楽部(テニス)、鎌倉市女子4人チーム(ボウリング)
「鐙摺海岸」 黒川 明
逗子と葉山の境界にあるのが鐙摺海岸。フランス料理店が岸壁の上に立っている。小さな入り江に狭い砂浜があって、道路にはバス乗り場がこじんまりとある。このように書くと箱庭のようと思うかもしれないが、その先がすごい。稲村ケ崎が見えて、相模灘が広がり、江の島の向こうに丹沢山系、そして富士山まで見渡せるのだ。
早朝に建物の一面に陽が当たる。この時が一番美しい。鎌倉、逗子、葉山、まだまだ画題は豊富なのだ。
水彩 36×51㎝
リフォーム詐欺
最近県内のリフォーム会社が警察に捕まりました。手口は「お宅の屋根がめくれていますよ」「このままだと家が壊れますよ」という、昔ながらの脅し営業です。
高齢者夫婦宅を狙った悪質業者も多くいて、被害が多発しています。原因は、昔とちがい現在は隣近所の付き合いが薄く、業者の情報が入り難くなっていることです。また一般の人の住宅に関する知識が浅いので、リフォーム業者の言いなりになってしまうことなどがあげられます。
どうしたら被害に合わなくて済むのでしょうか。それには先ず小さな工事から依頼してみましょう。金額の大小に関わらず、担当者の対応をよく見ることです。それと実際に作業する人たちをよく見ることです。その家を建てた業者に頼むのが一番ですが、縁が切れている場合もあり、依頼する時はその辺の事情も説明した方がよいと思います。
重要なことは、トータルでその家の面倒をみてくれる業者を探すことです。小さな工事でも専門業者に依頼するのではなく、一括請負できる業者に依頼すべきです。眼に叶った業者が見つかればその業者に何でも相談できるようになります。
相見積もりで安い金額の業者ばかり見ていると、家や住んでいる人を思いやる業者に巡り合えません。
日向建設
鎌倉市大船1―15―3
0467・47・5454
http://www.hyuuga.co.jp/
6月
▼葛原岡神社例大祭 5月31日14時宵宮祭、1日13時本祭・神輿渡御。3日11時神前祭・墓前祭。
▼五所神社例祭 7日18時見目明神祭・宵宮祭。8日10時例大祭、11時神輿渡御、15時半海上渡御。10日10時三つ目神楽。
▼蛍放生祭 14日19時、鶴岡八幡宮。※一般鑑賞15~22日、日没~20時半。
▼瑞賢忌 16日10時、建長寺。江戸初期の豪商で治水工事や航路開発の功労者河村瑞賢の法要。
▼大祓式 30日10・13・15・17時、鶴岡八幡宮。
▼古神札焼納祭 30日17時半、鶴岡八幡宮。
▼海開き 27日逗子。8月31日まで開設。
今年は7月18日金曜日に鎌倉花火大会が開催と決まりました▼鎌倉駅の利用者数が1日平均約4万人に対して、昨年の花火大会来場者数が16万人だったことを考えても大変な人混みが予想されます▼昨年、鎌倉の小学生たちから、「次の日に学校があると、親が花火を見に行くことを許してくれないんだ」という話があり、今回は次の日に学校がない日程ということも考慮されているようです▼今年は翌日から夏休みという安心感もありますが、金曜日ということで更に混雑すると思うと、楽しみな気持ちだけでなく少しだけ憂鬱な気もしています▼しかし、コロナ禍で味わった窮屈さと比較したら幸せな我儘なのかもしれません。(N)