創立80周年記念祭 13日光明寺で
戦後まもない混沌とした社会の中で、「鎌倉に大学をつくろう」という夢を描き、新しい文化を求めた教師と学生が集い、1946(昭和21)年5月、鎌倉市材木座の光明寺を仮校舎として「鎌倉アカデミア」が開校した。
文学科、産業科、演劇科、映画科を設けた自由大学で、三枝博音を校長に、林達夫、高見順や吉野秀雄らが教鞭を執り、真理探究と芸術創造の歩みを始めたが、資金難のため、わずか4年半でその歴史に幕を下ろしてしまう。学び舎から鈴木清順(映画監督)、いずみたく(作曲家)、山口瞳(小説家)らが巣立ち、高度成長時代を迎えた日本で、芸術や文化を牽引する存在となっていった。
既成概念にとらわれない教育方針は、現在、見直されており、その軌跡を次世代につなげようと、1992年に鎌倉市図書館で資料展示「青春・鎌倉アカデミア」が行われ、2006年には市民グループ「鎌倉アカデミアを伝える会」が発足し、「鎌倉アカデミア創立60周年記念祭」を開催。その後、10年間毎年、「伝える会」を開いてきたが、70周年以降は催しが途絶えた。卒業生の多くが他界したことが主な原因。
今年迎える80周年を前に、「伝える会」の元メンバーから80周年記念祭実施の声があがり、鎌倉市内の若者たちを引き込んで実行委員会を立ち上げ、開催にこぎつけた。
「鎌倉アカデミア創立80周年記念祭」は、6月13日に光明寺書院で式典や展示、座談会などが行われるのを皮切りに、12月まで関連事業を行う。
6月13日光明寺での催しは、10時に記念碑前で式典後、人形劇団ひとみ座の公演や、座談会が開かれる。午前の座談会は、三枝博音の孫・三枝新さん、いずみたく氏の関係者らが「文化的遺伝子を受け継ぐ」の題で、午後は鎌倉で今、文化的活動を行っている人やグループが「未来へつなぐ」の題で話をする。演劇ワークショップもあり、生徒として授業を受ける体験ができる。
実行委員長の遠藤光基さん(56)は「鎌倉アカデミアは鎌倉の文化的遺産で、鎌倉のみならず、戦後日本で果たした役割は価値あるもの。それを伝えて残したい」と話す。材木座の自治会員ら地域の協力も得ているという。
入場料千円、高校以下無料。最新の情報はHPで。
https://kamakura-ac.studio.site/
北上市とパートナーシティ提携も
鎌倉・材木座の国指定史跡で日本最古の築港遺跡「和賀江嶋」の史跡保存・清掃事業が5月17日に行われた。1977年から50回目。 当日岩手県北上市と鎌倉市の「パートナーシティ提携」の両市長による調印式も行われた。市民主体の自主的な交流を促進する制度への合意は、北上市の有志「鎌倉和賀江嶋探訪の会」との長年の交流が評価されたもの。同会は、和賀江嶋の築造を行なった和賀盛綱が北上地方を治めた和賀氏の祖であることを縁に、1995年から30年以上清掃活動に参加してきた。 松尾崇鎌倉市長は「鎌倉時代からの縁が現代に花開き、皆さんの思いが実を結ぶ日となった」と保全活動への感謝を伝え、八重樫浩文北上市長は「50年間活動を続けて下さった鎌倉の皆様に感謝と敬意を。鬼剣舞の衣装の笹竜胆の紋にも注目してほしい」と挨拶した。 北上市からは、高橋邦治庭元(45)率いる「鬼柳鬼剣舞保存会」が大地を踏みしめ跳躍する力強い舞を披露。鎌倉市からは五所神社の氏子らによる神輿同好会「五所和賀會」の甚句と「鎌倉材木座天王唄保存会」の天王唄が披露された。 式典後、約400人の参加者が干潮で姿を現した丸石の間のごみを拾い集めた。 鎌倉岩手県人会で会長を務めた早川正行さん(78)は解散後も同郷の人たちとの交流を続けている。「岩手出身の『鎌倉朝日』初代編集長故藤沼正人さんがこの活動をきっかけに同会発足に尽力した」と思い出を語った。 北上市から約60人で来鎌した和賀江嶋探訪の会の佐藤克英代表(86)も和賀の殿様との縁で清掃に通った30年を振り返った。 清掃活動を主催した材木座自治連合会の菅野哲央理事は「交流の場としても意義深い和賀江嶋の保全活動を続けたい」と話していた。
鎌倉の夏の定番「納涼うちわ」が6月2日から販売される=写真。
鎌倉市観光協会が1977年から制作を始め、51作品目となる今年の納涼うちわは日本画家・磯部光太郎さんの「Biotop西瓜に雨蛙」。ビオトープとは生き物の生息空間。つるに実った大きなスイカとそれを見つめる小さなアマガエルをモチーフに、日本画の古典的な技法を取入れ、動植物の四季の営みが感性豊かに表現されている。竹製の手作りで7千本を一般販売。
500円(税込)、同協会事務所や通販サイトで。
同協会0467・23・3050
東慶寺のヤマボウシ
東慶寺の鐘楼の向こう側で四方に伸ばした枝に葉を茂らせ、枝の先端にたくさんの花をつけるヤマボウシ。高さ10m、幹回り50㎝ほどの大木で、風が吹くと緑の葉をそよがせる。 白い花びらのように見えるのは実は総苞で、和名の「山法師」は、中央にある丸い小さな淡黄色の花の集まりを坊主頭に、まわりにある、白色で先の尖った長さ2~4㎝の卵形の4枚の総苞片を頭巾に見立てての名。ハナミズキの花に似ているが、ハナミズキの総苞は卵形で先がくぼんでいる。 ミズキ科の落葉高木。葉は対生し、長さ5~10㎝の楕円形。公園樹や街路樹、シンボルツリーなどにも。
文 小林千穂
写真 松原省吾
萩原 小夜(はぎわら さよ) さん
高齢化が進む一方で、老人クラブの組織は縮小している。その行き詰まりを打開しようと、改革に乗り出している。モットーは、長年勤めたサントリーの創業者、鳥井信治郎の言葉「やってみなはれ」である。
先代会長の残り任期を引き継ぐ形で昨年5月から実質的に会長を務め、今年5月8日、16代目の「みらいふる鎌倉(鎌倉市老人クラブ連合会)」会長に就任した。「やりがい、生きがいのある活動を通じて、健康で明るく元気に鎌倉シニアライフを過ごしてほしい」。
鎌倉市の高齢者は、60代、70代、80代以上が、それぞれ2万人余り。しかし、みらいふるの会員は7割近くが80代以上。2004年に加盟クラブ100、会員約4500人だったのが、今年は46クラブ、約2100人に半減した。新規加入の減少という、全国的な傾向だ。
「20年前は地域の高齢者が自然に入るものだった。いまは選択肢が増え、就労者も増えているので、わざわざクラブに入らなくてもという人が多くなっている」
そこで事業の見直しを始めた。例えば2年前に始めたボッチャ。「ボッチャカフェ」の形にして、スポーツを楽しみながらお茶を飲み、話もできる居場所にした。
3月には鎌倉武道館で「第1回ボッチャ市民大会」を開いた。世代の垣根を取り払い、80人以上が参加した。優勝したのは家族3世代で作ったチーム。「まさしく狙い通り」だった。
10年以上続けている「健康マージャン大会」も、今年は初めて年齢制限をはずした。すると6月21日に開く「多世代健康マージャン大会」に、定員の100人を超える応募があった。最年少は13歳の男子だ。
「後継ぎのないクラブが消滅するのは仕方ない。量より質を高くし、魅力ある活動を充実させたい」
神戸市で生まれ育ち、大学卒業後にサントリーに入社。ただ、まだ「女はお茶くみ」の時代だった。結婚を機に退社。仙台に引っ越し、3年半塾講師をしながら2人の子育てをする。40数年前に鎌倉に移住した。
あるとき元上司に横浜の高級ホテルのレストランに誘われた。「人が足りない」と説得され、サントリーに戻った。以後はワインの営業畑で働く。スーパーなど大口バイヤーとの商談の経験で、プレゼン能力が磨かれた。
57歳で退職。すでに持っていたソムリエと栄養士の資格を生かし、ワインと料理の講師を始めた。いまでも声が掛かれば教えに出かける。
鎌倉市笛田にご主人と住む。スペイン、イタリアなどを中心に海外旅行は70回以上。会長の激務で、好きなゴルフは月に1回ぐらいしか行けない。75歳。
(文・写真 真田正明)
八雲の再話文学とは何か︱異界への愛と自然との共生 池田雅之
小泉八雲という作家は、妙な言い方ですが、翻訳作家あるいは再話文学者と言いかえてもよいでしょう。『怪談』で幽霊やお化けをたくさん描いたので、お化け作家といわれていますが、本来は彼のオリジナル作品ではなく、他人の作品を翻訳して、彼なりの解釈を付け加えたものが多いです。私たちはその八雲の文学ジャンルを「再話文学」と名付けています。すでに存在する古典的作品を再解釈し、そこに自分の作家としてのテーマ、あるいは言語芸術家としての自画像を発見し表現するのが、八雲の再話文学者としての常套的な方法でした。
『怪談』の「耳なし芳一」「雪女」「青柳ものがたり」などにはすべて日本語の古い原典があり、そこに自己の作家としてのテーマなり、自己との共振性を見い出し、再び自分の言葉で語り直したものです。八雲の再話文学という形式は、近代小説におされて余り評価されませんが、神話や昔話や伝承文芸と並んで、人間の心の世界を赤裸々に映し出す文芸ジャンルといえます。
八雲はアメリカ時代にフランス文学や世界中の物語や昔話、神話などを翻訳したり、再話化したりしたので、文学者としては広い意味で「翻訳家」から出発したといえるでしょう。
今回は八雲のアメリカ時代の2冊の再話作品、『異文学遺聞』(1884)、『中国怪異集』(1887)と日本時代の『怪談』(1904)を比べてみたいと思います。八雲は34歳の時、インド、エジプト、イヌイット、アラビアなどの神話・伝説を集めた処女再話集を出版しました。この中の「泉の乙女」と「鳥妻」を読んでみると、『怪談』の「お貞の話」や「雪女」などは作風とテーマが似かよっているのが感じられます。この4話はどれも人間と妖怪との異類婚姻譚をテーマにした話です。「泉の乙女」は「お貞の話」と話筋が似ており、最終的には別れたはずの妖怪の女性が人間の男性のもとに帰ってくるハッピーエンドの話です。
一方「鳥妻」の話は、「雪女」と似ており、妻である鳥たちと人間の結婚(異類婚姻)が破局を迎える話になっています。この『異文学遺聞』の2作品も、日本時代の『怪談』同様、人間と妖怪(怪異)、人間と自然の戦いのテーマが語られているのです。
人間の異界への愛と自然界の調和というテーマは、さらに日本時代の『怪談』の「お貞の話」や「雪女」の中に引き継がれ、深められていきます。
それから、1887年、37歳の時に出版したのが、第2作目の再話集『中国怪異集』でした。この作品集では、「孟沂(もうぎ)の話」がきわめて八雲らしい代表的な作品といえます。若き詩人孟沂と美女の幽霊、平薛(へいせつ)の恋物語ですが、前作の再話集『異文化遺聞』とは異なり、妖怪の美女平薛への愛と「永遠の女性」像の追求というテーマが、ひとつにつながりながら、融和し合っていることに気づかされます。怪異への愛と自然との調和が読み取れる美しい作品です。日本時代の「忠五郎の話」や「伊藤則資」などの怪異の物語を彷彿とさせます。日本時代に完成された再話文学世界を予感させ、八雲らしい作品といえます。
アメリカ時代の『怪談』の幾篇かは、『新編 日本の怪談Ⅱ』に収録してありますので、八雲の再話文学の成立に関心のある方はご一読くだされば幸いです。
(早稲田大学名誉教授 鎌倉てらこや顧問)
鎌倉市中央図書館(4月分)
鎌倉市中央図書館(25・2611)は4月に一般180冊、児童書48冊を収蔵した。一般的なものは下記の通り。 ▼「本のある場所を訪ねて」南陀楼綾繁著 教育評論社▼「50代からの『女性のお金と人生』リスタート計画」杉原杏璃著 三笠書房▼「一気にわかる!池上彰の世界情勢」池上彰著 毎日新聞出版 ▼「イランとアメリカ、そしてイスラエル」朝日新書 高橋和夫著 朝日新聞出版▼「空海と鎌倉仏教」平岡聡著 KADOKAWA▼「子どもと海あそび」茂木みかほ著 グラフィック社▼「もう二度と歯医者の治療がいらなくなる3つの習慣」前岡遼馬著 KADOKAWA▼「92歳、好き放題で幸せづくし」粟辻早重著KADOKAWA▼「団地・古いマンションの暮らしを愉しむ」TJ MOOK 宝島社▼「いい写真は誰でも撮れる」幡野広志著 ポプラ社▼「ほんとうのことを書く練習」土門蘭著 ダイヤモンド社▼「吉屋信子」河出書房新社▼「すてきなあなたに朝のミルクティー」暮しの手帖編集部編 暮しの手帖社▼「源さんの味噌汁」ハルキ文庫 時代小説文庫 松下隆一著 角川春樹事務所 ▼「月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった」川代紗生著 サンマーク出版▼「『クマのプーさん』誕生物語」ジェームズ・キャンベル著 原書房▼「太陽に撃ち抜かれて」ジョヴァーニ・マルチンス著 河出書房新社
「初夏の香りをご飯といっしょに」
新生姜と浅利の炊き込みご飯
6月は、雨音が街をやさしく包み込む季節。しっとりと濡れた紫陽花は色鮮やかに咲き、鎌倉に初夏の訪れを感じさせてくれます。蒸し暑さの中にも、青梅や新生姜など旬の食材が食卓に涼やかな彩りを添え、季節の移ろいを楽しませてくれます。
雨の日は外出が億劫になりがちですが、ゆったりとした時間もまた心が安らぐ必要な時間になることでしょう。今回は炊き上がったご飯の香りで思わず笑顔になるようなレシピを紹介します。
●材料(4人前)
▽米 2合▽浅利(殻付)300g
▽酒大さじ2杯
▽新生姜40g
▽油揚げ1/2枚
▽スナップエンドウ適量
【ご飯出汁】
▽醤油大さじ2
▽味醂大さじ1
▽浅利茹で汁
▽和風出汁適量(2合の目盛りまで)
●作り方
①浅利を3%の塩水に浅利を1〜2時間浸けて砂抜きをして、その後殻をこすり洗いしておく。
② 鍋に浅利と酒を入れて火にかけ、殻が開いたら火を止める。
③身と茹で汁は後入れ用に取っておく。
④ 新生姜とは千切りにし水にさらし、油揚げも粗みじん切りにしておく。
⑤研いだ米に、浅利の蒸し汁、【ご飯出汁】を入れ、2合の目盛りまで出汁を加えて新生姜、油揚げをのせて炊飯する。
⑥スナップエンドウを茹でてておく。
⑦炊き上がったら浅利の身、スナップエンドウを加えて10分ほど蒸らし完成。
(創作和料理近藤 副料理長)
▼もはやない国のかつてない光 東ドイツの女性写真家たち
6月13日~8月30日県立近代美術館 葉山。ベルリンの現代美術コレクター スヴェン・ヘアマンさんのヴィンテージ・プリント・コレクションを中心に当時や現在活躍する15人の女性写真家を紹介。千2百円。
046・875・2800
▼山室眞二の薯版画 かまくら博物誌
9月27日まで県立近代美術館 鎌倉別館。約50年にわたってジャガイモを版とする薯版画を制作してきた山室眞二さんの版画や造本、装幀書籍、新作《百葉筥》の展示。7百円。
22・5000
▼そして、新版画へ。深水、巴水ら清方の弟子たち
7月5日まで鏑木清方記念美術館。「郷土会」展出品作など清方の大正期の作品と木版口絵を伊東深水、川瀬巴水らの木版画作品とともに紹介。450円。
23・6405
▼シネマティック・ジャパン︱世界を魅了した日本映画たち
6月14日まで川喜多映画記念館。各国で制作された日本映画ポスターを中心に、外国から見た日本映画とそこに描かれる〝日本〟を見つめ直す。3百円、鎌倉市民無料。
【関連上映】「刺青一代」6月2・3・5・7日/「愛のコリーダ」2・4~6日/「裸の島」3・4・6・7日/「Love Letter」9・10・12・13日/「(ハル)」9・11・12・14日/「ロスト・イン・トランスレーション」10・11・13・14日。千3百円。
【特別上映「愛のコリーダ」+トークイベント 海外で日本映画を見せるということ】6日13時半。平野共余子さん。千9百円。
23・2500
▼いわきの古刹 長福寺と薬王寺︱東海興律・密教研鑽
7月20日まで県立金沢文庫。伝来する文化財と、国宝称名寺聖教と金沢文庫文書から関連するものを合わせて展示。8百円。
045・701・9069
▼世紀末 パリの煌めき
6月17日~8月23日茅ヶ崎市美術館。OGATAコレクションよりミュシャ、シェレ、ロートレックなどのポスター芸術の礎を築いた巨匠たちの作品を紹介。千2百円。
0467・88・1177
▼北鎌倉ギャラリー
▽ 紫陽花月の猫たち 6月2日まで。
▽蟬丸個展︱紫陽花色のとき 5~16日。※夜の月猫堂 6日17~20時(蟬丸個展パーティー兼用)。
▽時蔵工房展︱漆と陶 19~28日。
22・2913
▼ギャラリー一翆堂
▽高谷映子・佐藤香織 コスチュームジュエリー展︱紫陽花の季節に 6月10~16日。▽島谷満孝 作陶展 17〜21日。
▽西尾苑恵展︱The Breath of Glass 23日〜7月31日。
22・3769
▼阿華井流35周年 阿部民踊・香慶会発表会
6月14日13時、鎌倉生涯学習センター。舞踊芝居(鎌倉物語)、舞踊(民謡・端唄・演歌)、手品、レクリエーションなど。約20人(幼児・小学生含)。
赤井方45・0437
▼5月22日「映画アンパンの日」記念上映会 小津安二郎監督「東京暮色」上映
6月19日10時、鎌倉生涯学習センター。家族の出来事を受け止め、1人生きる男を笠智衆が演じる。千2百円。
鎌倉で映画と共に歩む会080・5055・3935
▼町ばの書家90歳の書展~九牛一毛の作品ら列
6月25~28日逗子文化プラザさざなみホール。新逗子書道会主幹の今浚象さんの90歳記念展。今さんと教室生の作品約30点を紹介。
今方046・871・1702(1面下に広告)
▼第59回 鎌倉美術展
6月26日~7月1日鎌倉芸術館。日本画、洋画、工芸(平面・立体)。鎌倉美術家協会会員と公募の作品展。主催は同協会。
▼第62回 鎌倉合唱連盟 定期演奏会
6月14日11時半、鎌倉芸術館。鎌倉混声合唱団ムジカおさらぎなど24団体が出演。無料。
同連盟32・6904
▼鎌倉リコーダー・コンソート アンサンブルBee 第40回 演奏会「いちにち」
6月15日13時半、鎌倉生涯学習センター。バッハ カンタータ第18番天より「雨雪降るごとく」よりなど。無料。
網野方32・6901
▼鎌倉フルートアンサンブル~小さな演奏会
6月20日17時半、鎌倉生涯学習センター。木星のファンタジー、葦笛の踊りなど。無料。
茂山方090・4746・1713
▼茶道文化講座
7月13日13 時、鎌倉芸術館。「茶の湯の不易と流行」熊倉功夫さん、「黒田家と竹」黒田正玄さん。呈茶付4千円。
湘南同好会・多田方090・9001・4742
▼池子の森の歴史と平和
6月4日9時、池子の森ビジターセンター集合。今も残る地下壕の入り口や戦中に敷かれた線路跡を見学し池子の森の歴史を振り返り、平和を考える。無料。要予約。
池子の森を考えるみどりの会090・1124・5910
▼リダツバプロジェクト第2回講演会 まちを学びのキャンパスに!「不登校の子どもたち、居場所への問い」
6月7日13時半、由比ガ浜中学校。「多様な学び」「地域での教育」を広げる講演会。西野博之さんの「『たまりば』で生きること」、松尾崇鎌倉市長の「鎌倉市 共に生きる子どもの今」。無料。要申込。主催は七里が丘子ども若者応援研究所。
▼イタリア美術︱その歴史をたどる旅
7月9・16日(全2回)14時半、鎌倉生涯学習センター。大妻女子大学講師 中村明子さんがルネサンス美術の展開、レオナルド・ダ・ヴィンチらの全盛期、その後の動きを追う。各回千円。要申込~6月25日。
同センター25・2030
▼漁協の朝市
▽腰越 6月4・18日10時~売切れ次第終了。腰越漁協事務所前。
32・4743
▽湘南漁協鎌倉支所 14日10時、鎌倉パークホテル駐車場。
22・3403
▼大町商店会主催『献血運動』
6月4日10~12時、13時15分~15時半、安養院駐車場。「野菜袋」進呈。無料健康チェックも。
日本赤十字社045・834・4619
▼ふらっとカフェ鎌倉
誰でも参加できる地域食堂。▽おてら食堂(安国論寺)6月7日12時半。
▽二階堂デイサービスセンター19日17時半。▽ソンベカフェ24日16時半。各大人5百円、中学生以下無料。要予約。
渡邉方090・5199・1654
flatcafekamakura@gmail.com
▼鎌倉風致保存会
▽みどりのボランティア6月6日十二所果樹園、13日建長寺回春院、20日御谷山林、27日光則寺。各9時20分現地集合。
▽梅販売会 7日10時、市役所前庭。
▽歴史ウォーク座学 10日9時半、鎌倉生涯学習センター。要申込。
23・6621
▼大船フラワーセンター
▽ハスの早朝開園6月28・29日、7月4・5・11・12・14~20・25・26日7時~。▽フラワーコンサート 6月7・21日11・14時。無料。
▽園長さんぽ 14日10時頃。
▽初夏のデジカメ教室 14日9時半・13時半。千円。申込~5日。▽紙で作る蓮の花づくり体験 7月9日10時・13時半。無料。申込~22日。▽色鉛筆植物画教室「夏」 7月11日10時・13時半。2千円。申込~26日。入園料4百円。
46・2188
▼鎌倉ガイド協会
▽源義経を辿る 伝義経首洗井戸から白旗神社、荘厳寺、6月8・10・12・15日9時、湘南モノレール湘南江の島駅5階集合。約3㎞。8百円。
▽東光禅寺、重保五輪塔と赤井不動尊拝観 18・23・26・30日9時、京急金沢文庫駅西口集合。約4㎞。8百円。▽頼朝落馬伝説と大庭景能 弁慶塚~鶴嶺八幡宮、宝生寺 3・7日9時、茅ヶ崎駅北口集合。約5㎞。8百円。
【休日散歩】葛原岡ハイキング 浄智寺、銭洗弁財天宇賀福神社 20日9時半、北鎌倉駅東口集合。約3㎞。8百円、中学生以下100円。
24・6548
▼きららフェスティバル鎌倉
6月19~21日10~16時、鎌倉生涯学習センター。同センターで活動する団体の発表や作品展示。演奏、合唱、ダンス、書道、手工芸など。パンや焼き菓子、飲み物の販売も。
25・2030
鎌倉ユネスコ協会
▽バザー6月14日10~13時、同会深沢倉庫(深沢
中学へ上る手前の信号右折の長屋)。※献品受付 衣類・雑貨・支援用食糧品。
080・6602・9498
▽書きそんじハガキでアジア寺子屋支援未使用切手・プリペイドカードなども。鎌倉市関谷387―13鎌倉ユネスコ協会・小倉宛。
▼北鎌倉・台峯の緑をともに
▽山の手入れ6月20日10時、山ノ内配水池脇
▽山歩き21日9時、山ノ内公会堂。北鎌倉台峯緑の会。
090・6502・2470
▼藤沢の催し
▽レディオ湘南開局30周年記念 ふじさわまちなみ祭り 6月6日10~16時、辻堂海浜公園。防災クイズラリー、キッズダンスのステージ、キッチンカー、ワークショップなど。
レディオ湘南0466・25・7000
▽FUJISAWA
SPORTS PARK~健康編 6日10~16時、藤沢駅北口サンパール広場。サッカー体験、スリッパ卓球、体力測定、健康関連ブースなど。無料。
藤沢市スポーツ推進課0466・25・1111
▼古本リサイクル市
6月13日10~14時、逗子文化プラザ。不要な本を持ち寄り持ち帰る無料交換市。
図書館フレンズ・逗子046・871・7708
▼逗子市スポーツの祭典
6月14日10~15時、逗子アリーナ・第一運動公園・体験学習施設スマイル。子どもから高齢者、家族で参加のスポーツイベント。赤ちゃん・幼児レース、スタンプラリーも。
同実行委046・873・1111
▼WORLD TRIP FESTA︱世界を旅するマルシェ
6月14日10時半~15時半、逗子文化プラザ市民交流センター フェスティバルパーク。パスポートのいらない世界旅行! 食べて、見て、感じて、つながるワールドトリップ。
046・872・3001
▼逗子の市(雨天中止)
亀岡八幡宮境内。
▽フリーマーケット6月26日8時~14時半。雑貨・衣類・手造り品など約20店。▽骨董市27日7時半~14時半。※フリマ・骨董市出店者募集中。
片岡方090 ・5442 ・3778
鎌倉・足利の老人クラブ
みらいふる鎌倉(鎌倉市老人クラブ連合会)の新旧役員36人が4月27日、鎌倉の姉妹都市・足利市を訪れ、足利市シニアクラブ連合会と交流した。 両クラブの交流は2006年から始められ、両市を行き来して続けられてきたが、08年以来18年ぶり。 本降りの雨の中、バスで鎌倉を出発した一行は、予定通り10時半に現地の交流会場・東幸楽荘に到着し、足利のクラブ会員から玄関で足利・鎌倉両市長とともに出迎えを受けた。足利の女性会員約20人がそろいの真っ赤な衣装で威勢よくよさこい踊りを披露=写真上。聞けば皆80歳以上とか。 セレモニーでは両クラブの会長、市長、社会福祉協議会会長らが挨拶し、記念の色紙の贈呈、お土産の銘菓を交換した。各クラブの活動報告も行われ、課題として両クラブとも会員増強・加入促進をあげた。最後に鎌倉の会員全員で「みらいふる鎌倉」の歌を披露した=写真下。 午後には雨もあがり、2008年の交流会で会場近くに記念植樹したヤマザクラと玉縄ザクラを見に行った。 そのあと、足利学校、あしかがフラワーパークを見学。大藤が枝を拡げて花をつけ、あたり一面芳香に包まれていた。 みらいふる鎌倉の萩原小夜会長は「大役が果たせてほっとしている。参加した皆さんに楽しんでいただけたのがなにより」と話していた。 老人クラブは主に老人福祉法(第13条)に基づき、高齢者の生きがいづくりや健康増進を目的とした団体として位置づけられている。 鎌倉市老人クラブ連合会の設立は、1963(昭和38)年の老人福祉法制定の翌年で、今年62年目。2017(平成29)年から愛称として使用していた「みらいふる鎌倉」を正式名称として使用し現在に至る。現在市内8地区46クラブで活動を展開している。 20年ほど前は会員数が4000人を超えていたが、現在約2100人に減少している。(2面「ひと」欄に関連記事)
早大・鎌倉稲門会×ウィンドサーフィン部
鎌倉市内在住の早大卒業生で組織する「鎌倉稲門会」(兵藤芳朗会長・会員約270人)恒例の地引網が、5月3日坂ノ下海岸で開催され、小学生・幼児を含めた会員家族ら約90人が参加した。 薄曇り、微風、絶好の地引網日和のもと、10時から網を引き始めた。漁果は少なかったが子どもたちに魚の分配もあり、参加者は新緑の山々に囲まれた鎌倉の初夏の風光を満喫した=写真上。 同会と馴染みの早大ウィンドサーフィン部23人も応援に駆け付け、網を引き、子ども向けに競技を説明したりして交流した=写真右。昨年創立50周年を迎えた同部は坂ノ下に艇庫を置き、「常に全力」をモットーに鎌倉の海岸を拠点に猛練習を続け今後の活躍が期待される。
家崎晴夫著
江戸時代に歌川広重が描いた「東海道五十三次」の浮世絵、同じく広重と溪斎英泉の連作「中山道六十九次」の宿場町を自らの足で訪ね歩いた葉山在住のフリーライター家崎晴夫さん(76)が、その道程を2冊の本にまとめた=写真。 『街道NOW&THEN~東海道編』の旅は、手術した腰のリハビリのため「東海道を歩いてみたら」と妻に勧められたことがきっかけ。その後、神奈川宿の老舗「田中家」に掲げられていた広重の絵を見つけ「絵師の見た景色の今を見てみたい」と、浮世絵と同じ構図の写真を撮る旅へと歩み出した。1年かけて京都の三条大橋まで約500㎞を踏破。その後、2冊目の『中山道編』に挑戦。1年半がかりで日本橋に帰着した。 各宿場町では画集の資料やガイドブックを参考に浮世絵の面影を残す構図を模索。「今も町や駅のある東海道は歩きやすく達成感を得られるが、おすすめは中山道。峠道はきついけれど往時の雰囲気があり充実感がある」と家崎さん。街道に残る石仏や道祖神、寺社や史跡、地名や歴史を紹介しながら、各地の名物や酒蔵も訪ねた。 「やりたいと思ったことをやってみることが大事。この本がきっかけになれば」と今後は甲州街道、奥州街道の踏破で五街道の完遂を目指す。(K) 『東海道編』1980円、『中山道編』2680円。電子版は各900円(アマゾン)。
「川 鵜」 黒川 明
大船駅西口を出ると目の前が柏尾川だ。河畔から観察していると、クイナが草むらからひょっこり出てきた。カルガモやバンが泳ぎまわっている。
下流にしばらく行くと川鵜が小さな岩に乗っている。カラスと鵜はどうも絵に描く気がしない。武蔵の絵にカラスがあるのだが、鵜なんてと双眼鏡で見ると、これがなんとも美しい。驚いた。青みを帯びた黒の中に、金色にも見える繊細な模様が光った。
それは飛び立った後も網膜に張り付いていた。
水彩 46×61㎝
在来軸組み工法
「在来軸組み工法」は、日本に古来からある建築工法を発展させた作り方です。
鉄筋コンクリ―ト「基礎」の上に「土台」をのせ、その上に「柱」を建て、上部を「梁」で繋ぎ、壁は「筋交い』という材で三角形を作り、横からの力に対してその架構が崩れるのを防いでいます。各接合部には、凸と凹の加工を施し差し込んだ上に金物を使って補強します。「土台」や梁」もそれぞれ変形しないように、「火打土台」や「火打梁」という材で三角形を作り上げています。大きな地震が起きて建物が倒壊する度に、より倒れ難くするため、接合部の補強方法が考え直され現在に至っています。
柱や梁を化粧として見せる造り方もこの工法の特徴です。和室に居る時なぜかホッした落ち着きを感じるのは、木材の色や文様、和紙や聚楽、畳の肌触り等、洋風住宅には真似のできない味わいがあるからです。
樹種によって使う場所もあり、土台は水気や虫に強いとされるヒバ、水回りの土台はクリ、柱は木目文様の美しいケヤキ・ヒノキ・スギ、梁は粘り強度に優れたマツ、化粧梁はスギ等、材木の持つ特性を活かして配置します。
軸組み工法の家は、化学ノリで固めた柱や梁、合板ベニヤ、ビニールクロスで造った家と、少し違った上級の生活が楽しめます。
日向建設
鎌倉市大船1―15―3
0467・47・5454
http://www.hyuuga.co.jp/
6月
▼葛原岡神社例大祭 3日11時神前祭・墓前祭。6日14時宵宮祭、7日13時神輿渡御。
▼蛍放生祭 6日19時、鶴岡八幡宮。※一般鑑賞7~14日、日没~20時45分。
▼五所神社例祭 13日18時見目明神祭・宵宮祭。14日10時例大祭、11時神輿渡御、15時半海上渡御。16日10時三つ目神楽。
▼瑞賢忌 16日10時、建長寺。江戸初期の豪商で治水工事や航路開発の功労者河村瑞賢の法要。
▼茶筅供養 28日。建長寺。事前予約制。
▼大祓式 30日11・13・15・17時、鶴岡八幡宮。
▼古神札焼納祭 30日17時半、鶴岡八幡宮。
物価高が続くなか、毎日の買い物の重みを感じることが増えました▼鎌倉市の「2026縁むすびカード」は、家計を支えるだけでなく、地元の店で買うことの意味をあらためて考えさせてくれます▼いつもの店先で交わすひと言や、顔なじみとのやり取りには、大きな店にはない、この街ならではの温もりがあります ▼どこで買うかという選択が、地域の商いを支え、街の活気につながっていく ▼そう思うと、日々の買い物もまた、鎌倉の暮らしを静かに支える大切な営みなのだと感じます▼目先のお得さだけではなく、買い物を通して地域とつながる喜びを、あらためて思い出させてくれる取り組みであると感じており、楽しみにしています。(N)