1915年創立 鎌倉最古の社会貢献団体
一般社団法人「鎌倉同人会」(富岡幸一郎理事長)はこのほど、『鎌倉同人会100+10年史』を発刊した。2015年に創立100周年を記念して発行した『鎌倉同人会100年史』を精査し、誤記などを修正して再録。さらにその後10年の活動の記録を加えた。
鎌倉同人会は1915年、明治時代の外務大臣・陸奥宗光の長男で自身も外交官だった陸奥広吉が中心になり、その主治医で鎌倉郡初代医師会長も務めた勝見正成、鎌倉高等女学校(現鎌倉女学院中・高校)校長の田辺新之助らを巻き込んで設立された。
保養地、別荘地として人気を集めた鎌倉に、東京などから移住してきた経済力、政治力のある人物が中核になり、町づくりや史跡保存、文化振興などに貢献した。
鶴岡八幡宮の段葛の修復、鎌倉駅の改築、鎌倉国宝館の建築などを当局に働きかけたり、自ら資金を集めたりした。関東大震災の後の救援、復旧、復興にも力を尽くした。戦後はかつてのような経済力、発言力は弱まり、文化的活動に主軸を移していった。
2015年発行の『100年史』は、そうした経緯をまとめ、鎌倉の貴重な歴史資料ともなった。
鎌倉同人会は、創立100周年を機に「鎌倉再発見」を提唱している。その一環として、鎌倉の文化を再認識し発信する鎌倉同人会講座を立ち上げた。また鎌倉由来の桜「桐ケ谷」の植樹も広げている。
「鎌倉同人会10年史」の部分には他にも、コロナ禍の自粛期をはさみ、句会、歌会、映画会など、この10年続けてきた活動が記録されている。
『鎌倉同人会100+10年史』は銀の鈴社刊(0467・61・1930)、294頁、800部つくった。本体2000円で一般書店でも販売している。
一般社団法人 鎌倉・中世文化研究センター 所長 馬淵 和雄
鶴岡八幡宮の地下から出た男女人骨と板製五輪塔
鎌倉国宝館収蔵庫建設時の事前発掘調査で、鶴岡八幡宮創建以前の地層から成人男女の人骨2体と、その墓標とみられる一対の板製五輪塔が数本の碑伝(角柱の塔婆)とともに出土した。男女はともに壮年期後半で、外傷などは観察されず、病死とみられる。五輪塔は141㎝と108㎝で、大きさの違いは当時の性差観のあらわれだろうか。上部の空風輪が異例に大きく、火輪(笠の部分)と水輪(中央の丸い部分)は小さい。地輪の縦に長い長足形式だが、板にそれらしく刻みを入れただけで、まだ全体に五輪塔としての定形を備えていない。五輪塔は11世紀に京都で起こり、12世紀後半には各地で造られるようになる。八幡宮創建以前の層から出土したこの板製五輪塔がいつのものか不明だが、五輪塔の萌芽ともいえるその形態からみて、12世紀前半かそれ以前の可能性が十分にある。 男女二人は互いの位置を意識したかのような姿勢で寄り添っている。その意味は疫病か何かで二人が日を措かず死んだということであろう。平安時代後期の鎌倉で、相次いで病に斃れた武士の夫婦。二枚の五輪塔を伴う比翼塚は、武士の家制度の発生までも示唆していると考える。鶴岡八幡宮境内からは研修道場の下で、やはり八幡宮以前の武士居館が見つかっている。ほんの20~30mの距離で出た男女合葬墓との関連が興味深いところである。
杉本寺前の大型武士住居
平安時代末期(12世紀後半)、三浦大介義明の長子義宗は本拠を鎌倉の杉本に構え、杉本義宗を名乗った。義宗没後、館は嫡男和田義盛に受け継がれたようだ(『源平盛衰記』からの類推)。彼らの館はどこにあったのか。 二階堂の杉本寺眼下の運動公園でおこなわれた発掘調査で大型武士居館が発見された。この地は大きく南に蛇行する滑川の崖に囲まれた要害地形で、居館は平安時代末期に始まり、鎌倉時代前期に市内最大級の建物群を有するようになる。この建物群は大火で焼失、さらに武士居館らしき様相が続くが、鎌倉時代中期に再び大火事に見舞われ廃絶し、以後武家屋敷的状況は途絶える。この変転は鎌倉三浦氏の興亡によく一致する。すなわち、義宗の館を継いだ和田義盛が建暦三年(1213)「和田合戦」で滅ぶ(最初の火事)。その時同族ながら幕府方についた他の三浦一族に、褒賞としてその地が与えられた可能性が高い。とすれば、二度目の火事こそ、三浦氏が族滅の憂き目に遭った「宝治合戦」(1247年)のものではないか。 平安時代後期以来、「杉本」の中心はこの運動公園であった。杉本を名字の地にした義宗の居館はここ以外考えにくい。発見された建物群は、規模といい変遷といい、これこそが杉本義宗に始まる鎌倉三浦一族嫡流の居館とするにふさわしい。背後の杉本寺は彼らの菩提寺である。 もう一つ興味深い事実がある。杉本寺直下を通る現在のバス通りは、ガス管埋設工事の立合い調査により、鎌倉時代中期に始まることが確認されている(調査報告書)。おそらく、それまでは三浦の館があるため蛇行する滑川対岸に迂回を余儀なくされていた六浦道を、宝治合戦で三浦氏が滅んだためようやくかつての居館の地に直線的に突っ切って通すことが可能になったのだろう。 遺跡はその重要性に鑑み、地中保存されている。
瑞泉寺のムクゲ
鎌倉市二階堂の「紅葉ガ谷」と呼ばれる谷戸を分け入った先にある瑞泉寺。 ギンギラと太陽が照りつける8月の昼下がり、汗をふきふきたどり着くと、入り口の受付手前で白とピンクのムクゲがいっぱいに花をつけて出迎えてくれる。 盛夏を彩る代表的な花木の一つで、アオイ科フヨウ属の高さ2~3mの落葉低木。中国原産で中国名は木槿、漢名では「朝開暮落花」。朝開いて夕方にはしぼんでしまう一日花といわれるが、夜は半開状態となり、翌朝また開くものもある。 短い柄をもった葉は長さ3~4㎝、大きく3裂し、縁にはギザギザの鋸歯がある。枝先に直径7、8㎝の花をつけ、花の中央にハイビスカスやフヨウのようにシベをのばす。花色は白やピンク、一重や八重、白い花弁の底に紅色のぼかしの入った一重咲きの品種もあり、「日の丸」と呼ばれ、茶花にも使われる。
文 小林千穂
写真 松原省吾
齋藤 俊英(さいとう としひで) さん
『鎌倉同人会100年史』を2015年、中心になって編集した。その後、わずか10年で次の周年史を出したのには訳がある。一つは貴重な歴史文献となった100年史の精度を高めること。そして次の100年に向けて踏み出した会の第一歩を記録することだった。
100周年当時の山内静夫会長から『100年史』の編集を頼まれたのは、記念式典の2年ほど前。スポンサー集めをするかたわら、担当の会員数人で手分けして原稿を作った。
『鎌倉同人会五拾年史』『鎌倉同人会八拾年史』のもとになった資料はすでになかった。この二つは会員に配っただけだが、『100年史』は広く市民に読んでもらいたい。編年体をやめ、主に『五拾年史』をもとに、補強する資料を集め、テーマごとにまとめる形にした。
できあがった本は、鎌倉駅前の書店で一時期、週間ベストセラーになった。ところが短期間で編集したため、誤記なども多かった。『100+10年史』は、出版社で校正のプロだった会員が中心になって、しらみつぶしに間違いを精査した。
この110年で会の性格は大きく変わった。創設者の陸奥広吉伯爵は、古河財閥に養子に入った弟の遺産を引き継いでいた。そのほか経済人、政治家、軍人らが主要な会員になった。
「発足当時の会の年間予算は、鎌倉町の予算より大きかったんですよ」
職員20人ほどの鎌倉町に任せていないで、自分たちで町づくりや史跡の保存などをしてしまう。そんな実力者たちの会だった。ところが戦後は、まず経済力を失った。それとともに発言力も小さくなる。100周年を機に理事長も交代し、「鎌倉再発見」をテーマに鎌倉同人会講座を発足させ、文化の維持発展を目指している。自身も昨年末、「鎌倉同人会の歴史」を講演した。『+10年史』にはそんな活動を記録した。(1面に紹介)
静岡市の生まれ。神奈川県内各地の県立高校で社会科を教えた後、県の教育委員会へ。10年間の勤務のうちに、モデル校の設立や入試改革などを担当し、湘南高校の校長で定年を迎えた。その後、神奈川県警で3年間危機管理などを教え、鎌倉女学院中・高校の校長を6年間務めた。
戦後、連合国軍総司令部(GHQ)の呼び掛けでできた市民団体「鎌倉三日会」の副会長も務め、救急医療やエコミュージアム構想について提言してきた。同様の組織は全国3カ所でできたが、鎌倉だけに残っているという。
鎌倉市浄明寺に夫人と住む。30年ほど前、近くの洋館・旧華頂宮邸が売却される話があり、市に保存を呼び掛けて実現した。以来、庭の草取りや公開時の案内役などのボランティア活動を続けている。84歳。
(文・写真 真田正明)
「怪談」創作の秘密をさぐる 池田雅之
小泉八雲が描いた妖怪は、20歳すぎのアメリカ時代に入ると、実際の体験や苦労話も反映されています。しかし語り方は、あくまで怪談という再話文学の形式で表現されています。
八雲の妖怪は、さまざまなかたちを取ってはいますが、彼の夢の世界から素材を得たものもあります。これらは、実際、彼の内面世界で起こったことでもあります。八雲の怪談、つまり再話文学の作品は、原作があり、それを彼なりに語り直したものです。しかし、テーマや語り口は原作とはだいぶ異なります。
今回は、八雲が『怪談』創作の過程で、自ら妖怪の絵筆を取った著作を紹介してみたいと思います。それは『妖魔詩話』という変わったタイトルの本です。とても珍しい本で、余り知られていない稀覯本です。父八雲没後、長男の一雄が編纂した著作で、八雲自身描いた妖怪の絵が、何枚も挿入されていて、『怪談』創作のヒントを彼に提供したのではないか、と想像できます。
八雲が目をつけたこの『妖魔詩話』の元本は『狂歌百物語』といい、江戸時代の言葉遊びがかなり収録されています。八雲がこの狂歌に注目したのはほとんど英訳されたことのない日本の詩歌を紹介するというだけでなく、いまだほとんど探究されていない超自然の世界を垣間見ることができるからでした。そして日本の迷信や民話を知らなければ、決して日本の小説、戯曲、詩歌を真に理解することはできないとまで、八雲はこの「狂歌集」をほめちぎっています。
この「狂歌集」で八雲が紹介しているものを幾つか挙げてみます。まず「離魂病」が出てきます。「生きている人間が分離する心の病」のことで、体は家に残ったままで、もうひとつの体は、最愛の人のもとへ会いに行くという霊の現象です。八雲の作品では「倩女の話」という作品に描かれている、とても不思議な作品です。他に「大蝦蟇」、「蜃気楼」、「ろくろ首」など説明が続きますが、これらも、八雲の怪談話に取り込まれています。とくに「雪女」は八雲の絵も添えられており、実作の「雪女」造形とのつながりが想像できます。
『狂歌百物語』の発見は、八雲にとって、怪談創作のためのアイデアを提供したと思われます。後になり、それを父八雲の絵を生かして編集した一雄の『妖魔詩話』は、これら八雲の怪談理解にひとつの光を当てることになるでしょう。
現代日本語でお読みになりたい方は、拙訳『妖怪のうた』を参照していただければ幸いです。
(早稲田大学名誉教授 鎌倉てらこや顧問)
9月5日14時、藤沢リラホール。
2022年ロン=ティボー国際コンクール優勝のイ・ヒョクさんのリサイタル。 パリ・シャトレ座、シャンゼリゼ劇場などの会場で演奏、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、NHK交響楽団などと共演。ショパン 2つのノクターンop. 62、バラード第3番 変イ長調op. 47など。全席指定。5500円。
同ホール0466・22・2721
8月9日12時半〜16時半、鶴岡八幡宮 直会殿。
【講演】 上野誠さん「東歌の世界︱実朝祭によせて」
【賞】鶴岡八幡宮賞、神奈川県知事賞、鎌倉市長賞、鎌倉朝日賞など。
【連絡先】神奈川県歌人会 北島方080・1121・8000
鎌倉市中央図書館(6月分)
鎌倉市中央図書館(25・2611)は6月に一般218冊、児童書128冊を収蔵した。一般的なものは下記の通り。 ▼「積読こそが完全な読書術である」ちくま文庫 永田希著 筑摩書房▼「世界100ヵ国の旅で出会った人たちが教えてくれた人生で大切なこと」旅人KAD著 ディスカヴァー・トゥエンティワン▼「語り残す戦争の記憶」岩波ブックレット 共同通信「語り残す」取材班編 岩波書店 ▼「東大教授がおしえる超!やばい日本史」本郷和人監修 ダイヤモンド社▼「60歳からの人間関係整理術」河出新書 和田秀樹著 河出書房新社▼「東大研究員がゼロから考えてみた『宇宙の常識』」澤田涼著 大和出版▼「老後に4000万円って本当(マジ)ですか?」山崎俊輔著 日経BP日本経済新聞出版▼「成田空港秘話」大和田武士著 朝日新聞出版▼「登山入門 ヤマケイ登山学校」佐藤勇介監修 山と溪谷社 ▼「宮沢賢治詩の世界 別冊太陽 日本のこころ」平凡社▼「すべてが円くなるように」原田マハ著 幻冬舎▼「鎌倉のおばさん」P+D BOOKS 村松友視著 小学館▼「はじめてたこ焼きを食べた日のこと」生湯葉シホ著 中央公論新社
「夏風邪に負けない!栄養満点冷やし麺料理」
旬の彩り揚げ浸しうどん
8月は夏本番を迎え、鎌倉の市場にも色とりどりの野菜が沢山並んでいます。その中でもトマトやナス、瓜科の野菜は太陽の光をたっぷり浴びて育ち、甘みやうま味が増します。暑さで食欲が落ちやすい時期ですが、夏野菜を使ったさっぱりとした料理は、体に必要な栄養や水分を補うのに役立ちます。こまめな水分補給と十分な休息を心がけ、暑い夏を元気に乗り切りましょう。
今回のメニューはうどんですが、麺類何とでも組み合わせられますので、是非アレンジしてみて下さい!
●材料(2人前)
▽うどん2玉▽ナス2本▽ズッキーニ・緑 黄色1/2本ずつ▽ミニトマト4つ
▽オクラ2本▽生姜1/2個▽大葉3枚
【浸し出汁兼うどんのつゆ】▽和風出汁500㏄
▽醤油80㏄▽味醂80㏄
●作り方
①生姜を千切りにする。
②【浸し出汁】を合わせて沸騰させてから火を止めて①を加えて2つに分けて冷ましておく。
③ナス、ズッキーニを1㎝角に切り(分けておく)180℃の油で30秒程揚げて②に種類毎に分けて冷やしておく。
(ナスの黒い色素がズッキーニに移らないように)
④うどんを茹でて氷水で締めて、器に盛る。(ついでにオクラも茹でて氷水で一緒に冷ます)
⑤浸けておいた野菜を上に盛り、出汁をそのまま注ぐ。⑥ミニトマト、オクラ刻んだ大葉を乗せて完成。
(創作和料理近藤 副料理長)
▼手で掘る、ひもとく鎌倉「発掘調査速報展」
8月29日まで鎌倉歴史文化交流館。令和7年度の市内の発掘調査から下馬周辺遺跡、長谷小路周辺遺跡などの調査成果を出土した資料や調査写真とともに紹介。4百円。
73・8501
▼アメリカン・シネマの道しるべ
8月30日まで川喜多映画記念館。アメリカ文化のスポーツや音楽、都市の風景や伝統などに着目し、アメリカン・シネマをテーマで横断。3百円、鎌倉市民無料。
【関連上映】「WANDAワンダ」8月1・2・5・7・8日/「アメリカの影」4・5・7・9日/「ジャグラー ニューヨーク25時」2・4・6・8・9日/「羊たちの沈黙」25・26・28・29日/「シビル・ウォー アメリカ最後の日」25・27・28・30日/「30年後の同窓会」26・27・29・30日。千3百円。【鎌倉へいわ映画祭】「島守の塔」11・13・16日/「摩文仁 mabuni」11・16日/「黒い雨」12・13・14・15日/「夕凪の街 桜の国」12・14・15日。5百円。【ぐるぐるアニメワークショップ】22日10・14時。12コマの絵がアニメになって動き出す体験。小学生対象。5百円。
23・2500
▼夏休み特別展「どんなところ?鶴岡八幡宮」
9月23日まで鎌倉文華館鶴岡ミュージアム。鎌倉時代から室町時代までの歴史をたどりながら祭りやその時代の人々のことを知る。千5百円。
55・9030
▼鎌倉芸術館
▽こどもてんらん会「ささめやゆきの世界」8月1~16日。絵本原画の世界を紹介。5百円、中学生以下無料。▽こどもコンサート「絵本と音楽~おはなしがいっぱい」8日14時。「ぐりとぐら」「のはらうた」など作品をスクリーンにうつし音楽と言葉を添えるコンサート。千5百円、中学生以下5百円。▽講演会 日本バレエの母 エリアナ・パヴロバと鎌倉 8月9日14時。講師は川島京子さん。千円。
48・5500
▼北鎌倉ギャラリー月
▽夏休み招き猫ワークショップ 8月金・土・日11~17時。オリジナル招き猫作り。2千円。要申込。
22・2913
▼広重の藤沢・江の島
9月6日まで藤澤浮世絵館。広重が描いた藤沢宿や江の島を通して江戸時代の藤沢の姿を紹介。無料。
0466・33・0111
▼絵は生活 生活は絵 麻生知子展+ワタリドリ計画展
8月23日まで藤沢市アートスペース。「生活とアートの密接な関係」をテーマに130点の作品群を展示。無料。
0466・30・1816
▼映画上映会「陽なたのファーマーズ フクシマと希望」
8月7日13時半、鎌倉芸術館。小原浩靖監督のアフタートークも。無料。要申込。湘南生活クラブ生協主催。
▼映画上映会「はざま︱母語のための場を探して」と移民第2世代の体験談
8月8日14時、あーすぷらざ。上映後、多国籍ルーツを持つ若者と本作品の監督朴基浩さんの対談。無料。WEB予約。
▼いのちと平和を考える映画祭
8月8・10日10・14時、逗子文化プラザ。「はだしのゲンはまだ怒っている」「アレン・ネルソン 九条を抱きしめて」。千円、前売8百円、高校生以下無料。
逗子・葉山九条の会046・878・6044
▼「はだしのゲン」上映会
8月9日10時、逗子文化プラザ。無料。
はだしのゲンをみる会046・871・5189
▼夏休み映画会「映画ざんねんないきもの事典」
8月23日10時半、鎌倉生涯学習センター。無料。申込~16日。
同センター25・2030
▼え?ほんと!?立秋だよ!全員集合
8月9日13時半、鎌倉生涯学習センター。村田望さん、山瀬香緒さんらの歌で「オーソレミーオ」など。みんなで歌う歌も。2千円、小中学生千円。
スタジオエスポワール090・2207・0031
▼鎌倉ジュニアオーケストラ 第43回定期演奏会
8月23日14時、鎌倉芸術館。ムソルグスキー「展覧会の絵」など。無料。
同オーケストラ080・5512・6137
▼「芸能・カラオケ大会」観覧
8月28日9時50分、鎌倉生涯学習センター。会員の演技や歌。北鎌倉女子学園コーラス部も参加。入場無料。申込不要。みらいふる鎌倉・横浜市栄区シニアクラブ連合会共催。
090・6936・1235
▼憲法をとことん深める3日間 連続講座
8月9日14時、鎌倉生涯学習センター。「そもそも憲法とは/9条平和問題/スパイ防止法」、30日「緊急事態条項」、9月20日「憲法とジェンダー/同性婚や選択的夫婦別姓」。講師は湘南合同法律事務所 太田啓子さん。各5百円、20歳以下無料。要申込。
鎌倉・九条の会24・6596
▼建長寺に学ぶ会
9月2日13時半、大船学習センター。「建長寺に学ぶ禅のおしえ」講師は廣済寺住職 鈴村信幸さん。申込~21日。
25・2030
▼江の島灯籠
8月1日~9月23日江島神社、江の島サムエル・コッキング苑、江の島岩屋など。千基の灯籠と江島神社のライトアップを中心に〝光の絵巻〟の演出も。湘南藤沢活性化コンソーシアム主催。藤沢市観光センター
0466・22・4141
▼鎌倉風致保存会
▽みどりのボランティア8月1日光則寺、19日浄光明寺、29日十二所果樹園。▽自然あそびワークショップ 8・9日11・14時、MUJI comホテルメトロポリタン鎌倉。申込~6日。▽家族でお話サロン 22日14時半、鎌倉生涯学習センター。要申込。
23・6621
▼ふらっとカフェ鎌倉
誰でも参加できる地域食堂。▽おてら食堂(安国論寺)8月2日12時半。
▽夏休み特別企画「おやま食堂&ふらっとカフェ」(六国見山)18日10時。
▽二階堂デイサービスセンター21日17時半。▽ソンベカフェ26日15時。各大人5百円、中学生以下無料。要予約。
渡邉方090・5199・1654
flatcafekamakura@gmail.com
▼サイエンスかながわ
県内の研究所、大学、企業などが行う科学講座や体験教室。一部を紹介。
▽夏休み江の島こどもラボ 8月4・7・18・21日。県内在住小学生対象。;千円。
神奈川県政策局045・210・3071
▼大船フラワーセンター
▽夜間開園8月15・16・22・23日~20時半。▽夜の植物園ガイドツアー15・22日。申込~5日。
▽フラワーコンサート 2・16日11・14時。無料。▽園長さんぽ9日10時頃。
▽食虫植物展~30日。▽ミツバチ内検・採蜜見学会22日10時・13時半。5百円。申込~3日。入園料4百円。
46・2188
▼鎌倉ユネスコ協会
▽バザー8月9日10~13時、同会深沢倉庫(深沢
中学へ上る手前の信号右折の長屋)。※献品受付 衣類・雑貨など。
080・6602・9498
▽書きそんじハガキでアジア寺子屋支援未使用切手・プリペイドカードなども。鎌倉市関谷387―13鎌倉ユネスコ協会・小倉宛。
▼北鎌倉・台峯の緑をともに
▽山の手入れ8月15日10時、山ノ内配水池脇
▽山歩き16日9時、山ノ内公会堂。北鎌倉台峯緑の会。
090・6502・2470
▼しごとてん
8月21~23日鎌倉市内各所。「きみのスキを発見しよう」の体験型教育プロジェクト。主に小学生と保護者対象。一部を紹介。
▽こどもDJ体験 21日11・13・14・15時、MUJI comホテルメトロポリタン鎌倉。5歳以上。▽地引網体験 22日7時半、由比ガ浜~坂ノ下海岸。5歳以上。▽鎌倉彫木札orコースター 22日10時、鎌倉彫工芸館。小4以上。 ▽駅員体験 8月22・23日10時半、鎌倉駅。小学生対象。要申込。鎌倉エフエム主催。
▼魔法の文学館(東京・江戸川区)夏休みイベント
▽アッチに会える「おばけのアッチ わくわくグリーティング」8月27~30日11・13・15時。
▽探索&謎解きゲーム「ことば どこどこ?」31日まで。▽こども向け館内ツアー 31日まで10時35分・13時半。入館料7百円、4歳~中学生3百円。
▼江の島マイアミビーチチョー
片瀬東浜海水浴場。
▽ライフセーバーと海を楽しもう!8月9・23日10時。小学生。▽東浜ステージショー8日11・16時。▽マイアミビーチショー〝夏〟花火2・18日、19時40~45分。片瀬西浜・鵠沼海水浴場。
藤沢市観光センター0466・22・4141
▼ビーチバレー
鵠沼海岸。▽第40回ビーチバレージャパン 8月14~16日9時。▽第17回湘南藤沢カップ全国中学生ビーチバレー大会 22・23日9時。
藤沢市みらい創造財団0466・22・5633
▼ロボットスポーツ大会inふじさわ
8月23日10時半~16時半、藤沢商工会館ミナパーク。
湘南産業振興財団0466・21・3811
▼ずし平和デー オープニングセレモニー「つなごう 平和のバトン」
8月7日14時、逗子文化プラザ。逗子葉山高校や久木小の合唱団の歌、平和の話会、アニメ上映など。無料。
同実行委090・2736・6873
▼逗子の市(雨天中止)
亀岡八幡宮境内。
▽フリーマーケット8月28日8時~14時半。雑貨・衣類・手造り品など約20店。▽骨董市29日7時半~14時半。
※フリマ・骨董市出店者募集中。
片岡方090 ・5442 ・3778
▼第68回 鎌倉市民合唱祭参加団体募集
11月1日12時、鎌倉芸術館の合唱祭に出演する6人以上のコーラスグループ募集。参加費1人8百円。演奏8分以内・市外の合唱団も可。
鎌倉合唱連盟info@kamakurachorus.com
▼鎌倉ガイド協会
8月の「古都鎌倉史跡めぐり」は猛暑で中止。9月再開。
24・6548
『郷土誌 葉山』17号
葉山の旧家に残る古文書の調査研究や、町の歴史を四半世紀にわたり探究してきた葉山郷土史研究会(矢嶋道文会長・会員数25人)の4年ぶりの新刊「郷土誌 葉山」17号が注目を集めている。
特集として3年前に神奈川県公文書館から町に返還された「葉山村社寺明細帳」を紹介。葉山がまだ6つの村に分かれていた1879年から戦争直前の1940年までの社寺の記録をまとめた貴重な報告書の中に明治~大正~昭和の変遷をたどり、各社寺の絵図や境内見取図などもグラビアに掲載。
長柄の石井重太郎氏が1897年から1952年までの記録を残した「農業日誌」の抜粋では、2つの改元時の人々の皇室への思いや、米軍進駐後に二子山砲台が爆破された時の様子などを紹介。
戦時中長者ヶ崎に築かれた海面砲台の現地調査や、「続・葉山ゆかりの文学散歩」の特集では一色・御用邸・長者ヶ崎周辺を舞台にした54作品から葉山の魅力が味わえる。
鈴木雅子編集長(80)は=写真、「政教分離の観点から行政は触れにくい寺社についても探究できることは町民団体の強み。消えゆく古文書の電子データ化にも力を入れた」と話す。B5版120頁、千円(税込)。書店や葉山まちづくり協会(葉山町立図書館2階)、同会のHPで販売。
問い合わせ同会046・876・0421
『腰越地誌』
鎌倉の西部に位置する腰越は、海と山を持つ自然に恵まれ、歴史的にも義経が留め置かれた満福寺、日蓮の龍ノ口処刑場などの旧跡を持ち、近年では鎌倉高校前が観光客でにぎわうなど話題に富んでいる。
これまで体系的に腰越全体を総括した「地域誌」がないことから、腰越中学校の元教員や卒業生らの5人が編集員となって、4月に『腰越地誌』を発刊した。
腰越の自然、歴史と寺社・石碑などの文化遺産、漁業・商業などの産業、祭りや民俗的行事、教育機関、文学などを写真や地図、イラスト入りで幅広く紹介している。
編集者の一人、岡田厚さん(78)は、1971年から新採用の社会科教員として腰越中学校に7年間勤務。材木座の第一中学校で教員生活を終え、退職後は鎌倉ガイド協会に所属、現在は会友として、講座などを担当している。
腰越への想いから昨年5月に腰中関係者4人を誘い、3カ月に1回の編集会議を経て、発刊にこぎつけた。「地域への恩返し」と5人の熱い想いの結集で、鎌倉市図書館近代史資料室の監修・資料提供も受けている。
A4・カラー版、124頁、1700円(税込)。腰越地区4カ所で販売後、個別販売予定。
申込・問合せ岡田方0467・32・0976か090・4741・9986
100回記念画集完成
本紙に2017(平成29)年7月から連載を始めた「スケッチ日和」が先月100回になったのを記念して水彩画家の黒川明さん(78)が画集『光はきらきらと踊る』を発行した。 季節ごとの鎌倉・湘南各所の風景がエッセイとともに掲載されていて目に鮮やかだ。 黒川さんは藤沢出身で逗子在住、現在鎌倉と横須賀にある6つの教室で指導に当たっている。 鎌倉美術連盟副代表。A4版82頁、2200円(税込)、たらば書房、黒川さんのHPから購入可。
第59回鎌美展
鎌倉美術家協会(米倉正美理事長・会員93 人)の第59回鎌倉美術展が6月26日〜7月1日鎌倉芸術館で開かれ、約1400人が入場した。 日本画・洋画・工芸(染織・陶芸)の各部門で、公募の77点と会員・会有の作品92点の計169点が展示された。 鎌倉美術家協会賞は、結城唯善さん(36・小平市)の洋画「読書」。 鎌倉朝日賞の1点は、石嶋理恵さん(鎌倉市)の日本画「蒼そう暁ぎょう」で町田市のハス田に5、6年通って描いたという。 初出品。もう1点は東間今日子さん(鎌倉市)のタペストリー「暁」で、東間さんはこの作品で新人賞も受賞している。 計21点が入賞した。審査員の池田清明さんは「平凡でも洗練されれば非凡になる」と話し、「出展を目標に創作を続けることが重要」と継続を促した。
写真連盟展
第53回鎌倉写真連盟展が7月9~12日、鎌倉生涯学習センターで開かれ、鎌倉を中心に活動する8団体の作品121点が展示された。 大賞の鎌倉市長賞は巖谷英之さんの「アメリカン・ドリーム」。 鎌倉朝日賞は横須賀市の一ツ谷美代子さん(74)の「門番さん」、英勝寺の門前でたまたま見かけた像と門を入るカップルの姿。一瞬を捉えてユーモラスな感じがいいとの講評を受けた。審査員は全日本写真連盟副会長の榎並悦子さん。 主な受賞者次のとおり▽鎌倉市長賞=巖谷英之▽市議会議長賞=一龍斎貞友▽市商工会議所会頭賞=榎原等▽市観光協会会長賞=岩崎茂樹▽市教育委員会賞=網代邦夫▽鎌倉朝日賞=一ツ谷美代子▽鎌倉郵便局長賞=種井平吉▽鎌倉写真連盟賞=渡部和範・河野和彦・古林昭子▽審査委員賞=吉田浩康▽特別連盟賞=永田隆一・櫨本孝雄・酒井圭・津金扶実江・津金勝技・石渡厚司▽入選=木村誠治ほか19点。(敬称略)
3千2百人
藤沢市の片瀬東浜海水浴場で7月20日の「海の日」、青色のサンタクロース姿でボランティアの市民らが砂浜などを清掃する「ブルーサンタ」があり、3201人が参加した(主催者発表)。 江の島を中心に活動するNPO法人海さくらが、日本財団の助成を受けて2016年から海の日に合わせて開催し、今回は、ふじさわ観光親善大使つるの剛士さん、タレント川村エミコさん、スヌーピーも参加した。 9時からの受付を多くの市民が列を作って待ち、ゴミ拾いを始めた。11時からのトークショーでは海さくらの古澤純一郎理事長が「子どもたちが海に関心がない時代になったが、この催しを通じて海に遊びに来てもらい、地元でもゴミ拾いを始めてもらえたらうれしい」、つるのさんは「海で遊ばせてもらい、生活させてもらっている一人としてありがたい」と感謝を述べ、川村さんは「今年は去年にも増して大盛況。個々の力は小さいけど、集まるとゴミはすぐなくなるんだ」と感動を伝えた。東京都国立市の会社員恩曽博行さん(50)は、妻、息子2人で参加。水族館を訪れたことはあったが、ゴミ拾いは初めてで「プラスチックなどの細かいゴミが多かった。暑いけどみんな楽しんでいる」と話した。
「海岸清掃」 黒川 明
朝早く材木座海岸に行ったら、黄色い大型重機が海岸の清掃をしていた。「重機」と聞くとなぜかわくわくするのは私だけだろうか。小さなユンボがあったら庭中を掘り返したい。
運転手が乗り込もうと靴の砂を払い落としている。重機に敬意を払って大事に使うのだ。
以前、ビーチクリーナーという名前を聞いたことがある。これがその重機かもしれない。海岸がきれいなのは、この人たちと機械のおかげなのだ。感謝を込めて描きたいと思った。
水彩 46×61㎝
基礎は地盤が命
家は完成すると相当の重さになります。それを支える基礎は頑強でなければなりません。
しかし本当に大事なのは基礎のコンクリートの塊を支えている地盤です。地盤が軟らかければ地震等で揺れるたびにコンクリートの塊ごと傾いてしまいます。昔からある地名は開発される前の自然の地形や植生に由来する事が多いので、敷地付近の地名を調べばで地形を知ることができます。地名に水・田・沼・谷・蓮・葦・鶴・亀・鵜・鷲・沖・浦・洲・橋・船・堀・堤等が入っている場合軟弱地盤である可能性が高いと思われ、逆に山・岡・台・石・岩といった文字を含む地名は比較的良好な地盤だと予想できます。昔からある寺や神社・農家の屋敷付近等は良さそうです。山を崩して造成された雛段式の宅地は奥の土を削って盛り土していることが多いので注意が必要です。
私が家を建てる時は必ず地盤調査をします。そして殆どの場合地盤改良を勧めます。方法は幾つかありますので選択して、安心できる地盤を作り、その上に頑強な基礎を造って家づくりを勧めています。見えない所にお金がかかりますが、家づくりの要は地盤・基礎から始まり、在来軸組み工法で造れば何世代にも引き継ぐことができます。
日向建設
鎌倉市大船1―15―3
0467・47・5454
http://www.hyuuga.co.jp/
8月
▼鶴岡八幡宮のぼんぼり祭 6~9日。6日15時夏越祭。7日17時立秋祭。9日10時実朝祭。
▼黒地蔵縁日 10日0時~正午、参拝条件はHPで確認。覚園寺。
▼四万六千日詣り10日4~8時読経。長谷寺。
▼鎌倉宮例祭 19~21日。19日10時子供神輿・奉納演芸大会、16時前夜祭。20日11時例祭。21日10時後鎮祭。19・20日盆踊り大会・夜店。
▼片瀬諏訪神社例大祭23~28日。27日例大祭。
▼江の島灯籠 8月1日~9月23日。18時~20時半、江の島島内各所。荒天中止。(2面にご案内)
先月10日に行われた第78回鎌倉花火大会は、最後まで開催の可能性を探りながらも安全を最優先した結果、水中花火のみとなりました▼それでも約17万人もの人が鎌倉の海へ足を運びました▼今ではAIを使えば、誰も見たことがないほど美しい花火を映像で描くこともできます▼人が求めているのは、完成された映像ではなく、その場の空気や潮風、花火が上がるまでの期待感、そして同じ時間を多くの人と分かち合う体験なのかもしれません▼思い描いていた夜空にはならなくても、その日、その場所でしか味わえない時間がありました▼技術がどれほど進歩しても、「本物を見たい」「その場にいたい」という気持ちは、変わることのない人間の本質なのだと感じました(N)