鎌倉朝日新聞 (9月1日号 2025年 第558号)

鎌倉朝日新聞社

映画『粒子のダンス』のポスターをはさんで
隈研吾さん(左)と岡博大さん

建築家・隈研吾ドキュメンタリー映画

15年の記録『粒子のダンス』完成

建築家・ 隈研吾さんの15年間の歩みを記録したドキュメンタリー映画『粒子のダンス』の完成披露試写会が8月22・23日、関係者向けに開かれた。 この映画は、隈さんが慶應大学で教鞭をとっていた時代の教え子で、新聞記者を経て、現在は「NPO法人湘南遊映坐」理事⻑を務める岡博大さん(54)が、 2010年から15年にわたる取材で記録した国内外の映像をまとめた。これほどの長期密着取材は、建築の世界ではあまり例がないという。 映画は東日本大震災の被災現場から始まり、隈さんが手がけたその復興プロジェクト、東京2020大会(メインスタジアム)の国立競技場の建設ほか、国内外の鮮やかな自然の風景と重ねて隈さんの世界16カ国約80に及ぶ建築プロジェクトを紹介している。隈さんの日常の旅姿や建築教育・指導の様子、絶えず建築のあり方を問いかけるシビアな姿と裏腹に、祭りで楽しそうに踊る場面もあって親近感がわく。 上映後の舞台挨拶で、「ガウディのように永遠に完成しないのではないかと心配した」と隈さん。これに対して岡さんは「松尾芭蕉の『奥の細道』の芭蕉を隈先生、芭蕉に同行した門人を自分に置き換えて、映像自体も断片的で粒子のような、俳句のような作品にしようと編集の道筋をたてた」と説明。隈さんは「軽やかさと粘り強さ、日本人のすごさが伝わってくるすごい映画ができた」と評価した。 岡さんは「鎌倉での隈作品も登場するので、ぜひ市民の皆さんにもみてほしい」と話している。映画では、建長寺の虫塚の竣工式の様子、浄智寺に期間限定で設置された竹シアター「Ozu-Ana」を、東京大学隈研吾研究室の学生と湘南遊映坐のボランティアが制作する風景が描かれている。 10月に開催されるカナダのバンクーバー国際映画祭などに招待されている。一般公開はまだ決まっていない。


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大規模災害犠牲者の鎮魂と復興祈願

鶴岡八幡宮と東大寺が合同で

鎌倉の鶴岡八幡宮と奈良・東大寺で8月13日、大規模災害犠牲者の鎮魂と復興を祈願する、宗教の垣根を越えた「合同の祈り」がそれぞれの社寺で同時に行われた。 鶴岡八幡宮では開始時刻の午後7時になると、舞殿に神職らが上り、𠮷田茂穂宮司が祝詞を奏上し、巫女4人が平穏を祈る神楽「浦安の舞」を奉納した。氏子や崇敬者ら約80人が参列した。 そのあと、東大寺でチェリストの演奏、同八幡宮で神職らの雅楽の奉納があった。


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護良親王690年記念大祭(鎌倉宮提供)

護良親王690年祭

鎌倉宮

鎌倉市二階堂の鎌倉宮では、8月20日の例祭で「護良親王690年記念大祭」が執り行われ、崇敬者ら約140人が参列した。 護良親王は後醍醐天皇の第三皇子で、建武の中興につくしたが、足利尊氏と対立。1335年に殺害された。鎌倉宮は、親王の遺志を後世に伝えようと1869年、明治天皇によって創建された。 大祭では小岩裕一宮司が祝詞をあげ、雅楽の演奏で舞が奉納された。元靖国神社宮司の徳川康久さんら全国から集まった宮司や崇敬者らが参列した。 1935年(昭和10)に600年祭が同宮で行われた記録も残っている。


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17年の観察記録一冊に

浅野さんが『鎌倉市の蝶』発行

鎌倉市岡本在住の浅野勝司さん(88)が、『鎌倉市の蝶―附 神奈川県産蝶の生息動向』と題した本を出版した。 2008年から17年に渡る観察で、市内で生息が確認された60種の蝶を写真つきでわかりやすく紹介し、その分布や生態を記述している。神奈川県内の蝶についても解説がある。 浅野さんは栃木県宇都宮市出身。幼い頃から昆虫が好きで、宇都宮大学農学部でも昆虫の研究を専攻した。卒業後、全購連に就職し、全国を巡って農家や農協職員に農薬の技術指導をした。退職後は仲間と国内各地をまわり、台湾やボルネオ島などにも出かけ、蝶の採集や撮影をした。70歳になった2008年に、1977年から住んでいる鎌倉の蝶を調べようと思い立ち、市内各地で種類や量、発生場所、時期などの記録を続けている。 浅野さんは「地域の記録 として、活用してもらえたら」と話している。著書は市内の小中学校や図書館に寄贈済み。1320円(税込)、文彩堂出版刊。島森書店、たらば書房で販売。
問い合わせ 浅野さん090・1552・2370
※読者プレゼント
著者の好意で10冊。ハガキに住所、氏名、年齢、本紙の感想を書いて1面題字下住所の鎌倉朝日へ。9月12日消印有効。多数抽選。


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鎌倉木樹めぐり⑰

熊野神社のスギ

国指定史跡「朝夷奈切通」を行くとまわりがスギ林になり、その先の鳥居をくぐって石段を上ると熊野神社がある。源頼朝が鎌倉幕府の良方(鬼門)を守護するために、熊野三社を勧請したことが始まりと伝えられている。 拝殿のそばにあるスギは樹齢約330年、樹高13m、目通り周2・4mと記録され、横浜市の名木古木に指定されている。 スギはスギ科の常緑高木。日本特産で、北は青森から南の屋久島の山野に自生し、また最も重要な林業樹種として各地で広く植林している。 スギの和名は幹が直立する木、直(す)木(き)からきているという。樹高30~50m、径2~5m。葉は針状で小さく、らせん状に並ぶ。雌雄同株で、早春に開花し、花粉飛散のピークは通常2月~4月。 猛暑の中、汗をぬぐいながら人里離れて山道を歩きたどり着いた神社だが、社殿もその周囲もきれいに整備されていて、スギ林のマイナスイオンを浴びて清々しい気分になった。

文  小林千穂
写真 松原省吾


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「ひと」
ゲストハウスを「共創」空間にする「鎌倉武士」

高野 朋也(たかの ともや)さん

10年前から甲冑姿で生活し、自分のことは「武士」と呼ぶ。鎌倉市由比ガ浜の細い路地の奥で「侍ゲストハウス彩り」を運営している。築90年を超す小さな古民家は、外国人の旅行者、障害者、高齢者、若者、子どもたち、いろんな人たちがふれあい、働き、高め合う空間だ。 富山県南砺市の生まれ。もともと教育分野が志望だった。明治大学で日本文学を学んだあと米国のコロンビア大学に留学。1年半で帰国し、ハワイ生まれの恩師が立ち上げた教材開発・販売の会社に入ったが、2、3年で破綻した。看護師の母に「福祉分野が向いている」と勧められ、東京都世田谷区にある認知症のグループホームで働いた。 そこでの気づきがいまにつながる。入居者はサービスを受けるだけで、楽しそうではなかった。話を聞いてみると「居酒屋をしていた」「子どもを5人育てた」など、いろんな人生経験があった。キッチンを手伝ってもらうと元気になった。 「車いすのおばあちゃんがふつうに立って、千切りを教えてくれるんですよ」 ホーム長として、横浜市神奈川区のグループホームに転勤。サーフィンを通じて鎌倉とのつながりができた。そのころ「ユニバーサル合コン」のイベントを始めた。障害者、健常者の区別なく、鎌倉の街を歩きながら合コンする。昨年まで28回催し、1組が結婚、カップルは9組できた。 単発のイベントではなく、仕事としてできないかと、シェアハウスになる物件を捜した。しかし「それでは障害者からお金をもらうことになる」と、福祉と観光を結びつけることを企画し、2016年に会社を立ち上げた。イベントの仲間たちと改装し、オープンしたのは翌年だ。 20数人のスタッフは10代から90代まで。鎌倉市のシニア雇用の窓口から紹介されたり、児童養護施設から中学生は職業体験、高校生はアルバイトに来たり。近所の高齢者も料理を持ってやってくる。 「いろんな世代、属性の人に、好きなこと、やってみたいことをしてもらう『共創』の空間にしたい」 いまは難病の母親の世話をするヤングケアラーの女性を、正社員にしたいと収入の拡大を図る。 10年前、和服での合コンを企画したときに、「鎌倉手作り甲冑 とんぼの会」から甲冑を借りてみた。車いすの参加者から「通行人の視線が武士に行く」と好評だった。いまは樹脂製の手作りのものや、専門の工房の作品まで3領ある。 大船観音の近くから、自転車でゲストハウスに「登城」する。法政大学の大学院で公共政策も研究している。通勤も通学も、もちろん甲冑姿だ。38歳。
(文・写真 真田正明)



第67回 鎌倉薪能

10月10日18時、鎌倉宮。(雨天時、鎌倉芸術館)。
▽素謡「翁」金春流。
▽狂言「棒縛」和泉流。
▽能「羽衣」金春流。
S席9千円、A席7千円。主催は鎌倉市観光協会23・3050/申込はCNプレイガイド0570・08・9999



第74回実朝祭短歌大会

91首のうち入賞18首

神奈川県歌人会主催の第74回実朝祭短歌大会が8月9日、鶴岡八幡宮直会殿で開かれた。出詠は91首で、うち18首が入賞した。 大賞の鶴岡八幡宮賞は、「しゃがみこむ下校の児等の輪の中を覗けばのったりのったりと蝦蟇」白藤已玲さん(埼玉県)。鎌倉朝日賞は、「掘りあげし種蓮根にさす光埋めらるるまでのつかの間の空」塩澤珠江さん(東京都)。



第69回鎌倉市民文化祭

第69回鎌倉市民文化祭の「市展」と「舞台行事」が9月~12月に行われる。
▽オープニングイベント
9月6日鎌倉生涯学習センター。12時半 鎌倉シティブラスの演奏、13時半「BIG WAVE」ハワイアン音楽の演奏、15時 ジュニア合唱団「なぎさ道」合唱、13~14時半書道と美術のコラボでうちわの制作、13~14時半 伝統遊びスポット、12時半~15時半「市民文化祭のあゆみ」展示と説明。
▽美術・写真合同展
9月27日~10月1日鎌倉芸術館。
▽軽音楽演奏会
9月21日鎌倉生涯学習センター。
事務局 鎌倉市共生共創部文化課23・3000



「リレー講座・つながる神奈川の邸園文化」

湘南邸園文化祭20周年特別企画

相模湾岸地域の邸宅・庭園や歴史的建造物を保全活用し、地域の活性化につなごうと2006年に始まり、毎年9~12月に行われている「湘南邸園文化祭」が今年20周年を迎える。 現地ツアーと研究者の解説でこれからの神奈川の邸園の未来を考える全8回の講座の一部を紹介。
▽「鎌倉の庭から辿る邸園文化」9月6日12時半、建長寺。 ▽「明治の皇室建築と邸園文化」10月26日13時、葉山しおさい公園。 ▽「神奈川の戦後建築の保存活用・旧神奈川県立近代美術館」12月20日13時、鎌倉市小町の大路ビル3階。
各2800円。要申込。主催は湘南邸園文化祭連絡協議会045・341・0087



第20回 鎌倉歌壇さきがけ源実朝公顕彰歌会 投稿募集

B5判原稿用紙。題は自由。楷書で新作1首、郵便番号、住所、氏名、電話番号、使用かな(新・旧)を明記。締切~10月7日。出詠料1首千円を郵便局に振込(口座記号番号00260︱4︱59248)。
鎌倉歌壇66・3297



●自費出版のおすすめ

あなたの記録、1冊の本にしませんか。
句集、短歌集、自伝、写真集など。
このたび、鎌倉朝日では書籍の出版を行うことになりました。 「歌壇・俳壇」の投稿作品などいままで書きためた作品を本にしませんか?自分史や写真集、サークルの会報、記念誌なども制作をお手伝いします。冊数は問いません。格安でお引き受けします。お気軽にご相談ください。
0467・24・8553
info@kamakura-asahi.com



ボランティア募集

明るく元気に楽しく活動している「みらいふる鎌倉(鎌倉市老人クラブ連合会)」が、活動を支援するスタッフを募集している。 年齢不問。できればパソコンの使える方。 活動状況はホームページで。
問い合わせ 杉本 090・5807・5030
joe2222@jcom.zaq.ne.jp



購入新図書のリスト抄

鎌倉市中央図書館(7月分)

鎌倉市中央図書館(25・2611)は7月に一般177冊、児童書59冊を収蔵した。一般的なものは下記の通り。 ▼「何歳からでも輝ける秘訣」藤原美智子著 主婦の友社▼「空海」安藤礼二著 講談社▼「日本をつくったのは誰か WAC BUNKO」小名木善行著 ワック ▼「一生に一度は見たい鉄道の絶景 TJ MOOK 宝島社▼「天皇制と現代日本社会」西尾映三著 Art & Books▼「93歳、あとは楽しげに生きる」樋口恵子著講談社▼「植物たちに心はあるのか」SB新書 田中修著 SBクリエイティブ▼「病院では教えてくれない!ほんのちょっとした事をするだけで『緑内障』の進行が止まった」嘉島康二著 こころとからだ社 ▼「日本の家と町並み詳説絵巻」エクスナレッジ▼「若者はLINEに『。』をつけない」講談社+α新書 高橋暁子著 講談社▼「最小限の材料でおいしく作る9のこつ」ウーウェン著 大和書房▼「輝く女性へのパスポート」滝村晃平著 合同フォレスト▼「あなたの話が『伝わらない』のは声のせい」墨屋那津子著 飛鳥新社▼「私の孤独な日曜日」月と文社編 月と文社▼「『おくのほそ道』を読む」ちくま文庫 長谷川櫂著 筑摩書房▼「認知症で安楽死を望む夫とスイスで最後の五日間」エイミー・ブルーム著 大和書房▼「ミーチャの恋・日射病」岩波文庫 ブーニン作 岩波書店


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田村 慶

新鎌倉料理⑯

「夏を納める一手間贅沢ご飯」
 夏野菜の炊き込みご飯

今夏の勢いから一息ついて、ふと自分を見つめ直す時期。新学期や新プロジェクトが始まる人も多いと思います。私も、机の上に積まれた料理本を手に取り、ページをめくるたびに新しい発見がありワクワクします。 そんな努力している皆様に満足して頂けるような名残の夏野菜を贅沢に使った炊き込みご飯を紹介します。
●材料(2合分)
▽茄子2本▽ミニトマト3個▽玉蜀黍1/2本
▽生姜1/2個▽獅子唐5本▽米2合
【ご飯出汁】▽和風出汁320㏄▽醤油30㏄▽酒30㏄▽味醂30㏄【炒め調味料】
▽醤油30㏄▽味醂30㏄
▽酒15㏄▽砂糖5㌘
●作り方
①ドライトマトを作る。(130℃に予熱したオーブンレンジで半分に切ったトマトを60分加熱する。)②米を研ぎ30分浸水させ、炊飯器に入れておく。③玉蜀黍を茹で、芯と実に分けておく。④生姜、トマトを千切りにし、玉蜀黍の芯と一緒に炊飯器に入る。⑤【ご飯出汁】を合わせて炊飯する。⑥茄子を角切り、獅子唐は種を取り1㎝に小口切りにして軽く素揚げする。⑦【炒め調味料】をフライパンに沸かして、⑥、玉蜀黍の実を炒める。⑧炊き上がったご飯からとうもろこしの芯を抜き、混ぜて上に⑦を上から盛り付け完成。
(創作和料理近藤 副料理長)


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み る

▼国宝 鶴岡八幡宮古神宝
9月6日~10月13日鎌倉国宝館。9月15日の鶴岡八幡宮例大祭に合わせて国宝・古神宝を公開。明治時代以前の同宮ゆかりの宝物も展示。7百円。
22・0753
▼《朝涼》ができるまで︱清方芸術の前半生
10月19日まで鏑木清方記念美術館。現実の風景と実在の人物を写実的に構成した《朝涼》の表現方法にいたるまでの道のりを、大正期の作品を中心に紹介。3百円。
23・6405
▼鎌倉・川喜多邸を訪れた映画人
11月24日まで川喜多映画記念館。開館15周年記念。川喜多夫妻の映画界の貢献を振り返り、田中絹代、アランドロンなど川喜多邸を訪れた映画人との交流を紹介。3百円、鎌倉市民無料。
【関連上映】「突然炎のごとく」9月9・10・12・14日/「終電車」9・11・13・14日/「新しき土」23・25・27日。/「東洋平和の道」23・26・27日/「萬世流芳」24・25日。千3百円。【萬世流芳トークイベント】「川喜多長政 仕事と人」28日12時半。千9百円。【ジャパニーズ・ゴースト・ストーリーズ】ゴーストファンタジーとホームドラマの日本映画。「異人たちとの夏」2・3・5・6日/「東京上空いらっしゃいませ」2・4・6・7日/「岸辺の旅」3~5・7日。千3百円。
23・2500
▼蟬丸の香炉と板絵展
9月13~28日まで北鎌倉ギャラリー月。香炉と板絵を中心に、パリから13年振りに戻ってきた青蜩丸桜板絵と蟬丸猫も登場。絵付けワークショップ随時開催。
22・2913
▼第9回 稲穂展
9月25~28日鎌倉生涯学習センター。早稲田大学卒業生の団体「鎌倉稲門会」美術同好会の絵画・写真・書・陶芸・立体。
樽味方32・1544
▼「レオニー」上映とお話の夕べ
9月28日17時半、鎌倉生涯学習センター。17時半 松井久子監督トークイベント、18時10分 上映。2千円。
鎌倉日仏協会25・5784


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©Andrej Grilc

き く

▼東アジア文化都市事業 「ひびきのちがいを感じてみよう!」
9月5日18時、鎌倉芸術館。日本の楽器 三味線・箏・小鼓、中国の楽器 二胡、韓国の楽器 チャンゴなどの演奏。無料。
鎌倉市芸術文化振興財団30・9259
▼クリストフ・トラックスラーピアノリサイタル
9月23日15時、鎌倉芸術館。ベートーヴェン ピアノソナタ「テンペスト」リスト 「ダンテを読んで」ほか。S席3500円、A席2500円。
鎌倉芸術館チケットセンター0120・1192・40、チケットぴあ、ローチケ、Eプラス扱。
▼第54回 鎌倉郷土芸能大会「祭ばやし大会」
9月14日11時、鶴岡八幡宮。鎌倉市内の祭ばやし保存会の笛や太鼓の演奏。無料。主催は鎌倉市郷土芸能保存協会。
鎌倉市教委61・3857
▼三松先生の医療の話と音楽のひととき
9月28日14時半、カトリック雪ノ下教会。地域食堂ゆきのしたチャリティーコンサート。鎌倉病院三松興道院長の医療講演「腰の病気の対処法」と鎌倉メディカルアンサンブルのコンサート。
無料。要予約。090・4759・8711
▼第34回リコーダーアンサンブルの集い
10月11日13時、鎌倉生涯学習センター。アンサンブル「夢」、マリス・ステラなど10グループの演奏。無料。鎌倉リコーダーコンソート主催。
加藤方23・2818



さんか

▼漁協の朝市
▽腰越 9月4・18日10時~売切れ次第終了。腰越漁協事務所前。
32・4743
▼うみべのFARMERS MARKET
9月6・7日鵠沼海浜公園。地元の農家さんの直売、フードトラックなどが出店する地域密着型のマーケット。入場無料。同実行委。
▼江の島バリサンセット
9月6・7日11~19時、江の島サムエル・コッキング苑。インドネシアの踊りを一緒に踊って体感、バリ舞踊・ガムラン生演奏などのステージ、ショッピングエリア、インドネシア料理など。入苑料無料。同実行委。
▼ふらっとカフェ鎌倉
誰でも参加できる地域食堂。▽おてら食堂(安国論寺)9月7日12時半。▽二階堂デイサービスセンター19日17時半。▽ソンベカフェ24日16時半。各大人5百円、中学生以下無料。要予約。
渡邉方090・5199・1654
flatcafekamakura@gmail.com
▼鎌倉ガイド協会
▽地底の密教伽藍・田谷の洞窟を訪ねる9月12・16日9時、大船駅南改札・大船観音側歩行者デッキ集合。約3㎞。8百円。
▽講座「鎌倉幕府が恐れた怨霊たち」と鎮魂の寺社を訪ねる24・30日8時半、鎌倉駅西口広場前集合。約2・5㎞。8百円。▽小泉八雲が見た「明治の鎌倉」 の早大名誉教授・池田雅之さん講演と建長寺の拝観 19日9時、建長寺総門前集合。約1㎞。8百円。
24・6548
▼鎌倉風致保存会
▽みどりのボランティア9月13日御谷山林。27日大仏切通。各9時20分現地集合。▽お話サロン6日14時半大路ビル3階。▽海岸清掃20日10時、材木座海岸。
23・6621
▼鎌倉ユネスコ協会
▽バザー9月14日10~13時、同会深沢倉庫(深沢中学へ上る手前の信号右折の長屋)。※献品受付 衣類・雑貨・支援用食糧品。
080・6602・9498
▽書きそんじハガキでアジア寺子屋支援未使用切手・プリペイドカードなども。鎌倉市関谷387―13鎌倉ユネスコ協会・小倉宛。
▼大船フラワーセンター
▽敬老の日プレゼント9月15日9時~「おじいちゃん・おばあちゃんにお花をプレゼントしよう」先着百人。▽ヒョウタン展6~28日。▽園長さんぽ14日10時。無料。▽フラワーコンサート7・21日11・14時。▽こけ玉盆栽づくり
10月4日10・13時半。2千円。申込~19日。▽デジカメ教室10月13日9時半・13時半。千円。申込~26日。▽色鉛筆植物画教室10月18日10・13時半。2千円。申込~26日入園料4百円。
46・2188
▼北鎌倉・台峯の緑をともに
▽山の手入れ9月20日10時、山ノ内配水池脇
▽山歩き21日9時、山ノ内公会堂。
北鎌倉台峯緑の会。090・6502・2470
▼逗子の市(雨天中止)
亀岡八幡宮境内。
▽フリーマーケット9月26日8時~14時半。雑貨・衣類・手造り品など約20店。▽骨董市27日7時半~14時半。※フリマ・骨董市出店者募集中。
片岡方090 ・5442 ・3778
▼第50回藤沢市民まつり
9月27・28日藤沢駅周辺など。(遠藤・御所見、遊行寺エリアは27日のみ)。パレードやステージ、フリーマーケット、屋台など。
実行委070・2299・6518



まなぶ

▼書道講座
9月3・17日・10月1日・11月22日14時、鎌倉生涯学習センター。楷書・行書・草書の技法を学ぶ。できるだけ4回に参加していただく。2千円。要申込。
日本総合書芸院23・2100
▼かまくらシニア健康大学公開講座「認知症にやさしい地域社会をめざして~心地よい場所・人とつながる」
9月11日13時、鎌倉生涯学習センター。久里浜医療センター・小林久美枝さんの講演「若年性認知症の相談支援を通して」と認知症当事者 かながわオレンジ大使・松浦謙一さんの講演。オンライン配信も。要申込。
鎌倉市市民健康課61・3976
▼松坡文庫研究会 第11回講演会「唐津の松坡・田辺新之助」 10月12日14時、鎌倉市中央図書館。松坡が唐津に帰省した折の名勝を辿り、少年時代の修学の様子と面影を偲ぶ。講師の片山健介・袴田潤一両氏が唐津での調査成果の一部を発表。申込は2日からメールか電話で。
市中央図書館25・2611
▼第31回 鎌倉同人会講座「海を渡った鎌倉のユリ」
9月27日13時、鎌倉生涯学習センター。郷土史研究家・入江麻理子さんが明治・大正期のユリ球根の栽培と輸出から鎌倉(玉縄)の歴史を解説。千円、会員5百円。
同会61・1930



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埼玉成恵会病院の第10回チャリティー演奏会の販売風景(7月)=写真中央が名知さん

NPO法人ミャンマー
 ファミリークリニックと菜園の会 MFCG(60)

横浜でマルシェ初参加と講演会
  代表理事 名知仁子

こんにちは。いつも応援いただき、感謝しています。今回、当会は11月30日、横浜の横浜平和プラザホテルで初めてマルシェに参加させていただき、講演会を行いまず。 マルシェでは美味しいミャンマー産の有機栽培のコーヒーを販売します。 講演は私、名知仁子が「ミャンマーを決してあきらめない~横浜で“みんなでつなぐ・つながる”の題で、お話させていただきます。 ミャンマーは毎日、現状が激変し物価高も含め、人々の生活がますます厳しい状況になっています。徴兵制も継続され、人々の気持ちに余裕がなくなり、希望や夢が持てなくなっていくなか、我々は活動を続けています。 現在、我々が計画しているのは、①農場運営のための農業専門家2人の雇用②手洗い・歯磨き指導のための歯ブラシ・石鹸の購入③ミャンマー大地震で破損した船の修理です。船が使えるようになれば、住民が病院へ船で行ったり、魚を捕ったりすることができるようになり、自立できます。 マルシェの売上は参加費用を除き、全て現地の活動費に当てさせていただきます。 どうぞ御友人をお誘い合わせの上、お出かけください。皆さんと会場でお会いして、ミャンマーのことをいろいろとお話できればうれしいです。私以外に、MFCGボランティアパートナーと呼ぶ、日本で日ごろから当会の活動を支えてくださるボランティアさんたちが生き生きと楽しそうに運営している姿が見られると思います。お気軽にお声がけください。 残念ながら今回は予定が合わない方などは、このようなご縁を繋いでくださり、どこかで講演などできる機会を提供していただいたり、さらに、「募金箱を会社に設置してもよいよ」などのお声かけをいただいたり、事務局までお願いできれば幸いです。MFCGサポーター一同お待ちしています。
事務局 東京荒川区東尾久8―41―23
FAX 03・6807・7499
myanmarfcg.info@gmail.com
http://mfcg.or.jp/
https://www.facebook.com/mfcg.or.jp

【この記事は清興建設提供】


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戦争の体験を話す103歳の三田村さん

子どもたちへ伝えたい「ずし平和デー」

103歳の戦争の体験談や被爆者の話も

今年で14回目の「ずし平和デー」が8月に開催され、7日の逗子文化プラザホールでのオープニング企画「つなごう平和のバトン」では、終戦から80年の特別企画として元特攻隊整備兵で法勝寺前住職の三田村鳳治さん(103)が登壇した。 「もう帰って来られないだろう」と覚悟した雨の神宮外苑での学徒出陣。宮崎県の都城西飛行場、鹿児島県の知覧飛行場などで戦闘機の整備兵として帰らぬ戦友を見送った苦悩の日々…。三田村さんは「当時は何も話せない軍国主義。しかし今は何でも話せる。皆で戦争はダメだと言ってもらいたい」と訴えた。 戦後、境内に設立した幼稚園(現かぐのみ幼稚園)では今も平和教育が受け継がれている。壇上で桐ケ谷覚逗子市長も「生の声で当時を知ることはなかなかできない。辛い思い出を振り絞るように話して下さった」と声を詰まらせた。 今年は会場の半数を子どもたちが占め、初参加の逗子葉山高校合唱部が、昨年市民から集めた平和へのメッセージを織り込んだ曲を熱唱。久木小の児童たちも「翼をください」などを歌った。池子の軍用地として移住を余儀なくされた柏原村の実話を元にした紙芝居や、アニメ映画「ながさきの子うま」も上映した。 締めくくりは神奈川県原爆被災者の会副会長で葉山支部会長の福島富子さん(80)が「和 Perce」と刺繡された帯の着物姿で登壇。生後7カ月の時に長崎で被爆し、当時の記憶がないことに悩みながらも、被爆者の体験や人生を語り継ぐ「交流証言者」の活動に辿り着くまでの半生を語った。所属する日本原水爆被害者団体協議会(被団協)が昨年ノーベル平和賞を受賞した現地ノルウェーでの国際交流の様子も伝えられた。 実行委は「平和への歩みをひとつ作ることができた」と手ごたえを得ていた。(K)


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災害対策本部室で松尾市長と

突然の避難警報

任務につく市長ら

ロシア・カムチャツカ半島沖で起きた地震による津波警報が発表された7月30日、鎌倉市役所では「こどもみらいミーティング@市役所」の催しが開かれていた。市内の国公立小4年生から6年生まで12人の児童とその保護者が参加していて、松尾崇鎌倉市長と市役所の屋上からまちを眺めたあと、市長室で市長のイスに腰掛けて記念撮影。保護者のケイタイの警報がけたたましく鳴ったのは、午前9時40分ごろ、災害対策本部室で災害時に会議を行う場所や、警報を発令する部屋を見学している最中。市長は災害対策の任務につくためイベントは中止され、解散した。 西鎌倉小学校6年生の石井椋晴くんは「市長から市役所のことを聞けたし、市長さんのイスに座れてよかった」と話し、母の久枝さんは「市長が非常時に取り組む姿を目の当たりにして、仕事の重大さを実感した」と話していた。 その後、議場はじめ、市役所全体が帰宅困難者一時滞在場所となり、避難してきた人が各フロアに用意されたイスに腰掛けて不安げにケイタイを見ながら津波警報の解除を待った。


鎌倉朝日新聞社

建物保存求める声

旧前田邸の見学会

鎌倉文学館改修にともない、解体が予定されている敷地内の洋館(旧前田邸)の見学を含めた同文学館改修計画の説明会が8月3日開かれ、午前・午後で約350人が訪れた=写真。 加賀前田家17代当主・利建さんによって1971年に建設された鉄筋コンクリート造り2階建の建物で、延床面積264㎡。鎌倉市は2010年に18代当主利祐さんから土地と建物の寄付を受けた。市は活用を検討したが、建物の一部が土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)に指定されていること、耐震性や建物内の段差などの点から総合的に判断し、解体の方針を決めた。 見学を終えた人たちは「15年間放置して荒れ放題、建物がかわいそう」「歴史ある建物を次の世代に残してほしい」と市職員を囲んで訴えた。 改修工事は今年度中に業者を選定して、来年度着工する。市文化課の職員は「解体前提にどういったものを残すか考えていく」と話している。


鎌倉朝日新聞社

東北被災者を鎌倉に

未来・連福

「未来・連福プロジェクト」(齊藤美代子代表)主催の第12回「福島の皆さんを鎌倉にご招待・建長寺で会いましょう!」が8月上旬2泊3日で行われ、福島県双葉町から41人が参加した。 同会は、2012年発足。2013年から募金活動や演奏会などで集めた資金で東日本大震災の被災者を鎌倉に招待していて今年で12回目。 一行は滞在中、鶴岡八幡宮、建長寺半蔵坊、鎌倉大仏を見学し、円覚寺では管長の講話を聴いた。 夕方から建長寺龍王殿で交流会が行われ、2日目は、双葉町の副町長が、「福島第一原発の原発事故の後、全域で避難指示が出されていたが、3年前に町の一部で避難指示が解除され、今は、帰還した住民や移住した人など192人が暮らしている。8月には被災後、町内で営業する初めてのスーパーが開店した」と現況を語った。 鎌倉側から合奏やフラなどが披露され、深沢中学校陸上部が「ゴーゴーレッツゴーふくしま!」と元気よくエールを送った。双葉町側は元中学校教諭の石井満征さん(88)が指揮をしてコーラスを行った=写真。 この催しは寺社の協力に加えて、見学の随行、食事の支度や生活の世話、健康管理、記録、歓迎会など小学生から高齢者まで当初から毎回200人近いボランティアが協力していて、役員の多くは80代。斉藤代表は「つらいこともあるというが気持ちを入れ替えて元気になってくれた。うれしい」と話していた。


鎌倉朝日新聞社

鎌倉インテル感謝祭

約1700人

鎌倉インターナショナルFC(鎌倉インテル)は8月11日、ゴールドクレストスタジアム鎌倉(クレスタ・鎌倉市台)で感謝祭を開催し、地元住民ら約1700人が来場した。 この催しは、同サッカークラブの本拠地・ゴールドクレストスタジアム鎌倉が主催、鎌倉インテルの協力で実施された。ガラポンや輪投げなどの縁日ブース・鶏のから揚げや鉄板焼きなどの飲食ブースに長い列ができた。鎌倉インテルチアダンススクールの少女たちの明るく元気なパフォーマンスと、徳洲会かまくら体操クラブの小学生のマット演技も好評だった。 同イベント運営委員は 「チームやスタジアムのことを知ってもらって、地域に愛される存在に価値を高めていきたい」と話している。


鎌倉朝日新聞社

障害の有無越えて

「エコール・ド・カマクラ」

「エコール・ド・カマクラ サマーエキシビション」と題した絵画展が7月10日から8月11日まで、鎌倉の佐助カフェ(鎌倉市佐助)と道ギャラリー(鎌倉・若宮大路)で開かれ、話題を呼んだ。 佐助カフェの島崎亮平さんと道工房の岩立実勇さんが障害の有無、国籍、年齢、アート歴を問わず、真の創造的な欲求から生み出されたアート作品を展示し、来場者には公平で偏見のない視点からアートの世界に触れて鑑賞してもらい、作家と来場者の交流の場を作ろうと1年程前から構想をあたため、実施した。 障害福祉サービス事業所・道工房と横浜の軽度知的障がい者施設「絵画の広場」や、佐助ギャラリーの利用者など約100点の出展があり、関出東京芸大名誉教授らが審査し、10点が受賞。審査員は「力作が集まった。新しい自分をみつけるきっかけにもなるので頑張って制作をつづけていってほしい」とエールを送った。受賞作はフレーム切手になって販売予定。 これら作品は、「エコール・ド・カマクラGINZAエキシビション」として9月16日~20日東京・銀座のWABI Galleryで展示される。観覧無料。


鎌倉朝日新聞社

スケッチ日和(91)

「梅田川」 黒川 明

大船には砂押川と梅田川が流れていて、どちらも柏尾川に注いでいる。砂押川には桜並木があり、河畔は散歩道だ。 対して梅田川はビルや家々の間を縫って流れ、暗渠となっている場所も結構ある。そんな梅田川だが、いや、だからこそどっこい生きているぞと主張してくる強さがある。昔はどぶ川であったろうが、水質はよくなっているようだ。その証拠に鴨が遊んでいる。 忘れられたような風景にも清流がある、それが鎌倉だ。
水彩 46×61㎝



終の棲み家を考える(136)

点検商法に気を付けて

「ピンポーン」。呼び鈴が鳴り、玄関のインターホンで、「近所で工事をしている者ですが」と男の声。何事かとドアを開けてみると、作業服を着た職人風の男が二人。「近所で屋根工事をしていたら、お宅の家の屋根がめくれているのが見えました。修理が必要かもしれません」と言ってきた。 「料金はいらないので見てあげます」と屋根に上り、降りてくると小さなスレートのかけらを見せて、「こんな風に割れて、ひびが入っているので、このままにしておくと大変なことになりますよ」と言われた。 これは典型的な点検商法の手口です。素人は簡単に屋根の上には上がれないので、それをいいことに何も問題のない屋根を割れているとか、ひびが入っているとか言って、家の人に心配させ、半ば強引に屋根の吹き替え工事の契約を結びます。 一軒家を造るには多くの専門業者が関わり、その専門業者を取りまとめる立場の業者が必要で、それが工務店・建設業者です。 屋根を直すにしても、外壁を綺麗にするにしても、一つの専門業者ではできないし資格も必要です。詐欺被害を受けないようにするには、その家を建てた業者に相談するのが一番ですが、疎遠の場合は近くの工務店か建設業者を決めておくことが大事です。
日向建設
鎌倉市大船1―15―3
0467・47・5454
http://www.hyuuga.co.jp/



鎌倉年中行事

9月

▼十二所神社例祭 7日10時式典。
▼森戸大明神大祭(葉山)7日16時宵宮祭、17時護摩焚き上げ神事。8日11時例大祭、12時半神楽。
▼銭洗弁財天宇賀福神社例大祭 9日10時神事、11時神楽・狂言奉納。
▼龍ノ口法難会 11・12日龍口寺。夜店。11日14時法要、19時万灯練行列。12日17時45分・23時45分法要・難除けぼたもちまき、19時万灯練り行列。
▼ぼたもち供養 11・12日。常栄寺。
▼甘縄神明神社例祭 14日10時式典、12時神幸祭。
▼鶴岡八幡宮例大祭 14日18時宵宮祭。15日10時例大祭、13時神幸祭。16日13時流鏑馬神事、17時鈴虫放生祭。
▼遊行寺の法要 14日13時半すすき念仏会、14・15日秋季開山忌。
▼御霊神社例大祭(坂ノ下) 17日宵宮祭、18日例祭、13時神楽、14時半面掛行列。
▼松葉ヶ谷法難会 27日14時、安国論寺。
▼人形供養 10月5日本覚寺。9月中受付。


プロムナード

静かな鎌倉の街に7月30日早朝、突然スマートフォンの警報音が鳴り響いたことを覚えていますか▼ロシア極東・カムチャツカ半島沖で発生した巨大地震による「津波アラート」でした▼鎌倉も海辺ゆえ、公共交通機関は長時間運転見合わせになり、日本人観光客だけでなく外国人観光客も避難する姿が見られました▼しかし、外国語のアナウンスは充分とは言えず、一部で混乱もあったようです▼知人の子どもたちも海岸でサッカーをしており、急いで保護者が迎えに行くなどの対応がありました▼幸い津波被害はないようで胸をなでおろしました▼観光地としての魅力と災害時の対応力、その両立の必要性を強く意識させられた朝でした。(N)


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