親善試合やホームステイ楽しむ
米国バージニア州ウィリアムズバーグの少年野球リーグの選抜チームが、8月5日に来日し、 鎌倉市の学童チームとの親善試合などを楽しんだ。10日間を日本で過ごし、帰るころには鎌倉の子供たちとも仲良くなって、交流の成果をあげた。 米国から日本に野球が伝わって一昨年で150年。その機会に、ウィリアムズバーグにあるウィリアム&メアリー大学で進められた日米野球外交史研究のプロジェクトが、今回の訪日の発端だった。 プロジェクトのリーダーの一人、北村洋准教授(53)が鎌倉市の七里ガ浜小学校出身だったことから、学童同士の試合ができないか母校の関係者に相談。そこから鎌倉市学童野球連盟に話が伝わり、連盟全体で対応することになった。 「連盟の70周年記念事業として取り組み、鎌倉市にも協力を要請した。ユニフォームなどは市が提供してくれた」と、藤田俊之・連盟副理事長は話す。 来鎌したのは、11歳から13歳までの選手13人と、家族や大学関係者ら計40余人。5日に到着し、葉山町の湘南国際村センターに宿泊した。 6日には市が主催した歓迎会があった。7日は鎌倉市内を観光。8日には、鎌倉の学童チームも含めた約30人で東京の米国大使館を訪問し、エマニュエル大使とも面会して記念写真を撮った。夜は東京ドームで巨人‐広島戦を観戦した。 親善試合は10・11日の午前中、笛田公園野球場であった。学童野球連盟では、所属の17チームから6年生40人を選抜し、2チームに分けて6回制の2試合を戦った。10日の試合は、途中まで鎌倉側がリードしたものの逆転され、米側が7‐1の勝利。11日は、米側が5回裏に集中打を見せて5点を入れると、鎌倉側も6回表に3点を返す好試合。9‐5で米側が勝った。 ウィリアムズバーグのエイミイ・レインズ・ヘッドコーチは「両チームとも全力で戦った。鎌倉は街もビーチもすべてがすばらしい」と話した。 両日とも午後は、遠投やベースランニングの競争、フリスビーを使った競技やドッジボールなどを一緒に楽しんだ。ウィリアムズバーグの選手は、2泊3日のホームステイも体験した。 ウィリアムズバーグのケイド・フリーマン主将(13)は「ホームステイはいい経験だった。日本人の友だちもできたし、小町通でイチゴのお菓子を買ったのはいい思い出」と話す。一方、鎌倉側の主将で関谷小6年の瀬良海成君(12)は「米国の選手は体がすごい。大リーグの選手の話などをした」と言う。 ウィリアムズバーグは、米国が独立する前のバージニア植民地時代に、首都だったこともある歴史のある町だ。 プロジェクトの共同リーダー、マーカス・ホームズ教授は「鎌倉の方が街の規模は大きいが、どちらも歴史のある建物が多い。人々はみんな礼儀正しく親切だ。国や文化の違いはあっても、こうした人々の交流があれば問題はない。でも、どちらも暑いね」と話していた。 閉会式で鎌倉市学童野球連盟の石田創会長は「機会があればまたどこかで試合ができるかもしれない。それまで頑張って練習して、野球を続けてください」と締めくくった。
日本青年会議所神奈川ブロック大会
鎌倉JCが60周年記念で
今年3回目の大船夜市が9月7日11~21時、芸術館通りで開催される。主催の同夜市実行委員会に、鎌倉青年会議所(鎌倉JC・森山桂多理事長、会員35人)が設立60周年記念事業として共催。
「遊」「食」「楽」「交」で構成され、「遊」のワークショップコーナーでは、鎌倉FMの子供DJ体験やバスケットボール体験など。縁日コーナーはヨーヨー・スーパーボールすくいなど。
「食」は、大船の飲食店の地元屋台グルメや大船渡市の蒸しカキ、ほたて焼き、などの海鮮グルメ。
「楽」は、買い物やステージで10数団体がパフォーマンスを披露。「交」は大船渡市や北陸地方の支援と交流の場として出店や物産展を。
大船に賑わいをつくり、交流を生み、繋がりを広げて盛り上げる。
日本青年会議所関東地区神奈川ブロック協議会主催の第52回神奈川ブロック大会鎌倉大会がこの日、鎌倉芸術館で開催される。鎌倉での開催は15年ぶりで、一般の参加もできる。
大会は〝STARTINGNew Values(新たな価値の祭典)〟と題して3つのフォーラムで構成される。
10時、「AIとこれからの組織」、11時半、元東京ディズニーランドゼネラルサービス部長安孫子薫さんらの「かながわに泊まろう!~地域で支え合う新しい観光」、13時20分、ピン芸人「みほとけ」らが鎌倉の夜の魅力を語る。
無料。申込不要。先着200人に大船夜市の商品券をプレゼント。
問い合わせ実行委・深堀さん070・2808・45
御霊神社のタブノキ
鎌倉市坂ノ下の御霊神社の鳥居脇にあるご神木のタブノキ(椨の木)は樹齢400年と言われ、鎌倉市の天然記念物に指定され、かながわ名木100選にもなっている。 クスノキ科の常緑の大高木で、高さ約20m、直径約2m。側枝が主軸より勢いよく生長する仮軸分枝を繰り返すのがこの木の特徴とあって、側枝が横向きに太く伸びている。 樹皮は灰褐色でゴツゴツしている。葉は長楕円形で長さは6~15㎝、幅3~5㎝、厚い革質では光沢があり、クスノキの葉に似ているが、たて長で、クスノキのように3本の葉脈でなく、黄色い主脈1本が目立つ。 鎌倉権五郎景政を祀り、「権五郎神社」の名前で親しまれている同神社は、鳥居のすぐ前を江ノ電が走り抜けるので、特にアジサイの季節は多くの撮り鉄、観光客で賑わう。 鎌倉七福神のひとつに数えられ、毎年9月18日に行われる無形民俗文化財の「面掛行列」では、翁や阿亀、福禄寿などのお面をかけた行列が練り歩き、五穀豊穣や安産を祈願する。 まだ蝉時雨がやまない8月下旬、幾本もの大木が境内に木陰をつくり、海からの風が涼やかに通り抜けていった。
文 小林千穂
写真 松原省吾
森山 桂多(もりやま けいた) さん
大船に神奈川県の注目を集めたい。今月7日、15年ぶりに鎌倉市で開く日本青年会議所神奈川ブロック大会と同時に、大船夜市が開かれる。その準備も大詰め。今年60周年を祝った鎌倉青年会議所(鎌倉JC)の60代目の理事長である。
20歳から入会でき40歳で引退するJC。すべての役職は1年交替だ。2019年に入会し、21年から副委員長、委員長、副理事長と順に務め、38歳の今年は仕上げの年だ。
大船夜市は、街の人たちでつくる実行委員会と鎌倉JCの共催。コロナ禍による中断をはさんで今年で3回目だ。昨年は11月に開いたのを、ブロック大会と同じ日にした。ブロック大会は神奈川県内21のJCからの参加者だけで1千人、その他一般の参加者が1千~2千人が来ると期待している。昨年、数万人を集めた夜市をさらに盛り上げたい。
芸術館通りの会場を昨年より少し広げ、飲食だけでなく物販やいろんな活動の紹介にも使ってもらう。メインステージで歌やダンスを披露するのは昨年通りだが、大道芸人やチンドン屋も顔を見せる。
ブロック大会は、7日10時から14時半まで鎌倉芸術館で。街の課題への取り組みを発信する場と考えている。ITを活用した新しい観光のあり方や、生成AIを使った企業運営などをテーマにした講演がある。鎌倉出身の仏像大好き芸人みほとけも出演する。会員以外も無料で入場できる。
大船のそばの横浜市栄区で生まれ育った。大学でITを学び、父新吾さんが経営するソフトウエアシステム開発会社「プロシード」に、システムエンジニアとして入社した。大企業の社内システム開発を担当していたが、JCへの入会を機に地元でできる業務に切り替えてきた。いまは営業部長を務め、別に不動産会社なども営む。
「システム開発のお客さんは東京都内が多い。鎌倉で事業をするうえで地域の人とのつながりが欲しいと考え、JCに入った」と言う。
鎌倉JCの会員は現在35人。全国的に減少傾向だという。新規会員も増やしていきたい。
「政治に参加する人がいたり、異業種や街づくりで頑張っている人がいたり。JCでのいろんな人との出会いは、いい勉強になる」
若いころからクラブチームでサッカーに打ち込んできた。いまでも年に一度、会社の新人歓迎フットサルで活躍を見せる。大型のハーレーダビッドソンやヤマハのバイクを持ち、仲間からは「走りに行こう」と誘われるが、これも当面自宅で眺めるだけ。8歳を頭に1男2女の子供たちとのバーベキューがいまの楽しみだ。
(文・写真 真田正明)
「大仏様と愛の顕彰碑」
10月5日大仏殿で
10月5日14時、鎌倉大仏高徳院客殿。
高徳院境内にあるスリランカの第2代大統領J・R・ジャヤワルダナ氏の顕彰碑の建立意義を、同寺前住職夫人・佐藤美智子さんが自身の戦争体験を交えながら話す。講演後、顕彰碑の見学も。
千円(会員500円)。
申込は13日から鎌倉同人会事務局61・1930
info@ginsuzu.com
オープニングイベント
第68回鎌倉市民文化祭が9月28日~12月22日まで行われる。
オープニングは9月7日12時半、鎌倉生涯学習センターで三味線やフルートの演奏、「みさよバッグ」作り&折り紙など。
第76回鎌倉市展は、9月28日~10月2日鎌倉芸術館での美術・写真合同展を皮切りに、書道展や鎌倉彫展など。10月からステージ公演が始まる。
事務局 鎌倉市共生共創部文化課23・3000
鎌倉とはこれまであまり縁がなかった詩人・茨木のり子の朗読会が9月21日15時、鎌倉生涯学習センターで開かれる。主催は朗読と文学の会@鎌倉実行委員会で、鎌倉共生の会と松戸朗読と文学の会、洸楓座(佐藤建吉代表)が企画。朗読会は2019年を皮切りに今回で12回目。
第一部は、鎌倉ペンクラブ顧問の土谷精作さんの特別講演「小泉八雲と教え子たち」。第二部は、朗読家・松島邦さん、元フジTVアナウンサー・山川建夫さんが茨木のり子の詩情を掘り下げる。
第三部は、音楽とダンスで茨木のり子の世界を表現。弾き語りの引田香織さん、舞踏家の三浦一壮さんが特別出演。
茨木のり子の詩の世界は、鎌倉が起原とも言える禅の心に一致することが当日解明される。
3000円(冊子付)。
申込は佐藤さん090・268・5882
ksato@kofuza.org
「野菜たっぷり映え料理」
南瓜まるごとグラタン
9月に入り、真夏の気温からは少し落ち着きを取り戻した鎌倉。夏場はまだ終わらないかと思いますが、ヒグラシの鳴き声を聞き夏の終わりを感じると少し「名残惜しさ」も感じます。料理の世界では「走り」、「旬」、「名残」の3つ言葉で旬前後を表現します。 今回は「夏の名残野菜」も取り入れた料理を紹介します。
●材料(2人前)
▽ミニ南瓜2ケ▽トウモロコシ1本
▽ナス1本▽オクラ2本
▽じゃが芋1個▽玉ねぎ1個
▽ベーコン50g
▽牛乳300㏄
▽バター300g
▽小麦粉大さじ3杯
▽コンソメ大さじ1
▽とろけるチーズ適量
▽塩胡椒適量
●作り方
①南瓜を電子レンジ500Wで5分温める。②1/4程でカットし、中身をくり抜き種は捨てる。③ベーコン、全ての野菜を1㎝角に切る。④フライパンにバターを溶かし③を加熱する。⑤玉ねぎが透明になってきたら小麦粉も入れ混ぜる。⑥牛乳、コンソメを入れてトロミがしっかり付くまで混ぜ、塩胡椒で味を調える。⑦南瓜の皮の器に⑥を適量入れて、上にチーズ散らしてオーブン等でチーズに焦げ目がつけば完成。
(創作和料理近藤 副料理長)
▼第4回鎌倉グランブル管弦楽団公演
10月5日14時、鎌倉芸術館。松井慶太さんの指揮、東誠三さんのピアノによるオーケストラでベートーベンピアノ協奏曲「皇帝」ほか。B席2500円~。
同楽団24・5695
▼フランツ・リスト バースデーコンサート
10月22日14時、逗子文化プラザ。ピアニスト黒岩航紀さんが奏でるリストの世界。「ラ・カンパネラ」ほか。一般3000円、シニア2500円。
NPO湘南クラシックパラダイス24・5695
▼第10回かまくらの風クラシック音楽コンサート チェロ・アンサンブル
9月8日14時、鎌倉婦人子供会館。山本健太郎さん、鈴木海市さんのピアソラ「オブリヴィオン」ほか。
鎌倉婦人子供会館22・0507
▼地域食堂 ゆきのしたチャリティーコンサート
9月29日14時半、カトリック雪ノ下教会。鎌倉病院三松院長の骨と関節の話と鎌倉メディカルアンサンブルのコンサート。無料。
090・4759・8711
▼コレクション展「ゴヤ版画」
10月20日まで県立近代美術館 鎌倉別館。ゴヤが後半生に手がけた銅版画160点を前後期に分けて紹介。▽9月8日まで「気まぐれ」。▽9月10日~10月20日「戦争の惨禍」。250円。
22・5000
▼日本画ができるまで︱鏑木清方の制作風景
10月22日まで鏑木清方記念美術館。本画と下絵を合わせて紹介し創作過程をたどる。3百円。
23・6405
▼川喜多かしこと“映画の仲間”エキプ・ド・シネマの半世紀
9月29日まで川喜多映画記念館。世界の埋もれた名画を発掘・上映する運動からスタートしたエキプ・ド・シネマの足跡を回顧し名作を紹介。2百円、鎌倉市民無料。
【関連上映】「伽倻子のために」9月4・6・8日10時半、3・5日14時/「眠る男」3・5・7日10時半、4・6・8日14時/「大樹のうた」22日10時半、16・20・21日14時/「歩いて見た世界 ブルース・チャトウィンの足跡」16・20・21日10時半、18・19・22日14時/「奇跡」23・27日10時半・14時、25・26日14時/「ピロスマニ」28・29日10時半・14時。千円。【特別上映】「伽倻子のために」+小栗康平さんのトーク 7日13時半。1600円。
23・2500
▼柳原良平 ごきげんな船旅
9月3日~11月10日茅ヶ崎市美術館。ホノルル市・郡の姉妹都市友
好協定締結10周年を記念し、柳原流の海外旅行の楽しみ方を「船旅」にちなんだ作品で紹介。8百円。
0467・88・1177
▼「二代目集合 襲名絵師たちの物語」展
9月14日~11月4日藤澤浮世絵館。師匠の画風を継承した二代目浮世絵師の藤沢ゆかりの作品を中心に展示。▽はじめての篆刻体験 10月5日14時、同館。14日から申込。▽講演会「われら二代目!~浮世絵を支えた次世代の絵師たち」10月19日14時、明治公民館。21日から申込。
0466・33・0111
▼かながわへのまなざし
10月6日まで県立歴史博物館。西洋人の眼を通して記録された絵画や写真等を手がかりに「かながわ」の原風景や人々の暮らしぶりを紹介。9百円。
045・201・0926
▼鎌倉市教養センター
▽サークル作品展 9月17~23日。俳句・写真・絵画など。▽サークル舞台発表会 18日10~16時。コーラス・オカリナ・フラダンスなど。会場は鎌倉生涯学習センター。無料。
0467・32・1221
▼小島陽介 季節のうつわ展
9月30日まで小町通りのギャラリー一翆堂。
22・3769
▼北鎌倉ギャラリー月
▽川田茂個展︱粒子の河
9月7~16日。墨絵の屏風・掛軸など。
▽凄技!木口木版画Evolutions
21~29日。木口版画のグループ展。
22・2913
▼私の一押し展
9月5~24日若宮大路沿いの道ギャラリー。障害福祉サービス事業所道工房所属の作家自身が選んだ一押し作品。
23・8772
▼「生きる」大川小学校津波裁判を闘った人たち
9月8日逗子文化プラザ。上映と遺族・弁護士・映画監督のトーク。千円。
「生きる」大川小で起こったこと上映会実行委080・6573・5077
▼グリーンシネマかまくら
9月13・14・29・30日。「ポバティ・インク~あなたの寄付の不都合な真実」。1200円。要申込。
40・3389
▼第24回 鎌倉フォトクラブ・ベアーズ写真展
10月10~15日鎌倉芸術館。鎌倉物語2024と自由作品/講師作品。
同ベアーズ090・3407・3700
▼認知症との上手な付き合い方
9月19日13時半、鎌倉生涯学習センター。当事者の方や介護に関わる方の講演会。無料。
鎌倉市市民健康課61・3977
▼認知症と共に生きる
9月15日逗子文化プラザ市民交流センター。10~12時家族交流会、13時医師による講演。無料。要申込。
逗子市福祉部社会福祉課046・873・1111
▼半身麻痺でも伝えられる事がある!
9月29日13時半、逗子文化プラザ市民交流センター。パラリンピック閉会式出演「片腕のギタリスト輝彦」の勇気と復活の話。500円。要申込。
同センター046・872・3001
▼松坡文庫研究会 第9回「煙霞の痼疾 松坡先生の旅」
10月13日14時、鎌倉市中央図書館。田辺新之助の旅の足跡を辿り感じたこと、考えたことを語る。松坡文庫研究会主催。
申込は同館25・2611
▼あなたもなれる! プランナー講座
10月19日~3月29日の土曜14時、全9回、鎌倉生涯学習センター。好奇心をカタチにするための企画術を学ぶ。無料。25日までにHPから申込。
25・2030
▼逗子の市(雨天中止)
亀岡八幡宮境内。
▽フリーマーケット9月8・27日8時~14時半。雑貨・衣類・手造り品など約20店。▽骨董市28日7時半~14時半。
※フリマ・骨董市出店者募集中。
片岡方090・5442 ・3778
▼ふらっとカフェ鎌倉
誰でも参加できる地域食堂。▽おてら食堂(安国論寺)9月1日12時半。
▽二階堂デイサービスセンター20日17時半。▽ソンベカフェ25日16時半。各大人5百
円、中学生以下無料。要予約。
渡邉方090・5199・1654
flatcafekamakura@gmail.com
▼腰越漁協朝市
9月5・19日10時~腰越漁協事務所前。売切れ次第終了。
32・4743
▼鎌倉ユネスコ協会
▽バザー9月8日10~14時、同会深沢倉庫(深沢中学へ上る手前の信号右折の長屋)。※献品受付
衣類・着物・雑貨・支援用食糧品。44・9830
▽書きそんじハガキでアジア寺子屋支援未使用切手・プリペイドカードなども。鎌倉市関谷387―13鎌倉ユネスコ協会・小倉宛。
080・6602・9498
▼鎌倉風致保存会
▽みどりのボランティア9月21日御谷山林。28日大仏切通。各9時20分現地集合。▽家族で栗拾い7日。▽海岸清掃14日。▽お話サロン28日。
23・6621
▼鎌倉ガイド協会
▽九品寺、光明寺と山門昇楼9月3・10・13・17日9時鎌倉駅西口時計台広場集合。約2㎞。7百円。▽徳川将軍参詣の間で法話拝聴 大町妙法寺24・26・28・30日9時鎌倉駅西口時計台広場集合。約2・2㎞。7百円。▽葉山の里に鎌倉ゆかりの史跡を訪ねる5・11日9時、逗子駅東口改札外集合。約6㎞。7百円。▽休日の鎌倉散歩「北条最後の若君、時行伝説その1」~祇園山21日9時半鎌倉駅西口時計台広場集合。約3㎞。5百円。保護者同伴小中学生無料。
24・6548
▼大船フラワーセンター
▽フラワーコンサート 9月1日11・14時歌とフルートとピアノと、29日11・14時フィーチャリングコンサートvol.8。無料。▽園長さんぽ8日10時頃。▽「秋のこけ玉盆栽づくり」10月5日10時・13時半。2千円。申込20日まで。▽色鉛筆植物画教室10月12日10時・13時半。2千円。申込27日まで。▽デジカメ教室10月14日。千円。申込27日まで。入園料4百円。
46・2188
▼北鎌倉・台峯の緑をともに
▽山の手入れ9月14日10時、山ノ内配水池脇
▽山歩き15日9時、山ノ内公会堂。北鎌倉台峯緑の会。
090・6502・2470
▼江の島バリSUNSET2024
9月7・8日13~19時、江の島サムエル・コッキング苑。バリ舞踊やガムラン生演奏、インドネシア料理、バリ文化体験など。江の島バリSUNSET実行委主催。
江ノ島電鉄0466・25・3525
▼キッチンカーニバル
9月16日11~18時、亀岡八幡宮。キッチンカー大集合のイベント。ステージも。
逗子キッチンカー連絡協議会080・5452・5466
▼Zushi Beach Candle 2024 -Anniversary
9月21日逗子海岸。逗子市制70周年、葉山町制百周年など1万5千本のキャンドルで祝う。14時キャンドルアート作成、16時半点灯開始。ステージや飲食店の出店なども。逗子葉山青年会議所主催。
▼第49回 藤沢市民まつり
9月21・22日藤沢駅周辺、藤沢市民会館ほか、28日遊行寺周辺、藤沢宿交流館ほか。パレードやステージ、ブックマルシェ、フリーマーケット、屋台など。
実行委070・4713・1879
▼ずしはやま 未病フェス2024
9月22日10~16時、亀岡八幡宮。カラダのケアが実践できる場がいろいろ。ヨガ・ラジオ体操・歌謡サロン・ベリーダンスなど。キッチンカーやフードコーナーも。
実行委080・5053・3846
鎌倉市中央図書館(7月分)
鎌倉市中央図書館(25・2611)は7月に一般162冊、児童書77冊を収蔵した。一般的なものは下記の通り。 ▼「本当に頭のいい人が実践しているAI時代の読書術」藤井孝一著 ぱる出版▼「鎌倉時代の幕府と仏教」平雅行著 塙書房▼「好かれる人がやっている人を惹きつける習慣」井上裕之著 すばる舎▼「図説北条氏康」黒田基樹著 戎光祥出版▼「明治・大正・昭和銀座ハイカラ女性史」野口孝一著 平凡社 ▼「吉田類の愛する低山30」吉田類著 NHK出版▼「365日楽しい町、京都。」MAGAZINE HOUSE MOOK マガジンハウス▼「野生生物は「やさしさ」だけで守れるか?」岩波ジュニア新書 朝日新聞取材チーム著 岩波書店▼「1週間で勝手に血圧が下がっていく体になるすごい方法」加藤雅俊著 日本文芸社▼「小さな平屋に住む」別冊太陽 平凡社 ▼「疲れていても、おいしいものが食べたい!」若山曜子著 家の光協会▼「鎌倉のカフェヴィヴモンディモンシュの30年」カフェヴィヴ モンディモンシュ編 KADOKAWA▼「江ノ電 素顔の電車道」山口大助著 江ノ電沿線新聞社▼「『わからない』人のための現代アート入門」藤田令伊著 大和書房 ▼「30日de源氏物語」三宅香帆著 亜紀書房扶桑社▼「日本霊異記」河出文庫 古典新訳コレクション 景戒編 河出書房新社
ミャンマーの洪水避難民の支援を
代表理事 名知仁子
今、世界中で地震などの災害が発生しています。今回、我々はミャンマーの一部で起こっている洪水のことをお伝えし、現在も僧院に避難している村民たちへの生活必需品の支援をお願いしたいと思います。
当会の活動地のミャウンミャでは6時間しか電気がこないし、ネットも日常的には繋がりません。そして、市井の人々は物価高騰と同時にミャンマーチャット激安のあおりを受けています。それは地方に行けば行くほど生活を直撃し、村民の生活苦を招いています。
そんな中、7月末にエヤワディ管区のダムが壊れ洪水が発生しました。その影響で、近くの2村に住む住民(167世帯と97世帯)の人たちが僧院に避難せざるを得ない状況になっています。ダムの決壊で、船で逃げなくてはならないにも拘わらず、肝心の船がなく、いまだに高床式の壊れた家の中で危険にさらされながら暮らしている人もいると聞き、我々はすぐに僧院に連絡したところ、ほとんどの人が援助を得られない環境にいることを知りました。
今回我々は、会としてではなく、地元の人たちと共にボランティアチームを組みました。
そして、8月6日に第1陣の167世帯にNFI(Non-Food-Items)として各家庭に石鹸1バー(4個分)、歯ブラシ大人用2人分・子ども用3人分、行水用の桶1個、うがい用のコップ1個、懐中電灯1個、下痢予防と脱水予防のポカリの粉末3個、雨水を貯める大型コンテナ―1個、有志から集めた洋服を配布しました。物資を届けるための船を借りる費用など合計約40万円かかりました。
村長はじめ、全ての人が大変喜んでくださいました。ダムが決壊した時、着の身着のまま逃げてきたのでロンジー(巻スカート)1つしか持っていない避難民が大半だったため、懐中電灯と服は特に喜ばれました。
次回は8月の中頃、残りの97世帯分の支給(約13万円)を行う計画です。皆さんも一緒に支援していただけませんか。どうぞよろしくお願いいたします。
事務局 東京荒川区東尾久8―41―23
FAX 03・6807・7499
myanmarfcg.info@gmail.com
http://mfcg.or.jp/
https://www.facebook.com/mfcg.or.jp
【この記事は清興建設提供】
岡・杉野両選手に市民栄誉賞 鎌倉
パリ2024オリンピック体操競技に出場し、金メダルを獲得した徳州会体操クラブ所属の岡慎之助選手(20)と杉野正尭選手(25)が8月21日、鎌倉市役所を訪れ、鎌倉市から市民栄誉賞の表彰を受けた。 鎌倉市役所本庁舎の玄関で大勢の市民の出迎えを受けた両選手は明るい笑顔で応対し、庁議室で松尾崇鎌倉市長を表敬訪問した。 松尾市長は両者の健闘を称えると、岡選手は「歴史を刻んだと思っている。これからも鎌倉の力になれたらうれしい」、杉野選手は「最後まで力を発揮できた。鎌倉は海があって、癒しの時を過ごしている」と話した。米田功監督は「苦しい展開だったが最後まであきらめなかったことに、市民、国民が勇気づけられた」と振り返った。そのあと、本会議場で表彰式が行われ、両者に表彰状と記念品の鎌倉彫の目録が手渡された。 市民栄誉表彰は、市内在住で、学術、文化、芸術、スポーツなどの分野で功績の顕著な人に授与される。 岡選手は岡山県出身、鎌倉在住6年、杉野選手は三重県出身、鎌倉に4年住み、余暇には海沿いのドライブなどを楽しんでいる。
鎌倉・二階堂
買い物困難者などを支援する移動販売の取り組みが、鎌倉市二階堂で行われている=写真。 きっかけは、緑苑台地区の高齢者のサロンで、昔あった「ご用聞き」のことが話題にのぼり、「あったら便利」ということで、鎌倉市社会福祉協議会の呼びかけで2022年9月から始まった。野菜は横浜の真中青果、魚はサカナヤマルカマ(今泉台)、パンは鎌倉ベーカリー(腰越)の3者が各々車で店を開いている。 開催は、月2回、隔週木曜日の11時30分~12時、クロスハート二階堂駐車場(二階堂267︱67)、12時15分~12時45分、永福寺跡(亀ヶ渕橋そば)、13時~13時30分、鎌倉宮の3カ所。 今年4月から二階堂親和会が主催している。これまでの1日当たりの買い物客は3カ所合わせて約50人。 地区の民生委員らサポーター7人が協力しているほか、クロスハートでは近所の高齢の男性2人が買った品物を自宅に運ぶ助っ人も。 8月1日にクロスハートに買い物に訪れた80歳の女性は、トウモロコシ、スイカ、トマト、キビナゴの唐揚げ、カレーパンなどを買い込み、「新鮮な野菜やお魚、焼き立てパンが買えるので楽しみにしている」とニコニコ顔。自治会では「利用者を増やし、交流の場としても輪を広げていきたい」と話している。開催日の確認は掲示板で。
未来・連福プロジェクト
「未来・連福プロジェクト」(斉藤美代子代表)主催の第11回「福島の皆さんを鎌倉にご招待・建長寺で会いましょう!」が8月3~5日の2泊3日で行われ、福島県広野町から幼児から高齢者まで40人が参加した。 同会は、子どもたちの健やかな発育を願って、地域の母親たちが中心となって2012年5月に発足。2013年3月から募金活動や演奏会などで集めた資金で東日本大震災の被災者を鎌倉に招待している。 広野町は、大津波で壊滅的被害を受け、さらに福島第一原子力発電所の事故で町民が近隣市町村に避難していたが、復興が進み帰還して生活している人も増えた。 一行は滞在中、円覚寺、鎌倉大仏を参拝し、鶴岡八幡宮、円覚寺を見学し、建長寺半蔵坊などを散策。夜は宿泊先の建長寺で交流歓迎会が行われ、演奏会やフラダンスなどでもてなされた。参加者の送迎、鎌倉での誘導、食事の支度や生活の世話、見学の案内、健康管理、歓迎会など小学生から大人まで200人近いボランティアが協力しており、初回から調理を担当しているグループは80代に。 斉藤代表は「寺社の方々の心のこもったおもてなしもあり、皆さんの応援に感動した。福島と鎌倉がつながりはじめていることを実感した」とこの催しの継続の意欲を示している。
ぼんぼり祭
鎌倉市雪ノ下の鶴岡八幡宮で8月6日から9日、「ぼんぼり祭」が行われた。 1938年(昭和13)に始められ、今年で86回目。鎌倉ゆかりの文化人などから揮毫された書画が大・小約400基のぼんぼりに仕立てて境内に掲揚された。 辰年に因んだ龍の絵や、市内在住の養老孟司さん、角川栄子さんらの作品が並び、連日多くの人で賑わった。ぼんぼりに灯が灯されると幻想的な夜が醸し出された。
藤沢・遊行寺も
大規模災害により発生した帰宅困難者の一時滞在施設に北鎌倉駅や鎌倉駅などを抱える鎌倉市の円覚寺や鶴岡八幡宮など市内の6つの社寺が選ばれている。 また江ノ島駅がある藤沢市でも龍口寺が選ばれていたが、このほど藤沢駅近くの遊行寺も加わり、市内2つの社寺となった。 東日本大震災(2011年)が発生し、行政当局によると鎌倉市で約5000人、藤沢市でも約4300人の帰宅困難者が出たという。 一時滞在施設は災害時、公共交通機関が影響で動かなくなったりする際に、帰宅が可能になるまで一時的に困難者を受け入れる施設だ。 鎌倉市では東日本大震災をきっかけに、13年に円覚寺、鶴岡八幡宮、14年に建長寺、長谷寺、鎌倉宮、23年に安国論寺と、それぞれ協定を結んだ。ほかに鎌倉芸術館など3施設が指定されている。 藤沢市でも23年に龍口寺、今年6月には遊行寺と、それぞれ協定を結んだ。ほかに藤沢市民会館や藤沢カトリック教会など14施設が指定されている。 鎌倉市の総合防災課の末次健治課長は「観光客が非常に多い場所でもあるので、訪れる際に災害リスクを知って動いていただくのが重要だと思う。帰宅困難者一時滞在施設の場所も知っていただくだけでもだいぶ違うと思う」。藤沢市の危機管理課の担当者は「遊行寺は敷地も広大で知名度もあり、災害時、藤沢駅の帰宅困難者の受け入れに期待している」と話している。
「坂ノ下海岸」 黒川 明
由比ガ浜につながる坂ノ下海岸はサーファーにも愛されている。ここの夕景を描きたくて場所を選んでいると、スマホに夢中になっている少女がいた。主役にピッタリである。背景には少年たちの姿もある。写真に収めて、さらに良い場所とアングルを求めて歩き回った。雲も波も、風もない穏やかな日だ。戻るともう少女はいなくなっていた。傾いた陽の中に岬が暗さを増して行く。子供のように夕方は寂しい。必ず、明日は来るのに。
水彩 31×41㎝
防災対策
地震・水害・火災などいつ起きるかわからず、その大きさや範囲が予測できないものがほとんどです。それでもある程度の予想をして準備しておかなければなりません。行政も大きな災害が起きると法律でなるべく被害が大きくならない様に対策を立てています。
新築住宅は、建築確認と完了検査でチェックしていますが、古い住宅は検査がありません。行政は耐震診断を行い、その補強方法を示しています。地域によっては診断や工事に補助金を出しています。それが悪いわけではありませんが、自分の家は自分のもの、だから自分で直すのが基本です。
建て替えなくても現行の基準に近づけることができます。一度に全てをやろうと思うと大変な金額が掛かります。信頼のおける業者と優先順位を決めて少しずつ補強工事を進める事をお勧めします。金融機関と相談をして、住宅ローンを組む事もできます。趣のある昔ながらの住宅を末永く使っていく事で、日本の歴史や文化を後世に引き継いでいく事ができます。
合板・ベニヤ・ビニールクロス・樹脂で固めた家ではなく、日本古来の伝統工法の家を欧米並みに100年…200年と使っていけるといいと思います。貴方の家の近くにそんな相談ができる業者は必ずいます。
日向建設
鎌倉市大船1―15―3
0467・47・5454
http://www.hyuuga.co.jp/
9月
▼十二所神社例祭 8日10時式典。
▼森戸大明神大祭(葉山)7日16時宵宮祭、17時焚き上げ護摩神事。8日11時例大祭、14時神楽。
▼甘縄神明神社例祭8日12時神幸祭。14日10時式典。
▼龍ノ口法難会 11・12日龍口寺。夜店。12日18時法要・難除けぼたもちまき、19時万灯練り供養。
▼ぼたもち供養 11・12日。常栄寺。
▼鶴岡八幡宮例大祭14日18時宵宮祭。15日10時例大祭、13時神幸祭。16日13時流鏑馬神事、17時鈴虫放生祭。
▼銭洗弁財天宇賀福神社例大祭 14日10時神事、11時神楽・狂言奉納。
▼遊行寺の法要 14日13時半すすき念仏会、14・15日秋季開山忌。
▼御霊神社例大祭 17日宵宮祭、18日例祭、13時神楽、14時半面掛行列。
▼松葉ヶ谷法難会 27日14時、安国論寺。
▼人形供養 10月6日本覚寺。9月中受付。
2019年以来5年ぶりの開催となった第76回鎌倉花火大会▼夕方から場所を確保して待っていると、薄暗くなるにつれて段々と人も増えていきました▼敷物も目一杯に敷かれて、京都の「碁盤の目」のように靴1足分だけのスペースを空けた通路がかろうじて確保されている状態になりました▼そこに外国人のカップルがやってきて、人が不在のシートを少しずつ移動して通路を塞ぎ、自分たちの場所を確保して観賞し始めました▼通路がなくなり、自席に戻るのにも大変な状態でしたが、これを私も含めて咎める人もおらず、ただただ呆気にとられていました▼言わないと伝わらないことは重々承知していますが、日本人の暗黙のマナーの行末を考えてしまいました。(N)